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40.福岡県の酒 ブログトップ
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【お酒】2245.玉水 上撰 お燗瓶 180ml [40.福岡県の酒]

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製造者 玉水酒造合資会社
福岡県みやま市高田町舞鶴214-1

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




玉水酒造さんのお酒は、これまでに【お酒】2242.玉水(たまみず) カップをいただいております。

今日いただくこのお酒には、上撰の小印が付されておりました。
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ですが原材料名を見ると、これも玉水カップと同じ糖類添加の三増酒でした。
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話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

あ、そうそう!
先週末に出かけた先で、また悪いクセが出てしまいました。

立ち寄った雑貨店で、こいつにひとめぼれ。
連れて帰って来てしまいました(¥1,650)。
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今日はこれを使っていただきます。
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お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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香りがありますね。
酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りをかすかに感じます。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じ、かつ酒臭さをほんのりと感じます。
渋みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
キレはよく、スッと引きますが、アル添酒特有の透明感は感じません。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロでしょう。
でもちょいスー!
ピリはなし。

甘みはかなりはっきり。
けっこう甘くて、やや重めです。


やや濃醇でちょい渋ちょいスースッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。

糖添なのに米のうまみがしっかりかつ酒臭さほんのりで、飲み応えがありました。
一方でかなり甘めでしたが、それでもちょい渋とキレの良さ、それにスース―感が働いているせいか、それほどしつこくは感じませんでした。

かなり甘めでしたが、おいしいお酒でした。
この味が、きっと地元の皆さんに愛されているが故に、糖類添加をやめられないのかな?
もちろん糖類添加は増醸目的であってけっして調味のためではないでしょうけれど、やめると、あくまでも結果として、甘みが後退して辛口になってしまうでしょうね。

もっとも、九州には辛口のアルコール飲料として焼酎がございますから、清酒はむしろ甘口であることに需要があるのかもしれませんね。
あくまでも、ワタクシの推測ですけれど。

【お酒】2244.池泉 福寿 上撰? 180ml [40.福岡県の酒]

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(株)池田屋
福岡県みやま市瀬高町下庄一二八七

内容量/180ml
原材料名/米、米麹、醸造アルコール、糖類
精米歩合/65%
アルコール分/15.0~15.9%
(国産米100%使用)
(以上、ラベルより転記)




菊美人、山水と、福岡県みやま市産のお酒をいただいてまいりました。

今日いただくのは、“池泉”。
福寿ってのは、小印かな?
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もちろんこれも、みやま市に蔵を置く蔵元さんのお酒。
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でもね、
大きい声では言えませんが、
瀬高駅前にあった酒屋さんのお話では、
自醸していないとか・・・・・・、

肩には、既製品と思われる上撰のシールが。
ここには糖類添加の表示はありませんでしたが・・・・・・、
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ラベルには、原材料名に“糖類”の文字がありました。
しかもこのお酒、増醸策(少ない米でたくさん醸す方法)として糖類を添加しておきながらも、米を65%まで削っているんだってさ!
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そういえば、
この“糖類”を、増醸策とは限らず“調味のため”に添加している可能性もあると主張する御仁もおりました。
調味目的であれば、たとえ65%まで削ったお米で製造したお酒であっても、糖類を添加しても何ら不思議ではないことになりますね(もちろん、特定名称は名乗れませんけれど)。

でもね、あたしゃ米や米麹と併記した原材料名として糖類を表示する以上、それは決して調味目的ではあってはならないと思いますよ。

あくまでもお酒の“原材料”として、かつ醪(搾る前)の段階で糖類を使用すれば、出来たお酒は清酒を名乗ることができます。
でも、糖類添加を調味目的だと主張してしまうと、完成したお酒は「リキュール」に分類され、清酒を名乗ることができなくなると思うのです。
調味目的であれば、醪の段階で添加しようと、清酒が完成した後で添加しようと、それは同じことでしょう。

