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【お酒】1403.萩錦 お燗瓶 180ml [22.静岡県の酒]

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萩錦酒造株式会社
静岡市駿河区西脇381

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
容量 180ml詰
(以上、瓶の印刷事項より転記)




萩錦酒造さんのお酒は、かつて萩錦 純米吟醸 生酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、普通酒のお燗瓶です。
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このお燗瓶は、かつてBS11で放送されていた“ふらり旅 いい酒いい肴”で紹介されておりましたね。
この番組の主演者が書いた著書で「静岡の居酒屋「多可能」は創業大正一二年、八〇年を超える老舗だ。」(※1)と紹介されているこの居酒屋では、この萩錦が供されるのだとか。

静岡の老舗で供されるほどですから、さぞやおいしいお酒なのでしょう。
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。


お酒の色は、ごくかすかに茶色がかっている程度でした。
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普通酒なのに、燗をつけるとフルーティーな香りがかすかに立ってきましたよ。

うまみはね、これは淡めでしょう。
米のうまみをほんのりと感じる程度ですが、ほんのりながらにも厚みを少し感じますよ。
それにかもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみもごくかすかに感じます。
苦みや雑味はありません。
キレもよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。
それに酸味自体に深みもちょっとあるようです。
また、燗がさめるにつれてスースー燗が少し出てくるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、ごくかすかに感じる程度です。


淡めだがうまみに厚みを感じ、酸味が効いていてキリッと引き締まっている、淡麗ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
これはやや淡麗といったものではなくて、まちがいなく“淡麗辛口”そのものでしょう。
それなのにうまみに厚みがあって、酸味がいい感じに効いておりました。
それに辛口で引き締まってはいるものの、けっしてドライな感じではありませんでした。
また香りもなかなか面白いのではないでしょうか。

これは私の感想ですが、この味わいは灘の酒に近いんじゃないかな。
安倍川の伏流水で仕込まれるこのお酒ですが、蔵元さんの敷地内にあった井戸でその水を飲ませていただいた際にはやや硬水に感じたことから、さもありなんといったところでしょうか。

これはさ、刺身にぴったりのお酒でしょうよ。
あーあ、用意しておけばよかった。
それにしても、これを居酒屋で供せば、そりゃ肴をどんどん注文してしまうことでしょうね。

(※1)太田和彦『居酒屋百名山』p.229(2013.5 新潮文庫 原典は2010.2刊行)

【お酒】1397.萩錦 純米吟醸 生酒 300ml [22.静岡県の酒]

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萩錦酒造株式会社
静岡市駿河区西脇381

アルコール分14度以上15度未満
原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)
山田錦100%使用
(精米歩合50%)
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




静岡市駿河区。
JR東海の静岡駅から駿河湾のほうへ2kmちょっと行った場所に蔵を置く萩錦酒造さんのお酒をいただきます。


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萩錦酒造さんは、「一八七六(明治六年)創業。蔵元の名字萩原から酒名を取っている。地下六〇mから安倍川の伏流水を汲む。」(※1)のだとか。
これが萩錦酒造さんの敷地内にある、安倍川の伏流水を汲む井戸です。
いただいてみた感じでは、ちょっと硬水のようでした。
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今日いただくこのお酒は、純米吟醸の生酒です。
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純米吟醸ですし、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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一口含むと、フレッシュさが口の中にパッと広がります。
吟香はありますが、こちらは逆に穏やかです。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみがフワッと広がり、しかも重さがなくて軽い感じです。
また、軽めの香ばしさがかすかにあるみたいです。
苦みや雑味はなく、しかも純米ですがキレはよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
決して前には出て来ないものの、よく味わうと厚みを感じる甘みです。


フレッシュさと酸味とが爽やかな、爽快旨口のおいしいお酒でした。
フレッシュさが際立つものの、安物の生貯みたいなしつこさがまったくありませんでした。
しかもそのフレッシュさに酸味がよく合っていて、とても爽やかでした。
それでいてきれいなうまみが広がりましたが、このうまみは山田錦の成せる業でしょうか?
吟醸香はあるものの穏やかでしたので、食事と合わせやすいと思いました。

