SSブログ

2年半ぶりに訪問した場所での酒集め [旅]

今回は、春の青春18きっぷの4回目と5回目とを利用して出かけました。
202103114.JPG


今回出かけた場所へは、
およそ2年半ぶりの訪問でした。

その場所では、酒集めのための徘徊のみならず、
素敵なお店で地酒をたっぷりといただきましたよ。


その顛末を、ここに報告させていただきます。






★☆2021年4月3日(土)★☆


今回は、上野駅から。
202104001.JPG

6:08発の東北本線宇都宮行普通527Mに乗車。
202104002.JPG
202104003.JPG

途中の小金井駅で乗り換え。
7:41発の黒磯行普通635Mは、メルヘン顔の205系でした。
202104004.JPG

黒磯駅で、9:08発の新白河行普通4129Mに乗りかえ。
202104005.JPG

新白河駅。
今日は人が多いな。
202104006.JPG

新白河駅からは、9:52発の郡山行普通2129Mに乗りかえ。
202104007.JPG

2129Mの車中にて、PCR検査の結果を受信。
月曜日(3/29)に発送したのに、報告がずいぶんと遅いな。
まあでも“低リスク”(高リスクor低リスクで判断)だったからよしとしよう。
202104008.JPG

2129Mに40分ほど乗って、着いたのは郡山駅(福島県郡山市)。
202104009.JPG

時刻は10:30過ぎ。
この日の朝食は午前3時過ぎだったので、腹が減ってまいりました。
202104010.JPG

そこで、郡山駅の立ち食いそば屋で昼食。
202104011.JPG

山かけそばをいただきました。
202104012.JPG

噛み応えがある麺で、そばの風味も一応感じることができます。
つゆは薄味で、ワタクシ好みでした。
おいしゅうございました。
202104013.JPG

歯磨き、雉撃ちを終えたのち、郡山駅からは磐越西線に乗車。
私が乗ったのは、11:39発の会津若松行普通1227Mでした。
202104014.JPG

あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前中なのに飲み始めるアル中ハイマー型ダメ人間だ!
202104015.JPG

郡山駅の周辺では、桜が満開でした。
202104016.JPG
202104017.JPG

磐梯山(1,816m)。
真ん中の割れ目のところにはかつて2,000m超の山が聳え立っていて、それが明治21年の噴火で吹っ飛んでしまったというから驚きですわ。
202104018.JPG

こちらは猫魔ヶ岳かな?
202104019.JPG

1227Mに1時間20分ほど乗って、着いたのは会津若松駅(福島県会津若松市)。
202104020.JPG
202104021.JPG

およそ2年半ぶりの、
会津若松への訪問でございます。
前回(2018年9月)の様子はこちら。
202104022.JPG

駅に併設されていた売店で、榮川(エイセン)の純米吟醸をGET!
202104023.JPG

さらにNEWDAYSでは、これらをGET!
開当男山カップは既出ですが、ラベルが東武6050系電車からリバティおおさか、
じゃなくてRevaty(リバティ )に変わっておりました。
(でも相変わらずの糖類添加でした。)
202104024.JPG

渡辺宗太商店さんへやってまいりました。
202104025.JPG
202104026.JPG

その渡辺宗太商店さんで、會州一純米カップ(左)と、ラベルが変わっていた廣戸川カップ(中)、それに仁井田本家さんのおだやか純米吟醸カップ?(右)とをGET!
渡辺宗太商店さんには何度も通わせていただいているのですが、まさかの収穫にいささか驚きました。
202104027.JPG

気をよくして、次の目的地をめざしたのでした。

それにしても、いい天気!
あたしゃ会津若松には少なからず来ておりましたが、来るたびに毎回毎回雨に降られていたのでした。
こんなに晴れたのは、今回が初めてでしたよ。
202104028.JPG

