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【お酒】2143.越の国 奴奈川姫物語 カップ [15.新潟県の酒]

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販売者 株式会社猪又商店
新潟県糸魚川市横町5-8-2

製造者 田原酒造株式会社
新潟県糸魚川市押上1-1-25

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




田原酒造さんが造り、猪又商店さんが販売しているこのお酒。
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田原酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
274.雪鶴 純米吟醸 カップ
966.雪鶴 お燗純米酒 180ml
1015.雪鶴 精撰カップ

また、猪又商店さんが販売するお酒は、2115.特別本醸造 翡翠 300mlをいただいております。


今日いただくこのお酒は、
奴奈川姫物語だってさ。
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奴奈川姫は、
ハイ、こちら!
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(糸魚川駅前にて)

どうやら普通酒のようでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はやや茶色で、透き通っておりました。
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うまみは濃くはないし、淡くもない。
むしろ熟成感が効いていてけっこう枯れており、角を少し感じます。
米のうまみはほとんどわかりません。
渋みを少し感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
かすかにスーで、ピリはなし。

甘みはややはっきり。
弱めですが、幅を少し感じます。


枯れちょい渋やや甘口のお酒でした。

けっこうな枯れ具合で、その反面うまみをほとんど感じることなくスカスカでした。
それ故か、渋みが強くはないものの目立ちました。
甘みがかろうじてコクを添えてくれているようでした。

奴奈川姫さん。
この味わい、どう思われますかいな?

【お酒】2141.長者盛 錦鯉図鑑 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 新潟銘醸株式会社
新潟県小千谷市東栄1丁目8番39号

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




新潟銘醸さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
22.長者盛 長者カップ
102.103.越の寒中梅 吟醸生貯蔵酒&純米 TGカップ180飲み比べ
121.越の寒中梅 純米吟醸 カップ
135.長者盛 マイカップ
982. 長者盛 吟醸酒 300ml
2110.越の寒中梅 純米大吟醸カップ

今日いただくこの“錦鯉図鑑”は、普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明。
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うまみは淡め。
でも米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
熟成感なし、酒臭さもなし。
軽い苦みをちょっとだけ。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
かなりさらりとしていますが、それでも幅はわかります。


淡麗ちょいすっぱちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

淡めなのに米のうまみしっかりで飲み応えがありました。
雑味はほとんどなくてきれいな口当たり。
酸味は冷めると目立ってくるようでした。

これはなんにでも合うお酒でしょうね。
あたかも大手蔵の普通酒のような味わいでしたよ。

【お酒】2140.麒麟山 やわらか カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 麒麟山酒造株式会社
新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
(フタより転記)

内容量 180ml
原材料名:米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米)、
アルコール分:15度
(以上、ラベルより転記)




麒麟山酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
15.伝辛 麒麟山 カップ
648.麒麟山 特別本醸造 ときかぜ 300ml
939.麒麟山 生酒辛口 300ml
940.麒麟山 伝統辛口 300ml
1831.きりんざん グリーンボトル 純米 カップ
1832.きりんざん ピンクボトル 吟醸 カップ
1833.きりんざん ブラックボトル 吟醸 カップ

今日いただくこのお酒は、
“やわらか”だってさ。
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エエ!
純米なの?
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でも、特定名称の表示もなければ、精米歩合も表示されておりません。
米こうじの最後に読点“、”があることから、きっと醸造アルコールの文字が欠落しているのでしょう。
ラベル制作時の校正が甘かったのかな。


普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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うまみは淡め。
米のうまみに酒臭さ(ほめ言葉です)、枯れ具合や香ばしさもそれぞれ少しずつ感じます。
軽い苦みをほんの少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱めです。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
弱めですが、一応わかります。


淡麗ちょい枯ちょい香ばしちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

米のうまみ、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)、熟成感、香ばしさがそれぞれ突出することなくいい感じに調和しておりました。
軽い苦みがありましたが、それが味わいを引き締めていました。
甘みも弱めながらにわかりました。

おいしいね。
でも、私としては、伝辛のほうが好みかな。

【お酒】2139.根知男山 本醸造 自社栽培 300ml [15.新潟県の酒]