これはまさしく“夏酒”ではないでしょうか!
夏の暑い日に、冷やしたお新香で一杯いただけば、きっと爽やかな気分になれることでしょう。
それに海に近い蔵元さんのお酒ですからね、夏の海岸で一杯なんてものいけるかも。

(※1)高橋清隆『新・静岡県の地酒 名酒蔵めぐり』p.98(1996.7 静岡新聞社)

【お酒】1392.にゃんかっぷふじえだ 純米吟醸 [22.静岡県の酒]

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株式会社志太泉酒造
静岡県藤枝市宮原423番地22の1

アルコール分16度
原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)
精米歩合55%
180ml詰
(以上、フタに貼られたラベルより転記)




”ワンカップ大関があるんだから、にゃんかっぷだってあってもいいだろ!“という志太泉(しだいずみ)酒造さんの“にゃんかっぷ”は、これまでに以下のものをいただいております。
257.258.志太泉 にゃんかっぷ(八反)&にゃんかっぷラスタ(梅酒)
1262.志太泉 純米吟醸 にゃんかっぷ(五百万石)

今日いただくこのお酒も上記と同じにゃんかっぷですが、これは“にゃんかっぷふじえだ(NYAN CUP FIJIEDA)”なんだってさ。
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上記のにゃんかっぷとは異なり、このお酒のラベルには使用されているお米の表示はありませんでした。
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でもこのお酒は、どうやら藤枝市で栽培された酒造好適米“誉富士”を使用した純米吟醸酒を詰めた、藤枝のご当地カップなのだとか。
このことについては、蔵元さんのブログ(2015-04-10記事)では以下のように紹介されておりました。
これは、藤枝市助宗産の酒米「誉富士」を100%使用し
瀬戸川伏流水と静岡酵母で藤枝市宮原の志太泉酒造で仕込んだ
「志太泉 純米吟醸 藤枝 誉富士」を
志太泉のカップ酒のにゃんかっぷシリーズの中のご当地カップとして
藤枝らしい「サッカー」や「藤の花」がデザインされた
「NYAN CUP FUJIEDA(にゃんかっぷふじえだ)」に詰めたお酒です。


純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は濃くはないものの、少し茶色がかっておりました。
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吟醸香がありますね。
鼻を近づけると花っぽい香りを少しだけ感じますが、一口含むとそれが口から鼻へと抜けていきます。
でもしつこさはなく、スッと引きますね。

うまみはやや淡めかな。
米のうまみが広がらずにピンと舌を突くようです。
熟成感と軽い苦みともちょっとだけ感じます。
また、アル添によるものとはちょっとちがう透明感がありますね。
キレはよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、鋭さをちょっとだけ感じます。
それに、深みもちょっとあるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
でも、弱めの甘みがちょっと存在することがわかります。


やや淡めでキレがよいものの、しっかりしていて飲み応えのある、やや淡麗で爽快旨やや辛口のおいしいお酒でした。
香りが華やかではあるものの、しつこさがなくてちょうどよく感じました。
うまみが淡めながらもしっかりしていて、酸味の深みと相俟って飲み応えを感じることができました。
また、八反で造られたものほどドライではなかったものの、五百万石のものほど甘みに厚みはありませんでした。
それに、香りと透明感とで、爽やかな口当たりであるように感じましたよ。

これは暑いときに冷やしてキュッといただけば、まちがいなしでしょう!
香りはあったものの、食事とも合うおいしいお酒でしたよ。

【お酒】1388.富士正 辛口 あさぎり蔵出 カップ [22.静岡県の酒]

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富士正酒造合資会社
静岡県富士宮市根原450-1

原材料名 米・米麹・醸造アルコール
アルコール分:15度
(国産米100%使用)
180ml
(以上、ラベルより転記)




富士正酒造さんのお酒は、かつて普通酒の富士正カップをいただいております。
また無関係でしょうけれど、大阪には角(つの)のない冨士正がありました。

今日いただくこのカップ酒も普通酒ですが、こちらは“辛口 あさぎり蔵出”と銘打たれておりました。
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 『富士正』は市街地よりも北部の旧上野村(現・富士宮市下条)にあるが、仕込み蔵を平成23年にあさぎりフードパークに移した。」(※1)と文献にありましたが、“辛口 あさぎり蔵出”の酒銘はこれに由来するのでしょうか?


