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とうとう飲んでシマッタ?の記 [断酒]

もう11月だというのに、まだまた日差しが強くて蒸し暑さが残る週末。
その日はどうしても都内まで出かけて用事を済ませなければならなかった。

さっさと用事を済ませ、最寄り駅へ戻る途中、アーケードのある商店街を発見。
地図を見るとやや遠回りだが駅へ抜けられるようだったので、その商店街を歩いて行ったのでした。

アーケードのおかげで日差しは防げるものの、蒸し暑さまでは避けられない。
それでも商店街にある様々なお店の店先を眺めているうちに、蒸し暑さは幾分忘れることができました。

ところが、とある店の前に立ったとたん、汗が吹き返し、急に喉が渇いてしまった。
その店は、角打(かくうち)
角打とは、店先で店の商品を飲むことができる酒屋さん。
中を覘くと、数人がカウンターの前に立って涼し気な顔をしながら、缶ビールや缶チューハイをおいしそうにゴクゴクと飲んでいらっしゃるじゃあ~りませんか!

もちろん、私は断酒中!
それ故、入るのはやめておこうと自分に言い聞かせ、立ち去ろうとしたのでした。

その時!
店の入り口にあったガラス製の冷蔵ケースが私の目にチラリ。
その中にはなんと、菊正宗の樽酒カップが並んでいるじゃあ~りませんか!
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(写真はイメージです。)


冷えたキクマサ樽酒、まちがいなくおいしいだろうなぁ!
飲めばきっと、蒸し暑さなんてふっとんでしまうだろうなぁ。!

ああ、飲みたいなぁ!


断酒宣言をしてから一か月以上飲酒を我慢しているワタクシ。
この時、そろそろちょっとだけ飲んでもいいじゃないか!と、心の隅で思ってしまった。
でもオイラの断酒は脂肪肝を治すためでもあるので、そう簡単に飲み始めては治るものも治らない。

でも、
でも、
でも、

キクマサ樽酒を一個だけ!
これ一個だけ飲んで、またやめればいい。

そう思うや否や、ガラスの扉を横に引いて店の中に入ってしまったのでした。


いらっしゃい。
店番のおばさんが私に声をかけた。
今日は蒸し暑いねぇ。
こういう日は飲みたくなるわよね。
おばさんの口上のせいで、我慢は限界を超えた。
商売上手だこと。

私はカウンターに荷物を置いて自分の立ち位置を確保したのち、くだんの冷蔵ケースへ向かった。
その扉を左手で開けて、右手でキクマサ樽酒を取り出した。
キクマサ樽酒はかなり冷えていて、取り出した右手に冷気をヒンヤリと感じる。
カウンターの上へ置くと、あっという間に結露をまとってしまったほどだった。

230円です。
おばさんにそう言われ、カバンから財布を取り出してお金を払った。
お金を払ってしまえば、もうこっちのもの!
フタを開けると、アルコールの香りとともに、樽酒特有の木香(樽の香り)がふわりと漂う。
もう飲むしかない、後戻りはできない。

いただきます。
そう心のなかで呟いて、一口。
水とは異なる、かすかなとろみを舌先で感じる。
そのあと、辛口でキリッと引き締まった米のうまみが舌の上にパッと広がる。
それを飲み込むと、馥郁たる木香とともに、酵母由来と思われる穏やかな香りが鼻へと抜けていく。

ああ、うまいなぁ!
キクマサ樽酒って、こんなにうまかったんだ!

二口目はゴクゴクと行けてしまい、一気に飲み干してしまいました。








心の底から満足したワタクシ。










こうして再び、深い眠りについたのでした。

( ˘ω˘ )zzz...

















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これは昨晩、ワタクシが見たです。
夢の中で酒を飲んで、大満足してやがる。
しかも味まではっきりと覚えている。

断酒してからは悪夢を見なくなったどころか、夢を見たとしてもすぐに忘れてしまうようなどうでもいい内容のものばかりでした。
それなのに、この夢だけははっきりと覚えている。
それはきっと、オイラの体が酒を欲しがっているからだろう。

これこそが、この後にめくるめく続く禁断症状の始まりなんだろうな。
あーあ、おそろしや。

断酒宣言から四週間経過 [断酒]

