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【お酒】2137.和楽互尊 本醸造 カップ [15.新潟県の酒]

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池浦酒造株式会社
新潟県長岡市両高1538

原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分 15度
容量 180ml詰
(以上、フタとカップの印刷事項とより転記)




池浦酒造さんのお酒は、かつて普通酒の954.和楽互尊 カップをいただいております。

今日いただくこの和楽互尊は、本醸造
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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香りはありません。

うまみは淡め。
苦みが最初に来ますね。強めでけっこう鋭いです。
米のうまみは弱め。酒臭さ(ほめ言葉です)も然り。
キレはまあまあ。でも透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はないみたいです。

甘みはややひかえめ。
少しわかり、かつ少しべとつきます。


淡麗苦ちょいスーやや辛口のお酒でした。
けっこう苦いね。
まあでも飲み続けると慣れるかも。
それでいて、うまみはほとんど感じないくらいでした。

これが本醸造なのか・・・・。
いったいどんな料理に合わせることを目的として造られているのでしょうか?

【お酒】2136.北雪 ニックちゃんの佐渡旅情 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 北雪酒造株式会社
新潟県佐渡市徳和2377番地2

原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分/15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




北雪酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
153.北雪 金星 ホクセツカップ
167.北雪 純米酒 カップ
301.北雪 佐渡の鬼ころし 300ml
1559.北雪 吟醸生貯蔵酒 カップ
1626.北雪 純米にごり酒 300ml

今日いただくこのお酒は、
ニックちゃんの佐渡旅情。
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このイラストは、たらい舟だってさ。
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中身は普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は・・・、
わかるわけないか。
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無色透明でした。
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うまみは淡めですが、しっかりしています。
米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
苦みや雑味はなく、熟成感もなし。
酒臭さ(ほめ言葉です)はかすかにあるかな。
キレはよいですが、透明感はありません。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、それでも存在はわかります。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
ほとんど感じません。


淡麗ちょいスー旨辛口のおいしいお酒でした。

淡めでしたが、それでも米のうまみをしっかりと感じることができ、飲み応えがありました。
しかも雑味なくてキレイ。ちょいスーも爽やか。

北雪はやっぱりうまいね。
佐渡の海の幸と合わせてみたいな。

【お酒】2135.四季桜 ARUSHIROI 純米吟醸 300ml [09.栃木県の酒]

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製造者 宇都宮酒造株式会社
栃木県宇都宮市柳田町248番地

アルコール分 17度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 大田原monofarm五百万石(100%)
酵母901
精米歩合 55%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




宇都宮酒造さんのお酒、
“四季桜(しきさくら)”
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これまでに、以下のものをいただいております。
442.四季桜 特別本醸造 黄ぶな アロマぼとる 180ml
445.四季桜 純米生貯蔵酒 300ml
758.四季桜 特別本醸造 生の酒 冬のかおり 300ml 
1598.四季桜 特別本醸造 はつはな 300ml

今日いただくこのお酒は、
“ARUSHIROI”なる純米吟醸。
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なんでもこのお酒、
お米の生産者、ラベルのデザイナー、そしてお酒の造り手の全てが女性なんだってさ。
しかも酒銘は下鴨神社(京都)に由来するのだとか。

詰められているのは、17度のお酒。
純米ですから、原酒でしょうね。
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飲み方はいろいろ。
燗でもいけるみたいですね。
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それではいただきます。
純米吟醸ですので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフレッシュ。
含むとそれとともに、花っぽい香りをごくかすかに感じます。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみふわりと広がり、うまみ自体に透明感があります。
吟醸酒らしい苦みがややはっきり。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはまあまあかな。

酸味ははっきり。
すっぱさが少し強めで、かつ深みを伴います。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきり。
かなりさらりとしているものの、幅を少し感じます。


ちょい爽快のやや濃醇でちょい苦すっぱちょい深旨やや甘口のおさけでした。

酸味が際立っていますね。鋭くはないものの深みを伴うこの酸味は、乳酸由来かな。
さわやかでキレイな味わいを、酸味とちょい苦とが引き締めているようでした。
ただキレイすぎて、飲み応えはないみたいでした。



ここで、燗にしてみましたよ。
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やっぱり!
酸味に鋭さが出たわ。
けっこうすっぱいけれど、深みも増したみたい。

