【お酒】2236.丹誠 上撰 延寿カップ [44.大分県の酒]
加工者:吉良酒造合資会社
大分県豊後大野市緒方町下自在359
品目:清酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
アルコール分:15度以上16度未満
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
吉良酒造さんは、大分県豊後大野市に蔵を置く蔵元さん。
すぐ近くには浜嶋酒造さん(鷹来屋)があって、同じ通り沿いに蔵を構えていらしゃいます。
今日いただくこの“丹誠”には、“上撰”と“延寿”との小印が付されておりましたよ。
製造者ではなく“加工者”ってことは、自醸した製品ではないのかな?
それに“糖類”の文字があるということは、いわゆる“三増酒”(糖類や酸味料を添加して製造量を増やしたお酒)でしょうね。
そういえばかつて、オイラが“三増酒”って書いたら、「現代に三増酒なんてない 誤った知識で名誉毀損しない方が良い」と嚙みついてきた不逞の輩がいたっけ。
その時はまともに対応したけれど、今思えばそんな奴の言うことなんか無視しておけばよかったとつくづくそう思うわ。
本当に名誉棄損だと思うならば、告訴でも告発でもなんでもすればいいのに。
あれから1年以上経過しましたが、未だ警察や検察からは何の連絡もありませんけれど。
いかんいかん、閑話休題。
酒がまずくなってしまう。
それではいただきましょう。
普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いておりました。
香りは、鼻を近づけるとかすかに酒臭い(ほめ言葉です、以下同じ。)香りを感じます。
うまみはやや濃いめ!
酒臭さが効いていて、穏やかながらも厚みを感じます。
また少し枯れていて、かすかに渋みを感じます。
キレは良いですが、アル添酒にありがちな透明感はないみたいです。
酸味はひかえめ。
すっぱさゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みははっきり。
けっこう前に出てきますけれど、べとつきやしつこさはないですね。
やや濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。
酒臭さが穏やかながらもしっかりと効いていて、飲み応えがありました。
枯れ具合も、角や粗さがなく、またうまみがしっかり効いていたので決してスカスカでもありませんでした。
それでいてキレがよく、かつちょいスーでスッキリしておりました。
甘みは前に出て来るものの、まったくしつこくはない。
渋みもかすかに感じましたが、かすかであってむしろうまく味の一部に加わっているようでした。
これ、うまいね!
糖類添加だけれど、くやしいけれどうまいね。
逆に、糖添を廃止した場合に、こういう味わいを出せるのかな。
四段仕込をうまく取り入れれば可能かもしれませんが、そうするとコストがかかってしまうことでしょうね。
【お酒】2235.一の井手 上撰カップ? [44.大分県の酒]
製造者 株式会社久家本店
大分県臼杵市大字臼杵413番地
製造場 大分県臼杵市江無田382番地
品目 清酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、フタより転記)
久家本店さんのお酒は、かつて【お酒】1289.上撰 一の井手 カップをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが・・・、
カップを見ても、フタを見ても、
手印(酒銘)も小印も、
どこにも書いていない!
唯一の手掛かりは、久家本店さんが製造者で、かつ普通酒であるというフタの表示だけ。
それなのに、どうしてこのお酒が“一の井手 上撰カップ”であると判断したのか?
それは、
買った時のレシートにそう書いてあったからでした。
話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し着いていて、透き通っておりました。
香りは、鼻を近づけるとアルコール香ちょっとだけ、そして枯れた香りもちょっとだけ。
うまみはやや濃いめ、いや、ちょい濃いめかな。
酒臭さ(ほめ言葉です)が効いており、かつ熟成感をちょっとだけ。
軽い渋みをほんの少し感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはややはっきりでしょう。
幅を感じるものの、べとつきやクドさは感じません。
ちょい濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
透明感とキレの良さとを感じつつも、うまみがしっかりしていて飲み応えがありました。
それ故に、ちょい枯でしたが、決してスカスカではありませんでした。
この透明感とキレの良さは、きっとアル添の効果でしょうね。
おいしいと思います。
こういう味わいの普通酒、好きです。
【お酒】2234.鷹来屋 辛口本醸造 300ml [44.大分県の酒]
製造者 浜嶋酒造合資会社
大分県豊後大野市緒方町下自在381番地
品目 日本酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
浜嶋酒造さんのお酒は、かつて【お酒】1764.鷹来屋五代目(たかきやごだいめ) 特別純米酒 カップをいただいております。
↑このお酒は、大阪にある“山中酒の店”で入手したものでした。
浜嶋酒造さんの紹介は、上記鷹来屋五代目カップの記事をご参照くださいな。
JR九州豊肥本線の緒方駅(大分県豊後大野市)。
緒方駅には、しいたけ栽培発祥の地の碑がありましたよ。
そんな緒方駅から高台へ上がって、
水車が設置されている水路沿いの道を歩いていくと、
そこにあるのが、浜嶋酒造さんの蔵。
手印は“鷹来屋(たかきや)”。
その由来は、【お酒】1764.鷹来屋五代目(たかきやごだいめ) 特別純米酒 カップをご参照あれ。
今日いただくのは、本醸造。
しかも“辛口本醸造”だってさ。
品質表示はこちら。
精米歩合60%なのに特別本醸造を名乗らないところが奥ゆかしいと思うのは私だけでしょうか?
