ブログ更新終了・移行のお知らせ&出かけてまいります [雑感]
本日をもちまして、
“飲みたくなってシマッタの記”
の更新を終了いたします。
理由は、
容量が残り50MBとなってしまったこと。
2013年8月7日に書き始めて以来、まもなく11年を迎えるわけですから、さもありなんでしょう。
過去記事のコメント欄は、開放したままにいたします。
それ故、書き込みを歓迎し(ただしイヤミや脅迫はオコトワリ!)、かつそれに返答差し上げるためには、この程度の容量を残しておく必要があると判断いたしました。
次回以降は、
新たに立ち上げつつあるブログ、
にて、相変わらずの酒臭い記事を公開させていただきます。
なお、
今週末(2024/07/27(土)-28(日))は一泊2日で出かけ、とある場所を徘徊してまいります。
それ故、明日から来週初めにかけては、更新がございません。
次回の新ブログでの次回の更新は、7/30(火)を予定しておきます。
いまのところ、天候は問題なさそう。
でも徘徊するには些か暑すぎるかも。
と、いうことで、来週までのしばしのお別れ。
あらたなブログでまた皆さまと、お目にかかりたく存じ奉ります。
ごきげんよう!
え?
どこへいくのかって?
“飲みたくなってシマッタの記”
の更新を終了いたします。
理由は、
容量が残り50MBとなってしまったこと。
2013年8月7日に書き始めて以来、まもなく11年を迎えるわけですから、さもありなんでしょう。
過去記事のコメント欄は、開放したままにいたします。
それ故、書き込みを歓迎し(ただしイヤミや脅迫はオコトワリ!)、かつそれに返答差し上げるためには、この程度の容量を残しておく必要があると判断いたしました。
次回以降は、
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にて、相変わらずの酒臭い記事を公開させていただきます。
なお、
今週末(2024/07/27(土)-28(日))は一泊2日で出かけ、とある場所を徘徊してまいります。
それ故、明日から来週初めにかけては、更新がございません。
次回の新ブログでの次回の更新は、7/30(火)を予定しておきます。
いまのところ、天候は問題なさそう。
でも徘徊するには些か暑すぎるかも。
と、いうことで、来週までのしばしのお別れ。
あらたなブログでまた皆さまと、お目にかかりたく存じ奉ります。
ごきげんよう!
<(_ _)>
え?
どこへいくのかって?
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【お酒】2329.おいしい大吟醸 紙パック 17度 180ml [11.埼玉県の酒]
製造者 株式会社小山本家酒造
さいたま市西区大字指扇1798番地
品目;日本酒
内容量:180ml
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合:50%
アルコール分:17度
(以上、紙パックの印刷事項より転記)
小山本家酒造さんは、世界鷹小山家グループの総帥。
グループ構成員名の製品ではなくて、小山本家酒造さんの名で世に送りだされているお酒は、かつて以下の物をいただいております。
【お酒】95.浜福鶴 大吟醸 備前雄町(灘浜福鶴蔵)
【お酒】1372.がま伝説 鬼ころし カップ(賜杯桜より継承?;製造所は北鹿)
今日いただくこのお酒は、紙パック。
ストローでチューチュー吸って飲むやつ。
でも実際にストローで吸って飲んでいる人を、あたしゃ見たことがございませんよ。
それなのに、中身はなんと大吟醸なんだってさ。
品質表示はこちら。
精米歩合は大吟醸の要件を満たす50%。
アル添大吟醸で、かつアルコール度数が17度と少し高め。
でもでもでも!
驚くべきは、そのお値段。
ワンカップ大関(普通酒)よりも安いじゃないですか?
大吟醸って、精米歩合を50%にするだけでは、けっして名乗ることは出来ないのです。
大吟醸を含む特定名称酒には共通する要件(米の品質/麹米の使用割合/アルコールの添加制限量)があって、それらを満たさなければたとえ精米歩合50%でも大吟醸はおろかその他の特定名称も名乗ることは出来ないのです。
それに大吟醸ってのは、「吟味して製造した清酒」(※1)であって「固有の香味及び色沢が特に良好なもの」(※2)と、蔵元さんご自身が判断なさらなければ、名乗ることができないのです。
その判断は蔵元さんに任されているわけですけれど、けっして安易に判断して良いというわけではないでしょう。
ワタクシは、我が国の蔵元さんそれぞれには、“胸を張ってそう判断できるお酒のみを大吟醸と名乗るべきだという矜持”があることを信じたいところでございます。
そう信じたいところではございますものの、一合詰でたった139円(税別)というお値段で、大吟醸の要件を満たすお酒を世に送り出すことができる小山本家酒造さんっていったい・・・?
