SSブログ
03.岩手県の酒 ブログトップ
前の10件 | -

【お酒】2231.南部亀の尾 本醸造生貯蔵酒 辛口 300ml [03.岩手県の酒]

39698.JPG
製造者 岩手銘醸株式会社
岩手県奥州市前沢字新町13番地

品目 日本酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 60%
使用米 亀の尾100%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




岩手銘醸さんのお酒は、かつて以下の物をいただいております。
【お酒】729.岩手誉 翔 カップ(糖類添加)
【お酒】2192.岩手誉 翔 カップ(糖添廃止)

今日いただくのは、“南部亀の尾”だってさ。
39700.JPG

本醸造生貯蔵酒でした。
39702.JPG

甘口になりがちな傾向があると思われる生貯蔵酒ですが、本商品は辛口と銘打たれておりましたよ。
39701.JPG

亀の尾を名乗るだけあって、
使用米は亀の尾100%とのこと。
39703.JPG
39704.JPG


それではいただきましょう。
生貯蔵酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
39705.JPG


香りはないですね。
含むとフレッシュな風味を少し感じます。

うまみはやや淡め。
それでも米のうまみに厚みを淡めなりに感じます。
苦みがあって、強くはないものの鋭いですね。
熟成感なし、酒臭さもなし。
キレはよい。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱め。
スー少し、ピリも少しかな。

甘みはややひかえめ。
かなり弱めではあるものの、幅を少し感じます。


ちょい爽快のやや淡麗でちょい苦ちょいスーちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。

辛口とは評しませんでしたが、甘みを少しだけ感じたが故でした。
でも、苦みやちょいピリが効いていて、それが辛口の感覚をもらたすのかもしれません。
私は甘みの程度だけを尺度として辛口かどうかを判断しているので、斯くの如くでございました。

やや淡めでしたが、それでも米のうまみしっかりで、飲み応えがありました。

これは食事に合うと思います。
特に、濃い味のものと相性が良いように思いました。

酒が料理を欲し、料理が酒を求める、そんなお酒。
アッちゅう間でございました。
39706.JPG






その南部亀の尾本醸造生貯と合わせた今日のエサはこちら。

鶏肉。
39707.JPG

冷蔵庫から掘り出してきた野菜。
39708.JPG
39709.JPG

炒めもの。
39710.JPG

若干焦げはしたものの、焼き鳥のような風味でおいしくいただけました。
39711.JPG

ごちそうさまでした。
39712.JPG

【お酒】2230.國華 上撰 お燗瓶 180ml [03.岩手県の酒]

39678.JPG
上閉伊酒造株式会社
岩手県遠野市青笹町糠前31-19-7

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




おとといに引き続き、今日も上閉伊酒造さんのお酒をいただきます。
これまでに、以下の物をいただきました。
【お酒】383.SLたのしいねっ♪ 遠野カップ
【お酒】2230.國華の薫 上撰 マイルドカップ200

今日いただくこのお酒は、
“國華”としか書いていないのに、
“コッカノカオリ”とおっしゃるの?
39679.JPG

【お酒】2230.國華の薫 上撰 マイルドカップ200と同じく、
上撰の小印を付された普通酒。
ですがこちらは、度数が15度台とやや高めで、かつ内容量が一合でした。
39680.JPG


それではいただきましょう。
普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、
【お酒】2230.國華の薫 上撰 マイルドカップ200と同じく、淡い金色でした。
39681.JPG


香りがありますね。
アルコール香とともに、枯れた感じ少し、酒臭い(ほめ言葉。以下同じ)香り少し。

うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかり。
枯れておりますが、米のうまみ少し、かつ酒臭さ少しを感じます。
苦みや雑味はなし。
キレはよいですが、透明感は弱めです。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはなし。
深みをちょっと感じる程度。
ちょいスーで、かつちょいピリ。