断酒宣言をしてから、4週間が経過いたしました。

当初、断酒直後の影響として以下6点を挙げておりました。
それらが4週間経過後にどうなったか、確認しておきます。


(1)食事の量が減った

→減ったどころか、逆に増えた。
→甘いものを食べたくなった。

断酒直後は減ったものの、すぐに従前の量に戻りました。
それどころか、従前の量では物足りなく感じてしまうほど増えました。
それに、お酒を飲んでいた際には甘いものになんてまったく興味がなかったのに、今では甘いものを食べたくてしかたがないほどになってしまいました。

でも、食べ過ぎると太るから、注意はしているんですけれどね。
それでも食べてしまいます。


(2)体力が落ちた

→かなり疲れやすくなった。

お酒を飲んでいた際は、仕事帰りに走ったり筋トレをしたりしてもそれほど疲れを感じませんでした。
しかし、今ではちょっと走ったりするだけでもうくたくた。
歳のせいもあるのでしょうけれど、これほどまでに飲酒していた時と差があるのかと、驚いている次第です。


(3)夜は早く眠くなる

→継続中

夜は風呂に入ってパジャマに着替えると、その瞬間から眠くなってしまいます。
そのため睡眠時間が増えて、8時間に達しようとしております。
そして目覚めが確実によく、しっかり寝たという充実感がありますね。
睡眠時間が増えただけではなく、深く眠ることができるようになったと思います。


(4)夜中に目が覚める

→改善されつつある

どうやらこれは服用していた抗うつ薬の種類が変わったことが原因らしい。
精神科で先生に相談したところ、同じ薬で成分量が多いものに変えてもらうことができました。
そのためか、朝まで目覚めない日もあったり、あるいは目覚めても一回だけだったりと、改善の兆しを感じております。


(5)悪夢を見ない

→夢をほぼ見なくなった。

眠りが深くなったせいか、夢を見ずに朝を迎えることが多くなりました。
見たとしても悪夢ではなくて、すぐに忘れてしまうほどの大したことがない夢です。
かつては悪夢のせいで一日中イヤな気分でいたことが週に何度かあったのですが、それがなくなりました。


(6)昼間は眠くならない

→やっぱり眠くなる。

やっぱり昼は眠くなって寝てしまいます。
特に抗うつ薬の成分量を増やしてもらった以降は確実に眠くなって寝ています。








自分としては、悪夢を見なくなったことがうれしいところです。
そのおかげで、かなり気が楽になりました。

しかし、
食べすぎに注意しなければならないことと、
体力が低下して疲れやすくなったこと
とは、予想外のことで困惑しております。

今後、この2点が改善してくれればよいのですが・・・。

断酒宣言から三週間経過 [断酒]

あー!
腹が減る!
甘いものを食べたくなる!

ビールを水代わりにガブ飲みしていた頃は、
間食をしたいという欲求は全くなかったのに。
それが今週初め辺りから、
やたらと腹が減るようになった。

朝食は、それまではバナナ1本にヨーグルト1個で十分だったのに、
断酒してからは、ロールパンを2個つけないと物足りなくなっちゃった。
朝食は朝5時に起床してすぐに食べるんだけれど、その後昼まで腹が持たない。
soyjoyを買って途中で食べちゃうこともしばしば。

あ、そうそう!
ロールパンと言えばさぁ。
あたしゃロールパンを買うなんてもう何十年ぶりくらいだったから全然知らなかったんだけれど、
最近のロールパンには、マーガリンが注入されているものがあるのよね。
知らずにそれを買って、食べた時に中からドロリと出てきたときはビックリしたよ!
それ以来、マーガリン無しのものを選んで買っています。

それに、酒を飲んでいたときは甘いものなんて大嫌いだったのに。
最近じゃ、昼食にあんパンを食べちゃったりなんかしちゃったりして。
コンビニのコーヒーは、さすがに砂糖は入れないけれど、ミルクを入れてほんのり甘みを付けるようになっちゃったり。

察するに、
ビールで摂っていた糖質の不足分を補おうとしているのかな?
断酒したことで、幾分痩せた気がしていたのに、
これでは逆に太りそうだな。

断酒するのも楽じゃない。
想定外のめんどうなことが次々と起こるから、恐ろしいです罠。

ズル休みの月曜日に思うこと [断酒]