まあでも、お値段や製法がどうであれ、一番大事なのは味ですね。
おいしいかどうかが、お酒の価値と存在意義とを決めるのです。
それらを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
わかりづらいかもしれませんが、お酒の色はごくかすかに着いておりました。
上立ち香はなし。
含むと、フレッシュな風味を少し感じます。
うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみそのもので、淡めなりに厚みを少し感じます。
熟成感はなく、酒臭さもなし。
苦みがあって、強めでかつ鋭い。
キレはまあまあ。
酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、苦みに引きずられて前へ出て来ているみたい。
ちょいスーも然り。
ピリはごくかすか。
甘みはややはっきり。
幅を少し感じるものの、これはすっぱさはちょいスーとは逆に、苦みに負けている感じ。
ちょい爽快のやや淡麗で苦ちょいスーやや甘口のお酒でした。
吟香がないのは、ワタクシとしてはむしろ望むところ。
うまみは洗練されており、ちょい爽快なフレッシュさはちょうどよい感じでした。
ただし、苦みがあまりにも目立ちすぎるように、ワタクシは感じました。
これが大吟醸にふさわしい味わいかどうかは、お読みいただいている諸兄にてお試しあれ。
(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1
(※2)(※1)2(2)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2013年8月から書き続けて来ました“飲みたくなってシマッタの記”ですが、
お酒の記事を公開するのは、今日を最後といたします。
そして、明日公開する記事を以て、ブログの更新を停止いたします。
理由は、明日公開する記事にて開陳いたします。
[ワイン]21.甲州 スパークリング 250ml [999919.山梨県のワイン]
醸造地:山梨県韮崎市穂坂町上今井8-1
製造者:本坊酒造株式会社+M
鹿児島市南栄3丁目27番地
日本ワイン
品目:果実酒(発泡性)
原材料名:ぶどう(山梨県産)/炭酸ガス、酸化防止剤(亜硫酸塩)
山梨県産甲州ぶどう100%使用
アルコール分:11度
内容量:250ml
(以上、ラベルより転記)
今日は、“甲州スパークリング”なるワインをいただきます。
山梨県産の甲州ぶどうを100%使用したこの“甲州スパークリング”。
それ故に、日本ワインを名乗ることができるのでしょう。
この“甲州スパークリング”、醸造地は山梨県韮崎市なのに、製造元は鹿児島の焼酎メーカーたる本坊酒造さんなんだってさ。
このことについて、文献には以下の記載がございました。
「鹿児島が本社の老舗焼酎メーカー・本坊酒造一八七二(明治五)年創業が一九六〇(昭和三五)年、山梨県笛吹市に現在のマルス山梨ワイナリー、二〇一七(平成二九)年にマルス穂坂ワイナリーを設立した。醸造を穂坂ワイナリーで、貯蔵と瓶詰めを山梨ワイナリーでという体制でワインを製造している。」(※1)
そういえば、今はわずか一社のみ(太田酒造㈱さん)となってしまいましたが、かつて地方に蔵を保有していた清酒の蔵元さんが、灘にも蔵を置いて酒造りをしていた例を思い出しました。
事情は異なるでしょうけれど、本坊酒造さんも「どうでワインを造るならば本場で」とお考えになられたが故のご決断だったのかもしれませんね。
なお、本坊酒造さんの焼酎は、これまでに以下の物をいただいております。
《焼酎》46.さくらじまハイカップ 12度 200ml
《焼酎》59.さくらじま ハイカップ 25% 200ml【追記あり】
《焼酎》171.あらわざ桜島 25度 300ml
ところで、この“甲州スパークリング”ですが、
原材料名の表示に“炭酸ガス”とありました。
スパークリングワインは、シャンパンやカヴァ(CAVA)、スプマンテのように発酵によって炭酸ガスを発生させる方法(瓶内二次発酵方式[タンクで発酵を終えたのち、瓶詰め後にもう一度発酵させる方式]/瓶内一次発酵方式[タンクでの発酵の途中で瓶詰めする方式]/シャルマ方式[密閉されたタンク内で発酵・発泡させて瓶詰めする方式])が、もともとの伝統的な製法なのだとか。
一方で、発酵による発泡ではなくて、ワインに炭酸ガスを注入して発泡性を持たせる方法もあるのだそうです。