甘みはひかえめ。
これもほとんどわからないくらいです。


やや淡麗でちょい枯ちょい深ちょいスーちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。

味の基本は【お酒】2230.國華の薫 上撰 マイルドカップ200と同じみたいでしたが、こっちのほうがうまみがしっかりしており、飲み応えがありましたよ。
酸味はすっぱさはないものの、深みをちょっと感じました。
また、こちらはちょいスーかつちょいピリでした。
辛口なのは、こちらも同様でした。

マイルドカップ200とは造りは同じではあるものの、加水量が異なるのではないかと推察いたします。
これはあくまでも私の感想ですが、こっちのほうが飲み応えがあっておいしいと思いました。

【お酒】2230.國華の薫 上撰 マイルドカップ200 [03.岩手県の酒]

39674.JPG
上閉伊酒造株式会社
岩手県遠野市青笹町糠前31-19-7

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール度数 14度以上15度未満
内容量 200ml
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの、上閉伊酒造さんのお酒。
およそ9年前に、【お酒】383.SLたのしいねっ♪ 遠野カップをいただいて以来でした。

今日いただくこの“國華の薫(こっかのかおり)”には、上撰の小印が付されておりました。
39675.JPG

度数は14度台とのこと。
それで200mlなのかな?
39676.JPG


いただきましょう。
普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、淡い金色でした。
39677.JPG


上立ち香は、アルコール香とともに、枯れた感じの香りをかすかに感じます。

含むと、枯れていることがわかります。
でも角はないみたいです。
うまみは淡め。米のうまみはうっすら。
それに透明感を伴います。
苦みや雑味はなし。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめ。
すっぱさが弱めではあるものの、弱めなりに鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはひかえめ。
ほとんどわからないくらいです。


淡麗ちょい枯ちょいすっぱスッキリ辛口のお酒でした。

淡めで透明感があり、すっきりしていてちょいスーかつ14度台ということは、アル添量・加水量ともに多めなのかな?
でもそのせいかどうかはわかりませんが、枯れ具合に角がなく、かつ雑味を感じることなくいただけました。

ちょっと薄めですけれど、けっしてペラペラではないみたいです。
これは完全に食中酒でしょうね。
それも濃い味のものを合うと思います。
私は今日は、具沢山の赤だし味噌汁と春巻(スーパーで買ってきたやつ)とに合わせましたが、いい感じでした。

【お酒】2228.あさ開 純米吟醸 300ml [03.岩手県の酒]

39643.JPG
製造者 株式会社 あさ開
岩手県盛岡市大慈寺町10番34号

品目 日本酒
精米歩合 55%
アルコール分 14度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




あさびらき
 こぎ出て来れば 武庫の浦の
  汐干の潟に 田鶴が声すも
   (万葉集 巻十五より)”

あさ開さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】80.あさ開 アルミカップ アサビラキ
【お酒】293.あさ開 本醸造生貯蔵酒 生缶2回目はこちら
【お酒】409.あさ開 サケカップ(紙カップ)
【お酒】412.あさ開 純米辛口 男の純米DRY
【お酒】565.あさ開 本醸造 昭和旭蔵 300ml
【お酒】731.あさ開 南部流寒造り 純米吟醸 180ml
【お酒】1804.あさ開 純米酒 Proto type M 300ml
【お酒】1806.あさ開 本醸造 岩手グリーン〈手〉
【お酒】1808.あさ開 本醸造 岩手ブルー〈岩〉

そのほかに、【お酒】2224.関山 本醸造 生貯蔵酒 300mlも、製造者はあさ開さんでした。


今日いただくのは、純米吟醸。
39644.JPG

かつていただいた【お酒】731.あさ開 南部流寒造り 純米吟醸 180mlと比較すると、
精米歩合は同じですが、アルコール度数が1度低めに設定されておりました。
39645.JPG

“ALL Iwate”だってさ。
39646.JPG


いただきます。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかにわかる程度でした。
39647.JPG


香りはないですね。
含んでもわかりません。
かすかにフレッシュさがあるかな。

うまみはやや淡麗、否、ちょい濃醇かな。
米のうまみしっかりで、酒臭さも少し感じます。
しかしキレがよくて透明感があるせいか、濃くは感じません。
苦みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。