話のネタが尽きたところで、いただきます。
まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
うまみは淡め。
米のうまみをふんわりと感じます。
苦みがあって、鋭くはないものの、重いですね。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレは良いみたいです。
酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めながらに鋭さを感じます。
スーはなく、ピリもなし。
甘みはひかえめ。
でもゼロではないみたいです。
淡麗重ちょいすっぱスッキリ辛口のお酒でした。
淡めなのに重さがあったので、スイスイとは行けないかも。
次に、燗にしてみました。
重さが引いて、苦みそのものに変わりました。
酸味が立って、鋭さが増しつつ、かつ深みも少し出てまいりました。
それにちょいスーも出るね。
燗だと、淡麗苦ちょい深ちょいすっぱちょいスー辛口のお酒になりました。
冷やすと重さがあり、燗にすると苦みに変わりました。
それ故に、飲みやすくはないと感じました。
ただ、食事とは合うと思います。
その鷹来屋辛口本醸造と合わせた今日のエサはこちら。
売れ残りのキャベツに、ちくわときゅうり。
ごまサラダ。
ドレッシングにごま油を使い、かつすりごまを合わせたことで、ごまの風味満載になりました。
卵4個。
最近の卵って、貧乏人のオイラが手を出せる値段のものは、どれもみな小さいね。
卵にねぎの青い部分を合わせて、
出汁巻き卵(ねぎ入り)。
昆布とかつおぶしとで出汁をしっかりとれば、素人が作ってもおいしいわ。
それと、冷めるまで切らないこと!(熱いうちに切ると水分が蒸発してパッサパサになります。)
ごちそうさまでした。
【お酒】2035.大吟醸 結晶 由布のしづく 無濾過 180ml [44.大分県の酒]
販売元:有限会社さとう酒舗
由布市湯布院町川上3734-1
製造元:倉光酒造合名会社
大分市大字森町825
原材料名 米(国産山田錦)・米麹(国産米山田錦)
アルコール分:17度
精米歩合:40%
容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
今日は、由布院で入手した大吟醸をいただきます。
造っているのは、倉光(そうこう)酒造さん。
どうやら新酒鑑評会での金賞取得に注力なさっているようですね。
無濾過の大吟醸とありましたが、純米の表示はなし。
でも醸造アルコールは添加されていないみたいでした。
純米を名乗るかどうかは、任意ですからね。
話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
上立ち香はかすかにフレッシュ。
でも含むとフルーティーとフレッシュとが口の中でパッと広がります。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みがありますね。
吟醸酒らしい苦みが少しあるみたいです。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはそれほどでもないみたいです。
酸味ははっきりしています。
すっぱさがやや強めで、鋭いですね。
でも酸味自体に深みもしっかりと感じます。
ちょいスーで、かすかにピリと感じます。
甘みははっきりです。
べとつかないものの、幅をしっかりと感じます。
芳香やや濃醇でちょい苦すっぱちょいすー深旨やや甘口のおいしいお酒でした。
無濾過だけあってか、苦みや酸味に荒々しさを感じました。
ですが突出することなく、いい感じにまとまっておりましたよ。
それもきっと、酸味の深みがうまく働いているからでしょう。
香りがありましたが、食事と合うおいしいお酒でした。
今日は台風が来たことで、勤務は午前中のみ。
でもさ、帰りはびしょぬれだったぜ。
急ぎの仕事がないことは昨日からわかっていたんだからさ、どうせならば一日中休みにしてくれりゃいいのに。
ボスは車でご通勤だからいいけど、こっちは徒歩なんだよね。
本当に気が利かない、奴隷に対する配慮の足りなすぎる搾取者だぜ。
まあでも、昼に帰ってきたことで、料理をする心と時間の余裕ができました。
そこで作ったのは、オムレツ。
あたしゃケチャップは断然Heinzが好きなのですが、文字が書きづらいのよね。
それでもお味は、想定どおり!
