2年半ぶりに訪問した場所での酒集め [旅]
今回は、春の青春18きっぷの4回目と5回目とを利用して出かけました。
今回出かけた場所へは、
およそ2年半ぶりの訪問でした。
その場所では、酒集めのための徘徊のみならず、
素敵なお店で地酒をたっぷりといただきましたよ。
その顛末を、ここに報告させていただきます。
★☆2021年4月3日(土)★☆
今回は、上野駅から。
6:08発の東北本線宇都宮行普通527Mに乗車。
途中の小金井駅で乗り換え。
7:41発の黒磯行普通635Mは、メルヘン顔の205系でした。
黒磯駅で、9:08発の新白河行普通4129Mに乗りかえ。
新白河駅。
今日は人が多いな。
新白河駅からは、9:52発の郡山行普通2129Mに乗りかえ。
2129Mの車中にて、PCR検査の結果を受信。
月曜日(3/29)に発送したのに、報告がずいぶんと遅いな。
まあでも“低リスク”(高リスクor低リスクで判断)だったからよしとしよう。
2129Mに40分ほど乗って、着いたのは郡山駅(福島県郡山市)。
時刻は10:30過ぎ。
この日の朝食は午前3時過ぎだったので、腹が減ってまいりました。
そこで、郡山駅の立ち食いそば屋で昼食。
山かけそばをいただきました。
噛み応えがある麺で、そばの風味も一応感じることができます。
つゆは薄味で、ワタクシ好みでした。
おいしゅうございました。
歯磨き、雉撃ちを終えたのち、郡山駅からは磐越西線に乗車。
私が乗ったのは、11:39発の会津若松行普通1227Mでした。
あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前中なのに飲み始めるアル中ハイマー型ダメ人間だ!
郡山駅の周辺では、桜が満開でした。
磐梯山(1,816m)。
真ん中の割れ目のところにはかつて2,000m超の山が聳え立っていて、それが明治21年の噴火で吹っ飛んでしまったというから驚きですわ。
こちらは猫魔ヶ岳かな?
1227Mに1時間20分ほど乗って、着いたのは会津若松駅(福島県会津若松市)。
およそ2年半ぶりの、
会津若松への訪問でございます。
(前回(2018年9月)の様子はこちら。)
駅に併設されていた売店で、榮川(エイセン)の純米吟醸をGET!
さらにNEWDAYSでは、これらをGET!
開当男山カップは既出ですが、ラベルが東武6050系電車からリバティおおさか、
じゃなくてRevaty(リバティ )に変わっておりました。
(でも相変わらずの糖類添加でした。)
渡辺宗太商店さんへやってまいりました。
その渡辺宗太商店さんで、會州一純米カップ(左)と、ラベルが変わっていた廣戸川カップ(中)、それに仁井田本家さんのおだやか純米吟醸カップ?(右)とをGET!
渡辺宗太商店さんには何度も通わせていただいているのですが、まさかの収穫にいささか驚きました。
気をよくして、次の目的地をめざしたのでした。
それにしても、いい天気!
あたしゃ会津若松には少なからず来ておりましたが、来るたびに毎回毎回雨に降られていたのでした。
こんなに晴れたのは、今回が初めてでしたよ。
お稲荷さんがありました。
鶴ヶ城稲荷だってさ。
蒲生氏郷が会津を治めていた頃からあったのね。
拝殿にて、二礼二拍手一礼。
こちらは古峯神社のお札を納める塔。
古峯神社(栃木県鹿沼市)は火伏の神様で、この塔の上の部分に古峯神社のお札を納めてあるのです。
この塔は、形状こそ異なれども、会津のみならず山形県の置賜地方(白鷹町や南陽市)でも見たことがありましたよ。
次なる目的地は、植木屋商店さん。
目論見どおり、カップ酒5個+奈良萬300ml瓶を無事GETすることがかないました。
會津蔵武のご店主(カズさん)からいただいた情報のおかげでした。
会津若松の桜。
まだほとんど咲いていませんでしたよ。
郡山は満開だったのにね。
私が会津若松で好きな場所の一つがここ。
両脇に立つ商店の奥に、荘厳な会津若松市庁舎がそびえるこの場所の雰囲気が大好きなのです。
かわいいにゃんこを発見!