今日は仕事をズル休み。
と言っても、けっして仮病や怠け心で休んだ訳ではありません。

先般、断酒宣言をいたしましたが、その宣言をする前に、10月15日(土)-17日(月)と酒集めの旅に出かける計画を立てており、そのために今日は休暇を取っていたのでした。
しかし断酒宣言によって酒集めをする必要がなくなったことで、計画はキャンセル。
本来ならば休暇も返上すべきところですが、せっかく取った休暇なんだから思いっきり休んでやろうと思い、そのまま休暇とさせていただいた次第でございました。

せっかく休んだのだから、平日しか行けないようなところへ行こうと思っていたワタクシ。
合羽橋商店街は土曜日しか行ったことがなかったのですが、平日に行けばすべてのお店が開店していてそれはきっと面白いだろうと考えて、出かける準備を前日からしておりました。

しかし、心の片隅では、
出かけたくない
家でのんびりしたい
という思いを捨てきれず、出かけることに心の底から乗り気というわけではなかったのよね。
それに昼から雨との予報にも、出かけることを躊躇させられてしまうワタクシ。
それでも、
出かければきっと楽しいことがあるはず!
と自分に言い聞かせ、雨が止んでいるうちになんとか近所の駅までたどり着いたのでした。

電車に乗ろうとしてsuicaを出すべく、カバンの中を覗いてみたワタクシ。
そのとき、ふと気がついたでした。
入れたはずの折りたたみ傘が入っていない
このまま合羽橋商店街まで行っても、きっと途中で雨に降られて濡れてしまう。
傘を買おうにも、コンビニが近くにあればいいけれど、なかったら買えない。
家に戻って持ってくるのも面倒くさい。

そう思うと、出かける気力が一瞬にして失せてしまったのでした。
そのまま家に帰って、午前中は寝ていました。
正午前に起きて食事をし、その後は読書をしたり黒猫のダンナに遊んでもらったりして、普段と何一つ変わらない休日を過ごしたのでした。


え?

だから、なんだって?


ここまでお読みいただいた方ならば、きっとそうお思いになることでしょう。
いちいち記事にするようなことなのか?
って。


これね、
もしお酒を飲んでいたときだったら、きっとこのまま出かけていたことでしょうよ。
傘を忘れたぐらいで諦めたりはしなかったはず。

あたしゃ断酒してみて思ったのですが、体力が低下したのみならず、気力もかなり低下しているように感じるのです。
今までだったらできたことができなくなったり、面倒くさく感じるようになったりするのですよ。
お酒にはきっと覚醒効果があって、毎日飲み続けていたが故に高揚感が持続し、気力も体力も活性化していたのではないでしょうか?
それをやめたことで、本来の自分、年相応の自分を取り戻し、その結果として体力や気力が低下してしまったように感じでいるのではないかと思うのですよ。


そんなことを考えながら、ズル休みをした月曜は日暮れて、そろそろ終わりを迎えようとしております。
あーあ、
明日からまた仕事か。
無間地獄だな。

人間ドックの結果 [断酒]

2022年の人間ドックの結果は、
C判定(要経過観察
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C判定の原因は、
慢性的な逆流性食道炎とともに、
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脂肪肝
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所見
*腹部超音波検査で所見を認めますが、定期的な検査をお受けになり経過を観察してください。—中等度の脂肪肝を認めました。脂肪肝に関しましては摂取カロリーが多い可能性があり、食事内容や食事の時間帯(夜9時以降の食事は禁物)を注意する必要があります。

はぁ?
摂取カロリーが多い可能性があり、食事内容や食事の時間帯(夜9時以降の食事は禁物)を注意する必要があります。
と言われても、
オイラは肉よりも魚よりも野菜が大好きで、毎日野菜を数種類食べているのに。
ここ一年は揚げ物を原則禁止にして、平日は一汁一菜の粗食にしているのに。
黒猫のダンナに会いたくて一刻も速く帰宅するから、食事の時間が夜9時以降になることなんてないのに。
というか、貧乏だから摂取カロリーが過多になるような豪華な食事は食べられないのに・・・。






脂肪肝の原因は、食生活ではなくてお酒でしょうよ!
ビールを水代わりに毎日ガブ飲みしていた報いでしょう。

その証拠に、
γ-GTPの値がどえらいことになっとるがや(上限値は79)。
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所見
肝機能異常を認めますが、定期的な検査をお受けになり経過を観察してください。—γ-GTPアルコールや太りすぎ、過食で上昇します。生活習慣に注意して経過観察してください。

まあ、でも、
これらが緩和することを切に希望しつつ、一年間の期間限定で断酒したいと思います。






あ、そうそう。
老化を感じることがもう一つ。

50歳になったとたん、
視力が一気に下がるわ、
血圧は上がるわ、
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あーあ、

歳はとりたくないのう!