おいしくいただけましたよ。
★☆お知らせ★☆
今週末は、
更新はございません。
次回の更新は、
10月5日(火)
を予定しております。
今回は、
出かける場所のヒントはございません。
ただ、
緊急事態宣言が出ていた場所へ
飛行機で向かう!
とだけ申しておきましょう。
ごきげんよう。
それにしても、
台風が過ぎてくれそうでよかった!
【お酒】2032.薫長 純米 300ml [44.大分県の酒]
製造者 クンチョウ酒造株式会社
大分県日田市豆田町六番三一号
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 65%
アルコール分 15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
2018.薫長 上撰 かんぴん 180ml
2024.薫長 上撰 サケカップ
2025.薫長 300ml
2026.薫長 うま辛口 本醸造生貯蔵酒 300ml
今日いただくこのお酒は、純米酒です。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も穏やかに効いています。
熟成感はなく、苦みや雑味もありません。
純米ですが、キレはよいですね。
酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱く、鋭さは感じません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みは意外にもややひかえめ!
存在はわかるものの、かなり弱めです。
やや濃醇でちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
純米なのに軽さがあって、飲みやすく感じました。
それでいてうまみしっかりで、飲み応えもありました。
しかもやや辛口で、食事との相性バッチリでした。
これ、うまいね!
薫長は普通酒はやや甘口でおいしいお酒でしたが、純米はやや辛口のおいしいお酒でした。
その薫長純米と合わせた今日のエサはこちら。
山形県産のにらを、
にら納豆にして、
味マルジュウ(山形のだし醤油)をかけていただきました。
あたしゃそば屋のつまみでこの食べ方を知って以来、すっかりハマってしまっております。
今日は刺身を食べたかったので、
スーパーで買ってまいりました。
用意したのは、酒&みりん(大さじ1.5ずつ)を電子レンジで煮切ったもの。
これに合わせたのは、
大分県の甘口しょうゆ。
酒&みりんと甘口しょうゆ(大さじ3)を合わせて、
すりごまを加えたもの。
これに刺身を浸して、
“りゅうきゅう”(大分の郷土料理)の完成です。
水っぽいスーパーの刺身でも、うまみしっかり!
あたしゃりゅうきゅうは安い刺身をおいしく食べる方法としてもっと広まってもいいんじゃないかなってつくづくそう思いますよ。
ごちそうさまでした。
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声をかける前から、この無防備ぶり!
野良猫なんだから、もっと警戒したほうがいいんじゃないの!
お望みのとおり、いっぱい遊んで差し上げましたとさ。
(友情出演)
【お酒】2026.薫長 うま辛口 本醸造生貯蔵酒 300ml [44.大分県の酒]
製造者 クンチョウ酒造株式会社
大分県日田市豆田町6番31号
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合65%
内容量 300ml
保存方法 要冷蔵
(以上、ラベルより転記)
クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに以下の普通酒をいただいております。
2018.薫長 上撰 かんぴん 180ml
2024.薫長 上撰 サケカップ
2025.薫長 300ml
今日いただくこのお酒は、“うま辛口”と銘打たれた本醸造の生貯蔵酒なんだってさ。
それではいただきます。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
上立ち香はないですね。
含むとフレッシュな風味をほんのりと感じます。
うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしているようです。
米のうまみに淡めなりに厚みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかに感じます。
渋みと重さとも、それぞれちょっとだけあるみたいです。
キレはよいですが、透明感はありません。
酸味はややひかえめかな。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややひかえめ?
いや、ややはっきりでしょう。
前には出てこないものの、幅のある甘みを感じます。
ちょい爽快の淡麗ちょい渋ちょい重旨口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味がほんのりで、しつこくなくてちょうどよい感じでした。
味の基本は薫長の普通酒(カップを除く)と同じでしたが、淡めであるが故かちょい渋ちょい重でした。
“うま辛”と銘打たれていたものの、甘みがよくわかって針はむしろ甘口側に振れておりましたよ。
これはうまいね。
淡めなのに薫長らしい飲み応えがあって、それでいてスイスイと行けてしまいました。
あっちゅう間でございましたとさ。
その淡麗旨口のお酒と合わせた今日のエサはこちら。
にらを食べたかったので。
にら納豆(マスタード多め)。
そば屋で覚えたこの食べ方に、すっかり魅了されてしまったのでした。
またしても、油揚げの賞味期限を徒過してしまった酔っぱらい。
しいたけと玉ねぎ。
卵2個。
白身のコシを残す程度に溶いておきました。
こんぶとかつお節とで採った出し汁に、しょうゆ、みりん、酒、砂糖でやや濃いめに味をつけて、
油揚げとしいたけ、玉ねぎを投入。
火が回ったら、いったん火を止めて10分間放置。
再び加熱して、沸騰したら卵を投入し、
フタを、
パイルダーオン!(マジンガーZより)
器にご飯を用意して、
あ、そうそう。
麦飯なのは、どうかご愛嬌。
貧乏人は、麦を喰え!