さわらせてくれましたよ。
ありがとうね。
花春も榮川も、会津では大手筋の蔵。
でも双方とも、身売りしちゃったんだよね。
七日町(なぬかまち)通りへとやってまいりました。
七日町通りには、古い建物が少なからず残っているのです。
それらを眺めることも、会津若松へ来た楽しみの一つなのですよ。
七日町通りにある、鶴乃江酒造さん。
にごり酒をGET!
林ゆりさん(平成8年ミス会津)が応対して下さって、緊張しちゃったワタクシでした。
私が七日町通りで目指していたのは、“もめん絲”さん。
実はワタクシ、前回会津若松を訪問した際に、もめん絲さんで携帯電話のストラップを買っていたのでした。
会津塗の玉をあしらえたそのストラップ、2年半使用したことで玉の表面が剥げてボロボロになっちゃったのよね。
そこでもめん絲さんへ2年半ぶりに再訪し、新しいストラップを入手したのでした。
今回は青にしました。
JR只見線の七日町駅へと辿り着きました。
七日町駅からは、15:31発の会津若松行普通2316Dに乗車。
やってきたのは、JRではなくて会津鉄道の車両。
でもここ七日町駅はJR只見線の駅なので、青春18きっぷで乗車可能なのです。
2316Dに一駅だけ乗って、会津若松駅へ戻ってまいりました。
ホテルにチェックイン。
夕刻を待って、会津若松の街へと繰り出したのでした。
私がやって来たのは、會津蔵武(あいづくらぶ)さん。
2年半ぶりの訪問です。
いささかフライング。
お!
美味しそうなものがあるじゃあ~りませんか!
程なくして開店。
會津蔵武には、一つだけルールがあるのです。
それはご主人を「カズさん」とお呼びしなければならないこと。
女性を名前でお呼びするのは男としてはいささか気恥ずかしい気もいたしますが、
“郷に入らば郷に従え”!でしょう。
最初の一杯は、さっぱりしたものを所望。
勧めていただいたのは会津娘の雪がすみの郷。
たしかにさっぱりしていましたが、米のうまみはしっかりしておいしゅうございました。
お通しは、大好きなこごみ!。
噛むと青みと爽やかな香りとが鼻へ抜けていく、春らしくておいしい一品でしたよ!
二杯目は、燗酒を所望。
勧めていただいたのは、会津娘の純米酒。
米のうまみがキリッと引き締まっていて、舌の上を突く感じ。
冷めるにつれて、酸味と深みとが少し出てくるみたいでした。
その会津娘純米を、鰊の山椒漬とともにいただきました。
鰊の山椒漬を食べると、
会津へ来たなぁ!
って思うのは私だけ?
春アスパラのせいろ蒸し。
これ、ものすごくまいう~♪
みずみずしくてとてもやわらかい!
それでいて、アスパラのうまみ満載。
こんなにおいしいアスパラを食べたのは初めてかも。
会津娘を空けて、末廣の山廃純米(燗酒)へと移行。
深みはあるものの、角や雑味のない上品な山廃ですよ。
アスパラのおひたし。
出荷できない細いものを使用しているとのこと。
やわらかくて、味が滲みていておいしゅうございました。
クルミ入りのふきみそ。
ふきのとうの苦みとともに、くるみの香ばしさとがいい感じに効いておりました。
「しっかりした燗酒を飲みたい。」
とカズさんにお願いしたところ、勧めていただいたのがこの“野恩”。
平成29年醸造年度産。
ということは、口を開けるこの日まで4年間、瓶の中で熟成されていたってこと?
深みが満載!
熟成感はあるものの穏やかで、角や雑味はまったく感じませんでしたよ!
その後、龍が澤純米大吟醸滓がらみ生酒2020年醸造年度やら、
(生ひねがあるとのことでしたが、かなりまろやかでした。※)
名倉山の会津士魂特別純米をいただいて、
(熟成感があったもののひかえめで、キレがよい。※)
※:最後の2本の感想は、酩酊に近い状態でしたので的確ではないかもしれません。
(普段からいいかげんじゃないか。)
いやぁ~!
飲んだ飲んだ!!
