春玉の白 330ml [変わった酒]
製造者 末廣酒造株式会社+T
福島県会津若松市日新町12-38
品目 日本酒(発泡性)①
アルコール分 8度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
内容量 330ml
(以上、ラベルより転記)
今日は、会津若松市にある末廣酒造さんの嘉永蔵で入手したお酒をいただきます。
蔵元さんのwebsiteでは、この“春玉の白”について以下のように紹介されておりました。
『韓国において古来飲まれてきたにごり酒「マッコリ風清酒」。
『末廣の技術により、発酵炭酸ガス含有のままお届けします。』
ラベルには、マッコリに関する蘊蓄が書かれておりました。
そんなマッコリ風清酒“春玉の白”は、
アル添なしで、かつ低濃度(8度)。
“日本酒(発泡性)①”の表示の根拠が気になるところですが、
ここでは適用となる法令・通達のみを紹介しておきます。
(かつては読み説いていたのに、面倒くさくなったんだな。)
・酒税法附則(平成29年3月1日法律第4号)36条2項4号
・酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の5 酒類の品目等の表示義務 36条2項四号
また、“炭酸ガス含有のまま”なのに原材料名に炭酸ガスの表示がないということは、その炭酸ガスが酵母によるアルコール発酵の効果として発生したもののみ(炭酸ガスを添加していない)ということでしょう(食品表示基準第3条第1項)。
それではいただきます。
蔵元さんのWebsiteでは冷やして飲めと書いてありましたので、
冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
滓の量は、1割くらいでしょうか。
お酒の色は、ほぼ白色。
にごり酒によくある象牙色っぽさは確認できず。
わかりにくいかもしれませんが、けっこうシュワシュワしています。
上立ち香はなし。
含むと、ヨーグルトのような酸味をハッキリと感じます。
滓のザラつきはゼロですね。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみそのもので、酒臭さや枯れた感じはゼロ。
苦みや雑味もありません。
甘みはややはっきりかな。
前に出て来ないものの、お酒が喉を通った後で舌の奥のほうでじんわりと感じる程度です。
やや濃醇で爽快シュワシュワちょいすっぱ旨口のお酒でした。
滓の量が1割くらいだったこともあってか、そんなに濃くは感じませんでした。
シュワシュワだったことも影響しているのかもしれません。
酸味ははっきりと感じました。
ただ甘みは、一応わかるものの前に出て来ませんでした。
夏の暑い日にはいいかもね。
にごり酒と比べると、こっちはかなりさっぱり爽やかといったところでしょうか。
その春玉の白と合わせた今日のエサはこちら。
冷蔵庫の残り物野菜に、ひき肉を合わせて、
肉野菜炒め。
ごちそうさまでした。
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うらやましいことこの上ない!
黒猫のダンナは、午前中から午後2時半くらいまでずっとおねんね。
それでも遊んでいただけるのが、ダンナの懐の深さなのでした。
(友情出演)