酒税法を見ても、清酒は「米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品(これに糖類が含まれる)原料として発酵させて、こしたもの」(2条7号ロ、同施行令2条)と定められており、あくまでも発酵の原料として糖類を使用すべき旨を規定しております。

この点につきましては、あくまでも私見です。
もし、これに異議ありと仰せの御仁は、コメントを頂戴したいと思います。
脅迫ではなく、あくまでも議論としてのコメントであれば、大いに歓迎いたします。


酒がまずくなりそうな話はこのくらいにして、
いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いておりました。
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燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉;以下同じ)香りがふわりと漂ってまいりました。

うまみは、これはやや濃いめと言ってよいでしょう。
酒臭さが先に来て、米のうまみは厚みはないものの舌の上にふわりと乗っかります。
苦みはないものの、ちょっと枯れているかな。
キレはバッチリで、透明感がありますね。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
でも、けっこうなスース―で、かつピリピリ!

甘みは、これはややひかえめと評しておきましょう。
一応存在はわかるものの、スース―ピリピリに跳ね返されて前に出て来られないみたいです。


やや濃醇でちょい枯スース―ピリピリスッキリ旨やや辛口のお酒でした。

うまみはけっこうしっかりしており、飲みごたえを感じるとともに、画一的な風味には感じませんでした。
キレのよさと透明感、そしてスース―かつピリピリで、かなりスッキリしているように感じました。
甘みは存在するのでしょうけれど、上述のとおり跳ね返されて、味の要素からは脱落している感じでした。

味自体は好みでしたが、なにせスース―ピリピリがきつく感じました。
それになぜ糖類添加なのに米を65%まで磨いているのか?、それもわからずじまいでしたとさ。

【お酒】2242.玉水(たまみず) カップ [40.福岡県の酒]

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玉水酒造合資会社
福岡県みやま市高田町舞鶴214-1

清酒
180ml
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
(以上、フタより転記)




今日は、玉水酒造さんの玉水カップをいただきます。

糖類添加の三増酒でした。
しかし、酸味料の表示はなし。
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話のネタが尽きたところで、いただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いていて、透き通っておりました。
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アルコール香とともに、枯れた香りをかすかに感じます。

うまみは淡め。
枯れていて、ちょい渋。
うまみは弱め。米のうまみでもなく、酒臭くもなく、なんとなく画一的な感じがします。
キレはよく、透明感バッチリ。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さをちょっと感じます。
酸味の深みをかすかに感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みははっきり。
前に出ては来るものの、べとついた感じはなくサラリとしています。


淡麗ちょい枯ちょい渋ちょいスースッキリ甘口のお酒でした。

枯れており、ちょい渋でしたが、粗さは感じませんでした。
一方で淡くてキレがよく、アル添酒にありがちな透明感を感じました。
酸味がややひかえめながらに効いていたせいか、決してペラペラな感じはしませんでした。

でもね、うまみ自体に複雑さのない、画一的な風味を感じました。
この風味は醸されたものなのか?、それとも・・・。
酸味料の表示がない以上、醸されたうまみと捉えるしかありません罠。

まあでも、クセがそれほどなくてキレがよいので、飲みにくくはないと思いました。

【お酒】2241.菊美人 カップ [40.福岡県の酒]

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菊美人酒造株式会社
福岡県瀬高町大字上庄183

清酒
アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名:米・米麹・醸造アルコール
180ml詰
(以上、フタより転記)




菊美人酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】2238.菊美人 上撰 180ml お燗瓶
【お酒】2239.菊美人 本醸造 冷酒 300ml

今日いただくこのお酒ですが、【お酒】2238.菊美人 上撰 180ml お燗瓶と異なり、小印はなし。
それに品質表示に米の産地が表示されていないのみならず、製造所の所在地が2007(平成19)年の町村合併前の表記のままでした。
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普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっておりました。
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ああ、そういうことね。