苦みは引いて、ちょいスーになったかな。


燗だと、ちょい爽快のやや濃醇ですっぱ深旨やや甘口のおいしいお酒になりました。
これは燗がいいね。
燗のほうが酸味が立って、飲み応えが出てまいりましたよ。
吟醸酒と思って冷やして飲むよりも、純米酒だと思って燗で飲んだほうが食事と合うね。






その燗がおいしいARUSHIROIと合わせた今日のエサはこちら。


昨日は魚だったので、
今日は肉(豚ばら肉)。
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野菜と合わせて、
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肉野菜炒め。
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予想通りのおいしさでした。
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ごちそうさまでした。
























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今日は早朝から夕方までずっとお眠むだった黒猫のダンナでしたが、
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それでも遊んでくださるのが、ダンナの懐の深さなのでした。
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(友情出演)

【お酒】2134.加賀の井 冷旨本醸造 300ml [15.新潟県の酒]

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製造者 加賀の井酒造株式会社
新潟県糸魚川市大町2-3-5

アルコール分 14度
精米歩合 60%
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




新潟県のお酒なのに“加賀の井”という銘でお酒を造っている加賀の井酒造さんのお酒は、かなり前に1022.加賀の井 精撰カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は、
“冷旨”の本醸造だってさ。
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精米歩合は60%なのに“特別-”をつけないところが奥ゆかしい。
度数は14度台とやや低めなのね。
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それではいただきます。
本醸造ですが、“冷旨”とのことで、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色。
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上立ち香はないですね。
含むと、接着剤香を少し感じます。

うまみは、どちらかというとやや淡めかな。
最初に苦みが来て、鋭いですね。
枯れた感じがそれに続く。
米のうまみは弱めです。
キレはよく、透明感がバッチリです。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、鋭さはわかります。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめ。
さらりとしているが、存在はわかります。



やや淡麗でちょい苦ちょい枯スッキリやや辛口のお酒でした。

接着剤香と苦みと枯れ具合とが先に来て、目立ちました。
でもそれがきっと、魚の臭みをサッと流してくれそうです。
これは魚と合わせてこそのお酒ではないでしょうか?





ということで、今日のエサは魚。
スーパーで鰺を買ってまいりました。

目が濁っていましたが、一尾200円でしたのでその点は目をつぶりました。
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おろしたものがこちら。
スーパーの魚ですから、このまま刺身にしても水っぽいだけで絶対においしくない。
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両面に塩を振って15分間放置し、
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塩を洗い流したのち、片面5分間×2回:酢に浸して、
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しめあじのできあがり。
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薬味はねぎとしょうが。
しょうゆをつけていただきました。
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水っぽさが消えて、身がしまっていました。
お酒ともバッチリ!
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でも、酢をもっとしっかり通したかったな。
30分くらい酢に浸してもよかったかも。

そのほかに、
冷蔵庫の残り物をかき集めて、
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味噌汁を作りましたとさ。
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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昨日は雨だったけれど、今日は晴れてよかったね。
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(友情出演)

【お酒】2133.本醸造 越乃あゆ 180ml [15.新潟県の酒]

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製造者 鮎正宗酒造株式会社
新潟県妙高市大字猿橋636

アルコール分15度
原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合70%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




たまたま鮎釣りに来ていた博義王(伏見軍令部総長宮博恭王の第一王子)につけてもらった“鮎正宗”。
そのお酒は、かつて普通酒の398.鮎正宗 あゆカップをいただいております。

今日いただくこの“越乃あゆ”は、本醸造
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精米歩合は70%でした。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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うまみはやや淡め。
渋みが最初に来て、強くはないものの鋭いですね。
少し枯れています。
米のうまみは弱めです。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりかな。
すっぱさは強くはないもののこれも鋭い。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
ほとんど感じません。


やや淡麗でちょい渋ちょい枯ちょいすっぱちょいスー辛口のお酒でした。

うまみが弱めで、かつちょい渋ちょい枯ちょいすっぱちょいスー。
しかもそれらがうまく調和してはいないみたいでした。
それ故か、味に粗さを感じてしまいました。

あゆカップとは、かなりちがうな。

【お酒】2132.潟の井 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 株式会社小山酒造店
新潟県上越市大潟区土底浜3627

原材料 米(国産)米こうじ(国産米)醸造用アルコール
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




上越地方(新潟県の南西部)に蔵を構える小山酒造店さん。
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文献によれば、杜氏を含めてわずか5人で造る小さな蔵なのだとか。
きめ細やかな舌触りとふくよかな味わいがこの蔵の特長。代表の小山伸一氏は、前杜氏が引退した時から杜氏も兼任。4人の蔵人と理想の味を追い求めている。」(※1)