お稲荷さんがありました。
202104029.JPG

鶴ヶ城稲荷だってさ。
202104030.JPG

蒲生氏郷が会津を治めていた頃からあったのね。
202104031.JPG

拝殿にて、二礼二拍手一礼。
202104032.JPG

こちらは古峯神社のお札を納める塔。
古峯神社(栃木県鹿沼市)は火伏の神様で、この塔の上の部分に古峯神社のお札を納めてあるのです。
この塔は、形状こそ異なれども、会津のみならず山形県の置賜地方(白鷹町南陽市)でも見たことがありましたよ。
202104033.JPG

次なる目的地は、植木屋商店さん。
202104034.JPG
202104035.JPG

目論見どおり、カップ酒5個+奈良萬300ml瓶を無事GETすることがかないました。
會津蔵武のご店主(カズさん)からいただいた情報のおかげでした。
202104036.JPG

会津若松の桜。
202104037.JPG

まだほとんど咲いていませんでしたよ。
郡山は満開だったのにね。
202104038.JPG

私が会津若松で好きな場所の一つがここ。
両脇に立つ商店の奥に、荘厳な会津若松市庁舎がそびえるこの場所の雰囲気が大好きなのです。
202104039.JPG

かわいいにゃんこを発見!
202104040.JPG

さわらせてくれましたよ。
ありがとうね。
202104041.JPG

花春も榮川も、会津では大手筋の蔵。
でも双方とも、身売りしちゃったんだよね。
202104042.JPG

七日町(なかまち)通りへとやってまいりました。
202104043.JPG

七日町通りには、古い建物が少なからず残っているのです。
それらを眺めることも、会津若松へ来た楽しみの一つなのですよ。
202104044.JPG
202104045.JPG
202104046.JPG

七日町通りにある、鶴乃江酒造さん。
202104047.JPG

にごり酒をGET!
林ゆりさん(平成8年ミス会津)が応対して下さって、緊張しちゃったワタクシでした。
202104048.JPG

私が七日町通りで目指していたのは、“もめん絲”さん。
202104049.JPG

実はワタクシ、前回会津若松を訪問した際に、もめん絲さんで携帯電話のストラップを買っていたのでした。
会津塗の玉をあしらえたそのストラップ、2年半使用したことで玉の表面が剥げてボロボロになっちゃったのよね。
202104050.JPG

そこでもめん絲さんへ2年半ぶりに再訪し、新しいストラップを入手したのでした。
今回は青にしました。
202104051.JPG

JR只見線の七日町駅へと辿り着きました。
202104052.JPG
202104053.JPG

七日町駅からは、15:31発の会津若松行普通2316Dに乗車。
やってきたのは、JRではなくて会津鉄道の車両。
でもここ七日町駅はJR只見線の駅なので、青春18きっぷで乗車可能なのです。
202104054.JPG

2316Dに一駅だけ乗って、会津若松駅へ戻ってまいりました。
202104055.JPG
202104056.JPG

ホテルにチェックイン。
夕刻を待って、会津若松の街へと繰り出したのでした。
202104057.JPG

私がやって来たのは、會津蔵武(あいづくらぶ)さん。
2年半ぶりの訪問です。
202104058.JPG

いささかフライング。
202104059.JPG

お!
美味しそうなものがあるじゃあ~りませんか!
202104060.JPG

程なくして開店。
202104061.JPG

會津蔵武には、一つだけルールがあるのです。
それはご主人を「カズさん」とお呼びしなければならないこと。
女性を名前でお呼びするのは男としてはいささか気恥ずかしい気もいたしますが、
“郷に入らば郷に従え”!でしょう。
202104062.JPG

最初の一杯は、さっぱりしたものを所望。
勧めていただいたのは会津娘の雪がすみの郷。
たしかにさっぱりしていましたが、米のうまみはしっかりしておいしゅうございました。
202104063.JPG