このことについて、文献には以下の記述がありました。
「〈炭酸ガス注入方式〉
発酵が終わったワインのタンク内、あるいは瓶内に人工的に炭酸ガスを注入する方式。泡が大きく、気が抜けやすいことが多いが、短時間で手軽にスパークリングワインがつくれるため、大量生産したい際に用いられる。」(※2)
原材料名に“炭酸ガス”とあったということは、今日いただくこのこの“甲州スパークリング”は、きっと後者の炭酸ガス注入方式によって製造されたスパークリングワインなのでしょう。
最後にもう一つ、小ネタ。
栓がこんなかたちをしているから、コルク栓みたいに「ポン!」と音をたてて開栓するのかとおもいきや、
完全にだまされました。
気が済んだところで、いただきたいと思います。
もちろん、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
泡は一度立ちましたが、すぐに引いていく感じでした。
上立ち香はなし。
含むとぶどうの風味をしっかりと感じます。
発泡感は軽めですが、サイダーのような泡。
酸味が少し強めで、鋭さを感じます。
逆に甘みはかなり弱め。
口当たりはさっぱりしており、キレのよさを感じます。
爽快ちょいシュワちょいすっぱスッキリ旨辛口のおいしいスパークリングワインでした。
深みやコクはなく、キレが良くて口当たりがさっぱりしておりました。
軽めの発泡感も口当たりの良さを助長していたことでしょう。
しかし、ぶどうの風味はしっかりしており、かつ酸味が効いているので飲み応えはありました。
それでいて辛口でキリッとしており、食事とあわせやすいのではないかと感じました。
また、上記文献(※2)にあった「泡が大きく、気が抜けやすい」という記述の意味は、なんとなく分かったように思いました。
私はスパークリングワインをいただいた経験はかなり少なめですけれど、Moët & Chandonと比べるとさもありなんと感じました。
(※1)新田正明『山梨ワイン』p.150(2021.12 芸術新聞社)
(※2)監修:日本のワインを愛する会『日本ワインの図鑑』p.25(2020.5 マイナビ出版)
【お酒】2328.英君 本醸造 300ml [22.静岡県の酒]
製造者 英君酒造株式会社
静岡市清水区由比入山二一五二
品目:清酒
内容量:300ml
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満
精米歩合:65%
(以上、ラベルより転記)
2015年4月以来の“英君”。
かつて【お酒】533.英君 フラワーカップをいただいております、
今日いただくこの英君は、本醸造。
品質表示はこちら。
それではいただきましょう。
本醸造ですから、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
盃に鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りをかすかに感じます。
うまみは、これはやや淡めでしょう。
それでも米のうまみハッキリで、舌の上に乗っかって来ます。
酒臭さも少し感じます。
熟成感はなし。
苦みや雑味はゼロですね。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきり。
すっぱさはそれほどでもないですね。
でも酸味自体に深みを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはややはっきり。
かなりさらりとしておりますが、幅を少し感じる甘みを口を付けてから喉を通るまで感じます。
やや淡麗でちょい深ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
やや淡麗と評しましたが、米のうまみははっきりしておりました。
酸味の深みが飲み応えをもたらしてくれているようでした。
やや甘口でしたが、しつこさはまったく感じませんでした。
しかも雑味なく、かつキレが良くて、後味スッキリでした。
これさ、かなりうまいんじゃないの!
海のものはもちろんのこと、山のものにもバッチリでしょう。
それに普段の晩酌にもピッタリだと思いますよ。
英君本醸造は、飲み応えとキレのよさとを双方感じることができる美味しいお酒でしたとさ。
その英君本醸造と合わせた今日のエサはこちら。
おいしそうなピーマンを見つけました。
肉厚で、固く締まっている。
これは是非とも生で食べたいところ!