そんな小山酒造店さんの“潟の井”。
どうやら普通酒のようでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色で、透き通っておりました。
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うまみはやや濃いめ。
熟成感が最初に来て、軽い渋みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も少し感じます。
米のうまみは弱めかな。
キレはよく、透明感がありますね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
かなりさらりとした甘みをかすかにかつはっきりと感じます。


やや濃醇で枯れちょい渋ちょいすっぱちょいスースッキリやや辛口のおいしいお酒でした。

枯れていてちょい渋でしたが、透明感とちょいスーとがスッキリとまとめてくれておりました。
これはアル添の成果でしょうか?
でも、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とちょいすっぱとで、けっしてペラペラには感じませんでした。

これはあくまでも私の感想ですが、濃い味の料理に合うと思います。
魚の煮付けとか、野菜の味噌和えとか。
肉でもいいかな。


(※1)『Book of Sake にいがた日本酒大図鑑』p.95(2019.02 株式会社ニューズ・ライン)

喉をやられちまったぜよ。 [雑感]

今日は喉が痛いので、お酒の記事はお休みします。



と言っても、けっして新型コロナのせいではございません。
インフルエンザや風邪でもありません。


それは今朝、風呂場で体を洗っていたときのこと。

口を開けて息を吸った瞬間、
唇に付いていた石鹸の泡が、
私の喉へ飛び込んで来やがった。
それはもう、むせたことむせたこと!
そのせいで、今日は一日中喉が痛くてせき込んでおりました。



こんな調子じゃ、お酒の味なんかわかりゃしない。
それ故、今日はお酒の記事は書きません。


カレーでも食べよっと。
スパイスで、ショック療法だ!
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カレーは好きなのですが、普段はなかなか食べられないのです。
だってカレーを食べると、お酒の味がわからなくなっちゃうからね。
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でもでもでも、
飲んどるやないか~い!(芋焼酎です)
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ごきげんよう。

【お酒】2131.越後長岡城 特別本醸造 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 長谷川酒造株式会社
新潟県長岡市摂田屋2丁目7番28号

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




長谷川酒造さんのお酒は、かつて1018.酒銘不詳(長岡?) カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は、特別本醸造
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精米歩合で“特別-”を名乗るパターンのやつね。
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特別本醸造には香りを特徴とするものもありましたが、今日はどうしても燗の気分。
当たって砕けろの精神で、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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うまみは淡め。
でも米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
酒臭さ(ほめ言葉ですもちょっとあるみたいですが、熟成感はありません。
苦みをかすかに感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはわかるが、弱いね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
わかるものの、前には出て来ません。


淡麗ちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
苦みをかすかに感じたものの、角や粗さ、クセがなくて飲みやすく感じました。
淡めでしたが、淡めなりに米のうまみに厚みがあってけっしてペラペラではありませんでした。
やや辛口でしたが、辛すぎず、うまみと共にいい感じにまとまっているようでした。

うまいね。
察するに、海の物にも山の物にも合うんじゃないのかな。

【お酒】2130.旭興 純米吟醸 300ml [09.栃木県の酒]

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製造者 渡邉酒造株式会社
栃木県大田原市須佐木797-1

アルコール分16度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合48%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの旭興。
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渡邉酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
130.旭興 カップ
431.本醸造 那須逍遥 300ml
1942.旭興 辛口 カップ

今日いただくこのお酒は純米吟醸ですが、
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精米歩合は大吟醸レベルの48%。
しかも純米で16度台ということは、加水が少なくて濃厚な味なのでしょうか?
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いただく前から期待大のこのお酒、
さっそくいただいてみましょう。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに黄色がかっておりました。
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上立ち香あるね。
盃に注ぐと、フルーティーな香りがふわりと漂ってまいりました。
含むと、それほど熟していないバナナのような香りが口の中でパッと広がりました。
接着剤香も少し感じます。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じます。
吟醸酒らしい苦みもちょっとだけ感じます。
熟成感はなく、ピリピリ感もありません。
キレはまあまあかな。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、少し鋭いです。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきり。
かなりさらりとしていますが、それでも幅を感じます。


芳香やや濃醇でちょいすっぱちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。

フルーティー香と接着剤香とがありましたが、しつこくは感じませんでした。
ものすごく濃いというわけではなかったものの、米のうまみしっかりで飲み応えがありました。
酸味が引き締め、ちょいスーがしつこさを抑え、かつ甘みが味を和らげているように感じました。