お通しは、大好きなこごみ!。
噛むと青みと爽やかな香りとが鼻へ抜けていく、春らしくておいしい一品でしたよ!
202104064.JPG

二杯目は、燗酒を所望。
勧めていただいたのは、会津娘の純米酒。
202104065.JPG

米のうまみがキリッと引き締まっていて、舌の上を突く感じ。
冷めるにつれて、酸味と深みとが少し出てくるみたいでした。
202104068.JPG

その会津娘純米を、鰊の山椒漬とともにいただきました。
202104066.JPG

鰊の山椒漬を食べると、
会津へ来たなぁ!
って思うのは私だけ?
202104067.JPG

春アスパラのせいろ蒸し。
202104069.JPG

これ、ものすごくまいう~♪
みずみずしくてとてもやわらかい!
それでいて、アスパラのうまみ満載。
こんなにおいしいアスパラを食べたのは初めてかも。
202104070.JPG

会津娘を空けて、末廣の山廃純米(燗酒)へと移行。
深みはあるものの、角や雑味のない上品な山廃ですよ。
202104071.JPG

アスパラのおひたし。
出荷できない細いものを使用しているとのこと。
やわらかくて、味が滲みていておいしゅうございました。
202104072.JPG

クルミ入りのふきみそ。
ふきのとうの苦みとともに、くるみの香ばしさとがいい感じに効いておりました。
202104073.JPG

「しっかりした燗酒を飲みたい。」
とカズさんにお願いしたところ、勧めていただいたのがこの“野恩”。
202104074.JPG

平成29年醸造年度産。
ということは、口を開けるこの日まで4年間、瓶の中で熟成されていたってこと?
202104075.JPG

深みが満載!
熟成感はあるものの穏やかで、角や雑味はまったく感じませんでしたよ!
202104076.JPG

その後、龍が澤純米大吟醸滓がらみ生酒2020年醸造年度やら、
(生ひねがあるとのことでしたが、かなりまろやかでした。
202104077.JPG

名倉山の会津士魂特別純米をいただいて、
(熟成感があったもののひかえめで、キレがよい。
202104078.JPG

※:最後の2本の感想は、酩酊に近い状態でしたので的確ではないかもしれません。
普段からいいかげんじゃないか。


いやぁ~!
飲んだ飲んだ!!
會津蔵武では、カズさんに会津のお酒を堪能させていただきました。

唎酒師のカズさんは、「こういうお酒を飲みたい」と頼めばその通りのものを出してくださるスゴイ御仁。
酒好きならば一度は訪問すべきお店だと、あたしゃ心の底からそう思いますよ。
それにオイラみたいに、2年半も訪問していない例はダメかもね。

ごちそうさまでした。
202104079.JPG


こうして、会津若松の夜は更けて行ったのでした。






★☆2021年4月4日(日)★☆


午前6時の会津若松駅。
昨晩あれだけ飲んだのに、寝覚めはスッキリしておりましたよ。
会津の酒は、酔い覚めがいいみたいですね。

それにしても、かなり肌寒いね。
だから桜の開花が遅いのかな?
202104081.JPG

会津若松駅から私が乗ったのは、6:36発の磐越西線郡山行普通1224M。
202104082.JPG
202104083.JPG

磐梯山よ、
生きてさえいれば、いつかまた来るぜ!
202104084.JPG

1224Mに1時間20分ほど乗って、終点の郡山駅に到着。
駅の売店で榮川の純米にごりをGET!
既出ですけれどね。
202104085.JPG

郡山駅からは、9:04発の新白河行普通2128Mに乗車。
202104086.JPG

途中の白河駅では、桜に囲まれた小峰城を眺めることができました。
202104087.JPG

2128Mに、終点まで乗車。
終点の新白河駅で、9:53発の黒磯行普通4130Mに乗りかえ。
202104088.JPG

黒磯駅では、10:21発の宇都宮行普通640Mに乗りかえ。
202104089.JPG

あーダメ人間だダメ人間だ!
黒磯駅の売店がコロナ禍で休業中だと知っていて新白河駅で買いこんできたアル中ハイマー型ダメ人間だ!
202104090.JPG

先の記事へのコメント返しをしながら640Mに50分ほど乗って、終点の宇都宮駅(栃木県宇都宮市)に到着。
202104091.JPG
202104092.JPG









え?