薄切りにして、
水にサッと晒して水気を切ったものを、器に入れてラップをかけて冷蔵庫で冷やしました。
冷蔵庫で冷やしたものに、鰹節をかけて、
同じく冷やしておいた三杯酢を用意して、
食べる直前に冷たい三杯酢をかけていただきました。
最高!
ピーマンの青みと酢の酸味とが爽やかで、かつバッチリ!
パリパリとした歯応えもいい感じでした。
おいしそうなナスも見つけたので、
豚肉を買って来て、
調味料として、愛知県産の赤みそを使いました。
ナスと豚肉の赤みそ炒め。
これもナスがおいしい!
そういえば学生だった頃、ナスと豚肉の味噌炒め定食ばかり勧めてくる中華屋が大学の近くにあったっけ。
ごちそうさまでした。
【お酒】2327.初鮎 特別本醸造 生貯蔵酒 300ml [15.新潟県の酒]
製造者 鮎正宗酒造株式会社
新潟県妙高市大字猿橋636
内容量 300ml
清酒
<原材料名>
米(国産米)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合58%
アルコール分14度
詰口時加熱処理済
(以上、瓶の印刷事項より転記)
昭和初期、たまたま鮎釣りに来ていた“若宮博義殿下”(博義王?:伏見宮博恭王(海軍大将・海軍軍令部長[のちの軍令部総長]・元帥・いわゆる“艦隊派”のボス)の第一王子)に名前を付けてもらったという、“鮎正宗”。
そりゃ、急に聞かれたら、そうなります罠。
その鮎正宗酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】398.鮎正宗 あゆカップ
【お酒】2133.本醸造 越乃あゆ 180ml
今日いただくこのお酒は、“初鮎”なる生貯蔵酒。
特別本醸造でもあるのね。
ところで、このお酒の瓶には、なにやら不思議な文様がついておりました。
これ、なに?
レギュラー商品の鮎正宗にも、ラベルに印刷されているみたいですね。
話のネタが尽きたところで、いただきましょう。
生貯蔵酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
盃に注ぐと、フレッシュな香りをかすかに感じます。
含むとそれを口の中ではっきりと感じることができます。
うまみは、やや濃いめ?
米のうまみがしっかりで、厚みを少し感じますよ。
苦みがあって、鋭くはないものの舌の上に乗ると残ります。
酒臭さはなく、熟成感もなし。
キレはまあまあ、苦みが残ります。
酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めです。
スーかすか、ピリなし。
甘みははっきり。
幅のある甘みを、口を付けてから喉を通るまでしっかりと感じます。
爽快やや濃醇でちょい苦旨甘口のおいしいお酒でした。
やや濃いめで、かつ苦みもあってキレがそれほどよろしくない。
それなのに、フレッシュな風味が爽快感をもたらしてくれるからか、重くは感じませんでした。
甘口なのは上越のお酒らしさでしょうか?
これもフレッシュな風味のおかげか、甘ったるくは感じませんでした。
ただ、開封してしばらくすると、甘みが少し引き、かつすっぱさが少し出てきたみたいでしたよ。
この時点では、爽快やや濃醇でちょい苦ちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒に変わりました。
スイスイと行けてしまい、あっちゅう間でございましたとさ。
めでたし、めでたし。
願わくは、鮎と合わせてみたかったところ。
そういえば、そろそろ鮎の季節ですけれど、今年は無事ありつけるや否や?
その初鮎と合わせた今日のエサはこちら。
きゅうりとにんじん。
きゅうりとにんじんのサラダ。
オリーブオイルの風味がいい。
最近じゃ、価格が2倍くらいに高騰していますね。
にらを入手。
「にらは断然、山形県産の“達者de菜”に限る!」
あたしゃそう、胸を張って言い切れます。
だって、みずみずしさが他県産とはぜんぜんちがうのですから。
特に根元のところなんて、ものすごくジューシーでおいしいのですよ!