これはうまいね。
さすが吟醸酒、恐れ入りました。






その芳香な吟醸酒と合わせた今日のエサはこちら。


すっぱいものを食べたかったので、
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豚ばら肉のかたまりを買って来て、
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酢豚を作りました。
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肉はやわらかくてまいう~!
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野菜は炒める前に電子レンジにかけたので、これもやわらかくてまいう~!
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、先週末の分と合わせていっぱい遊んでいただけました。
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爪がすごい!
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(友情出演)

鹿児島県での焼酎集め:4回目 [旅]

 
このブログでは、過去に3度、鹿児島県を徘徊して焼酎を集めております。




1度めは、2018年2月のこと。
日南線に乗った際、終点の志布志駅の周辺を徘徊。

2度めは、2018年7月。
鹿児島市内を徘徊したあと指宿枕崎線に乗って枕崎まで行き、そこから鹿児島交通のバスで北上した薩摩地方での焼酎集め。

そして3度目は、2020年8月。
国分駅周辺を徘徊したのち、屋久島・種子島へと渡って、鹿児島市内へ戻って来た旅でした。




今回は、これらとは異なる場所を徘徊し、とある特異な焼酎を集めましたよ。

その顛末を、とくとご覧あれ!












★☆2022年5月14日(土)★☆


旅のはじまりは、
近所にあるバス停からバスに乗車。
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雨降る高速道路を、バスは走って行きました。
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やってきたのは、
成田空港第1ターミナル。
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ここ成田空港からは、
Peachの奄美大島行MM541便に搭乗。
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飛びます、飛びます!(坂上二郎さんより)
いいえ、もう飛んでいます。
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飛行機に乗って雲の上に出ると、あたしゃいつも、
大親友だったごんちゃん(猫)がどこかにいるんじゃないかと思って探しちゃうのよね。
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富士山の近くを飛んでいるはずなのですが、
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な~んにも見えやしない。
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あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前中だというのに飛行機に乗ると飲むクセがすっかりついたアル中ハイマー型ダメ人間だ!
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四国にさしかかると、
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ようやくお姿を拝めるようになりました。
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薩摩半島の先にあるのは、開聞岳。
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そういえば、
かつて開聞岳の麓にある岡児ヶ水(おかちょがみず)の集落を徘徊したな。
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成田空港からおよそ2時間半で、
奄美空港へ到着。
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奄美空港では、焼酎たちがお出迎え。
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空港の売店を物色し、
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セットものや、
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これらをGET!
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13時を回り、腹が減った酔っぱらい。
食堂を探したところ、自民党御用達のJoyfullだってさ。
(カレースタンドは跡形もなくなっておりました。)
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ベーコンピザをいただいたのですが、
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冷凍のはずのピザが、815円もするのね。
インフレ誘導策かよ!
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時刻は14時前でしたが、
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次のバスは、14:45発。
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ということで、
空港のロビーでビールを飲みながらバスを待ちましたよ。
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奄美空港からは、市街地へ向かうバスに乗りました。
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前面展望イェ~イ!ガキか!
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太平洋が見えましたよ!
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心はいつも、
太平洋ぜよ!(ナムコ「竜馬くん」より)
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バスに50分ほど乗って、
小浜町バス停にて下車。
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奇蹟だ!
梅雨入りしたのに、雨降ってない!
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近くにあったイオンで、これらをGET!
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あ、そうそう!

今回、オイラがどこへ何をしに来たか言っとくわ。





オイラが来たのは、
奄美市の、
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名瀬(なぜ)!
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じゃなくて、

名瀬は、奄美大島で最大の街なのです。
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そして、
奄美大島の焼酎といえば、
“黒糖焼酎!”

詳しくは上記リンク先で触れておりますが、
黒糖を原料とする黒糖焼酎は、
“先の戦争による食糧不足に起因して焼酎の原料に主として黒糖が用いられるようになり、それが戦後も継続し、かつ奄美群島の本土復帰に伴って『特例』として焼酎乙類に分類され続けている。”
ということですよ。

本来、黒糖を使用して蒸留酒を造ると、できたお酒はラム酒に分類され、ラム酒の税率が課されるのだとか。
しかし奄美群島では上記の事情があるので、米麴を使用することを条件としてラム酒ではなくて『焼酎』として製造することが可能となっているそうでよ。
だから黒糖を使用した『焼酎』を造ることができるのは、ここ奄美大島を中心とした奄美群島だけなのです。