枯れた感じの香りがいたします。

うまみは濃くはないし、淡くもない。
熟成感満載で、苦みはっきり。
でも、うまみ自体はかなり弱め。
それにキレがよく、透明感バッチリ。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほぼゼロ。
でも結構なスース―で、かつピリあり。

甘みはややはっきりかな。
前には出てこず、かつ熟成感に隠されているようですが、一応わかります。


枯苦スース―ピリピリやや甘口のお酒でした。

うまみがわからないくらい。
そのせいか、熟成感と苦みとが目立つように感じました。
しかもスース―かつピリピリで、透明感バッチリ。

あくまでも私の個人的見解ですけれど、要するにスカスカ・ペラペラでした。
ま、こういう出会いも、たまにはあります罠。

【お酒】2239.菊美人 本醸造 冷酒 300ml [40.福岡県の酒]

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製造者 菊美人酒造株式会社
福岡県みやま市瀬高町上庄一八三

品目 日本酒
アルコール分 14度
内容量 300ml
原材料名 米(福岡県産)、米こうじ(福岡県産米)、醸造アルコール
原料米 夢一献100%使用
精米歩合70%
(以上、ラベルより転記)




一昨日いただいた【お酒】2238.菊美人 上撰 180ml お燗瓶に引き続き、今日も菊美人酒造さんのお酒をいただきます。

今日いただくこのお酒も“菊美人”ですが、
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こちらは本醸造で、
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かつ、冷酒でした。
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品質表示はこちら。
福岡県に蔵を置く蔵元さんが福岡県産米を100%使用して造った、正真正銘の福岡の地酒なのでした。
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冷やして飲めと書いてあるので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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香りは、鼻を近づけるとかすかにフレッシュな香りがあります。
含むとそれがふわりと広がります。

うまみはやや淡め、いや、ちょい濃いめだろ。
米のうまみに厚みはないものの、舌の上に覆いかぶさるね。
普通酒で感じた香ばしさも少し感じます。
ちょい苦もありますね。
キレはよく、スッキリしています。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは弱めですが、それでも鋭さを感じます。
スーはかすか、ピリはなし。

甘みはややはっきりかな。
存在はわかるものの、前には出て来ません。


ちょい爽快のやや濃醇でちょい苦ちょいすっぱスッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

味自体は、香ばしさやちょい苦でやや重い感じがしました。
しかしその重さを、爽やかさとキレのよさとがうまく和らげてくれているようでした。
それ故に、飲み応えがあるのに爽やかで後味スッキリでした。

いけると思います。
冷酒や生貯と聞くと、軽くてスイスイ行けるけれどうまみはイマイチというものが多いように思います。
でもこれは、飲み応えがあるのに重さを感じない冷酒でした。




その菊美人冷酒と合わせた今日のエサはこちら。


厚揚げを食べたかったので、
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煮物にしてみました。
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煮る/冷ますを繰り返したことで、味がしみておいしゅうございました。
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おとといの残りのちくわに、きゅうりとネギ。
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チューブ入りわさび。
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わさびドレッシングを作って、
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わさび和え。
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オリーブオイルと合わせたことで、わさびの辛みは飛んでしまいました。
爽やかさだけが残って、おいしゅうございました。
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ごちそうさまでした。
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【お酒】2238.菊美人 上撰 180ml お燗瓶 [40.福岡県の酒]

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製造者 菊美人酒造株式会社
福岡県みやま市瀬高町上庄183

品目 清酒
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




JR鹿児島本線瀬高駅。
その西側を流れる矢部川のほとりに蔵を構える菊美人酒造さん。
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“菊美人”は北原白秋による揮毫。
なんでも、6代目の奥さんが白秋の実姉だったそうです。
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品質表示はこちら。
いわゆる普通酒ですね。
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バーコードラベルに、かろうじて上撰の文字を発見。
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それではいただきましょう。