酸味はややはっきり。
すっぱさがやや強めで、鋭さを伴います。
スーはなく、ピリもなし。

甘みはややひかえめ。
かなり弱めです。


ちょい濃醇でちょい苦ちょいすっぱスッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。

当初はやや淡麗かと思いましたが、淡麗と評するほど薄くななく、しっかりしておりました。
それでいてキレがよくて透明感があったことから、後味はスッキリしておりました。
ちょい苦ちょいすっぱは、いい感じじ味わいを引き締めているようでした。
やや辛口でしたが、甘みはないわけではなく、喉を通ったあとで舌の根元辺りで感じました。

うまいね。
香りがないせいか、食事と合いました。





そのあさ開純米吟醸と合わせた今日のエサはこちら。


今週月曜日に入手したにんじん。
味噌汁に入れて食べておりましたが、これだけ余ってしまいました。
39648.JPG

千切りにして。
39649.JPG

オリーブオイル、塩コショウ。
39650.JPG

みりんと酢とは、煮切って使いました。
39651.JPG

にんじんときゅうりのサラダ。
39652.JPG

予想どおりのおいしさ。
みりんが味を深めてくれました。
39653.JPG

ねぎとしめじ。
39654.JPG

ねぎは小口切り。
39655.JPG

魚ソー。
39656.JPG
39657.JPG

卵は先週末の残り物。
39658.JPG

こっちはごま油を使いました。
39659.JPG

炒めて、
39660.JPG

味を付けて、
39661.JPG

卵でとじて、
39662.JPG

できあがり。
39663.JPG

ねぎがおいしい!
小口切りにしたことで、ねぎの繊維が気になることもございませんでした。
39664.JPG

ごちそうさまでした。
39665.JPG

【お酒】2224.関山 本醸造 生貯蔵酒 300ml [03.岩手県の酒]

30532.JPG
販売者 両磐酒造株式会社
岩手県一関市末広一丁目1-16
販売場 西磐井郡平泉町平泉宇高田前66-3
製造者 (株)あさ開 盛岡市大慈寺町10-31

品目 清酒
アルコール分14度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合70%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




両磐酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】720.関山(かんざん) 金印 カップ
【お酒】1024.関山(かんざん) 上撰 紙カップ
【お酒】1025.関山 生酒 本醸造 しぼりたて アルミ缶
【お酒】1052.関山 上撰 カップ

今日いただくのは、本醸造生貯蔵酒でした。
30533.JPG

品質表示はこちら。
30535.JPG

この商品、あさ開からの桶買い
あるいは、OEM商品なのかな?
30534.JPG

桶買い
 酒類は本来自己の販売に見合う数量を製造するのが妥当であるが,知名度,販売力,あるいは地域差等で,販売量と製造数量に過不足が生じる場合がある.これを調節するために酒類を販売容器に充填せずに,主に原酒のまま製造業者間で取引することを桶取引といい,(桶もの取引,未納税取引ともいう.),売りを桶売り,買いを桶買いという.
 桶取引の制度は,造石税の時代にも行われていたが,原料米割当て(昭和11年~昭和43年)時代と,それに続く生産カルテル(昭和44年~48年)時代には需給の調整機能を大いに発揮した.
 最近では契約による注文桶取引に移行し、桶売側では下請けの様相が濃くなってきている.
(灘酒研究会編『改訂 灘の酒 用語集』p.312(1997.10 灘酒研究会))

OEM
(original equipment manufacturing)相手先ブランドによる生産。注文側の商標で販売される商品を受託生産すること。
(広辞苑 第五版 電子辞書)

桶買いやOEMの事実を品質表示から知り得るようにルールが改正されたことは、好ましいことだと思います。


両磐酒造さんは、どうやら2019年に自醸をいったん止めたそうですね。
しかし、数年後には平泉町で製造を再開しているとのこと。
もしかしたら製造再開後は吟醸クラスの製造のみに専念し、安い酒は桶買い/OEMのままなのかな?