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、濃くはないもののきれいな金色でした。
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うまみはしっかりしていますが、軽めです。
かもしだされた酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを少し、そして熟成感も少し感じますが、うまみ自体に幅や重さはまったく感じません。
軽い苦みもちょっとあるみたいです。
キレはよく、透明感すら感じます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、アルコール由来と思われるさわやかさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
これはほとんど感じません。


キリッと引き締まっていてキレのよい、軽くてちょい苦旨辛口のおいしいお酒でした。
辛口を名乗るだけあって、まったく甘くなくてかなりドライな口当たりでした。
それでいてうまみはしっかりしていて、薄っぺらさはまったく感じませんでしたよ。

決して淡くはありませんが、キレのよさと透明感、すなわちアル添酒特有の軽さがありました。
もしかしたら、この軽さを出すためにアル添の量が多めなのでしょうか?
それ故に、普通酒なのかもしれませんね。

(※1)鈴木真弓『杯が満ちるまで しずおか地酒手習帳』p.140(2015.10 静岡新聞社)

【お酒】1366.正雪 辛口純米 誉富士 カップ [22.静岡県の酒]

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株式会社神沢川酒造場
静岡県静岡市清水区由比181

精米歩合60%
原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)
誉富士100%使用
アルコール分15度以上16度未満
容量180ml詰
(以上、ラベルより転記)




昨日いただいた正雪 純米酒 日本酒カップに引きつづき、今日も神沢川酒造場さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒も味ノマチダヤさんで見つけた純米酒ですが、こちらは静岡県が誇る酒造好適米“誉富士”を100%使用した“辛口純米”なるお酒でした。
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なお、神沢川酒造場さんのお酒は、これらのほかに正雪の純米吟醸カップと、正雪の日本酒カップ(普通酒;佳撰クラスか)、そして正雪の上撰日本酒カップ(普通酒)とをいただいております。


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は濃くはないものの、やや茶色がかっておりました。
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香りはありません。

うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
米のうまみが、透明感を感じるものの穏やかに効いています。
それとともに苦みがややはっきりしていて、重さを少し感じます。
また香ばしさと熟成感とがかすかにあるみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めですが、弱いなりに鋭さを少しだけ感じます。
さわやかさも少しあるようです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではなくて、少し厚みのある甘みをかすかに感じます。


うまみがしっかりしていて苦みが味を引き締める、やや濃醇でちょい苦やや辛口のおいしいお酒でした。
“辛口純米”と銘打たれているだけあって甘みはひかえめですが、けっしてゼロではなく、正雪らしいさらっとしているものの厚みのある甘みをかすかに感じました。
また、苦みがいい感じに味わいを引き締めていて、キリッとしておりました。
それでいて雑味はなく、きれいな味わいでした。
飲みやすくはないものの、飲み応えとともに引き締まった味わいを感じることができました。

あー、静岡行きてぇ!
あー、静岡行きてぇ!
あー、静岡行きてぇ!