ですからね。
その貧乏人、
じゃなくて麦飯の上に乗せて、玉子丼(油揚げ入り)の出来上がり。
火をいったん止めたことで、短時間で玉ねぎに味がしみてやわらかくなったのでした。
丼もので一杯ってのも、たまにはいいね。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
雨がやんで、ゴキゲンうるわしい黒猫のダンナ。
今日も遊んでくれてありがとうね。
(友情出演)
【お酒】2025.薫長 300ml [44.大分県の酒]
製造者 クンチョウ酒造株式会社
大分県日田市豆田町6番31号
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)
クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに以下の普通酒をいただいております。
2018.薫長 上撰 かんぴん 180ml
2024.薫長 上撰 サケカップ
今日いただくこの薫長も普通酒ですが、小印は付されておりませんでした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
ああ、これは覚えがあるぞ。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みが少しあって、酒臭さ(ほめ言葉です)が穏やかに効いています。
軽い渋みがちょとだけ。
熟成感はありません。
キレはよいですが、透明感はありません。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんどわかりません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきり。
べとつかずさらりとしておりますが、幅を感じます。
やや濃醇でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみしっかりなのにキレがよくてスッキリしておりました。
軽い渋みがちょっとだけありましたが、雑味には感じませんでした。
それらを甘みがいい感じにまとめておりました。
これはまちがいなく、2018.薫長 上撰 かんぴん 180mlと同じ中身でしょう!
ということは、カップ酒の中身っていったい?
その薫長と合わせた今日のエサはこちら。
今日はどうしてもナス。
乱切り。
しいたけ。
薄切り。
豚バラ肉100g。
四等分。
しょうが。
細かい賽の目切り。
味噌。
これは大分県産の麦味噌です。
その味噌に、みりん、酒、しょうゆ、砂糖を合わせて、味噌だれを作り、
(それぞれの分量は味見して決めました。)
ここへ賽の目に切ったしょうがを投入。
フライパンにごま油を引いて、
火は中火。
豚バラ肉を炒めて、
肉に火が通ったら、ナスとしいたけとを投入。
ナスに火が通ったら、味噌だれを投入し、
豚バラ肉とナスの味噌炒め(しょうが風味)のできあがり。
麦味噌が香ばしい。
豚バラ肉を使ったことで、豚の脂の味がナスにしみて食べ応えがありました。
さらにしょうがの粒を噛むごとにしょうがの風味が広がるのでした。
箸休めは、人参、大根、きゅうりの浅漬け。
これにもしょうがを入れたことで、爽やかな風味に仕上がりました。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
雨はいやだね。
(友情出演)
【お酒】2024.薫長 上撰 サケカップ [44.大分県の酒]
クンチョウ酒造(株)
大分県日田市大字石井790
原材料名 米・米麹・醸造アルコール・糖類
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、フタより転記)
クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに2018.薫長 上撰 かんぴん 180mlをいただいております。
今日いただくこのカップ酒にも、上撰の小印が付されておりました。
でもでもでも、
こっちには、原材料名に“糖類”の文字がありましたよ!
同じ上撰のはずなのに、どうして?
この品質表示には、米の産地が表示されておりません。
米の産地表示が義務化されたのはたしか10年くらい前のことです。
それ故、このフタはそれ以前に制作されたものの在庫を使い続けているのではないでしょうか?
そしてその間に、クンチョウ酒造さんでは上撰クラスへの糖類添加をお止めになられたのではないでしょうか?
このことは、フタの開け方が旧式のティアオフ方式であることからも察しがつきます。
さらに、所在地も今の豆田町とは異なっておりましたよ!
でもこのカップ酒は、たしかに豆田町にある蔵元さんの直営店で買ったんですよ。
不思議なことばかりのこの上撰サケカップ。
はたして本当に2018.薫長 上撰 かんぴん 180mlと同じ中身なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し着いていて、透き通っておりました。
んー、どうでしょう。
うまみはちょい濃いめかな。
酒臭さ(ほめ言葉です)が穏やかに効いていて、米のうまみも弱めながらにじんわりと感じます。
苦みはかすかに感じますが、鋭くはないみたいです。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりかな。
べとつかないものの、幅を感じます。
ちょい濃醇でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
味わいの基本は同じでしょうから、たぶん同じだと思います。
ただね、こっちのほうはアル添酒にありがちな透明感を感じました。
個体差か?
