【お酒】2072.御神前清酒 180ml [40.福岡県の酒]
製造場 林龍平酒造場
福岡県京都郡みやこ町犀川崎山九九二-二
原材料・米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール15度以上、16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)
林龍平酒造場さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
2056.九州菊 純米吟醸 小倉祇園太鼓 180ml
2059.へいちく応援カップシリーズ② なのはな号と菜の花 九州菊の純米酒
2071.本醸造 One Hand Catch KUSUGIKU
今日いただくこのお酒は
“御神前清酒”。
中身は普通酒のようでした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがふわりと漂ってまいりました。
うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)が穏やかにじんわりと効いています。
米のうまみはわかるものの、厚みはないみたいです。
苦みが少しあって、弱めですが鋭さを感じます。
キレはよく、スッと引いていきます。
酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱め。
ですがけっこうスースーで、ちょいピリです。
甘みはややひかえめ。
かなり弱いものの、存在はわかります。
やや淡麗でちょい苦スースーちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)が穏やかに効いているところがいいね!
でもちょい苦スースーちょいピリのやや辛口で、けっこう引き締まっておりました。
しかもキレよく、後味スッキリ。
神様のお酒は、キリッとしているもののうまみしっかりのおいしいお酒でした。
【お酒】2071.本醸造 One Hand Catch KUSUGIKU [40.福岡県の酒]
林龍平酒造場
京都郡みやこ町犀川崎山992-2
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合65%
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
林龍平酒造場さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
2056.九州菊 純米吟醸 小倉祇園太鼓 180ml
2059.へいちく応援カップシリーズ② なのはな号と菜の花 九州菊の純米酒
今日いただくこのお酒は、“One Hand Catch”なる本醸造なんだってさ。
精米歩合は65%。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色はかすかに茶色がかっていて、透き通ってはいませんでした。
うまみはやや濃いめ!
枯れていて、カラメルのような風味を少し感じます。
米のうまみもしっかりしていて、厚みがあることがわかります。
軽い苦みが少しあります。
キレはそれほどでもないみたいです。
酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱めです。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきり。
さらりとはしているものの、幅を少し感じます。
やや濃醇でちょい枯れちょい苦旨やや甘口のおいしいお酒でした。
枯れていましたが、角や粗さはありませんでした。
風味が独特でちょい苦でしたが、味のバランスは崩れていないみたいでした。
しかもやや甘口で、いい感じにまとまっておりました。
これ、うまいんじゃないの!
飲み応えバッチリのおいしいお酒でした。
【お酒】2065.喜多屋 純米大吟醸 180ml [40.福岡県の酒]
製造者 株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 50%
内容量 180ml
山田錦60%、雄町40%使用
保存方法 冷暗所に保存
(以上、ラベルより転記)
喜多屋さんのお酒は、昨日までに以下の物をいただいております。
1048.寒山水 純米吟醸 55%磨き カップ
1184.喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300ml
1199.喜多屋 本醸造 九州 一度火入れビン貯蔵 冷用酒 300ml
1200.喜多屋 本醸造 サケカップ
2062.喜多屋 純米酒 180ml
2063.喜多屋 特別純米酒 180ml
2064.喜多屋 純米吟醸 180ml
シリーズものと思われる一合瓶も、今日が最後。
今日いただくのは、満を持しての純米大吟醸。
そーら見ろ!
やっぱり大吟醸は、山田錦や雄町じゃねぇか!
これまでに“夢一献”やら“吟のさと”やらが出てまいりましたが、最高峰のお酒にはやっぱり山田錦や雄町なのよね。
それでは、いただきます。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
上立ち香は、盃に鼻を近づけるとかすかにフレッシュな香りを感じます。
含むとフレッシュさとともに、フルーティさをかすかに感じます。
うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみに淡めながらに厚みを感じ、かつ透明感を感じます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みや雑味もないですね。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
でもちょいスーで、かつちょいピリです。
甘みはややひかえめ。
弱めですが、存在はわかります。
ちょい芳香のやや淡麗でちょいすっぱちょいスーちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
雑味なくキレイで、かつうまみに透明感がありました。
この洗練されたうまみこそが、大吟醸たる所以であり、山田錦や雄町の実力でしょうか?
でも、ちょすっぱちょいスーちょいピリで、荒々しさも感じました。
これは他のシリーズにも共通していましたから、喜多屋さんのお酒の特徴なのかな?