今回は、
その黒糖焼酎を集めるために、ここ奄美大島の名瀬へとやってきたのでした。
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喜界島の25度は既出ですが、せっかくなので入手しました。
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とある酒屋さんで浜千鳥の詩を買ったら、喜界島の50ml瓶をいただいちゃいました!
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夕方になったので、この日の徘徊は終了。
ホテルにチェックイン。
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そして、屋仁川(やんご)通りへと繰り出したのでした。
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途中で見つけた酒屋さんで、喜界島の荒濾過なるものを見つけてGET!
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南国風の建物を発見!
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その近くでは、ハイビスカスの花が咲いておりました。
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この日私が選んだのは、
架空食堂kurauさん。
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まずはビール。
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自家製ピクルス。
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酸味がさわやか!
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ここで、黒糖焼酎“まんこい”。
熟成感と樽風味とが穏やかで、黒糖の香ばしさふんわり。
これはピクルスに合うね。
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島豚“あかりんとん”を使用したソーセージ。
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粗挽きで噛みごたえバッチリ!
しかもものすごくジューシー!!
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まんこいがなくなったので、赤ワインと合わせてみました。
ワインなんて、普段はまったく飲まないのにね。
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ルネッサ~ンス!(髭男爵より)
辛口で渋み少し。たしかに肉に合うね!
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お通しのパン。
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ソーセージから出た油に浸して食べると最高においしい!
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ポテトもほっくりでおいしい!
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ソーセージにマスタードをつけると、
肉のうまみとマスタードの酸味、赤ワインの渋味がものすごくいい感じに調和する!
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赤ワインを飲み干して、
里の曙を水割りで。
黒糖の香ばしさが穏やかで、かつ厚みがあるね。
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そして〆は、
地元産じゃがいもとブルーチーズのグラタン。
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地元産のじゃがいもの味が濃い!
ブルーチーズのうまみや塩気、それに焦げ具合といい感じに調和している。
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白ワインでルネッサ~ンス!(同上)
爽快辛口!、ブルーチーズの風味とバッチリでした。
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あー、
なにもかもがおいしかった。
それにワインに目覚めちゃったかも。
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架空食堂kurauさん、
堪能させていただきました。
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屋仁川(やんご)通りを歩いて戻って、
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地元資本のコンビニで、これらをGET。
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こうして、
名瀬での初日は更けていったのでした。
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★☆2022年5月15日(日)★☆


