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【お酒】1978.澤乃井 純米大辛口 180ml〈東京の酒蔵シリーズ〉 [13.東京都の酒]

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●製造者 小澤酒造株式会社
東京都青梅市沢井2-770

●原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合 65%
●アルコール分 15度
●内容量 180ml
(以上、包装フィルムより転記)




「東京の酒蔵」シリーズも、今日が最後。
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今日いただくこのお酒は、澤乃井の純米超辛口なんだってさ。
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小澤酒造さんのお酒はこれまでに以下のものをいただいております。
270.澤乃井 カップ
492.澤乃井 純米 大辛口 300ml
1173.澤乃井 お燗瓶


純米酒ですが、冷やして販売されておりましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香はないですね。
含むとフレッシュな風味をかすかに、そしてアルコールの香りもかすかに感じます。

うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みはないものの、舌を突く感じがします。
酒臭さ(ほめ言葉です)もほんのりと感じます。
軽い苦みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよいですね。

さんみはややひかえめでしょう。
すっぱさはわかるものの、弱めで鋭さもそれほど感じません。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

“大辛口”だけあって、甘みはやっぱりひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


ちょい爽快でやや濃醇の、ちょい苦旨辛口のおいしいお酒でした。

辛口で、かつアルコールの香りがかすかにあって、キリッと引き締まっておりました。
でもうまみしっかりでけっしてスカスカではなく、飲み応えを感じました。

これは食事と合うお酒でしょう。
肉、魚、野菜と、なんにでも合うと思います。
日常の食卓でいただくにはちょうどよいのではないでしょうか。

【お酒】1977.嘉泉 特別純米 180ml〈東京の酒蔵シリーズ〉 [13.東京都の酒]

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●製造者 田村半十郎謹醸
東京都福生市福生626

●原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合 60%
●アルコール分 14度
●内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




昨日にひきつづき、今日も「東京の酒蔵」シリーズをいただきます。
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今日いただくこのお酒は、田村酒造場さんの“嘉泉”。
精米歩合60%の特別純米酒でした。
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特別純米酒には香りを特徴とするものもありますし、かつ冷やして販売されておりましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はないですね。
含むと、接着剤のような香りを少し感じます。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみをかすかに感じる程度です。
苦みや雑味はまったくなく、熟成感や酒臭さも感じません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりかな。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スースー感はかすかで、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょう。
弱めでべとつかず、幅も感じませんが、その存在はわかります。


淡麗ちょいすっぱスッキリやや辛口のお酒でした。

うまみがかなり淡めというか、弱め・薄めでした。
それ故か、接着剤のような香りと酸味とがそれぞれ弱めではあるものの目立っているようでした。
ただ、雑味やクセはないので、飲みやすくは仕上がっているかと思いました。

【お酒】1976.多満自慢 純米無濾過 180ml〈東京の酒蔵シリーズ〉 [13.東京都の酒]

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●製造者 石川酒造株式会社
東京都福生市熊川1番地

●原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合 70%
●アルコール分 14度
●内容量 180ml
(以上、包装フィルムより転記)




今週は、「東京の酒蔵」シリーズをいただきます。
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東京の酒蔵シリーズは、酒の卸問屋さんである“国分”さんが企画立案なさった「東京を代表する3蔵元謹製の純米酒」を詰めた「お猪口付き180mlボトル缶」。
なんでも「「東京の魅力再発見・手軽にちょこっと東京地酒」をコンセプト」とした商品で、関東エリアのNewDays・NewDaysKIOSK(JR東日本系列の駅売店)にて販売されているのだとか。
(以上、国分さんのWebsiteより)


今日いただくこのお酒は、多満自慢の純米無濾過
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鈴木酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
413.多満自慢 本格辛口 カップ
809.多満自慢(たまじまん) タマカップ
810.多満自慢 タマカップ200
822.多満自慢 上撰本醸造 300ml
1636.多満自慢 淡麗 純米大吟醸 300ml
1719.多満自慢 御神酒 180ml

“グラス型カップ付き”なんだってさ。
駅売店で販売する商品ですから、列車内で飲むことを想定しているのでしょうか?
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それでは、いただいてみたいと思います。
純米酒ですが、冷やして販売されていたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
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上立ち香は、鼻を近づけるとフレッシュな風味をかすかに感じます。
でも含むと、それが広がります。
接着剤のような香りもかすかに感じます。