今日は豆腐も食べたかったので、にらと合わせてみました。
切った豆腐の両面をごま油で焼いて、
豆腐入りにら玉。
にらがとてもおいしい!
両面を焼いたことで、豆腐は香ばしく仕上がりました。
ごちそうさまでした。
【お酒】2326.秀よし 本醸造 全国花火競技大会記念缶 花火の街 大曲 [05.秋田県の酒]
製造者:合名会社鈴木酒造店
秋田県大仙市長野字二日町九
品目:日本酒
内容量:180ml
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合:65%
アルコール分:14度
(以上、缶の印刷事項より転記)
鈴木酒造店さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】399.秀よし 本醸造 カップ
【お酒】459.秀よし 本醸造 生貯蔵酒 300ml
【お酒】1411.賢人 本醸造酒 濁り酒 180ml
【お酒】1412.秀よし 純米酒 180ml
【お酒】2312.秀よしカップ 秋田内陸線 本醸造酒
【お酒】2315.秋田秀よし 純米酒 お花見缶 一番
【お酒】2316.秀よし 純米酒 お花見缶 二番
今日いただくこのお酒は、“全国花火競技大会記念缶 花火の街 大曲”だってさ。
中身は本醸造のお酒。
品質表示はこちら。
それではいただきましょう。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
鼻を近づけると、枯れている香りをかすかに感じます。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみは広がらないものの舌の上にフワッと乗っかって来るみたい。
熟成感が少しあって、枯れているもののかなり穏やかで角はなし。
軽い苦みをかすかに感じる以外は、雑味らしきものはなし。
キレはよく、スッと引きます。
酸味ははっきり。
すっぱさは少し強めでかつ鋭いね。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みは、難しいところですがちょいはっきりかな?
それほど目ただないものの、わかります。
やや濃醇でちょい枯すっぱちょいスースッキリ旨口のおいしいお酒でした。
熟成感がありましたが弱めでした。
すっぱさが目立ちましたが、キレがよいせいか後を引くことはないみたいでした。
甘辛は判定し難いところ、それ故回避いたしました。
もしキレが良くなければ、すっぱさがかなり目立っていたかもしれません。
また純米にはなかった熟成感ですが、秀よしでは本醸造に共通するものなのでしょうか?
【お酒】2325.純米酒鳳陽 180ml [04.宮城県の酒]
●製造者:合資会社内ヶ崎酒造店
宮城県富谷市富谷新町27
●品目:清酒
●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合:65%
●アルコール分:15度
●内容量:180ml
(以上、裏に貼られたラベルより転記)
2015年6月以来の、およそ9年ぶりにいただく内ヶ崎酒造店さんのお酒。
酒銘は“鳳陽”(ほうよう)。
「江戸初期の1661(寛文元)年に創業。明治期に誕生した銘柄「鳳陽」は、中国で縁起が良いとされる鳥、鳳凰(ほうおう)について書かれた故事「鳳鳴朝陽」(鳳凰が元旦の朝に鳴くと、災いをはらい、福を授けるの意)に由来する。」(※1)とのこと。
そのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】569.鳳陽 カップ 普通酒
【お酒】570.鳳陽 本醸造 カップ
【お酒】599.鳳陽 純米酒 カップ
今日いただくこの鳳陽は、純米酒。
かつていただいた【お酒】599.鳳陽 純米酒 カップとは、精米歩合が異なるみたいでした。
なお、この鳳陽は、【お酒】2319.蔵王 大吟醸 山田錦 180mlと共に、仙台駅の改札外にある土産物店で入手したのでした。
こちらにも、列車内で飲めるように、プラスチック製の猪口が付いておりました。
カップ酒だと一旦開封するとすべて飲み切らなければいけませんけれど、フタ付きの一合瓶ならばその心配はございません。
こぼすおそれも低いでしょうし、もはやカップ酒は時代遅れなのでしょうか。
もしかしたら、これまでにいただいた鳳陽のカップ酒は、もう販売されていないのかな?
それではいただきましょう。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いておりました。
鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りをフワリと感じます。
うまみはやや濃いめ。
酒臭さがありますが、穏やかです。
米のうまみもそれに続き、厚みを少し感じます。
熟成感はないみたいです。
苦みはかすかに感じる程度。
キレはよく、スッと引きます。
酸味ははっきり!