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製造者 合名会社渡辺酒造店
新潟県糸魚川市大字根小屋1197番地1

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合60%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




“根知男山(ねちおとこやま)”
市町村合併で今はなくなってしまった旧根知村」(※1)は、「新潟県と長野県に隣接する山あいの小さな谷、根知。標高1487mの駒ヶ岳と1963mの雨飾山、日本百名山に数えられる2つの急峻な山を背景に、ゆるやかな勾配が続く美しい谷を形作っている。民家は両端の山際に点在し、中心には見事に区画が整備された田んぼが見渡す限り広がっている。畦道に立っていると、爽やかな風が谷の底から吹き上がってきて、サワサワサワと稲穂を揺らす。」(※2)とあるとおり、山間に広がる田園地帯だそうです。

そんな根知谷に蔵を置く渡辺酒造店さんのお酒は、かつて普通酒の814.根知男山(ねちおとこやま) カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は本醸造ですが、
“自社栽培”なんだってさ。
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この自社栽培について、同じ文献には以下のような記述がありました。
 谷の中腹に位置する渡辺酒造店は、1868(明治元)年創業。いわゆる地主の家系ではなく、地元の農家から米を分けてもらって、酒造りを始めた。その後も、主に地元の農家の米を農協を経由して仕入れ、地元向きに酒を造ってきた。だが、年々、米の質が低下し、必要な量も確保できなくなってしまった。
 そこで米の栽培と流通に関する規制を緩和する食糧法が施行された1995年を契機に、地元の農家7軒と直接契約栽培を始めた。その結果、米の質が良くなり、酒の質もぐんと良くなくなったことを実感する。酒造りにおける米の重要性を思い知ったという。だが近年、契約農家の高齢化が深刻化していると、渡邉さんは悲痛な顔で言う。
(中略)
 やむなく2003年から自社で、社員とともに栽培を開始した。一枚の小さな田んぼから耕作を始め、離農する農家から田んぼを引き受けながら徐々に作付けを広げていき、2012年現在では10・5ヘクタールで酒米を栽培しているという。3年前に来たときには7ヘクタールほどだったので、年々着実に増えている。その半面(ママ)、7軒からスタートした契約農家は、2軒になってしまった。」(※3)

なお、2019年に発行された文献では「全社員10名が栽培に携わり、今は15ヘクタールまでに拡大。蔵で必要な酒米をほぼ自分たちで生産し、半年は米作り、もう半年は酒造りという1年を送っている。」(※1)とあるとおり、酒造りに必要な酒米のほぼすべてを自社栽培していることが紹介されておりました。

そんな自社栽培のお米を使用した本醸造の精米歩合は60%。
それでも“特別-”を名乗らないところが奥ゆかしいじゃあ~りませんか!
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それではいただきます。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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うまみはやや淡め、いや、ちょい濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じます。
軽い渋みが少しあります。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
それでもじんわりと感じます。


ちょい濃醇でちょい渋ちょいすっぱちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

濃いわけではないものの、米のうまみしっかりで飲み応えを感じました。
ちょい渋とちょいすっぱとがいい感じに引き締め、キレよくてちょいスーも相俟って後味はスッキリでした。
やや辛口と評したものの、甘みの存在はよくわかり、コクを添えているようでした。

これはうまいね。
食事に合う。
海の物にも山の物にも合うと思います。








その自社栽培の根知男山と合わせた今日のエサはこちら。


たこときゅうりとで、
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酢の物。
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たこは臭みやクセがないから、いかよりも食べやすいね。
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きゅうりもおいしくいただけました。
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卵で、
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出汁巻き卵(ねぎ入り)。
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やっぱり出汁をこんぶとかつおとでしっかりとったほうがおいしいね。
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ごちそうさまでした。
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(※1)『Book of Sake にいがた日本酒大図鑑』p.107(2019.02 株式会社ニューズ・ライン)
(※2)山同敦子『極上の酒を生む土と人 大地を醸す』p.257(2013.2 講談社+α文庫)
(※3)(※2)p.261-263


