うまみはやや濃いめでしょう。
酒臭さ(ほめ言葉です)が穏やかに効いていて、かつ熟成感もほんのりと感じます。
米のうまみもそれらに続くみたいです。
苦みや雑味はないですね。
キレはよく、スッと引いていきました。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スーをかすかに感じますが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
べとつかず、幅もそれほどないものの、存在はよくわかります。


やや濃醇でちょい爽快の、ちょい枯ちょいすっぱスッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

フレッシュな風味と酸味とがちょうどよくて、爽やかさを感じました。
やや濃いめでしたが、雑味やしつこさがありませんでした。
でも酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)や枯れた感じを穏やかに感じることができて、飲み応えがありました。
それでいてキレがよく、スッキリとしておりました。

様々な味の要素がそれぞれ突出することなくバランスよくまとまっているように感じました。
これはうまいね!
冷酒にしてはしっかりしているものの、飲みやすいお酒でした。


















★☆★ 予告 ☆★☆





先週末は、出かけておりました。

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飛行機に乗って、

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とある空港に降りて、

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雨の中を走るバスに乗ったり、

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まっすぐな高架なのに単線非電化の線路の上を、

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窓のない列車に乗って、海風を浴びたり、

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でっかい船が引き揚げられている港には、

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海なのに、カエルがいたり、

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軍鶏にも出会ったりしておりました。

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もちろん、おいしいものもたくさんいただきました。

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その顛末は、まとめることができ次第報告させていただきます。

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【お酒】1719.多満自慢 御神酒 180ml [13.東京都の酒]

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石川酒造株式会社
東京都福生市熊川1番地

原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




新年最初のお酒は、東京に蔵を置く石川酒造さんの“御神酒”を選びました。

石川酒造さんの“多満自慢(たまじまん)”シリーズは、これまでに以下のものをいただいております。
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413.多満自慢 本格辛口 カップ
809.多満自慢(たまじまん) タマカップ
810.多満自慢 タマカップ200
822.多満自慢 上撰本醸造 300ml
1636.多満自慢 淡麗 純米大吟醸 300ml

今日いただくこの御神酒は普通酒でした。
ということは、タマカップと同じ中身でしょうか。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに黄味がかっておりました。
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燗をつけると、お酒の甘い香りが少し漂ってまいりました。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみがじんわりで、酒臭さ(ほめ言葉です)もほんのりと感じます。
苦みや雑味はありません。
それにキレがよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、深みを少し感じます。
ちょいスーで、かすかにピリッとくるみたいです。

甘みはややはっきりでしょうか。
幅のある甘みを穏やかに感じますが、けっしてべとつかず、さらっとしています。


やや淡麗でちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
淡めでしたが、うまみはしっかりしていて飲み応えを感じました。
それでいてキレがよく、雑味やしつこさを感じませんでした。

多満自慢は、やっぱりおいしいですね。



今日のエサ。

ねぎのぬた。
酢味噌には、広島の麦味噌を使いました。
プチプチした麦麹が香ばしいね。
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そして、肉と野菜のゆかり炒め。
にんにくと顆粒のこんぶだしとでうまみを加えました。
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ごちそうさまでした。




★☆★☆ 予告 ★☆★☆


年末年始は、各所を鉄道で徘徊しておりました。

路面電車みたいなやつに乗ったり、
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JRの交流区間に乗ったり、
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1977年のブルーリボン賞受賞車に乗ったり、
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地下鉄に乗ったり、
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1976年のブルーリボン賞受賞車に乗ったり、
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今年中には第一線から退くかもしれない特急に乗ったり、
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大正生まれの大先輩。
これには乗れませんでした。
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この顛末は、今週末に報告させていただきます。

【お酒】1716.金婚 純米酒 180ml [13.東京都の酒]

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発売元
株式会社豊島屋本店
東京都千代田区猿楽町一丁目5-1

醸造元
豊島屋酒造株式会社
東京都東村山市久米川町三丁目14-10

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)米麹(国産米)
精米歩合65%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