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
スーかすか、ピリなし。
甘みはややひかえめでしょう。
少し感じはするものの、弱めです。
やや濃醇ですっぱスッキリ旨やや辛口のお酒でした。
うまみがしっかりしておりましたが、苦みをかすかに感じたほかは雑味はなく、角や荒さも感じませんでした。
すっぱさがけっこう目立ちましたが、キレがよいせいか、それほどひどくはありませんでした。
純米酒らしいしっかりした味わいに、アル添酒のようなキレのよさが備わったお酒でした。
一方で、これはあくまでも私の感想ですが。この鋭い酸味は何を狙っているのか、想像しがたいところでございました。
(※1)『宮城の蔵元訪ね歩き』p.87(2009.4 エーシークリエイティヴ)
【お酒】2324.阿武隈 Qcup(あぶQカップ) [06.山形県の酒]
製造者 月山酒造株式会社
山形県寒河江市大字谷沢七六九-一
品目 日本酒
内容量 180ml
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分 15度
(以上、ラベルより転記)
月山酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】104.銀嶺月山 ガッサンカップ
【お酒】390.銀嶺月山 本醸造 生貯蔵酒 300ml
【お酒】916.銀嶺月山 お燗瓶 180ml
【お酒】1566.銀嶺月山 しぼりたて生原酒 槽前酒 300ml
【お酒】2289.銀嶺月山 カップ
【お酒】2300.丸森ニャンコカップ
この阿武隈Qカップも、【お酒】2300.丸森ニャンコカップと共に、いなか道の駅やしまやさんで入手したものでした。
中身は【お酒】2300.丸森ニャンコカップと同様に、【お酒】2289.銀嶺月山 カップと同じでしょう。
“Qcup”ってのは、きっとやしまやさんの近くにあぶくま駅を設けている阿武隈急行線が“アブキュー”と呼ばれていることに由来するのでしょう。
それ故か、ラベルには阿武隈急行8100系電車と思われる絵が描かれておりました。
味はわかっておりますが、いただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、丸森ニャンコカップと同じく、かすか。
あれ?
香りはなし。
うまみはやや淡め?
初めに穏やかな熟成感が来て、米のうまみと酒臭さ(ほめ言葉)とを少し。
軽い渋みは覚えあり。
キレはよいですね。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはややはっきり。
幅を少し感じます。
やや淡麗でちょい枯ちょい渋ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
あれ?
オイラは【お酒】2300.丸森ニャンコカップを淡麗と評しておりますが、こちらはちょっとだけ濃い“やや淡め”かな?
まあでも、そう感じたんだから、ウソは書けません罠。
(オマエの舌がおかしいだけだ!)
でも、味の基本はまちがいなく同じ。
なかんずく、しょうゆやみそとの相性がバッチリですから、普段のダレヤメ(晩酌)にピッタリだと思います。
【お酒】2323.南部美人 300ml [03.岩手県の酒]
製造者:株式会社南部美人+B
岩手県二戸市福岡字上町13
品目:日本酒
アルコール分:15度
内容量:300ml
原材料名:米(日本産)、米麹(日本産米)、醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)
南部美人さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】730.南部美人 上撰 カップ
【お酒】1437.南部美人 上撰 お燗瓶
【お酒】2175.南部美人 吟醸 缶カップ
【お酒】2176.南部美人 特別純米 缶カップ
今日いただくこのお酒はどうやら普通酒のようですが、
小印は付されてはおらず。
ということは、佳撰クラスなのかな?