そんな憂鬱な土曜日に食べたエサはこちら。


こうなったらもう、
ヤケのやんぱち日焼けのナスビ!
肉でも食って景気付けてやろうと思い、安い豚ロース肉を買ってまいりました。
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その肉には塩コショウを振り、小麦粉をつけておきました。
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しょうが。
要するに、豚肉のしょうが焼を作ろうという魂胆なのですが、
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あたしゃしょうがはおろさない。
細かい賽の目切りにして、
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たれ(みりん+淡口しょうゆ)の中に浸しておきました。
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肉を冷蔵庫の残り物野菜と共に焼いて、
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たれをかけて、
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できあがり。
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しょうがの粒を噛むたびに、
しょうがの香りがフワリと口の中に広がるのでした。
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青いものも食べたかったので、
ピーマン。
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細切りにし、電子レンジに3分かけて、
ごま酢和え。
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これは予想通りのおいしさでした。
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これらのエサを、お茶を飲みながらいただきましたとさ。
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黒猫のダンナには、
今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

断酒宣言から二週間経過 [断酒]

断酒宣言から二週間が経過いたしました。


それは先週末のこと。
一週間が経過した時点で、以下の症状が出ているということをお知らせいたしました。

(1)食事の量が減った
(2)体力が落ちた
(3)夜は早く眠くなる
(4)夜中に目が覚める
(5)悪夢を見ない
(6)昼間は眠くならない


これらについて、
二週間経過時にどのような変化が生じたか?
ここに書き留めておこうと思います。







(1)食事の量が減った

元に戻りました!
結局、以前食べていた量を食べないと満足しなくなりました。
かといって、過食というほどでもない量ですので、問題ないと思います。


(2)体力が落ちた

これは落ちたまま。
以前と同じようにジョギングや筋トレをしても、飲酒していたときよりも疲れやすくなったまま。
歩いていても、以前だったら早足で行けたところが行けなくなったり。
肉体的な疲れのみならず、精神的な疲労感を伴っておりますよ。
まちがいなく原因は老化で、アルコールによる覚醒作用がなくなって年相応の体力に落ちついたのでしょう。


(3)夜は早く眠くなる

これもこのまま。
以前は一定量を飲むまで眠気を催しませんでした。
しかし、飲まなくなったことで、早く眠くなって寝てしまいます。
その結果、睡眠時間が増えました。


(4)夜中に目が覚める

これは、頻度が若干低下したかな。
1-2回くらいになったり、あるいはまったく目が覚めないこともあったりです。
きっと体が飲酒をしない眠り方に慣れてきているのでしょう。
でも飲酒時にはこんなことはなかったので、気にはなっております。
先週も書いた通り、これは断酒の影響ではないかもしれません。


(5)悪夢を見ない

たしかに悪夢は見なくなりました。
わけのわからない、すぐに忘れてしまうような夢は見ることはあるものの、後を引きずるような悪夢は断酒以来一度も見ておりません。


(6)昼間は眠くならない

これも元に戻りました!
やっぱり昼は眠くなって寝てしまいます。
でも、眠くならない日も数回ありました。








結局のところ、

(1)食事の量が減った
(6)昼間は眠くならない

は、元通りにもどり、

(2)体力が落ちた
(3)夜は早く眠くなる
(5)悪夢を見ない

継続中の現象で、

(4)夜中に目が覚める

は、頻度が低下しつつも継続中

といったところでしょうか。

悲しいこと [断酒]

今日、
在庫のお酒を処分しました。

焼酎は一年寝かせても問題ないだろうと思い、とってありますが、
清酒やどぶろぐは、料理に用いるものを除いて廃棄しました。
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栓を開けて、流し台へドボドボと流して捨てているうちに、
だんだんと悲しくなって、涙が流れて来ていしまいました。