この“関山”については、「おかしいな?」と思ったことがあるのですよ。
というのも、2016年10月にはじめて一関を徘徊した際には、スーパーや駅売店でも、関山のカップ酒を頻繁に見かけたのでした。

その後、一関には何度か訪問しているのですが、
あれほど目にした関山のカップ酒は、すっかり消えてしまっていたのでした。
それはあたかも、川口浩探検隊が探検中に出くわした毒蛇やサソリ、毒蜘蛛、底なし沼が、帰るときにはまったく出てこないが如く。

この事象と自醸廃止とに、もしかしたら何らかの関連性があるのではないでしょうか?
あくまでも、私の推測ですけれどね。

今回は下調べをしておらず、推測をもとに書くことしかできませんでした。
申し訳ございませんでした。
<(_ _)>

でもね、国会図書館にも、使えそうな資料はないみたい。
正確に記述するならば、岩手日報の過去記事を検索するしかないのかな?


それではいただきましょう。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
30536.JPG


香りがありますが、独特です。
フレッシュさではなく、むしろ酒臭い(以下、誉め言葉です)香りを感じます。

うまみはやや淡めですが、かなりしっかりしています。
酒臭さがしっかりしていて、米のうまみは弱めです。
軽い苦みを感じます。
熟成感はないみたいです。
キレはよく、透明感もありますね。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはひかえめ。
わかりません。


ちょい芳香のやや淡麗でちょい苦ちょいスースッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。

香りが酒臭く、かつうまみも酒臭さそのものでした。
それでいてキレがよくて透明感があり、決して濃くは感じませんでした。
さらにちょい苦と辛口とで、かなりキリッと引き締まっておりました。

フレッシュさがあって甘口という、一般的な生貯蔵酒とは全く異なる味わいでした。
酒臭さ満載で飲み応えバッチリなのに、透明感があってキレがよく、かつ辛口の引き締まった味わいでした。

食事とも合う、おいしい生貯でした。
かなりおいしくて、あっという間に飲み干してしまいましたとさ。
30537.JPG






その関山本醸造生貯と合わせた今日のエサはこちら。


ピーマンと、冷蔵庫の残り物のにんじん。
30538.JPG

サッと茹でて、
胡麻和え。
30539.JPG

ピーマンの青みがおいしい。
にんじんの甘みもいいね。
30540.JPG

さば缶。
30541.JPG

愛知県の赤みそと合わせて、
30542.JPG

さば缶の味噌煮。
30543.JPG

簡単で臭みがなくておいしい。
これは酒臭い関山とバッチリでした。
30544.JPG

ごちそうさまでした。
30545.JPG

【お酒】2203.千両男山 御神酒 180ml [03.岩手県の酒]

30106.JPG
製造者 株式会社菱屋酒造店
岩手県宮古市鍬ヶ崎下町5-24

品目:日本酒
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 65%
内容量 180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




菱屋酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】718.千両男山 本醸造 カップ
2回目はこちら
【お酒】2194.千両男山 金印カップ
【お酒】2195.千両男山 本醸造 浄土ヶ浜エターナルグリーン カップ
【お酒】2197.千両男山 上撰 岩手・宮古 三陸鉄道カップ

今日いただくこの御神酒。
お供え用でしょうけれど、中身は千両男山。
30107.JPG

しかし、特定名称も小印も表示はなし。
それに精米歩合だけでは中身を特定できないのが、千両男山。
30108.JPG


千両男山はこれまで燗でいただいてまいりました。
でも今日は、あえてひや(常温)で試してみようと思います。

お酒の色は、無色透明でした。
30109.JPG


香りはなし。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみに幅を少し感じますが、酒臭さはなし。
枯れた感じはあるのかな?、かすかかな?、気のせいかな?
どれなんだよ!
ただ、苦みがあって、やや強めで鋭さを感じます。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱め。
ただ、ちょいピリです。

甘みはひかえめ。
存在はわかるものの、苦みとちょいピリとに阻まれているみたい。


やや淡麗で苦ちょいピリ旨辛口のお酒でした。

米のうまみそのもので、うまみ自体にはクセを感じませんでした。
ただし、苦みとちょいピリとによって、味に角を感じました。

今までは燗にしていただいておりました千両男山。
やっぱりこれも燗にしたほうがよかったのかな?