まずはひや(常温)でいただきます。
お酒には、色がかすかに着いておりました。
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香りはなし。
うまみはやや・・・、否、ちょい濃いめ。
独特の香ばしい風味がどっしりとしており、米の風味がそれに続きます。
軽い苦みを少しだけ。
それでいてキレがよく、スッと引いて透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
ほとんど感じません。
スーはないものの、かすかにピリ。

甘みはややはっきり。
変えに出て来ないけれど、じんわりと効いていることがわかります。


ちょい濃醇でちょい苦スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

風味が独特の香ばしさでしたが、これはもしかしたら麹に由来するものでしょうか?
それでもクセはなく、嫌味を感じません。
しかもキレがよく、後味がスッキリしておりました。
甘みは脇役ですね。


次に、燗にしてみました。
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アルコール香が少し立ちました。

うまみは同じ。
でも、独特の香ばしさが立って角が出たかな。
苦みも同じですが、香ばしさの角が出たことでよくわかるようになったみたい。
キレはかなり良くなり、スッと引いて透明感を感じました。

酸味はひかえめ。
でもスーが出て、逆にピリは引きました。

甘味も引く。
というか、わからなくなったようです。


燗にすると、ちょい濃醇でちょい苦ちょいスースッキリ旨口のおいしいお酒になりました。

燗のほうが香ばしい風味がよくわかりました。
それでいてキレが一層よくなり、スッと引いてさっぱりしておりました。

燗のほうがスッキリしていておいしいと思いました。



その菊美人とあわせたのは、

きゅうり、ねぎ、ちくわのごま酢和えと、
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いつもの具だくさん味噌汁。
具で酒を飲み、汁で飯を食うという寸法なのでした。
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ごちそうさまでした。
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【お酒】2202.亀の尾 本醸造 300ml [40.福岡県の酒]

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製造者 合資会社 伊豆本店
福岡県宗像市武丸1060番地

品目 清酒
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 65%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、福岡県宗像市に蔵を置く伊豆本店さんのお酒をいただきます。

伊豆本店さんは、享保二年(1717年)の老舗とのこと。
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“亀の尾”は、きっとお米の品種でしょうね。
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亀の尾は、「山形県余目町(あまるめ)の阿部亀治(1868~1928)が1893(明治26)に「惣兵衛早生」(冷立稲)から選抜.東日本の良食系米系譜のもととなり,「神力」,「愛国」とともに日本三大品種の一つ.」(※1)と、文献には記述がありました。

その亀の尾のふるさとである余目(山形県東田川郡庄内町)。
JR羽越本線・陸羽西線の余目駅前では、
亀ノ尾発祥の地である旨が堂々と宣言されておりましたよ
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“冷立稲から選抜”とありますが、「冷害の年、3本だけ金色に稔った穂があるのを発見,育成した。」(※2)そうで、耐冷性に優れているのだそうです。

しかしこの亀の尾、
“東日本の良食系米系譜のもと”」とあったように、酒造好適米ではなくて食用米として育成されたのだとか。
なんでも、「コシヒカリ、ササニシキにも亀の尾の血が流れている。」(※2)のだそうですよ。

その後衰退したものの、昭和50年代後期に入ってから久須美酒造(新潟県長岡市)が復活に成功し、使用する蔵元さんが少しずつ増え始めているのだとか。

精米歩合は65%。
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それではいただきましょう。
今日はものすごく暑かったので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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香りはありません。

うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみをふんわりと感じますが、酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みがあって、鋭くはないものの、ザラつくような感じがいたします。
キレはよいでしょう。

酸味はひかえめ。
存在はわかるものの、かなり弱めです。
スーはなく、ピリもなし。

甘みはややはっきり。
べとつかず幅も感じないものの、ほんのりと効いております。


やや淡麗でちょい苦やや甘口のお酒でした。

スッキリしていてスイスイと行けますが、ペラペラではないですね。
ただちょい苦が気になるところ。
でも甘みがそれを和らげようと努力してくれているみたいでした。


次に、燗で。
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うまみは引くね、というかぼやけるかな。
一方で苦みが目立って、鋭さを感じるようになりました。
酸味もちょっとだけ立ってきました。
でも、甘みは引いていきました。


燗だと、淡麗苦スッキリやや辛口のお酒になりました。

キレがよくなって、かなりスッキリ、いやさっぱりした味わいになりました。
一方で苦みが目立つようになりましたが、これは甘みが引いたからでしょうか?


