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【お酒】1334.枡川 上撰 本醸造 300ml [11.埼玉県の酒]

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川端酒造株式会社
埼玉県行田市佐間二丁目9-8

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合70%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




今日はね、埼玉県行田市の川端酒造さんで入手したお酒をいただきますよ。
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上撰の小印が付けられた本醸造でした。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、透明でした。
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燗をつけると、酒臭い(←ほめ言葉です)香りがちょっと出てまいりました。

うまみは淡めですが、淡いなりしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)うまみをほんのりと感じます。
それに、ウィスキーのような風味がごくかすかにあるみたいです。
苦みや雑味はまったくありません。
キレはよく、スッと引きます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが強めで、鋭いですね。
それにけっこうピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
かなりさらっとしていて強くはないものの、甘みに幅と厚みとを感じます。


淡めではあるものの、どっしりとしていてキレのよい、やや淡麗ですっぱピリやや甘口のお酒でした。
まず、けっこうすっぱいね。
そのすっぱさが鋭くて、しかもピリッときましたよ。
でも、うまみに独特の風味があることや、甘みがズッシリとしていることもあって、バランスはとれているのではないかと感じました。
やや淡麗ではあるものの、けっして薄くはなくて飲み応えがありました。
でもね、すっぱさに飲みにくさを感じるかも。

【お酒】1333.菊泉 カップ [11.埼玉県の酒]

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滝澤酒造株式会社
埼玉県深谷市田所町9-20

アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
内容量180ml詰
(以上、ラベルより転記)




滝澤酒造さんのお酒は、かつて菊泉 本醸造 ふっかちゃんカップをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、誠に残念ながら糖類添加の三増酒でした。
ただし、酸味料は添加されていないみたいです。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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燗をつけると、甘い香りがちょっとだけ立ってまいりました。

うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがちょっとだけありますが、クドさも少し感じます。
苦みが少しあって、強くはないものの重さを感じます。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
アルコール由来と思われるさわやかさが少しはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さがありますね。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
とろみのような舌触りとともに、べとつきを少し感じます。


やや淡麗でちょい苦ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
これはあくまでも私の感想ですが、酸味料が添加されていないはずなのに、添加されているかのようなクドさを少し感じました。
ただ、キレがよいことから、飲みにくさは感じませんでした。
アル添がいい具合に効いているようですね。

【お酒】1329.白扇 にごり酒 カップ [11.埼玉県の酒]

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株式会社藤﨑摠兵衛商店O
埼玉県大里郡寄居町大字寄居925の5

アルコール分14度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
内容量200ml
(以上、ラベルより転記)




藤﨑摠兵衛商店さんのお酒は、かなり前に普通酒の白扇 佳撰 ハクセンカップをいただいております。
今日いただくこのお酒はにごり酒ですが、品質表示から判断するに普通酒でした。
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ところで、このマルの中って、なんて書いてあるのでしょうね?
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滓の量は、3割程度といったところでしょうか。
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にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに茶色がかっているようでした。
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うまみはやっぱり濃いめです。
米のうまみがしっかりしていますね。
オリのざらつきはそれほどでもないものの、砕いた米のようなつぶつぶが残っておりました。
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軽い苦みを本のかすかに感じますが、雑味はなく、それににごり酒の割にはキレもよいみたいです。

酸味はややひかえめです。
ヨーグルトっぽいすっぱさを少しだけ感じます。
刺激やピリピリ感はまったくありません。

甘みはややひかえめです。
米由来と思われる甘みをほんのりと感じる程度です。
べとついた感じはありません。


米のうまみがしっかりしているもののクセのない、濃醇つぶつぶ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
しっかりしているのに、クセがなくて飲みやすいと思いました。
甘みが少ないこともうれしいところでした。
もしかしたら、燗でもいけるかもしれませんね。

【お酒】1170.武蔵鶴 純米吟醸 コシヒカリ100% 300ml [11.埼玉県の酒]

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武蔵鶴酒造株式会社
埼玉県小川町大字大塚243

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米・米麹
精米歩合60%
国産米100%使用
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