翌朝。


またしても奇蹟!
雨降っていなくてラッキー!
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曇り空の下、AM08:15から徘徊を開始した酔っぱらい。
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トンネルをくぐるのですが、
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歩道があってよかったよかった!
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トンネルを抜けたところにあったコンビニで、
里の曙の一合瓶を見つけてGET!
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川沿いの道を北上したのですが、
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川原の植生を眺めると、はじめて見る植物が!
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フクギ。
これは沖縄で見たことがあります。
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目的地が見えてまいりました。
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ふと足元の川を見ると、
植生が消えて白い砂が。
汽水になったのかな?
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細い道を抜けた先にあるのは、
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朝仁海岸(あさにかいがん)
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砂が真っ白!
オイラの家の近くにある東京湾とはぜんぜんちがう!
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これは去年末に海底火山の噴火で流れてきた軽石かな?
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あ、
ヨットだ!
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戸塚ヨットスクールかな?
古っ!
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どうやら干潮時だったらしく、
沖まで歩いていくことができました。
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珊瑚がいっぱい落ちておりましたよ。
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雲っているせいか、
碧い海を拝むことはできませんでした。
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でもでもでも!
人生初の東シナ海にタッチ!
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からの~!
朝仁海岸に乾杯!(午前9時ですけれど何か?)
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朝仁海岸。
いつかまた来るぜよ!
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スーパーの開店時刻となりましたので、
れんととじょうごとの前割りをGET!
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朝仁バス停へ戻って、
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名瀬の市街地へ向かうバスに乗車。
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入舟町バス停にて下車。
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入舟町バス停の近くにあったコンビニで、
黒糖焼酎“龍宮”のカップ酒(なんと20度)を見つけてGET!
さつま島美人は既出でした。
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商店街がありました。
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商店街にあったスーパーで、
奄美のお茶としょうゆ(甘口)とをGET!
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コケコッコー!
チャボでした。
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市街地を流れる永田川。
小川でしたが、水がきれいで、橋を渡ると涼しい!。
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しかも名瀬の街は、山が近いのね。
その山から吹いてくる風がきもちいい!
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地元の味噌屋さんで、
量り売りの味噌と、アマミノクロウサギ保護を謳う焼酎とを見つけてGET!
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腹が減ったと思ったら、
午前11時。
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瀬里奈さんへ吸い込まれて行きました。
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まずはビール。
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そして、
ビーフカレー。
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地方へ来ると、付け合わせで出てくる野菜がいちいちいおいしいのよね。
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カレーは深みと酸味とが効いていて、スパイスがおだやか。
うまいね!
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ごちそうさまでした。
おいしかった!
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お腹も心も満たされた酔っぱらい。
でも正に水を差すかの如く、雨が降ってきやがった!
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傘をさして、ホテルへ戻ったのでした。
掃除なしの連泊プランだったので、チェックイン時刻の前でも戻ることができたのでした。
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ホテルの部屋で、収集した焼酎を梱包した酔っぱらい。
フロントへ持って行って、自宅まで送ってもらったのでした。
焼酎を担いだままじゃ、帰りの飛行機で機内に持ち込めないでしょうからね。
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あー、疲れた疲れた。
徘徊と梱包と発送とで疲れた体を、ビールで癒したのでした。
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そうこうしていると、
雨が止んだじゃあ~りませんか!
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川沿いの道を歩いて向かったのは、
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髙千穂神社。
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階段を上がって、
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二の鳥居をくぐると、
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そこには木々に囲まれた拝殿が。
二礼二拍手一礼。
たくさんの焼酎をありがとうございました。
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高千穂神社へのお礼参りを終えて、
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屋仁川(やんご)通りへと戻って来た酔っぱらい。
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カフェを見つけて、
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ビールを飲んでしばし休憩。
まだ飲むのかよ!
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途中で立ち寄った酒屋さんで、初見の小瓶を見つけてGET!
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再びホテルの部屋へ戻って、
相撲中継を見ながら過ごしたのでした。
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夕方になり、
この日も屋仁川(やんご)通りへと繰り出した酔っぱらい。
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この日は、
むちゃかなさんへ。
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まずはオリオンビール。
店員のお姉さんと話していたせいで、撮影を忘れて飲んでしまいました。
ドスケベ!
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お通し。
地鶏卵の茶碗蒸し。
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卵の味が濃厚!
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しまらっきょう塩漬け。
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酢の味がしない塩漬けもおいしいね。
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一人前の刺身。
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刺身には焼酎でしょうよ!
ということで、浜千鳥の詩。
香りほんのり華やかですっきりしているけれど、コクがあるね。
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お刺身は、どれもおいしい!
スーパーで買うやつとはぜんぜんちがう!
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一番おどろいたのは、ソデイカ。
ロールイカにするほどの大型で大味のはずなのに、うまみしっかりでおいしい!
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これは塩とレモンだな。
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タコもおいしかった。
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あーあ、
おいしくて、あっちゅう間や!
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焼酎も空いたので、
昨日に引き続きまんこいを。
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そして最後は、
沖永良部産きくらげの炒め物。
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コリッコリ!
おいしいわ~!
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最後の最後で、
浜千鳥の詩の原酒をいただいて。
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あー、
なにもかもがうまかった!
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むちゃかなさん、
ごちそうさまでした。
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屋仁川(やんご)どおりを歩いて戻って、
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立ち寄った地元資本のコンビニで、里の曙の原酒と長期熟成酒とをGETして、
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こうして、
名瀬での2日目は更けて行ったのでした。
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★☆2022年5月16日(月)★☆


最終日は、朝から雨。
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ホテルをチェックアウトしたのち、昨日立ち寄ったカフェでバス待ちのビール。
朝からビールを出したことがない」と戸惑われてしまいました。
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入舟町バス停から、奄美空港行バスに乗車。
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前面展望イェ~イ!
最後までガキか!
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奄美の海よ、
いつかまた来るぜ!
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奄美空港に到着。
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じょうごは既出ですが、再度購入。
私が人生で最初にいただいた黒糖焼酎を、初心に立ち返るために買いました。
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時刻は11時過ぎ。
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この日はJoyfullではなく、
名瀬で買ってきた軽食をつまみに、空港ロビーで独り宴会開始!
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奄美大島に乾杯!
楽しませてくれてありがとう!
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食後、
Peachの成田行MM542便に乗って、
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ビールを飲みながら帰ったとさ。
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★☆2022年5月18日(水)★☆


成果が無事到着。
めでたし、めでたし。
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