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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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あなたが友だちでいてくれるかぎり、
オイラはこのつらい世の中をなんとか生きて行けそうです。
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(友情出演)

【お酒】2137.和楽互尊 本醸造 カップ [15.新潟県の酒]

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池浦酒造株式会社
新潟県長岡市両高1538

原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分 15度
容量 180ml詰
(以上、フタとカップの印刷事項とより転記)




池浦酒造さんのお酒は、かつて普通酒の954.和楽互尊 カップをいただいております。

今日いただくこの和楽互尊は、本醸造
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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香りはありません。

うまみは淡め。
苦みが最初に来ますね。強めでけっこう鋭いです。
米のうまみは弱め。酒臭さ(ほめ言葉です)も然り。
キレはまあまあ。でも透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はないみたいです。

甘みはややひかえめ。
少しわかり、かつ少しべとつきます。


淡麗苦ちょいスーやや辛口のお酒でした。
けっこう苦いね。
まあでも飲み続けると慣れるかも。
それでいて、うまみはほとんど感じないくらいでした。

これが本醸造なのか・・・・。
いったいどんな料理に合わせることを目的として造られているのでしょうか?

【お酒】2136.北雪 ニックちゃんの佐渡旅情 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 北雪酒造株式会社
新潟県佐渡市徳和2377番地2

原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分/15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




北雪酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
153.北雪 金星 ホクセツカップ
167.北雪 純米酒 カップ
301.北雪 佐渡の鬼ころし 300ml
1559.北雪 吟醸生貯蔵酒 カップ
1626.北雪 純米にごり酒 300ml

今日いただくこのお酒は、
ニックちゃんの佐渡旅情。
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このイラストは、たらい舟だってさ。
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中身は普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は・・・、
わかるわけないか。
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無色透明でした。
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うまみは淡めですが、しっかりしています。
米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
苦みや雑味はなく、熟成感もなし。
酒臭さ(ほめ言葉です)はかすかにあるかな。
キレはよいですが、透明感はありません。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、それでも存在はわかります。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
ほとんど感じません。


淡麗ちょいスー旨辛口のおいしいお酒でした。

淡めでしたが、それでも米のうまみをしっかりと感じることができ、飲み応えがありました。
しかも雑味なくてキレイ。ちょいスーも爽やか。

北雪はやっぱりうまいね。
佐渡の海の幸と合わせてみたいな。

【お酒】2134.加賀の井 冷旨本醸造 300ml [15.新潟県の酒]

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製造者 加賀の井酒造株式会社
新潟県糸魚川市大町2-3-5

アルコール分 14度
精米歩合 60%
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




新潟県のお酒なのに“加賀の井”という銘でお酒を造っている加賀の井酒造さんのお酒は、かなり前に1022.加賀の井 精撰カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は、
“冷旨”の本醸造だってさ。
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精米歩合は60%なのに“特別-”をつけないところが奥ゆかしい。
度数は14度台とやや低めなのね。
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それではいただきます。
本醸造ですが、“冷旨”とのことで、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色。
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上立ち香はないですね。
含むと、接着剤香を少し感じます。

うまみは、どちらかというとやや淡めかな。
最初に苦みが来て、鋭いですね。
枯れた感じがそれに続く。
米のうまみは弱めです。
キレはよく、透明感がバッチリです。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、鋭さはわかります。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめ。
さらりとしているが、存在はわかります。



やや淡麗でちょい苦ちょい枯スッキリやや辛口のお酒でした。

接着剤香と苦みと枯れ具合とが先に来て、目立ちました。
でもそれがきっと、魚の臭みをサッと流してくれそうです。
これは魚と合わせてこそのお酒ではないでしょうか?