【お酒】1365.正雪 純米酒 日本酒カップ [22.静岡県の酒]

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株式会社神沢川酒造場
静岡県静岡市清水区由比181

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合60%
180ml
(以上、ラベルより転記)




神沢川酒造場さんのお酒は、これまでに正雪の純米吟醸カップと、正雪の日本酒カップ(普通酒;佳撰クラスか)、そして正雪の上撰日本酒カップ(普通酒)とをいただいております。
今日いただくこのお酒は、味ノマチダヤで見つけた純米酒のカップ酒です。
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あたしゃ静岡へはこのブログを書き始める前から少なからず立ち寄っていたのですが、そもそも正雪のカップ酒シリーズに純米酒があるなんてことはまったく知りませんでしたよ。
味ノマチダヤさんではこの正雪以外にも、徘徊したことがあった地方でさえ見たことがなかったカップ酒数種をいとも簡単に入手することができてしまい、びっくりぽんや!(ちょっと死語


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は濃くはないものの、きれいな金色でした。
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香りはありませんね。

うまみはやや濃いめです。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがしっかりしていて、熟成感が豊かです。
また軽い苦みがかすかにあるみたいです。
キレはそれほどでもないみたいですが、透明感がありますね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを少し感じます。
また、アル添由来のようなさわやかさも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
それほどしつこくなく、しかもさらっとしておりますが、甘みに厚みを感じます。


しっかりしているもののさわやかで甘みに厚みを感じる、やや濃醇で爽快やや甘口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)と熟成感とが豊かで深みを感じましたが、しつこさがまったくありませんでした。
それどころか、さわやかさや甘みがあって、口当たりよく感じました。
軽い苦みすら、いい塩梅に効いているようでした。

これ、かなりうまいんじゃないの。
でもね、これはあくまでも私の感想ですが、この味わいはあたかもアル添が効いているかのようでした。
純米酒であっても、工夫して造ればこういう味わいに仕上がるのでしょうか?

あー、また静岡へ行きたくなっちゃった!

【お酒】1320.臥龍梅 純米吟醸 300ml [22.静岡県の酒]

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三和酒造株式会社
静岡県清水区西久保501-10

アルコール分15度以上16度未満
原材料名:米・米こうじ
国産米100%使用
精米歩合60%
300ml詰
(以上、フタとラベルとより転記)




三和酒造さんのお酒は、かつて臥龍梅の純米吟醸カップと、静ごころの上撰サンカップとをいただいております。
きょういただくこのお酒も純米吟醸カップと同じ臥龍梅と同じ純米吟醸ですが、こちらのほうが精米歩合とアルコール度数とが共に低めでした。


このお酒にも、要冷蔵の表示がありましたよ。
もしかして生酒か、あるいは生貯蔵酒なのでしょうか?
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生酒や生貯蔵酒である旨の表示はあくまでも任意ですが(※2)、生酒のように「製成後一切加熱処理をしないで製造場から移出する清酒」にであれば、「「要冷蔵」、「冷蔵庫に保管して下さい。」、「冷やしてお早めにお飲みください。」」等の「消費者及び流通業者の注意を喚起するための表示」を「保存若しくは飲用上の注意事項」として表示する必要があります(※3)。


純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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ああ、
フレッシュな風味が少しありますね。
逆に吟醸香はほとんど感じませんでした。

うまみは意外にも淡めです。
米のうまみをうっすらと感じる程度です。
苦みや雑味はありません。
キレもよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、弱めです。
それでも幅が少しあるみたいです。


フレッシュさがあって酸味が効いた、淡麗ちょいすっぱやや辛口のお酒でした。
このフレッシュさから推察するに、生酒かあるいは生貯蔵酒ではないでしょうか?
それに純米でかつ15-16度台なのにこの淡麗さとは、まるでアル添吟醸酒のようでした。
飲み応えよりも飲みやすさを追求した純米吟醸酒なのでしょうか?