なんだって?



また「アレ」かって?

















ああそうさ!


例の茶番劇の始まりだぜ!!


なんか文句あるか???











ということで、ここからはいつものお約束どおり進むのです。

まずは、餃子像様に最敬礼!
<(_ _)>
202104093.JPG

ごあいさつが済んだら、バスに乗車。
202104094.JPG

宇都宮のバスは、やっとICカードが使えるようになったのね。
202104095.JPG

バスに乗って、東武駅前へ向かいます。
202104096.JPG
202104097.JPG
202104098.JPG
202104099.JPG

目指したのはもちろん、三平食堂さんですよ。
202104100.JPG

テーブル席は満席。
すでに酒気帯びの瘋癲は、カウンターに座ったのでした。
202104101.JPG

まずはビール。
お通しはかっぱえびせんでした。
オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!
202104102.JPG

野菜サラダ(単品)。
202104103.JPG

乗っかっている野菜がどれもみずみずしくておいしいんですよ!
202104104.JPG
202104105.JPG

ポテトサラダもついとりゃあしたがや!
202104106.JPG

そしてもちろん、餃子もいただきますよ。
202104107.JPG

野菜が大半を占めるこの餃子の餡が、肉よりも魚よりも野菜を好むワタクシを魅了してやまないのです。
202104108.JPG

こちらはしそ餃子。
202104109.JPG

しそが入っていることがおわかりでしょうか?
202104110.JPG

それらをしょうゆを使わずに、酢とこしょう、ラー油でいただきます。
202104111.JPG

モチモチの皮をかじると、中から野菜のエキスが滲み出してくるのでした。
202104112.JPG

この餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒。
202104113.JPG
202104114.JPG

きれいで甘口の十一正宗が、野菜たっぷりの餃子にピッタリなのでした。
202104115.JPG

あー、うまかった!
今日もまた、大満足でございました。
202104116.JPG

お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて宇都宮駅へ戻りました。
202104117.JPG
202104118.JPG

アーケードが途切れたところにあるのが、二荒山神社。
202104119.JPG

桜を眺めながら95段の石段を駆け上がって行きました。
202104120.JPG

拝殿で参拝を済ませて振り向くと、そこにも桜の木がありました。
202104121.JPG

宇都宮の桜は、散り始めで若葉が出ておりました。
会津若松の桜とはぜんぜんちがうね。
202104122.JPG

石段を下りて宇都宮駅へと向かい、
202104123.JPG

上野東京ラインのグリーン車に乗って、
202104124.JPG

ビールを飲みながら帰ったとさ。
まだ飲むのかよ!
202104125.JPG

明るいうちに帰宅できたので、黒猫のダンナに遊んでいただけましたとさ。
202104126.JPG


以上、

カップ酒10個(うち再度購入1個、糖添三増酒1個)
300ml瓶4本

の旅でした。

ワタクシは会津若松へはこれまでに何度も訪問しており、それ故にカップ酒に関しては採り尽くした感があったのでした。
しかし今回は、渡辺宗太商店さんでの偶然の出会いや、會津蔵武のカズさんに提供していただいた情報のおかげで、はからずもカップ酒を少なからず入手することが叶っちゃいました。

在庫が潤沢になったことから、これでまたしばらくの間は、このブログを書き続けていけそうです。
会津若松には足を向けて寝られないな。


それに今回の移動は、普通電車だけを利用した範囲だったにもかかわらず、訪問した各所では桜の開花状態にちがいがあって、それがまた面白いところでございました。




こうして、ワタクシの2021年の春は、終わりを告げたのでした。
202104127.JPG