【お酒】2064.喜多屋 純米吟醸 180ml [40.福岡県の酒]
製造者 株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 59%
内容量 180ml
福岡県八女産吟のさと100%使用
保存方法 冷暗所に保存
(以上、ラベルより転記)
喜多屋さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
1048.寒山水 純米吟醸 55%磨き カップ
1184.喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300ml
1199.喜多屋 本醸造 九州 一度火入れビン貯蔵 冷用酒 300ml
1200.喜多屋 本醸造 サケカップ
2062.喜多屋 純米酒 180ml
2063.喜多屋 特別純米酒 180ml
今日もシリーズものと思われる商品の中から一つをいただきます。
今日いただくこのお酒は、純米吟醸。
福岡県八女産の“吟のさと”を100%使用しているんだってさ。
精米歩合59%ってのは、もしかしたら60%にするつもりが削り過ぎちゃったのかな?
この“吟のさと”については、手元にある文献に以下のように紹介されておりました。
「清酒製造の盛んな北部九州に適した高品質酒米の育成を目標に、山田錦と多収・良質で知られる西海222号を交配。短稈で倒れにくく,収量は山田錦より多い。晩生の早。玄米サイズは山田錦並,心拍は線状ではっきりして発現も多く,高度精米が可能で吟醸酒麹米に向く。いもち病にやや弱い。」(※1)
これは私の感覚ですが、いくら山田錦を改良しようとしたとことで、山田錦の実力を凌駕するような酒造好適米はいっこうに誕生していないみたいですね。
だって、やっぱり最高品質のお酒を造ろうとしたら、使う酒米は依然として山田錦や雄町じゃないですか。
もっとも、山田錦や雄町を使ったというだけで高値を付けられる風潮も一因なのかもしれませんけれど。
この“吟のさと”なる酒造好適米を用いた純米吟醸は、いったいどんな味わいなのでしょうか。
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
上立ち香はないですね。
含むとフルーティーさとともに、フレッシュさも少し感じます。
うまみはやや濃いめかな。
米のうまみに厚みを少し感じます。
苦みがあって、強くはないものの鋭いですね。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
キレはまあまあかな。
酸味はややはっきり。
すっぱさが少し強めで鋭さを感じます。
スースー感はないものの、ちょいピリです。
甘みはややひかえめ。
かなり弱めですが、その存在はわかります。
ちょい爽快のやや濃醇でちょい苦ちょいすっぱちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
やや濃醇と評しましたが、濃いというよりもむしろうまみに厚みを少し感じました。
一方で爽快な風味が軽さを添えておりました。
ただ、ちょい苦ちょいすっぱちょいピリで、荒々しさを感じました。
おいしいとは思いますが、荒々しさを飲みにくさとして感じてしまうかもしれません。
これが“吟のさと”の実力なのでしょうか?
(※1)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.28(2017.7 文一総合出版)
【お酒】2063.喜多屋 特別純米酒 180ml [40.福岡県の酒]
製造者 株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 60%
福岡県産夢一献100%使用
内容量 180ml
保存方法 冷暗所に保存
(以上、ラベルより転記)
喜多屋さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
1048.寒山水 純米吟醸 55%磨き カップ
1184.喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300ml
1199.喜多屋 本醸造 九州 一度火入れビン貯蔵 冷用酒 300ml
1200.喜多屋 本醸造 サケカップ
2062.喜多屋 純米酒 180ml
今日もシリーズものと思われる商品の中から一つをいただきます。
今日いただくこのお酒は、特別純米酒でした。
しかも福岡県産の“夢一献”なるお米を100%使用しているんだってさ。
その福岡県で育成されたという“夢一献”については、手元にあった文献で以下のように紹介されておりました。
どうやらもともとは酒造好適米ではなかったみたいですね。
「耐病性が強く多収で良食味の飯米を目標として育成中に偶然できた,やや大粒で酒造適性の優れた品種。中生、耐倒伏性は強で多収。タンパク質含量は低めで酒造適性がよい。酒造専門として九州北部でレイホウに代わる品種。」(※1)
話のネタが尽きたところで、いただきます。
特別純米酒には香りを特徴とするものもありましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
上立ち香はないですね。
でも、含むとちょっとだけフルーティーな香りを感じます。
うまみは淡め。
それでも米のうまみがふんわりと舌の上に乗っかって来ます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みや雑味もゼロですね。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきり。
すっぱさはどちらかというと弱めですが、それでも鋭さを感じます。
スースー感はないものの、ちょいピリです。
甘みはややひかえめ。
存在はわかるものの、弱めです。
ちょい芳香で淡麗ちょいすっぱちょいピリ旨やや辛口のおいしお酒でした。
香りは含むとわかるものの、弱めでしつこくなくていい感じでした。