豊島屋酒造さんのお酒は、これまでに金婚 純米吟醸 180mlをいただいております。

今日いただくこのお酒は、純米酒でした。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はかすかに茶色がかって、かつ青白さも感じました。
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うまみはやや濃いめかな。
最初に酒臭さ(ほめ言葉です)がじんわりと来て、米のうまみもそれに続きます。
熟成感もかすかに感じるみたいです。
苦みや雑味はないね。
キレはとてもよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめでしょうか。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを少し感じます。
スースーは少しはっきりですぞ。
ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではなく、弱めながらに幅を感じます。


やや濃醇でスッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
うまみしっかりなのに、雑味ゼロ。
しかも純米なのにキレがよく、後味はスッキリしておりました。

こういう味、あたしゃ好みですわ。
なかなかいけるのではないでしょうか。

【お酒】1698.國府鶴 御神酒 180ml [13.東京都の酒]

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加工者 合名会社野口酒造店
加工者 東京都府中市宮西町4-2-1
加工所 東京都府中市寿町2-4-8
内容量 180ml
(瓶の印刷事項より転記)

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名・米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
(王冠より転記)




東京都は府中市。
大國魂神社の近くに蔵を構えて“國府鶴(こうづる)を造る”野口酒造店さん。
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そのお酒は、かつて普通酒のこうづるカップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、そのこうづるカップと共に入手したものでした。
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このお酒は、大國魂神社の御神酒なんだってさ。
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でも品質表示を見るに、こうづるカップと同じ普通酒(糖類酸味料の添加なし)でした。
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はたしてこうづるカップと同じ中身なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色がかっている程度でした。
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うまみは淡めです。
淡めですが、酒臭さ(ほめ言葉です)を淡めなりにほんのりと感じます。
苦みが少しはっきりしておりますね。
熟成感もかすかですが感じます。
キレはとてもよいですが、透明感はないみたいです。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
一方で、スースー感ははっきりしています。
それにちょいピリですね。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


淡麗ちょい苦スーちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。
カップ酒ではクドさやべとつきを感じましたが、こちらにはそれがありませんでした。
それに淡めなのに酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)を感じたことから、飲み応えを感じました。
スースーでしたが透明感も感じることはなく、薄っぺらさはありませんでした。

淡めで味わい深くはなく、しかも苦みやピリピリがあってけっして飲みやすくもないでしょう。
でも私としては、そこそこいけるのではないかと思いますよ。
食中酒にぴったりで、食欲を増進させてくれそうです。
たとえ普通酒であっても御神酒ですから、やはり神様の成せる業が味わいに関与しているのでしょうか?

【お酒】1664.こうづる カップ [13.東京都の酒]

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加工者 合名会社野口酒造店
東京都府中市宮西町4-2-1
加工所 東京都府中市寿町2-4-8

アルコール分15度以上16度未満
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




府中市は大國魂神社の近くで國府鶴(国府鶴:こうづる)を造る野口酒造店さん。
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“加工者/加工所”という表記に出会ったのは、あたしゃこれが初めてでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色はかすかに着いていて、透き通っておりました。
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燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがフワッと漂ってまいりました。

うまみは淡めです。
酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をほんのりと感じる程度ですが、それとともに後味にクドさを少し感じます。
また、軽い苦みを少し感じます。
キレはとてもよく、透明感をバッチリと感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感は少しはっきりしていて、かすかにピリッとくるみたいです。

甘みはややひかえめです。
弱めですが、クドさとべとつきとを少し感じます。


淡麗ちょい苦ちょいクドやや辛口のお酒でした。
弱めではあったものの、味のクドさと甘みのべとつきとを感じました。
それでもしつこさはなく、キレがよくて透明感をバッチリと感じたのは、アル添の効果でしょうか?
これはあくまでも私の感想ですが、あたかも三増酒のような風味を多めのアル添で緩和しているかのように感じましたとさ。

くどいようですが、あくまでも私の感想ですけれどね。

【お酒】1655.金婚 純米吟醸 180ml [13.東京都の酒]

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発売元
株式会社豊島屋本店
東京都千代田区猿楽町一丁目5-1

醸造元
豊島屋酒造株式会社
東京都東村山市久米川町三丁目14-10

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米・米麹
精米歩合55%
国産米100%使用
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




