【お酒】436.惣誉 スポーツカップ [09.栃木県の酒]
惣誉酒造株式会社
栃木県芳賀郡市貝町上根539
原材料名 米・米麹・醸造アルコール・糖類・酸味料
国産米100%使用
アルコール分15度以上16度未満
180ml詰
（以上、フタより転記）
（米の産地のみラベルより転記）
惣誉酒造さんのお酒は、かつて惣誉の純米吟醸酒と、普通酒の辛口特醸酒とをいただいております。
今日いただくこのお酒は、糖類・酸味料添加の普通酒です。
このお酒には、“スポーツカップ”という名前が付けられています。
この名前には、いったいどういった意味が込められているのでしょうか。
蔵元さんのWebsiteではその意味を紹介されてはおりませんでしたので、この点については推測するしかないみたいです。
もしかして、“スポーツする前に飲め”という意味でしょうか？
お酒が回って走るのが速くなったり、格闘技で酔拳を使えるようになったりするのでしょうか。
それとも“スポーツをしながら飲め”ってことでしょうか？
たとえば、野球でベンチで待っているときとか、ゴルフで次のホールへ歩いて行く途中に一杯やるとか。
あるいは、マラソンの給水所にこれを置くとか。
大変失礼いたしました。
そんなことをしては、スポーツできなくなるのみならず、危険極まりないことでしょう。
むしろ、“スポーツした後でみんなで仲良く飲んでほしい”という蔵元さんの願いが込められた名前であると解釈するのが、適切な推測ではないでしょうか。
そんなスポーツカップですが、残念ながら、糖類・酸味料添加の三増酒でした。
もしかしてこれは、スポーツをした後で、このお酒で糖分やアミノ酸を補給してもらいたいという蔵元さんのご配慮なのかもしれませんね。
（そんなわけねぇだろ！）
いろいろと詮索していても、お酒の味がおいしくなるわけではありません。
たとえ三増酒であってもおいしいお酒であることを願いつつ、今日もぬる燗でいただきます。
うまみはかなり淡めです。
酸味料が添加されているはずですが、もしかしてその添加量を少なくしてあるのでしょうか。
クドさを感じないのでよいかもしれません。
ですが、わずかに苦みを感じます。
酸味は弱めです。
少しピリッと感じる程度です。
すっぱさはほとんど感じません。
甘みはやはりはっきりしています。
でも、それほど甘ったるくは感じませんでした。
全体的に淡い味わいの、淡麗やや甘口のお酒でした。
私としては、清酒らしい味わいが弱いなと感じました。
でもそれは、クドさがなくて飲みやすいということなのでしょう。
スポーツする前に呑んだら・・・
確実に「アツい物が込み上げてきます！」
ちょっと「青春」！？
あっ・・・
経験者です(爆)
by やなぼー (2015-01-08 07:47)
やなぼーさん、お酒はやはりスポーツした後のほうがおいしくいただけそうですね。
そういえば私も、新潟の酒屋さんでさんざん試飲させてもらったあと、電車の時刻が迫ってきたので駅まで走ったとき、込み上げはしませんでしたがひどい目にあったことを思い出しました。
by skekhtehuacso (2015-01-08 23:00)
わるい言葉を避けた絶妙のレビューに感動しました。
農作業の後の冷酒の旨さと行ったら。
どんな安酒でも美味くて、一升瓶のラッパ飲みが出来ます。
そのとき用なんじゃあないでしょうか。
by ojioji (2015-01-10 09:50)
ojiojiさん、このお酒はどうやらそういう飲み方向けのようです。
こういうお酒を否定することは、私には出来ません。
だって、こういうお酒が好きな人だっていることでしょうから。
by skekhtehuacso (2015-01-11 21:06)