(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(5)(6)
(※2)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)3(3)、酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準 2(3)ハ




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今日は、どうしても今日中に処理しておきたい所用が2件ありました。
それを処理すべく、東京メトロの“新春デパート巡り乗車券”の一枚目を使って出かけてまいりましたよ。
それにね、ちょっとだけ酒集めもしてまっせ。
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まずは、東京メトロの西船橋駅から。
そうだよ、どうせオイラは千葉県民なんだよ!
なんか文句あるか!
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西船橋駅からは、東京メトロ東西線の快速中野行に乗車。
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20分ちょっと乗って、大手町駅で下車。
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大手町からは、JR東京駅へ向けて歩いて行きます。
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東京駅のみどりの窓口で、1つ目の所用をこなします。
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JR東日本のえきねっと予約では、3つ以上の列車で乗継割引を受けるためには、窓口で割引処理をしてもらって発券しなければならないのだとか。
窓口の人に対してその旨をいかにわかりやすく説明するか考えて望んだのですが、あっさりと発券してもらえちゃいましたよ。


東京駅から歩いて、明治屋の下にある東京メトロ銀座線京橋駅へとやってまいりました。
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♪京橋は、エエとこだっせ♪
♪グランシャトーが、おまっせ♪
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ッテソレチガウ京橋ダロ!

京橋駅からは、東京メトロ銀座線の渋谷行に乗車。
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京橋駅から5駅乗って、赤坂見附駅で下車。
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B出口から外へ出て、歩いて行きます。
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着いたのは、豊川稲荷の東京別院です。
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豊川稲荷と言っても、神社ではありません。
豊川閣妙厳寺というお寺です。
それにこの東京別院は、加藤剛、じゃなくて大岡越前守が勧進したものなのだとか。
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ここへ来た理由はただ一つ。
目的を果たすべく、境内に三軒ある売店へと向かいます。
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狙いを定めたのは、向かって一番右に店を構える家元屋さん。
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ほーら、あった!
家元屋さんオリジナルのカップ酒をGet!
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このカップ酒、こちら久々の新潟のスキー正宗でしたよ!
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目的を果たしたところで、本堂で一礼。
お寺ですからね、かしわ手は打ちません。
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稲荷堂でも一礼。
こちらではパチパチとやっておきました。
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カップ酒を入手できたところで、次の目的地へと向かいます。
赤坂見附駅へ戻って、まずは立ち食いの春菊天そばで腹ごしらえ。
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赤坂見附駅からは、銀座線の渋谷行に再度乗車。
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終点まで乗って、渋谷駅で下車。
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交差点は相変わらずすごい人!
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あたしゃ交差点を避けて、地下を通って行きます。
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やってきたのは、東急ハンズ。
実は仕事で使っていたカバンが壊れてしまい、新しいものを買いに来たのでした。
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無事、入手することができました。
特に決め打ちしていたわけではありませんでしたが、お手頃のサイズでなかなか使いやすそうなものがあって、しかもそれが赤札で安くなっておりました。
渋谷の東急ハンズは、いつ来ても期待を裏切りませんね。
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所用を2件とも無事処理することができたことから(酒集めもね)、ビールで祝杯して、
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渋谷駅から東京メトロ半蔵門線に九段下駅まで乗って、東西線に乗り換えて帰ったとさ。
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【お酒】1271.花の舞 純米吟醸 Light 300ml [22.静岡県の酒]

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花の舞酒造株式会社
静岡県浜松市浜北区宮口632

原材料名/米(静岡県産山田錦100%)・米こうじ(静岡県産米山田錦100%)
精米歩合/60%
アルコール分/14度以上15度未満
容量/300ml
(以上、ラベルより転記)




花の舞酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
花の舞 本醸造カップ
花の舞 純米吟醸 世界遺産富士山と共にカップ
花の舞 山田錦純米吟醸 300ml
花の舞 純米吟醸&吟醸酒 飲み比べ
花の舞 出世大名家康くんカップ
花の舞 純米酒 180ml
今日いただくこのお酒はかつていただいた花の舞 山田錦純米吟醸 300mと同じく静岡県産の山田錦を100%使用した純米吟醸ですが、こちらは“Light”なのだとか。
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花の舞 山田錦純米吟醸 300mよりも精米歩合がちょっとだけ低めで、かつアルコール分も低めのようですね。


純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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吟醸香はありますが、おだやかです。
フルーティーな香りをほんのりと感じる程度です。