會津蔵武では、カズさんに会津のお酒を堪能させていただきました。
唎酒師のカズさんは、「こういうお酒を飲みたい」と頼めばその通りのものを出してくださるスゴイ御仁。
酒好きならば一度は訪問すべきお店だと、あたしゃ心の底からそう思いますよ。
それにオイラみたいに、2年半も訪問していない例はダメかもね。
ごちそうさまでした。
こうして、会津若松の夜は更けて行ったのでした。
★☆2021年4月4日(日)★☆
午前6時の会津若松駅。
昨晩あれだけ飲んだのに、寝覚めはスッキリしておりましたよ。
会津の酒は、酔い覚めがいいみたいですね。
それにしても、かなり肌寒いね。
だから桜の開花が遅いのかな?
会津若松駅から私が乗ったのは、6:36発の磐越西線郡山行普通1224M。
磐梯山よ、
生きてさえいれば、いつかまた来るぜ!
1224Mに1時間20分ほど乗って、終点の郡山駅に到着。
駅の売店で榮川の純米にごりをGET!
既出ですけれどね。
郡山駅からは、9:04発の新白河行普通2128Mに乗車。
途中の白河駅では、桜に囲まれた小峰城を眺めることができました。
2128Mに、終点まで乗車。
終点の新白河駅で、9:53発の黒磯行普通4130Mに乗りかえ。
黒磯駅では、10:21発の宇都宮行普通640Mに乗りかえ。
あーダメ人間だダメ人間だ!
黒磯駅の売店がコロナ禍で休業中だと知っていて新白河駅で買いこんできたアル中ハイマー型ダメ人間だ!
先の記事へのコメント返しをしながら640Mに50分ほど乗って、終点の宇都宮駅(栃木県宇都宮市)に到着。
ということで、ここからはいつものお約束どおり進むのです。
まずは、餃子像様に最敬礼!
<(_ _)>
ごあいさつが済んだら、バスに乗車。
宇都宮のバスは、やっとICカードが使えるようになったのね。
バスに乗って、東武駅前へ向かいます。
目指したのはもちろん、三平食堂さんですよ。
テーブル席は満席。
すでに酒気帯びの瘋癲は、カウンターに座ったのでした。
まずはビール。
お通しはかっぱえびせんでした。
(オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!)
野菜サラダ(単品)。
乗っかっている野菜がどれもみずみずしくておいしいんですよ!
ポテトサラダもついとりゃあしたがや!
そしてもちろん、餃子もいただきますよ。
野菜が大半を占めるこの餃子の餡が、肉よりも魚よりも野菜を好むワタクシを魅了してやまないのです。
こちらはしそ餃子。
しそが入っていることがおわかりでしょうか?
それらをしょうゆを使わずに、酢とこしょう、ラー油でいただきます。
モチモチの皮をかじると、中から野菜のエキスが滲み出してくるのでした。
この餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒。
きれいで甘口の十一正宗が、野菜たっぷりの餃子にピッタリなのでした。
あー、うまかった!
今日もまた、大満足でございました。
お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて宇都宮駅へ戻りました。
アーケードが途切れたところにあるのが、二荒山神社。
桜を眺めながら95段の石段を駆け上がって行きました。
拝殿で参拝を済ませて振り向くと、そこにも桜の木がありました。
宇都宮の桜は、散り始めで若葉が出ておりました。
会津若松の桜とはぜんぜんちがうね。
石段を下りて宇都宮駅へと向かい、
上野東京ラインのグリーン車に乗って、
ビールを飲みながら帰ったとさ。
(まだ飲むのかよ!)