刺身にはきっと合うと思います。
魚の脂や生臭みをサッと流してくれそうです。

【お酒】2200.浜千鳥 本醸造 三鉄カップ [03.岩手県の酒]

30007.JPG30008.JPG
製造者 (株)浜千鳥
岩手県釜石市小川町3-8-7

清酒
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




浜千鳥さんの製品は、かつて以下のものをいただいております。
【お酒】38.浜千鳥 上撰 カップ
【お酒】1839.浜千鳥 本醸造 カップ
《焼酎》230.本格米焼酎 纜(ともづな) 25度 300ml

今日いただくこのお酒は、本醸造カップと同じ中身でしょう。
30009.JPG

リアス線開通記念だってさ。
JR山田線だった宮古-釜石間が三陸鉄道に編入された記念のカップってことでしょうね。
30010.JPG

このカップ酒は、【お酒】2197.千両男山 上撰 岩手・宮古 三陸鉄道カップとともに、宮古駅に併設されていた三陸鉄道の直営店“さんてつや”にて入手いたしました。
202304yamada124.JPG
202304yamada125.JPG


本醸造ですが、今日はひや(常温)でいただきます。
そういう気分の日もあるのですよ。

お酒の色は、少し着いておりました。
30011.JPG


香りは、アルコール香をかすかに感じる程度です。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみじんわり、酒臭さ(ほめ言葉です)少しはっきり。
枯れ具合もちょっとあるかな。
軽い苦みをこれも少し感じます。
キレはよく、透明感をかすかに感じます。

酸味はややはっきり。
酸っぱさはどちらかというと弱めながらも、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリはかすかです。

甘みはややはっきりでしょう。
強くはないものの、幅を感じます。


やや淡麗でちょい枯ちょい苦ちょいすっぱちょいスーすっきり旨やや甘口のおいしお酒でした。

やや淡めでも、うまみはかなりしっかりでした。
ちょい枯ちょい苦ちょいすっぱちょいスーのやや甘口と評しましたが、どれもが突出することなくいい感じに効いておりました。
しかもキレがよく、後味がすっきりでした。

あれ?
うまいぞ!
浜千鳥本醸造って、こんな味だったっけ?
ひやだとこうなるのかな?

これは海の酒!
魚の脂をサッと流してくれそうです。

【お酒】2199.磐乃井 カップ [03.岩手県の酒]

30004.JPG
製造者 磐乃井酒造株式会社
岩手県一関市花泉町涌津字舘72番地

品目 清酒
アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




岩手県の南端に位置する花泉(一関市花泉町)。
202304yamada169.JPG

そこに蔵を置く磐乃井酒造さんのお酒は、2015年9月に【お酒】673.674.磐乃井 米酒酒 純米酒&大吟醸飲み比べをいただいております。

今日いただくこの磐乃井カップは、普通酒でした。
30005.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いておりました。
30006.JPG


上立ち香は、アルコール香少しと、枯れた香り少し。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し、そして枯れた感じも少しあります。
軽い苦みがありますが、強くはないですね。
キレはよく、透明感があります。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはややはっきり。
かなりさらりとしておりますが、それでも幅を少し感じます。


やや濃醇でちょい枯ちょい苦ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

枯れていて、透明感がありましたが、米のうまみがちゃんとしていて決してペラペラではありませんでした。
むしろアル添がキレのよさとスッキリ感とをもたらしていて、飲みやすくなっていると思いました。
ちょい苦と評したものの突出することなく、かつ味のバランスを崩すことなくまとまっているようでした。