どちらかというと、甘みのあった冷酒のほうが好みでした。
というか、福岡の皆さまは焼酎を好まれる方が多いように思いますが、もしかしたらこのお酒は燗にすることで焼酎の味わいに近づくようになっているのかな?





その亀の尾と合わせた今日のエサはこちら。

暑かった日は、さっぱりしたものを食べたいお年頃。

そこで、
冷奴。
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賞味期限が明日までのちくわ。
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今日はわさびでいただきました。
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電子レンジで煮切った酢とみりんとに、
オリーブオイル、顆粒こんぶだし、塩、わさび(5cmくらい)を合わせて、
わさびドレッシングを作って、
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きゅうり、
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ねぎ、
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ちくわときゅうりとねぎとの、
わさびドレッシング和え。
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オリーブオイルを使用したせいか、辛みはほとんどなし。
それでいてわさびの爽やかさが効いておりました。
手前味噌ですが、これはおいしい!
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ごちそうさまでした。
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車の下で涼んでいらっしゃった黒猫のダンナでしたが、
呼んだら出てきてくださいました。
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暑かったのに、遊んでくれて、ありがとう。
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(友情出演)



(※1)前重道雅・小林信也編著『最新 日本の酒米と酒造り』p.148(2000.3 養賢堂)
(※2)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.22(2017.7 文一総合出版)

【お酒】2198.玉出泉 上撰 180ml [40.福岡県の酒]

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製造者 大賀酒造株式会社謹醸
福岡県筑紫野市二日市中央4-9-1

日本酒 上撰
アルコール分 15%
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
(原料米はすべて国産)
内容量 180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




大賀酒造さんのお酒は、ちょっと前に【お酒】2196.玉出泉 純米吟醸 300mlをいただいております。

今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付された普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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香りはないですね。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じ、酒臭さ(ほめ言葉です)も弱めながらに続きます。
軽い渋みがありますね。軽めですがちょっと鋭さを感じます。
熟成感・枯れた感じはしませんでした。
キレはまあまあでしょうか。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはややはっきりでしょう。
かなりさらりとしているものの、幅を少し感じます。


やや濃醇でちょい渋ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。

うまみしっかりなのに、ちょいスーがいい感じに効いていて、しつこさを全く感じませんでした。
甘みがありましたが、かなりさらりとしていて、これもしつこくない。
ちょい渋すら、いい感じに効いているように感じました。

これはうまいね。
アル添がいい感じに働いているように思いました。
食事と合う、おいしいお酒でした。











【予告】



先週末の土曜日は、

東京へ日帰りで出かけておりました。

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半か丁かの予報どおり、

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晴れたり、

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どしゃ降りだったり、

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また晴れたり、

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人々の暮らしを豊かにした歴史に触れたり、

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無念の武将のお墓を参拝したり、

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暗い歴史の遺跡を探訪したりしておりました。

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もちろん!

おいしいものもいただきました。

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その顛末は、

今週末に報告する予定です。

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【お酒】2196.玉出泉 純米吟醸 300ml [40.福岡県の酒]

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製造者 大賀酒造株式会社
福岡県筑紫野市二日市中央4-9-1

品目 日本酒
内容量 300ml
原材料名 米、米麹(原料米はすべて国産)
精米歩合 55%
アルコール分 15度
(以上、ラベルより転記)




太宰府のとなり、
二日市に蔵を置く大賀酒造さん。

福岡県で一番古い蔵なんだってさ。
(1673年(延宝元年)創業とのこと。)
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今日いただくのは、純米吟醸。
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能書きがありましたので、紹介しておきます。
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へー!
吟醸酒なのに、燗でもいけるのね。
後で試してみますが、苦みが出たりはしないのでしょうか?
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それはいただきます。
吟醸酒ですから、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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上立ち香はないですね。
含んでもわかりませんでした。