明るいうちに帰宅できたので、黒猫のダンナに遊んでいただけましたとさ。
以上、
カップ酒10個(うち再度購入1個、糖添三増酒1個)
300ml瓶4本
の旅でした。
ワタクシは会津若松へはこれまでに何度も訪問しており、それ故にカップ酒に関しては採り尽くした感があったのでした。
しかし今回は、渡辺宗太商店さんでの偶然の出会いや、會津蔵武のカズさんに提供していただいた情報のおかげで、はからずもカップ酒を少なからず入手することが叶っちゃいました。
在庫が潤沢になったことから、これでまたしばらくの間は、このブログを書き続けていけそうです。
会津若松には足を向けて寝られないな。
それに今回の移動は、普通電車だけを利用した範囲だったにもかかわらず、訪問した各所では桜の開花状態にちがいがあって、それがまた面白いところでございました。
こうして、ワタクシの2021年の春は、終わりを告げたのでした。
今回出かけた場所へは、
およそ2年半ぶりの訪問でした。
その場所では、酒集めのための徘徊のみならず、
素敵なお店で地酒をたっぷりといただきましたよ。
その顛末を、ここに報告させていただきます。
★☆2021年4月3日(土)★☆
今回は、上野駅から。
6:08発の東北本線宇都宮行普通527Mに乗車。
途中の小金井駅で乗り換え。
7:41発の黒磯行普通635Mは、メルヘン顔の205系でした。
黒磯駅で、9:08発の新白河行普通4129Mに乗りかえ。
新白河駅。
今日は人が多いな。
新白河駅からは、9:52発の郡山行普通2129Mに乗りかえ。
2129Mの車中にて、PCR検査の結果を受信。
月曜日(3/29)に発送したのに、報告がずいぶんと遅いな。
まあでも“低リスク”(高リスクor低リスクで判断)だったからよしとしよう。
2129Mに40分ほど乗って、着いたのは郡山駅(福島県郡山市)。
時刻は10:30過ぎ。
この日の朝食は午前3時過ぎだったので、腹が減ってまいりました。
そこで、郡山駅の立ち食いそば屋で昼食。
山かけそばをいただきました。
噛み応えがある麺で、そばの風味も一応感じることができます。
つゆは薄味で、ワタクシ好みでした。
おいしゅうございました。
歯磨き、雉撃ちを終えたのち、郡山駅からは磐越西線に乗車。
私が乗ったのは、11:39発の会津若松行普通1227Mでした。
あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前中なのに飲み始めるアル中ハイマー型ダメ人間だ!
郡山駅の周辺では、桜が満開でした。
磐梯山(1,816m)。
真ん中の割れ目のところにはかつて2,000m超の山が聳え立っていて、それが明治21年の噴火で吹っ飛んでしまったというから驚きですわ。
こちらは猫魔ヶ岳かな?
1227Mに1時間20分ほど乗って、着いたのは会津若松駅(福島県会津若松市)。
およそ2年半ぶりの、
会津若松への訪問でございます。
(前回(2018年9月)の様子はこちら。)
駅に併設されていた売店で、榮川(エイセン)の純米吟醸をGET!
さらにNEWDAYSでは、これらをGET!
開当男山カップは既出ですが、ラベルが東武6050系電車からリバティおおさか、
じゃなくてRevaty(リバティ )に変わっておりました。
(でも相変わらずの糖類添加でした。)
渡辺宗太商店さんへやってまいりました。
その渡辺宗太商店さんで、會州一純米カップ(左)と、ラベルが変わっていた廣戸川カップ(中)、それに仁井田本家さんのおだやか純米吟醸カップ?(右)とをGET!
渡辺宗太商店さんには何度も通わせていただいているのですが、まさかの収穫にいささか驚きました。
気をよくして、次の目的地をめざしたのでした。
それにしても、いい天気!
あたしゃ会津若松には少なからず来ておりましたが、来るたびに毎回毎回雨に降られていたのでした。
こんなに晴れたのは、今回が初めてでしたよ。
お稲荷さんがありました。
鶴ヶ城稲荷だってさ。
蒲生氏郷が会津を治めていた頃からあったのね。
拝殿にて、二礼二拍手一礼。
こちらは古峯神社のお札を納める塔。
古峯神社(栃木県鹿沼市)は火伏の神様で、この塔の上の部分に古峯神社のお札を納めてあるのです。
この塔は、形状こそ異なれども、会津のみならず山形県の置賜地方(白鷹町や南陽市)でも見たことがありましたよ。
次なる目的地は、植木屋商店さん。
目論見どおり、カップ酒5個+奈良萬300ml瓶を無事GETすることがかないました。
會津蔵武のご店主(カズさん)からいただいた情報のおかげでした。
会津若松の桜。
まだほとんど咲いていませんでしたよ。
郡山は満開だったのにね。
私が会津若松で好きな場所の一つがここ。
両脇に立つ商店の奥に、荘厳な会津若松市庁舎がそびえるこの場所の雰囲気が大好きなのです。
かわいいにゃんこを発見!