武蔵鶴酒造さんのお酒は、かつて普通酒の武蔵鶴ツルカップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、コシヒカリを100%使用したという純米吟醸酒です。
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コシヒカリは、言わずと知れた、食べておいしいお米の代表格ですよね。
一方、とある文献には、以下のような記述がありました。
 こうした、“食べて美味しいお米”には、タンパク質や脂肪、無機物やビタミン類といった成分が多く含まれていて、これらが食べたときに旨味となり、また栄養となるのです。よって、食べて美味しいお米というのは、そうした成分に主体をおいて長年開発されてきました。
 しかし、高レベルのお酒を造る場合、その成分は雑味(不快な味)を生む原因となるのです。
 つまり、食べて美味しいお米は、高レベル(それでいて、当然、旨いもの)のお酒造りには向いていないと言うことになります。」(※1)

今日いただくこのコシヒカリ100%使用の純米吟醸酒は、果たしておいしいお酒なのでしょうか?
それをたしかめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、透明でした。
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吟醸造りのはずですが、吟香はまったくありませんね。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが舌の上に薄く乗っかる感じがします。
吟醸酒らしい苦みも軽くあるみたいですが、軽いなりに鋭さを感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さがあって、舌をピンと突いてきます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなり弱い甘みをかすかに感じる程度です。


米の旨みを、軽いが鋭い苦みと、これも軽いが鋭い酸味とが引き締める、やや淡麗でやや辛口のおいしいお酒でした。
苦みと酸味とを感じましたが、そこは吟醸造りのお酒だけあって、雑味がなくてきれいな味わいでした。
吟醸香は感じなかったものの、そのほうがかえって食事と合わせやすいと思いました。
とりわけ、苦みと酸味とがあることで肉との相性がよく仕上がっているように感じました。

(※1)蝶谷初男『うまい日本酒に会いたい!そのために知っておきたい100問100答』p.14-15(2004.12 ポプラ社)

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十日ほど前に、浦安を散策いたしました。

帰ってきてから、そういえばかなり前に山本周五郎の“青べか物語”を買って読んだことを思い出し、再び引っ張り出してきて読んでみました。
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青べか物語は、山本周五郎が昭和初期の漁師町浦安(作品中では“浦粕”と書かれています。)の情景とそこに住む人たちのことを題材として書いた短編集です。
山本周五郎は昭和初期に実際にこの浦安に一年間ほど住んでいて、そのときの体験をもとにしてこの本を書いたそうです。

その当時の情景が再現されている場所が浦安にあるということを知り、今日、再び浦安へ出かけてまいりました。


まずは、JR京葉線の新浦安駅から。
ここは、戦後になってから、埋め立てによって造成された場所です。
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まずクリア。
クリアちゃうわ!
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住吉超辛口+10カップは既出ですが、久しぶりに出会ったので入手してみました。

新浦安駅からは、おさんぽバスに乗車。
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着いたのは、浦安市郷土博物館。
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常設展示では、浦安の海と、それに寄り添う人々の生活のことをいろいろと紹介していました。
その中でも心引かれたのが、浦安の海に住む魚の展示でした。
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このハゼ、良型だこと。
天ぷらにするとうまいだろうね。
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このチヌ(クロダイ)は、刺身だね。
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イワシは動きが速いので、捕らえるのが難しいわ。
でも、脂が乗ってそうで、鮨ネタとしてはきっと最高でしょう。
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おいしそうな魚を見ていたら、酒飲みたくなってきたよ。


いかんいかん。
この博物館の一番の見どころは、これではありません。

なんとこの博物館、敷地内に昭和の頃の浦安の街並みが再現されているのです。
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私はこの路地に、“長”(青べか物語に出てくる船宿「千本」の三男)を先頭にして子どもたちが向こうから走ってくる姿を思い浮かべましたよ。
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井戸がありましたが、井戸おやじ(←音が出ます)はいませんでした。
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べか舟の乗船体験もあるでよ!
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この日は、海苔を焼いて食べる体験をさせていただきました。
行徳(浦安の隣町)で採れた海苔を、地元の子どもたちが漉いたものなのだとか。
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これを七輪で焼くと、緑色に変わります。
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パリッとしていて香ばしく、しかも味わい深い海苔でした。
いかんいかん、また酒飲みたくなってきた。


おお!
青べか物語に出てくる“天鉄”がありましたよ!
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再現された食卓には、作者が酒を飲むときに読んでいたという『青巻』が置いてありましたよ。
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浦安市郷土資料館、面白く見学させていただきました。
しかもこれだけ楽しませてくれて、なんと入場無料と言う太っ腹!
パンフレットももらい放題で、こんな面白そうなものをいただいて帰ったのでした。
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美味しそうな魚を見たり海苔をかじったり、あるいは天鉄を見学したりしたせいか、ものすごく腹が減ってまいりました。
そんな中で、博物館を出てから境川のほうへ向かって歩いて行くと、うなぎを焼くよい香りが漂ってくるじゃありませんか!
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昨今、うなぎの価格は暴騰していて、私のような大貧民にとっては高嶺の花となってしまいました。
しかし、一番安い【並】ならばなんとかなるだろうと一念発起して、入ってみましたよ。