うまいね。
特に枯れ具合がちょうどよく感じました。

【お酒】2197.千両男山 上撰 岩手・宮古 三陸鉄道カップ [03.岩手県の酒]

29996.JPG29997.JPG
製造者 株式会社 菱屋酒造店
岩手県宮古市鍬ヶ崎下町5番24号

品目 日本酒
内容量 180ml
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)醸造アルコール
精米歩合 65%
アルコール分 15度以上16度未満
(以上、ラベルより転記)





菱屋酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】718.千両男山 本醸造 カップ
2回目はこちら
【お酒】2194.千両男山 金印カップ
【お酒】2195.千両男山 本醸造 浄土ヶ浜エターナルグリーン カップ

今日いただくこのお酒は、宮古駅に併設されていた三陸鉄道の直営店“さんてつや”にて入手いたしました。
202304yamada124.JPG
202304yamada125.JPG

上撰の小印はついてはいるものの、
本醸造の表示は無し。
29998.JPG

しかも品質表示からだけでは本醸造と普通酒とのちがいを読み取れないのが、千両男山の特徴。
29999.JPG


話のネタが尽きたところで、いただきます。
(特定名称の表示がないので)普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はかすかに着いていて、透き通っておりました。
30000.JPG


鼻を近づけると、アルコール香とともに枯れた香りをかすかに感じます。

うまみはやや淡め。
米の風味をふんわりと感じて、かつちょっと枯れておりますね。
軽い渋みを少し感じます。
キレはよく、透明感がバッチリです。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱めですが、一応わかります。
スース―ですが、ピリはなし。

甘みはややはっきり。
べとついた感じはしないものの、幅を少し感じます。


やや淡麗でちょい枯ちょい渋スース―スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

やや淡めで枯れていて、しかもアルコール香はっきりでスース―でした。
それでも、米のうまみをふんわりと感じて、決してペラペラではありませんでした。
むしろキレがよく、アル添酒らしいキレのよさを感じました。
ちょい渋すら、いい感じに効いておりましたよ。

うまいね。
これは海の酒ですね。

【お酒】2195.千両男山 本醸造 浄土ヶ浜エターナルグリーン カップ [03.岩手県の酒]

29954.JPG
製造者:株式会社 菱屋酒造店
岩手県宮古市鍬ヶ崎下町5-24

品目 日本酒
内容量:180ml
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)醸造アルコール
精米歩合:65%
アルコール分:15度以上16度未満
(以上、ラベルより転記)




菱屋酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】718.千両男山 本醸造 カップ
2回目はこちら
【お酒】2194.千両男山 金印カップ

今日いただくこのお酒は本醸造ですが、こちらには上撰の小印はなし。
品質表示は本醸造上撰カップとも、金印カップともまったく同じ。
29955.JPG

名称の由来が書かれておりました。
29956.JPG


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
29957.JPG


燗をつけると、酒臭い香り(ほめ言葉です)をかすかに感じます。

うまみは濃いめ!
米のうまみしっかりで、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)もじんわり。
軽い渋みがあって、軽めなりに鋭さを感じます。
枯れた感じはしませんでしたよ。
本醸造ですが、キレはまあままかな。

酸味はややはっきり。
すぱさは強くはないものの、鋭さを少しとともに、酸味自体の深みも少し感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはややはっきり。
べとつかず、前に出てこないものの、幅を感じます。


濃醇ちょい渋ちょいスー旨やや甘口のおいしお酒でした。

うまみがしっかりで飲み応えがありましたが、それでいて雑味らしいものは感じませんでした。
ちょい渋でしたが、それすらいい感じに味を引き締めているようでした。
本醸造上撰カップや金印カップとちがって、枯れた感じはしませんでした。
キレはそれほどでもなかったものの、ちょいスーがむしろ爽やかでした。

これはうまいね!
普段の晩酌にぴったりで、和食ならば何にでも合うと思います。
アル添なのにしっかりしていて、それでいてちょいスー(←オイラの好み)で、おいしいお酒でした。
前の10件 | - 03.岩手県の酒 ブログトップ