さわらせてくれましたよ。
ありがとうね。
花春も榮川も、会津では大手筋の蔵。
でも双方とも、身売りしちゃったんだよね。
七日町(なぬかまち)通りへとやってまいりました。
七日町通りには、古い建物が少なからず残っているのです。
それらを眺めることも、会津若松へ来た楽しみの一つなのですよ。
七日町通りにある、鶴乃江酒造さん。
にごり酒をGET!
林ゆりさん(平成8年ミス会津)が応対して下さって、緊張しちゃったワタクシでした。
私が七日町通りで目指していたのは、“もめん絲”さん。
実はワタクシ、前回会津若松を訪問した際に、もめん絲さんで携帯電話のストラップを買っていたのでした。
会津塗の玉をあしらえたそのストラップ、2年半使用したことで玉の表面が剥げてボロボロになっちゃったのよね。
そこでもめん絲さんへ2年半ぶりに再訪し、新しいストラップを入手したのでした。
今回は青にしました。
JR只見線の七日町駅へと辿り着きました。
七日町駅からは、15:31発の会津若松行普通2316Dに乗車。
やってきたのは、JRではなくて会津鉄道の車両。
でもここ七日町駅はJR只見線の駅なので、青春18きっぷで乗車可能なのです。
2316Dに一駅だけ乗って、会津若松駅へ戻ってまいりました。
ホテルにチェックイン。
夕刻を待って、会津若松の街へと繰り出したのでした。
私がやって来たのは、會津蔵武(あいづくらぶ)さん。
2年半ぶりの訪問です。
いささかフライング。
お!
美味しそうなものがあるじゃあ~りませんか!
程なくして開店。
會津蔵武には、一つだけルールがあるのです。
それはご主人を「カズさん」とお呼びしなければならないこと。
女性を名前でお呼びするのは男としてはいささか気恥ずかしい気もいたしますが、
“郷に入らば郷に従え”!でしょう。
最初の一杯は、さっぱりしたものを所望。
勧めていただいたのは会津娘の雪がすみの郷。
たしかにさっぱりしていましたが、米のうまみはしっかりしておいしゅうございました。
お通しは、大好きなこごみ!。
噛むと青みと爽やかな香りとが鼻へ抜けていく、春らしくておいしい一品でしたよ!
二杯目は、燗酒を所望。
勧めていただいたのは、会津娘の純米酒。
米のうまみがキリッと引き締まっていて、舌の上を突く感じ。
冷めるにつれて、酸味と深みとが少し出てくるみたいでした。
その会津娘純米を、鰊の山椒漬とともにいただきました。
鰊の山椒漬を食べると、
会津へ来たなぁ!
って思うのは私だけ?
春アスパラのせいろ蒸し。
これ、ものすごくまいう~♪
みずみずしくてとてもやわらかい!
それでいて、アスパラのうまみ満載。
こんなにおいしいアスパラを食べたのは初めてかも。
会津娘を空けて、末廣の山廃純米(燗酒)へと移行。
深みはあるものの、角や雑味のない上品な山廃ですよ。
アスパラのおひたし。
出荷できない細いものを使用しているとのこと。
やわらかくて、味が滲みていておいしゅうございました。
クルミ入りのふきみそ。
ふきのとうの苦みとともに、くるみの香ばしさとがいい感じに効いておりました。
「しっかりした燗酒を飲みたい。」
とカズさんにお願いしたところ、勧めていただいたのがこの“野恩”。
平成29年醸造年度産。
ということは、口を開けるこの日まで4年間、瓶の中で熟成されていたってこと?
深みが満載!
熟成感はあるものの穏やかで、角や雑味はまったく感じませんでしたよ!
その後、龍が澤純米大吟醸滓がらみ生酒2020年醸造年度やら、
(生ひねがあるとのことでしたが、かなりまろやかでした。※)
名倉山の会津士魂特別純米をいただいて、
(熟成感があったもののひかえめで、キレがよい。※)
※:最後の2本の感想は、酩酊に近い状態でしたので的確ではないかもしれません。
(普段からいいかげんじゃないか。)
いやぁ~!
飲んだ飲んだ!!