まずはビールで精進落とし。
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そしていただいたのは、うな重の【並】(1,725円)。
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【並】ですからね、ご飯の露出がちょっと目立つところですが、しかたがありません。
それにしても、うなぎを食べるのって、もう何年ぶりかな。

やっぱりうなぎはものすごくまいう~。
外はカリッとしているのに、中はふわふわでジューシー。
奮発した甲斐がありましたよ。
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心もお腹も満たされたところで、川風を浴びながら境川沿いの道を歩いていきました。
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青べか物語に出てくる“沖の弁天社”のモデルとなったと言われている清瀧弁財天でお参りをして、
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近くのバス停から新浦安駅行のバスに乗って、帰ったとさ。
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【お酒】1165.帝松 逸品 お燗瓶 御神酒 [11.埼玉県の酒]

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松岡醸造株式会社
埼玉県比企郡小川町下古寺7-2
正180ml詰
(ここまで、瓶の印刷事項より転記)

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15.0度
(以上、王冠より転記)




昨日いただいた帝松のカップ酒に引き続き、今日も松岡醸造さんのお酒をいただきます。

今日いただくこのお酒ですが、御神酒と書かれた箱に入れて販売されておりました。
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品質表示の一部は王冠に記載されておりました。
それによれば、特定名称も精米歩合の表示もなかったことら、このお酒もカップ酒と同じく普通酒ということでしょう。
しかし、こちらには糖類は添加されていないみたいです。
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昨日いただいたカップ酒とは、果たしてどのようなちがいがあるのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、カップ酒と異なってほぼ透明でした。
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こっちのうまみは淡めですね。
やわらかいうまみをかすかに感じる程度です。
軽い苦みはありますが、香ばしさはないみたいです。

酸味はややひかえめです。
ひかえめながらも、すっぱさに鋭さがありますね。
それにちょっとピリッと感じます。

あまみはややはっきりしています。
でも、こっちには、とろみのような舌触りはないみたいです。


淡麗ちょいピリやや甘口のお酒でした。
カップ酒よりも淡くて、かつカップ酒から香ばしさととろみのような舌触りとを取ったような味わいでした。
その分、苦みやピリピリ感が目立つように感じました。

【お酒】1164.帝松 カップ [11.埼玉県の酒]

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松岡醸造株式会社
埼玉県比企郡小川町下古寺7-2

原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
精米歩合 70%
アルコール分 15%
容量180ml
(以上、ラベルより転記)




晴雲武蔵鶴と同じく、この蔵元さんも埼玉県の小川町に蔵を構えていらっしゃいます。
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ただしこの松岡醸造さんは、小川町の市街地からはちょっと離れておりました。




残念ながらこのお酒、糖類添加の三増酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ややはっきりしておりました。
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燗をつけたせいかもしれませんが、アルコールの香りがちょっとはっきりしておりました。

うまみはやや淡めです。
やわらかいうまみでしたが、ほんのりと感じる程度です。
軽い苦みと香ばしさとをも、かすかに感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは弱めですが、弱いなりに鋭さを感じます。
また、アルコール由来と思われるさわやかさがあって、それにちょいピリも感じます。

甘みはややはっきりしています。
とろみのような舌触りを少し感じます。


うまみや酸味、甘みがあるものの、全体的に淡めな、やや淡麗でやや甘口のお酒でした。
糖添三増酒らしいとろみのような舌触りはありましたが、それほどクドくはありませんでした。
また、味わいはしっかりしてしかも角がないものの、淡さというか薄さを感じました。
これはあくまでも私の推測ですが、アルコール香がはっきりしていたことから推察するに、多めのアル添と多めの加水とで延ばしているのではないでしょうか。

【お酒】1162.武蔵鶴 ツルカップ [11.埼玉県の酒]