もしオイラが断酒していなかったら、こんなことをしなくて済んだのに。
もし適正な飲酒を心がけていたら、すべておいしくいただけたはずだったのに。
オイラが入手しなければ、これらのお酒は誰かの口に入って、その飲んだ人を幸せにすることができただろうに。

お酒と、その製造や販売にかかわった多くの人たちとに対して、本当に申し訳がない。
自分の都合で捨てなければならなくなってしまい、謝っても謝り切れません。






今日捨ててしまったお酒に対して私ができる償いは、ただ一つ。

必ずや来年は回復し、
再び出かけて、今回捨てたお酒と同じものを入手して、
その味わいを試してみたいと思います。

そのために、
今は我慢。
一滴も飲まない決意です。

どうせ終わってみれば、一年なんてあっちゅう間なんだから。







そんなこんなで、
今日のエサはこちら。


トマトを食べたかったので、
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塩コショウ、オリーブオイルで和えたもの。
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ピーマンを食べたかったので、
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また、
冷蔵庫で油揚げが賞味期限を迎えていたので、
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炒めて、
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味付けは、
みりん、しょうゆ、かつおぶし。
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みりんをかけた後、
しょうゆを焦がして香ばしさを出してから混ぜて、
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かつおぶしをかけて、
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できあがり。
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お茶とともにいただきましたとさ。
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午前中は寒かったせいか、
丸まっていた黒猫のダンナ。
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午後になったら遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

断酒宣言から一週間経過 [断酒]

2022年9月30日に断酒宣言をしてから、一週間が経過しました。









え、なんだって?

もう飲んじゃったのかって?






いえいえ、
ご安心くださいな。
ちゃーんと継続しておりますよ。




ここで、
この一週間に生じた変化をまとめておこうと思います。





(1)食事の量が減った

断酒直後の2日間は、飲酒していた際に食べていた食事の量の半分も食べられませんでした。
その後徐々に回復しましたが、それでも飲酒していたときの3分の2くらいでしょう。

もしかしたら、この“3分の2”の食事量こそが、私の体にとって適正なのかもしれません。
アルコールには食欲増進作用があって、飲むことで必要以上に多く食事を摂ってしまっていたことも、脂肪肝の一因になっていたのかな?


(2)体力が落ちた

ワタクシは平日は走って帰宅して(←はやく黒猫のダンナに会いたいから)汗だくになり、その後筋トレをしております。
また休日は朝、30分かけてジョギングをしております。

断酒後は、これらをした際の疲れが飲酒していたときよりもひどくなったように感じました。
ジョギングのときなんか、普段はそんなことはなかったのに、途中で歩いちゃったりなんかしちゃったりして。

察するに、きっと老化のせいでしょう。
でも、お酒を飲んでいた時にはアルコールの影響で昂揚感が出て疲れを今ほど感じていなかったのかもね。


(3)夜は早く眠くなる

お酒を飲んでいた時は、夜は500mlのビールを2本飲んでいて、それを飲み終えるまでは眠気を催しませんでした。
でも断酒したら、早い時刻にさっさと眠くなってしまい、結果として睡眠時間が増えました。

あたしゃ断酒を決意した際には、断酒に因って眠れなくなってしまうことを一番心配しておりました。
でも実際は、まったくの逆でした。
飲んでいた時には毎日一定量を飲む習慣が身についていて、それを飲み終えるまでは体が眠気を催さなかったのかな?


(4)夜中に目が覚める

睡眠時間は増えたものの、夜中に2-3回、目が覚めるようになりました。
しかし目が覚めても、その時の時刻を確認したのち、すぐにまた寝てしまいます。
それ故か、目覚めが悪かったり、あるいは寝不足な感じはございません。

もしかしたら、これは断酒とは無関係かも?
実は断酒とほぼ同時に、精神科でそれまで処方されていた薬が変わったのよね。
このことは次回の通院時に、先生に相談してみようと思います。


(5)悪夢を見ない

かつては起床時刻直前になると悪夢を見ることがしばしばありました。
昔のイヤな思い出がよみがえって、今でもその真っただ中に身を置いているように錯覚するやつですよ。
しかもそのせいで、一日中、イヤな気分で過ごさなければいけないことが少なからずありました。

しかし、この一週間のうちでは、記憶に残らないほどのたいしたことない夢を2回見たものの、悪夢はいっさい見ておりません。
やはりお酒を飲まないほうが、心が安定した状態で眠れるのでしょうか?
だったらどうして(4)のようなことが起きるのか、不思議です。