今日は、東京都東村山市に蔵を置く豊島屋酒造さんのお酒をいただきます。
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どうやら、販売組織は別法人となっているようですね。
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純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、透明でした。
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上立ち香はないですね。
含み香もわからないな。

うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみが広がらず、あたかも塊になって舌の上にどっしりと乗っかってくるみたいです。
苦みはかすかです。
純米ですが、キレはよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
スースーはないものの、かすかにピリッと来るみたいです。

甘みはひかえめです。
かなり弱めでほとんどわからない程度です。


どっしりとしていてキリッと引き締まっている、やや濃醇で旨辛口のおいしいお酒でした。
吟醸ですが、香りではなくて米のうまみで勝負するお酒のようでした。
酸味に鋭さを少し感じるものの、それが突出せず、むしろどっしりとしたうまみと釣り合っているようでした。
しかも辛口で、ややドライな口当たりでキリッと引き締まっておりました。

これはうまいね!
食事との相性が最高だぜ。

それ故に、あっちゅう間でございましたとさ。

【お酒】1636.多満自慢 淡麗 純米大吟醸 300ml [13.東京都の酒]

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石川酒造株式会社
東京都福生市熊川一番地

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合50%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




石川酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
多満自慢 本格辛口 カップ
多満自慢(たまじまん) タマカップ
多満自慢 タマカップ200
多満自慢 上撰本醸造 300ml

今日いただくこのお酒は、満を持しての純米大吟醸でした。
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純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香はないですね。
でも一口含むと、フルーティーな風味を少しだけ感じます。
というか、むしろ生貯蔵酒みたいなフレッシュな風味のほうがはっきりしているようです。

うまみは、やや淡めでしょうか。
米のうまみが軽めですが、軽めなりに幅を感じます。
苦みや雑味はありません。
それに純米ですが、キレはよいみたいです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さも少し感じます。
深みもちょっとだけあるかな。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめでしょうか。
でも、突出することなく穏やかな甘味をほんのりと感じます。


やや淡麗で爽快ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
酸味が少し目立ちましたが角はなく、むしろ酸味自体に深みがちょっとあって淡麗とは思えないほどでした。
香りは含み香が少しありましたが、それよりもフレッシュな風味のほうがはっきりしておりました。

これは夏の暑い日に、上等な刺身で一杯やったら味が映えるのではないかと思いましたよ。



一方で、
上等な刺身を買えない貧乏人のつまみはこちら。


小松菜のおひたし(海苔かけ)。
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冷蔵庫の残り物(しいたけ・油揚げ・人参)の含め煮。
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そして、出汁巻き卵(ねぎ入り)。
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ごちそうさまでした。
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【お酒】1374.丸眞正宗 本格辛口 300ml [13.東京都の酒]

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小山酒造株式会社
東京都北区岩淵町26-10

原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
アルコール分 15度
精米歩合 70%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




今日は、今年の2月28日で酒造業を廃業なさった小山酒造さんの丸眞正宗をいただきます。
この丸眞正宗は、おそらく私がこの世でいただくことができる最後の一本となることでしょう。
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なお、小山酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
丸眞正宗 マルカップ (2回目はこちら
丸眞正宗 吟醸辛口 300ml


今日いただくこのお酒ですが、品質表示から判断するに、おそらくマルカップと同じ中身でしょう。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色は、透明でした。
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燗をつけると、酒臭い(←ほめ言葉です)香りがフワッと漂ってまいりました。

うまみは淡めですが、淡いなりにかなりしっかりしています。
かもし出された酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)うまみを厚めに感じます。
それとともに、ウィスキーのような風味を少し感じます。
また、軽い苦みもほんの少しあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、けっこう鋭いようです。
それに、かすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめですが、ゼロではないみたいです。


キリッとしているもののうまみをしっかり感じる、淡麗旨辛口のおいしいお酒でした。
酸味やキレのよさと共に辛口であることから、かなりキリッと引き締まっておりました。
これは食べ物の臭みや脂っぽさをサッと流してくれそうです。
でもけっしてドライな感じや物足りなさはなく、うまみはしっかりしておりました。
風味が独特ですが、これはかつて島根や九州のお酒で経験したことがありましたよ。

この味わい、存分に楽しませていただきましたよ。

東京の
酒は思い出
忘れまじ

さようなら、丸眞正宗。
ありがとう、丸眞正宗。
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