それともこっちはカップ酒だから、ガラスの口当たりが影響しているのか?
いやいや、まったくちがうお酒だったりなんかちしゃったりして。
難しいね。
【お酒】2022.角の井 冷酒 300ml [44.大分県の酒]
製造者 株式会社井上酒造
大分県日田市大字大肥2220の1
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分 14度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
昨日いただいた2021.角の井 上撰 300mlにひきつづき、今日も井上酒造さんのお酒をいただきます
今日いただくこのお酒は、“冷酒”なんだってさ。
品質表示を見る限り、普通酒のようですね。
それに生貯である旨の表示はありません。
それではいただいてみたいと思います。
冷酒と銘打たれておりましたから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに着いておりました。
上立ち香はないですね。
含んでも香りはないものの、フレッシュな風味をちょっとだけ感じます。
うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしております。
米のうまみに淡めなりに厚みがあって、舌を突いてくるようです。
酒臭さ(ほめ言葉です)もちょっとだけあるみたいです。
苦みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
スースー感はかすかですが、ピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じません。
ちょい爽快でやや淡麗のちょい苦ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
意外にも辛口で、ちょい苦ちょいすっぱと相俟ってキリッと引き締まっておりました。
でも、淡めなりにうまみしっかりで、飲み応えがありました。
フレッシュさはちょっとだけでしたが、それがしつこくなくていい感じでした
これ、うまいね!
お酒の味だけではいささか物足りなくも感じますが、食事との相性がバッチリでしたよ。
これはきっと、うなぎの蒲焼やもつ煮のような濃い味の料理と合うでしょうね。
夏の暑いときの食中酒としては最適でしょう。
そんなことを思いながら飲んでいたところ、気がついたらなくなっておりましたとさ。
その角の井冷酒と合わせた今日のエサはこちら。
ねぎ。
昨日の残りです。
これに合わせたのは、大分県産の麦味噌。
ぬたにしてみました。
麦の風味が豊かな麦味噌が、ねぎのおいしさを引き立ててくれました。
なす。
なんと3個でたったの108円!
理由は、デカすぎるからだってさ。
たしかにデカいわ。
そのデカいなすを、焼かなすのごま酢和えにしてみました。
トロットロでうまみしっかり!
デカいから大味かと思ったのですが、予想は大はずれでしたよ。
最後は卵4個を使って、
出汁巻き玉子を作りましたよ。
あー、
お酒もつまみもおいしかった!
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今日も暑かったせいか、昼間は車の下でのびていらっしゃった黒猫のダンナ。
それでも夕方になって幾分涼しくなると出てきてくださって、
いっぱい遊んでいただけましたとさ。
(友情出演)
【お酒】2021.角の井 上撰 300ml [44.大分県の酒]
製造者 株式会社井上酒造
大分県日田市字大肥2220の1
アルコール分15度
内容量300ml
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)
井上準之助。
大正末期から昭和初期に大蔵大臣を務め、血盟団事件によって暗殺された人ですね。
「1804(文化元)年に創業して以来、清酒「角の井」を造り続けている『井上酒造』」(※1)は、「元大蔵大臣・井上準之助の生家でもある蔵。」(※2)なのだとか。
今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付された普通酒でした。
それではいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがふわりと漂ってまいりました。
うまみはやや濃いめかな。
最初に酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)が来て、それに続く米のうまみに厚みを少し感じます。
熟成感はなく、苦みや雑味もありません。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱いものの、存在はわかります。
でもけっこうなスースーですよ。
ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりでしょう。
べとつかず、さらりとしていていますが、幅があることがわかります。
やや濃醇でスースースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
最初に酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)が来るので、飲みやすくはないかも。
でもキレがよくて、後味はスッキリしておりました。
スースーなのは、もしかしたら焼酎を意識しているのかな?
甘みは前に出てくることなく味わいを和らげてくれておりました。
そのお酒に合わせた今日のエサはこちら。
ねぎ。
冷蔵庫の残り物を一掃。
炒めてみましたよ。
予想通りの味でした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今日も暑かった。
そのせいか、黒猫のダンナは車の下で休んでいらっしゃって、遊んでくださらなかったのでした。
(友情出演)
(※1)(※1)『九州十色シリーズ 大分の酒蔵』p.107(2005.2 おおいたインフォメーションハウス)
(※2)(※1)p.119