ということで、今日のエサは魚。
スーパーで鰺を買ってまいりました。

目が濁っていましたが、一尾200円でしたのでその点は目をつぶりました。
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おろしたものがこちら。
スーパーの魚ですから、このまま刺身にしても水っぽいだけで絶対においしくない。
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両面に塩を振って15分間放置し、
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塩を洗い流したのち、片面5分間×2回:酢に浸して、
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しめあじのできあがり。
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薬味はねぎとしょうが。
しょうゆをつけていただきました。
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水っぽさが消えて、身がしまっていました。
お酒ともバッチリ!
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でも、酢をもっとしっかり通したかったな。
30分くらい酢に浸してもよかったかも。

そのほかに、
冷蔵庫の残り物をかき集めて、
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味噌汁を作りましたとさ。
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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昨日は雨だったけれど、今日は晴れてよかったね。
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(友情出演)

【お酒】2133.本醸造 越乃あゆ 180ml [15.新潟県の酒]

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製造者 鮎正宗酒造株式会社
新潟県妙高市大字猿橋636

アルコール分15度
原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合70%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




たまたま鮎釣りに来ていた博義王(伏見軍令部総長宮博恭王の第一王子)につけてもらった“鮎正宗”。
そのお酒は、かつて普通酒の398.鮎正宗 あゆカップをいただいております。

今日いただくこの“越乃あゆ”は、本醸造
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精米歩合は70%でした。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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うまみはやや淡め。
渋みが最初に来て、強くはないものの鋭いですね。
少し枯れています。
米のうまみは弱めです。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりかな。
すっぱさは強くはないもののこれも鋭い。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
ほとんど感じません。


やや淡麗でちょい渋ちょい枯ちょいすっぱちょいスー辛口のお酒でした。

うまみが弱めで、かつちょい渋ちょい枯ちょいすっぱちょいスー。
しかもそれらがうまく調和してはいないみたいでした。
それ故か、味に粗さを感じてしまいました。

あゆカップとは、かなりちがうな。

【お酒】2132.潟の井 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 株式会社小山酒造店
新潟県上越市大潟区土底浜3627

原材料 米(国産)米こうじ(国産米)醸造用アルコール
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




上越地方(新潟県の南西部)に蔵を構える小山酒造店さん。
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文献によれば、杜氏を含めてわずか5人で造る小さな蔵なのだとか。
きめ細やかな舌触りとふくよかな味わいがこの蔵の特長。代表の小山伸一氏は、前杜氏が引退した時から杜氏も兼任。4人の蔵人と理想の味を追い求めている。」(※1)

そんな小山酒造店さんの“潟の井”。
どうやら普通酒のようでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色で、透き通っておりました。
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うまみはやや濃いめ。
熟成感が最初に来て、軽い渋みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も少し感じます。
米のうまみは弱めかな。
キレはよく、透明感がありますね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
かなりさらりとした甘みをかすかにかつはっきりと感じます。


やや濃醇で枯れちょい渋ちょいすっぱちょいスースッキリやや辛口のおいしいお酒でした。

枯れていてちょい渋でしたが、透明感とちょいスーとがスッキリとまとめてくれておりました。
これはアル添の成果でしょうか?
でも、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とちょいすっぱとで、けっしてペラペラには感じませんでした。

これはあくまでも私の感想ですが、濃い味の料理に合うと思います。
魚の煮付けとか、野菜の味噌和えとか。
肉でもいいかな。


(※1)『Book of Sake にいがた日本酒大図鑑』p.95(2019.02 株式会社ニューズ・ライン)

【お酒】2131.越後長岡城 特別本醸造 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 長谷川酒造株式会社
新潟県長岡市摂田屋2丁目7番28号

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




長谷川酒造さんのお酒は、かつて1018.酒銘不詳(長岡?) カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は、特別本醸造
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精米歩合で“特別-”を名乗るパターンのやつね。
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特別本醸造には香りを特徴とするものもありましたが、今日はどうしても燗の気分。
当たって砕けろの精神で、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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うまみは淡め。
でも米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
酒臭さ(ほめ言葉ですもちょっとあるみたいですが、熟成感はありません。
苦みをかすかに感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはわかるが、弱いね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
わかるものの、前には出て来ません。


淡麗ちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
苦みをかすかに感じたものの、角や粗さ、クセがなくて飲みやすく感じました。
淡めでしたが、淡めなりに米のうまみに厚みがあってけっしてペラペラではありませんでした。
やや辛口でしたが、辛すぎず、うまみと共にいい感じにまとまっているようでした。

うまいね。
察するに、海の物にも山の物にも合うんじゃないのかな。
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