SSブログ

《焼酎》164.久耀 貯蔵熟成 かめ壺仕込み 25度 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

20999.JPG
種子島酒造株式会社
鹿児島県西之表市西之表13589番地3

本格焼酎
原材料:さつま芋・米麹(国産米)
アルコール分:25度
容量:200ml
(以上、包装フィルムより転記)




種子島酒造さんの“久耀(くよう)”は、かつて15度の前割りをいただいております。

今日いただくこの久耀は、25度でした。
21000.JPG


“貯蔵熟成”の“かめ壺仕込み”とありますね。
21001.JPG21002.JPG

なんでも久耀のレギュラー商品は「かめ壺で6年以上貯蔵・熟成させた原酒に、その年の新酒をブレンドすることで、深さとコクのある立体的な味を生み出している。」(※1)のだとか。

その“深さとコクのある立体的な味”とやらを、ワタクシはこの久耀から感じとることはできるのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
21003.JPG

盃に注いだだけで、芋のふっくらした香りがフワッと漂ってまいりましたよ。
含むと、それが鼻へ抜けて行きます。

甘みがありますね。
弱めですけれど、厚みを感じます。
軽い苦みもかすかに感じます。

ちょいピリのちょいスーですが、いい感じです。


次に、お湯割りで。
21004.JPG

酸味が出ますね。
強くはないものの鋭くて、それが味わいを引き締めておりますよ。
芋の風味は少し引くみたいです。

でも、お湯割りにしたことで、風味に深みが出たみたいです。
これが熟成の成果なのでしょうか?

甘みと苦みとは引きました。


最後は残りをロックでいただきます。
21005.JPG

ロックで出がちな苦みが出ますね。
これは強めで鋭いですよ。
苦いな!。芋の風味や甘みを凌駕しています。

でも、その苦みの奥に深みを感じます。
それに氷が溶けるにつれて苦みが和らいで、深みと甘みとを感じることができるようになりました。


久耀は深みが特徴で、たしかに“深さとコクのある立体的な味”でした。
ものすごく深いというわけではないものの、じっくりと味わうと深みを感じとることができましたよ。

この深みは、やっぱり熟成の成果なのでしょうか?
でも清酒とはちがって、枯れた感じはしなかったのよね。
ただ深い!、それだけだ!

これはきっと、刺身に合うんじゃないかな。





でも貧困中年男性(独身)は、今日も“もやし”しか買うことができませんでした。
21006.JPG

もやしは流水でしっかりと洗っておきます。
21007.JPG

冷蔵庫に残っていた、キャベツの芯とにんじん、
21008.JPG

それになると巻も切っておきます。
21009.JPG

フライパンに、ごま油。
21010.JPG

もやしその他を炒めます。
21011.JPG

調味料は、九州の甘いしょうゆとこしょう、中華のだし、それに刻みにんにく。
21012.JPG

調味料を投入すると、どうしても水分が出てしまうので、
21013.JPG

その水分を利用して、とろみをつけました。
21014.JPG

こんなん出ましたけど!(泉アツノさんより)
21015.JPG

九州のしょうゆの甘みがいい感じ。
おいしゅうございました。
21016.JPG

ごちそうさまでした。





★☆★☆★☆★☆★☆★☆

雨はいやだね。
21018.jpg
(友情出演)

(※1)『鹿児島の焼酎』p.099(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)