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武蔵鶴酒造株式会社
埼玉県比企郡小川町大塚243

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




今日は、JR八高線・東武東上線小川町駅の駅前に蔵を構える蔵元さんのお酒をいただきます。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いていることがわかる程度でしたが、透明感がありました。
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うまみは濃くはないですね。
淡くもないみたいですが、少し薄っぺらさがありますね。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じますが、それよりも渋みと香ばしさとが少しはっきりしています。
キレはよく、味わいにも透明感を感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはほとんどなく、アルコール由来と思われるさわやかさを少し感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとついた感じはなく、かなりさらっとしています。


やや渋やや甘口のお酒でした。
これはあくまでも私の個人的な感想ですが、こういう味わいのお酒って、雑味の出た醪を多めのアルコールでのばしているのではないでしょうか。
しかし、かつてこういう味わいのお酒にはいくつか出会いましたが、その中でもこのお酒は比較的穏やかなほうではないでしょうか。

【お酒】1156.晴雲 カップ セイウン [11.埼玉県の酒]

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晴雲酒造株式会社
埼玉県比企郡小川町大塚178-2

アルコール分15度
[原材料名] 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
内容量 180ml詰
(以上、フタより転記)




昨日いただいた晴雲 しぼりたて生酒 アルミ缶に引き続き、今日も晴雲酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、一般的な普通酒です。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみは淡めです。
酒臭さ(←ほめ言葉です)がかすかで、それよりも軽い苦みと香ばしさとが少しはっきりしています。
キレはよく、透明感を感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとついた感じはないですね。


淡麗ちょい苦やや甘口のお酒でした。
この味わいは昨日いただいた生酒のそれに似ていますよ。
まるでその生酒を多めの加水でのばしたような味わいでした。
苦みや香ばしさが出ていたのは、もしかしたら燗にしたせいでしょうか?
強くはないものの、淡いが故に苦みや香ばしさが目立ってしまっているようでした。

【お酒】1155.晴雲 しぼりたて生酒 アルミ缶 [11.埼玉県の酒]

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晴雲酒造株式会社
埼玉県比企郡小川町大字大塚178
(缶の印刷事項より転記)

アルコール分19度以上20度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
正味200ml詰
(添付の書面より転記)




埼玉県は小川町にある蔵元さんのお酒をいただきます。
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このお酒は生酒のようですが、容器には特定名称も精米歩合も表示されておりませんでした。
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19-20度ということは、もしかしたら原酒なのでしょうか?

一方、添付されていた書面には、精米歩合60%と書かれておりました。
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それでも特定名称は表示されておりませんでしたので、普通酒なのでしょう。
普通酒だろうがなかろうが、おいしければそれでよいのですけれどね。


話のネタがないことをごまかしたところで、そろそろいただいてみたいと思います。
生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、ちょっと着いていることがわかる程度でした。
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一口含むと、フレッシュな風味が豊かであることがわかります。
ですが、アルコールの香りもちょっとはっきりしています。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
やわらかいうまみがしっかりしていますが、これは米由来でしょうか?
濃くはないみたいですが、とろりとした口当たりを少し感じます。
また、穏やかな香ばしさもちょっとあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
角のないすっぱさがちょっとあって、さわやかさも感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとついた感じのまったくしない、とてもさらっとした甘みです。


とろりとした口当たりがありつつも、フレッシュな風味が豊かで酸味がすがすがしい、爽快旨口のおいしいお酒でした。
しっかりした味わいですが、しつこさがなく、しかもフレッシュでさわやかでした。
アルコールの香りがちょっと目立つようですが、まあそれもまたお酒の味のうちでしょう。

【お酒】912.武甲正宗 本醸造 秩父芝桜 カップ [11.埼玉県の酒]

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武甲酒造株式会社
埼玉県秩父市宮側町21番27号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 70%
アルコール分15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




武甲酒造さんのお酒は、かつて糖添三増酒の武甲カップと、武甲正宗の純米酒生酒カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、秩父の名所、羊山公園にある芝桜の丘をラベルにいただく本醸造のカップ酒です。


フタには、“新酒”である旨が大きく表示されております。
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このお酒は4月に池袋の西武百貨店で入手しました。
4月製造であることから、おそらく芝桜が見ごろとなる時期の限定商品ではないかと推察いたします。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほんの少し茶色がかっておりました。
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うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、香ばしさをちょっとだけ感じます。
苦みや雑味はありませんね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはわずかで、さわやかさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
かなりさらっとした甘みをちょっと感じる程度です。


やや濃醇で旨口のおいしいお酒でした。
しっかりしているものの、苦みや雑味がなくて酸味もひかえめなため、飲みやすいと思います。
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