“B”という製造所固有記号は、“馬仙峡蔵”(岩手県二戸市下斗米字上野平67-30)なんだってさ。
話のネタが尽きたところで、いただきましょう。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
上立ち香はなし。
うまみは淡め。
でも米のうまみを淡めなりにふわりと感じます。
軽い香ばしさがありますね。
熟成感や酒臭さはなく、苦みや雑味はゼロ。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
スーかすか、ピリなし。
甘味はややはっきり。
幅はないものの、じんわりと感じます。
淡麗ちょい香ばしでスッキリやや甘口のお酒でした。
淡めでしたが、軽い香ばしさがあり、かつ突出することなくまとまっておりました。
甘みがあって、じんわりと効いており、これも味の要素でした。
軽いので、スイスイと行けてしまいました。
ただ、オイラとしては、飲み応えがほしいところでしたけれど。
その南部美人と合わせた今日のエサはこちら。
おいしそうなきゅうりが売っていたので、
棒きゅうり。
おいしい。
胡麻の風味と、酢とみりんとの深みがばっちり。
メシ通(hotpepper)で紹介されていた「鶏むね肉の焼き南蛮漬け風」がおいしそうだったので、
鶏むね肉を買って来て、
作ってみました。
これもおいしい。
焼いた香ばしさと甘酢の相性がバッチリ。
また甘酢をかけたことで、鶏むね肉のパサパサ感が低減されているようでした。
ただ甘酢には、とろみをつけたほうがよかったかも。
ごちそうさまでした。
【お酒】2322.浜千鳥 本醸造 生貯蔵酒 300ml [03.岩手県の酒]
製造者 株式会社浜千鳥
岩手県釜石市小川町三丁目八番七号
清酒
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 こうじ米55%、掛米60%
アルコール分 15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
今日いただくのは、岩手県の海の酒。
浜千鳥さんのお酒や焼酎は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】38.浜千鳥 上撰 カップ
【お酒】1839.浜千鳥 本醸造 カップ
《焼酎》230.本格米焼酎 纜(ともづな) 25度 300ml
【お酒】2200.浜千鳥 本醸造 三鉄カップ
今日いただくこの浜千鳥は、本醸造の生貯蔵酒。
簡単にではございますが、生貯蔵酒たる意味が記載されておりました。
品質表示はこちら。
掛米で60%、麹米で55%とけっこう磨いているのに、特別本醸造を名乗らないところに奥ゆかしさを感じるのはオイラだけ?(だな。)
それではいただきましょう。
生貯ですし、冷やして飲めと書いてありますから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすか。
上立ち香はなし。
含んでもフレッシュな風味はなく、むしろセメダイン香を少し感じます。
うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみが淡めなりに鋭く、舌の上に乗っかります。
酒臭さ(ほめ言葉)もかすかに感じるかな。
熟成感はなく、苦みや雑味もなし。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはひかえめ。
というか、皆無。
淡麗ちょいラリちょいスースッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。
淡めでしたが、けっしてペラペラではなく、米のうまみを淡めなりにしっかりと感じることができました。
生貯らしいフレッシュな風味は感じることはなく、むしろセメダイン香を感じたことから“ちょいラリ”と評しました。
ですがけっして強い香りではなく、うまみが淡めであるが故に相対的にはっきりと感じた程度でした。
キレはよく、ちょいスーかつ辛口で、かなりキリッと引き締まっておりました。
これは完全に海の酒ですね。
海産物と合わせてこそその味わいが映えると思います。
一口ごとにつまみを口に運びたくなり、そのつまみの味がまた酒を求める。
それ故に、スイスイと行けてしまいました。
しかも回るのがはやいことはやいこと。
酔っぱらってしまいましたとさ。
その浜千鳥本醸造生貯蔵酒と合わせた今日のエサはこちら。
どうしてもなすを食べたかったので、
なすを食べたかったので、
“焼かなす”にして、
三杯酢に浸し、
すりごまと合わせて、
焼かなすのごま酢和え。
いつもの味。
おいしくないはずがない。
朝から浜千鳥を飲もうと決めていたワタクシ。
それ故、ぜひとも刺身と合わせてみたいところでした。
一方で休日のワタクシは、買い物は朝8時半頃に行くと決めております(人が少ないから)。
でも朝にスーパーへ行くと、刺身はほとんど販売されていないのですよ。
かといって、大混雑の午後にはけっして行きたくはないですし。
しかたがなく、いつものさば缶。
玉ねぎとピーマンとに、レモンを合わせて、
オリーブオイルとレモンとでドレッシングを作り、
汁を捨てたさば缶を皿に広げて、
(猫のエサみたいだな。)
ドレッシングをかけていただきました。
さば缶には、まちがいなくレモンがバッチリなのですよ。
ごちそうさまでした。