うまみは濃いめ!
こめのうまみに厚みをしっかりと感じます。
苦みがあって、強くはないものの少し重いですね。
キレはまあまあ、いや、それほどでもないかな。

酸味ははっきり。
すっぱさが少し強めで、しかも酸味自体に深みを少し感じます。
スーはそれほどでもないものの、ちょいピリでした。

甘みはややひかえめ。
わかるものの、弱めです。


濃醇ちょい重ちょいすっぱちょい深ちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。

吟醸酒らしからぬどっしり感があって、飲みごたえバッチリでした。
しかもちょいピリで、刺激すら感じました。
それでもうまいね。
こういう吟醸酒は、大好きです。



ここで、燗も試してみました。
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甘みちょっとだけ出るかな。
ちょいスーになったせいか、キレがよくなったように感じました。
うまみは濃いめのまま。
一方で、ピリはほとんど気にならない程度になってしまいましたよ。

燗にすると、濃醇ちょい深すっきり旨口のおいしいお酒になりました。

燗のほうが、うまみがパッと広がって、スッと切れる感じがいたしました。
ただ、冷めるにつれて、渋みが出るみたいでした。

これは燗がうまいよ。
でも熱いうちに飲みたいところでした。







その玉出泉純米吟醸と合わせたきょうのエサはこちら。


トマトを食べたかったので、
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ねぎを使って、
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ドレッシングを作って、
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和えていただきました。
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予想通りのおいしさでした。
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豚ロース肉薄切り。
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ピーマンとしめじ。
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愛知県の赤みそを使って、
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炒めました。
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これも予想通り。
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ごちそうさまでした。
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今日は暑かったせいか、
車の下でのびていらっしゃった黒猫のダンナ。
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それでもちょっとだけ(アスファルトが冷たいところまで)出てきてくれて、触らせていただけたのでした。
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(友情出演)

【お酒】2190.喜多屋 特別純米酒 カップ [40.福岡県の酒]

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製造者 株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地

品目 日本酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
福岡県産夢一献100%使用
アルコール分 15度以上16度未満
内容量 180ml
精米歩合 60%
(以上、ラベルより転記)




喜多屋さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】1048.寒山水 純米吟醸 55%磨き カップ
【お酒】1184.喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300ml
【お酒】1199.喜多屋 本醸造 九州 一度火入れビン貯蔵 冷用酒 300ml
【お酒】1200.喜多屋 本醸造 サケカップ
【お酒】2062.喜多屋 純米酒 180ml
【お酒】2063.喜多屋 特別純米酒 180ml
【お酒】2064.喜多屋 純米吟醸 180ml
【お酒】2065.喜多屋 純米大吟醸 180ml

今日いただくのは、精米歩合60%の特別純米酒。
かつていただいた【お酒】2063.喜多屋 特別純米酒 180mlと同じ中身でしょうね。
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この特別純米カップも、夢一献を使用しているのだとか。
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話のネタが尽きたところで、いただきます。
特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフルーティー。
含むとそれがふんわりと広がります。

最初に酸味が来ました。
少し強めで、鋭いですね。
スースー感はないものの、かすかにピリかな。

うまみはやや淡め。
それでも米のうまみが口の中で広がります。
苦みや雑味はなく、酒臭さや熟成感もありません。

甘みはややひかえめでしょう。
感じるものの、弱めです。


ちょい芳香のやや淡麗でちょいすっぱ旨やや辛口のお酒でした。

酸味が利いていて最初に感じ、うまみを凌いでおりました。
でも荒々しさはなく、しかも雑味がなくてキレイでした。

これは魚はもちろん、肉にも合うと思います。
ただ、酸味が鋭い故に、酒だけを楽しむには向かないかもしれません。


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