淡麗でしたが、淡めなりに米のうまみを感じることができました。
酸味とちょいピリとが突出することなくいい感じに引き締めているようでした。
しかも雑味がなくてきれいな味わいでした。
昨日いただいた純米酒よりも洗練されているようでしたが、こちらは酸味を感じることができました。
食事と合う、おいしい特別純米酒でした。
(※1)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.85(2017.7 文一総合出版)
【お酒】2062.喜多屋 純米酒 180ml [40.福岡県の酒]
製造者 株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 70%
内容量 180ml
福岡県産米100%使用
保存方法 冷暗所に保存
(以上、ラベルより転記)
“福岡酒メジャー”とも言うべき(だって県内のどこのスーパーでも見かけるんだもん)喜多屋さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
1048.寒山水 純米吟醸 55%磨き カップ
1184.喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300ml
1199.喜多屋 本醸造 九州 一度火入れビン貯蔵 冷用酒 300ml
1200.喜多屋 本醸造 サケカップ
今日いただくこのお酒は、どうやらシリーズものみたい。
精米歩合70%の純米酒でした。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
燗をつけると、甘い香りがちょっとだけ漂ってまいりました。
うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみが広がらず、舌を突くようです。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みや雑味もないですね。
キレはよく、スッと引きますよ。
酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱め。
でもちょいスーで、かつちょいピリです。
甘みはひかえめ。
ほとんど感じないくらいです。
やや淡麗でちょいスーちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。
辛口で、うまみ自体が引き締まっておりました。
しかもちょいスーちょいピリなせいか、かなりキリッとした味わいでした。
さらに雑味がゼロなのは、福岡酒メジャーたる大手蔵らしさでしょうか。
福岡県ってところは、焼酎のみならず清酒も辛口が好まれるのかな?
【お酒】2061.私はなま 生貯蔵 300ml [40.福岡県の酒]
製造者 瑞穂菊酒造株式会社
福岡県飯塚市天道375
アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
瑞穂菊酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
2057.瑞穂菊 お燗瓶 180ml
2058.大将陣 上撰カップ(上撰瑞穂菊カップ)
今日いただくこのお酒は、
“私はなま”なる生貯蔵酒。
どうやら普通酒のようでした。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
上立ち香はないですね。
含むとフレッシュさをかすかに感じる程度です。
うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみそのもので、淡めながらも厚みを感じます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みがあって、弱めではあるものの鋭さを感じます。
キレはよいですね。
さんみはややはっきり。
すっぱさはまちがいなく弱めですが、けっこう鋭いですね。
ちょいスーで、かつちょいピリです。
甘みはひかえめ。
存在はわかるものの、かなり弱めです。
ちょい爽快のやや淡麗でちょい苦ちょいすっぱちょいスーちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがしつこくなくてちょうどいい感じでした。
米のうまみに淡めながらも厚みを感じて、飲み応えがありました。
ちょい苦ちょいすっぱちょいスーちょいピリでしたが、それぞれが突出することなくいい感じに引き締めておりました。
しかも辛口で、キリッとしていました。
これ、うまいね。
食事と合う生貯蔵酒でしょう。
あたしゃ生貯は甘口のものよりも、こっちのほうが好みだな。
そのキリッと引き締まった生貯と合わせた今日のエサはこちら。
油揚げの賞味期限を迎えてしまったので。
湯通しして油を抜き、きゅうり、ねぎと共に中華風の和え物にしてみました。
トマトケチャップを使い切りたかったので、
豚ロース肉を用いて、
ポークチャップにしてみました。
ハインツはかけるには最高においしいけれど、料理に使うには深みが足りないな。
でもみりんとおろしにんにくとを足したことで、うまみに幅がでましたとさ。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
寒かったせいか、午前中は草の上で丸まっていらっしゃった黒猫のダンナも、
午後になってあったかくなったら、いっぱい遊んでいただけましたとさ。
(友情出演)
【お酒】2059.へいちく応援カップシリーズ② なのはな号と菜の花 九州菊の純米酒 [40.福岡県の酒]
製造者/林龍平酒造場
福岡県京都郡みやこ町犀川崎山992-2
内容量/180ml
アルコール分/15度
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 60%
(以上、カップの印刷事項より転記)