うまみはやや淡めです。
淡めではあるものの、山田錦らしい立体的に広がるうまみを感じます。
吟醸酒にありがちな苦みもかすかにあるみたいですが、かなり軽めです。
それにキレもよいみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさを弱いなりに感じ、しかも鋭さも少しあるみたいです。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをほんの少しだけ感じますが、厚みもあるみたいです。


全体的に淡めではあるもののしっかりしている、やや淡麗でちょいすっぱ旨口のおいしいお酒でした。
酸味にちょっとだけ鋭さを感じるものの、全体的に角がなくて飲みやすいと思います。
香りもくどくなくてちょうどよい感じがしました。
軽い苦みすら、味をうまくまとめてくれているようでした。
なかなかいけるのではないでしょうか。

【お酒】1262.志太泉 純米吟醸 にゃんかっぷ(五百万石) [22.静岡県の酒]

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株式会社志太泉酒造
静岡県藤枝市宮原423番地22の1

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合55%
使用米 五百万石100%
アルコール分16度
180ml詰
(以上、フタに貼られたラベルより転記)




”ワンカップ大関があるんだから、にゃんかっぷだってあってもいいだろ!“というような趣旨の記述が蔵元さんのWebsiteで紹介されている志太泉酒造さんのにゃんかっぷは、かつて一度、にゃんかっぷラスタ(梅酒)とともにいただいております。

ですが、今日いただくこのお酒を静岡駅前にあるデパートの酒コーナーで見つけて手にとってみたときに、使用されている酒米が五百万石に変わっていることに気づいたのです(かつては八反でした)。
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五百万石についてはかつてこちらで触れておりますが、淡麗ですっきりとした味わいに仕上がる傾向にあるのだとか。

一度飲んだ銘柄のお酒でも、品質表示の内容にちがいがあれば別のお酒として扱うというのがこのブログの方針ですので、今回は通し番号をつけて紹介させていただきます。


純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、薄い金色をしておりました。
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吟醸香はほとんど感じない程度でした。

うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
米のうまみが広がるものの、うまみに軽さがあるようです。
また、熟成感がちょっとあるみたいです。
軽い苦みがほんのかすかにあるみたいですが、気にはなりません。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しあるみたいですが、酸味自体に深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みを弱めながらにちょっとだけ感じますが、その甘みには厚みを感じます。


軽いうまみに熟成感と酸味の深みがよく合って、甘みがコクを添えてキレのよい、軽快深旨口のおいしいお酒でした。
味わいに深みを感じますが、うまみの軽さとキレのよさとがあることから、重い感じはしませんね。
また、前回はややドライな感じがしたようでしたが(そう記録されておりました)、今回は甘みもちょっとあるみたいで、それがコクに影響しているようでした。
さっぱりしているのにしっかりしている、おいしいお酒だと思います。

【お酒】894.喜平 極醸純米 300ml [22.静岡県の酒]

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静岡平喜酒造株式会社
静岡県静岡市駿河区丸子新田1-1

アルコール度数 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米 全量五百万石
精米歩合 65%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




静岡平喜酒造さんのお酒は、かつて喜平の純米酒300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒も純米酒ですが、喜平の純米酒よりも精米歩合がやや低いようです。
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喜平の純米酒は香りがあったことから、飲んだ後で燗にしないほうがよかったと感じました。
そこで、このお酒は純米酒ですが、今回は冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いているのがわかる程度でした。
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やっぱり香りがありますね。
フルーティーというよりも、花の香りのようです。
でも、それほど強くはないみたいです。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみととともに、香ばしさをちょっと感じます。
それに、軽い苦みも少しあるみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさとさわやかさとがちょっとあるみたいです。
すっぱさは強くはないものの、少し鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとつかない、さらっとした甘みです。


淡麗やや甘口のお酒でした。
苦みと香ばしさとがはっきりしているためか、喜平の純米酒よりも味が引き締まっていると思います。
ただね、私にはやっぱりちょっと・・・・。
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