會津蔵武では、カズさんに会津のお酒を堪能させていただきました。
唎酒師のカズさんは、「こういうお酒を飲みたい」と頼めばその通りのものを出してくださるスゴイ御仁。
酒好きならば一度は訪問すべきお店だと、あたしゃ心の底からそう思いますよ。
それにオイラみたいに、2年半も訪問していない例はダメかもね。
ごちそうさまでした。
こうして、会津若松の夜は更けて行ったのでした。
★☆2021年4月4日(日)★☆
午前6時の会津若松駅。
昨晩あれだけ飲んだのに、寝覚めはスッキリしておりましたよ。
会津の酒は、酔い覚めがいいみたいですね。
それにしても、かなり肌寒いね。
だから桜の開花が遅いのかな?
会津若松駅から私が乗ったのは、6:36発の磐越西線郡山行普通1224M。
磐梯山よ、
生きてさえいれば、いつかまた来るぜ!
1224Mに1時間20分ほど乗って、終点の郡山駅に到着。
駅の売店で榮川の純米にごりをGET!
既出ですけれどね。
郡山駅からは、9:04発の新白河行普通2128Mに乗車。
途中の白河駅では、桜に囲まれた小峰城を眺めることができました。
2128Mに、終点まで乗車。
終点の新白河駅で、9:53発の黒磯行普通4130Mに乗りかえ。
黒磯駅では、10:21発の宇都宮行普通640Mに乗りかえ。
あーダメ人間だダメ人間だ!
黒磯駅の売店がコロナ禍で休業中だと知っていて新白河駅で買いこんできたアル中ハイマー型ダメ人間だ!
先の記事へのコメント返しをしながら640Mに50分ほど乗って、終点の宇都宮駅(栃木県宇都宮市)に到着。
え?
なんだって?
また「アレ」かって?
ああそうさ!
例の茶番劇の始まりだぜ!!
なんか文句あるか???
ということで、ここからはいつものお約束どおり進むのです。
まずは、餃子像様に最敬礼!
<(_ _)>
ごあいさつが済んだら、バスに乗車。
宇都宮のバスは、やっとICカードが使えるようになったのね。
バスに乗って、東武駅前へ向かいます。
目指したのはもちろん、三平食堂さんですよ。
テーブル席は満席。
すでに酒気帯びの瘋癲は、カウンターに座ったのでした。
まずはビール。
お通しはかっぱえびせんでした。
(オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!)
野菜サラダ(単品)。
乗っかっている野菜がどれもみずみずしくておいしいんですよ!
ポテトサラダもついとりゃあしたがや!
そしてもちろん、餃子もいただきますよ。
野菜が大半を占めるこの餃子の餡が、肉よりも魚よりも野菜を好むワタクシを魅了してやまないのです。
こちらはしそ餃子。
しそが入っていることがおわかりでしょうか?
それらをしょうゆを使わずに、酢とこしょう、ラー油でいただきます。
モチモチの皮をかじると、中から野菜のエキスが滲み出してくるのでした。
この餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒。
きれいで甘口の十一正宗が、野菜たっぷりの餃子にピッタリなのでした。
あー、うまかった!
今日もまた、大満足でございました。
お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて宇都宮駅へ戻りました。
アーケードが途切れたところにあるのが、二荒山神社。
桜を眺めながら95段の石段を駆け上がって行きました。
拝殿で参拝を済ませて振り向くと、そこにも桜の木がありました。
宇都宮の桜は、散り始めで若葉が出ておりました。
会津若松の桜とはぜんぜんちがうね。
石段を下りて宇都宮駅へと向かい、
上野東京ラインのグリーン車に乗って、
ビールを飲みながら帰ったとさ。
(まだ飲むのかよ!)
明るいうちに帰宅できたので、黒猫のダンナに遊んでいただけましたとさ。
以上、
カップ酒10個(うち再度購入1個、糖添三増酒1個)
300ml瓶4本
の旅でした。
ワタクシは会津若松へはこれまでに何度も訪問しており、それ故にカップ酒に関しては採り尽くした感があったのでした。
しかし今回は、渡辺宗太商店さんでの偶然の出会いや、會津蔵武のカズさんに提供していただいた情報のおかげで、はからずもカップ酒を少なからず入手することが叶っちゃいました。
在庫が潤沢になったことから、これでまたしばらくの間は、このブログを書き続けていけそうです。
会津若松には足を向けて寝られないな。
それに今回の移動は、普通電車だけを利用した範囲だったにもかかわらず、訪問した各所では桜の開花状態にちがいがあって、それがまた面白いところでございました。
こうして、ワタクシの2021年の春は、終わりを告げたのでした。