(6)昼間は眠くならない

かつてはどれほど寝ても寝起きが悪く、かつ日中も眠くてしかたがありませんでした。
それ故、出勤時には昼食をさっさと摂った後、残りの休憩時間はずっと昼寝しておりました。

でもここ一週間は、午前中はもちろんのこと、昼食後になっても眠くなりません。
それどころか、昼寝しようとしても、まったく眠れないのです。
もちろん、午後もずっと眠くはございません。




一週間断酒してみて、こんな変化がありました。

これらが断酒に起因する変化なのかどうかはわかりません。
でも、かつてなかったことばかりですから、きっと断酒となんらかの関係はあるのでしょう。

一方で、飲みたくてしかたがないという衝動に駆られることはありませんでした。
禁断症状のようなものもまったくなし。
けっこうスンナリと断酒に突入することができてしまいました。

でもやっぱり、飲みたいけれどね。


断酒宣言 [断酒]

いつも“飲みたくなってシマッタの記”をお読みいただきましてありがとうございます。



突然ですが、
お酒の記事の更新をやめます。
そして、
しばらくの間断酒します。




理由は、3つ。

(1)酒集めに出かける気力が低下したこと。
50の誕生日を迎えたとたん、不思議なくらい気力が低下してしまいました。
先日出かけた岩手県での酒集めでも、以前ほど楽しんで徘徊することができなくなっておりました。
酒を担いで歩いていても、その重さを以前よりも増してより重く感じ、苦役のように思ってしまいましたよ。
こんな趣味、50を過ぎても続ける意義はないのかもしれません。
要するに、潮時なのでしょう。

(2)酒に対する関心が低下したこと。
酒を飲むことはけっして悪いことじゃないけれど、自分はメンヘラでその治療も受けているのに、このまま飲み続けることに恥ずかしさを感じるようになってしまいました。
これも50を過ぎてから急に湧き出した思いなんですけれどね。
でも、同時にこれまでにあった過度な躁状態を回避できるようになりつつあるので、お酒を飲まなくても生きて行けそうです。

(3)人間ドックで、脂肪肝と診断されたこと。
これは過度な飲酒を続けた自分が悪いのです。
平日は家に戻ると食事を作りながらビール350ml缶を飲み、食事中はブログのネタを書くために酒・焼酎を飲み、そして寝る前にビール500ml缶2本+αを飲む。
休日はさらに昼飯時にビール500ml缶を飲み、あとは平日と同じ。
これを数年間続けていれば、そりゃ脂肪肝になります罠。
「自分だけは大丈夫」という思いあがりもはなはだしいわ。
幸いなことに、血液検査の数値は正常なので、健康な体へ引き返すならば今だと思い、飲酒自体をやめようと決意するに至りました。



それ故、お酒の記事に関しては、更新をいったんやめることにいたしました。



断酒したら、新たなお酒の記事を書くことができません。
そうなったら、このブログの存在意義はなくなってしまうでしょう。
それ故、閉鎖することも考えました。

思えば、書き始めていた頃は、新たなお酒に出会うことが楽しくてしかたがなかった。
昔の記事を読む度に、あの頃の楽しい思い出がよみがえります。
その思い出を大切にしたいので、ブログ自体は閉鎖するなく、細々と続けていこうと思います。

来年の人間ドックの結果次第では再び飲み始めるかもしれませんが、今はそれを考えることなく、まずは精神を正常に回復し、かつ脂肪肝を治すことに専念しようと思います。

ただし、徘徊癖を抑えることができなくなって、酒を飲まない旅には出かけてしまい、その記事を公開するかもしれません。
また、断酒の経過についても、気づいたことを記録して行こうかと思います。



一番悲しいのは、お気に入りの酒場へもう行けないこと。
友達ゼロで人付き合いが極めて希薄なワタクシですが、これでいよいよ、仕事以外ではのら猫としか話をしなくなっちゃうかも。




皆さんは、お酒とは楽しくお付き合いくださいな。
お酒はけっして悪くはないよ。
悪いのは、飲酒をなめていたオイラだからさ。

またいつか、お酒をおいしく飲める日が来ることを願いつつ、そのための断酒の宣言とさせていただきます。