林龍平酒造場さんのお酒は、これまでに2056.九州菊 純米吟醸 小倉祇園太鼓 180mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、第三セクター路線である平成筑豊鉄道を応援するために企画されたというカップ酒。
詰められているのは、純米酒でした。
精米歩合は60%だってさ。
それではいただきます。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し茶色がかっていて、透き通っておりました。
うまみはやや濃いめ。
最初に熟成感が来て、枯れていて角を少し感じます。
渋みが少しあって、弱めではあるものの鋭いですね。
米のうまみは感じるものの、広がらず舌の上に乗る感じがします。
キレはよいですね。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはひかえめ。
これもほとんど感じません。
やや濃醇でちょい枯ちょい渋スッキリ辛口のお酒でした。
純米酒なのにキレがよくてスッキリしておりました。
しかも辛口で、キリッと引き締まっていましたよ。
でも、枯れた感じに粗さが少しあり、かつちょい渋でした。
飲みやすいお酒ではないものの、食事との相性はよいみたいでした。
特に肉と合うと思いました。
あたしゃね、こういう企画モノの商品をいただくたびに思うことがあるのです。
こういう商品こそ、口当たりのよい吟醸酒を詰めるべきではないかと。
そのほうが、買って楽しく、かつ飲んでおいしいから、より売れると思うんですけれどね。
オイラみたいな変な趣味をしている輩だけに買ってもらえればよいわけじゃないでしょうからね。
【お酒】2058.大将陣 上撰カップ(上撰瑞穂菊カップ) [40.福岡県の酒]
製造者 瑞穂菊酒造株式会社
福岡県飯塚市天道375
原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分:15度
内容量:180ml
(以上、胴に貼られたラベルより転記)
一昨日いただいた2057.瑞穂菊 お燗瓶 180mlに引きつづき、今日も瑞穂菊酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付された“大将陣”なるお酒。
蔵の近くに大将陣神社があることに由来するのなか?
いやいや、
胴に貼られたラベルには、“上撰瑞穂菊カップ”とありましたよ。
ま、どっちでもいいんですけれどね。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いている程度で、透き通っておりました。
香りはかすかに甘い香り。
うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
熟成感を角や粗さなく穏やかに感じます。
米のうまみは広がらず、ふんわりうっすら。
酒臭さはちょっとだけ。
苦みが少しありますね。
キレはよく、透明感を感じます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはちょいはっきり。
少しだけ幅があるかな?
やや淡麗でちょい枯ちょい苦ちょいスースッキリちょい甘口のお酒でした。
やや淡めでキレがよく、透明感がありました。
アル添多めかな?
それでもうまみは淡めなりにしっかりしておりました。
しっかりでどっしりとした佳撰クラス(あるいは小印なしのお酒)に対して、スッキリした透明感のある上撰酒って区分、ありがちですね。
ワタクシとしては、前者の方が好みですわ。
【お酒】2057.瑞穂菊 お燗瓶 180ml [40.福岡県の酒]
製造者 瑞穂菊酒造株式会社
福岡県飯塚市天道375
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
JR筑豊本線(福北ゆたか線)の天道駅。
てんどうじゃないよ。
“てんとう”だよ。
崖を背にした駅でした。
穂波川沿いに歩いて行くと、
瑞穂菊を造る、瑞穂菊酒造さんの蔵がありました。
今日いただくこの瑞穂菊は、お燗瓶に詰められた普通酒でした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがふんわりと漂ってまいりました。
うまみはやや濃いめ。
香りに反して米のうまみが先に来て、厚みを少し感じます。
酒臭さは弱めで、穏やかです。
苦みや雑味はゼロですね。
キレはよく、スッと引いて行きます。
酸味はややひかえめ。
すっぱさはほとんど感じないくらい。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきり。
幅を少し感じます。
やや濃醇でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
酒臭い(あくまでもほめ言葉です)香りとは異なり、味わいは米のうまみが効いており、かつ雑味を全く感じない繊細な味わいでした。
しかもキレがよく、うまみがパッと広がってスッと引く感じでした。
これはうまいね!
しかも魚よりも、肉だろうね。
な~んてエラそうなことを言っておりますが、ただ単に今日のエサがから揚げだったからそう思っただけでしたとさ。
でもバッチリでした。
これが書かずにいらりょうか!
今日、仕事から帰ってきたら、いつもいるはずの黒猫のダンナの姿が見えなかった。
いったん部屋へ帰って筋トレやら掃除やらしたのち、もう一回見に行ったけれど、やっぱり姿は見えなかった。
暗闇に向けて何度か呼んでみたものの、反応はなし。
諦めて帰ろうとしたその時。
暗闇の中から黒い姿がサッと走ってきて、私の足元へ来てくれた。
うれしかったなぁ。
こんなことされると、かわいくてしかたがないよ。
初めて出会ったときはオイラの顔を見るだけですぐに逃げていたのにさ。
エサをあげたことなんか一度もないのに信用してくれて、ただただ感謝しかない。
不覚にも、うれし涙が出ちゃった。
歳をとると、涙もろくなるもんだな。