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【お酒】2279.國盛 にごり酒 カップ [23.愛知県の酒]

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製造者 中埜酒造株式会社
愛知県半田市東本町二丁目二四番地

品目 日本酒
内容量200ml
アルコール分14度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類
(以上、ラベルより転記)




江戸時代後期、灘に次いで江戸への出荷量第二位を誇り、いわば灘の生一本とともにお酒の55年体制を築き上げた、尾張の中国酒
その中国酒の製造において、盛田家(小鈴谷村:現常滑市)とともに双璧をなしたのが、尾州半田の中野(中埜)家。
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その中埜酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】651.國盛 辛口 カップ
【お酒】688.國盛 上撰 御神酒 180ml
【お酒】884.國盛 大吟醸にごり酒 300ml
【お酒】1450.國盛 大吟醸 大名古屋 カップ
國盛 どぶろく 純米造り 微発泡 300ml
【お酒】2269.國盛 純米吟醸 半田郷 酵母1801 アルミ缶

今日いただくのは普通酒のにごり酒ですが、
誠に残念ながら、糖類添加の“三増酒”(キッパリ!)でした。
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誰が何と言おうとも(リンク先のコメント欄をご参照ください)、三増酒は三増酒です。
“調味のため”の糖類添加だなんて、清酒の製造では一言でも口には出してはいけないのですぞ!

当方、攻撃された相手に対しては徹底的に根に持つタイプですから。
許さんぞ!
諦めません、するまでは!


滓の量は、1~2割程度といったところでしょうか?
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それではいただきます。
にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、やや象牙色。
とろみは見た目には感じませんでした。
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香りはなし。
含むと、とろみはそれほど感じません。
滓のざらつきは、ちょっとだけ感じる程度です。

うまみは、にごり酒であることを考慮してもやや濃いめといったところでしょう。
米のうまみとともに、酒臭さ(ほめ言葉;以下同じ)を同じくらいに感じます。
かすかに枯れているでしょうか?
苦みがあって、強くはないものの重さを少し感じます。
それでいてどっしりとはしておらず、意外とさっぱりしています。
にごり酒ですから、キレはそれほどでもないですけれど。

酸味はややひかえめ。
酸っぱさは弱めですが、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みは意外にもややひかえめ。
存在ははっきりしているものの、弱め。
というか、たしかに甘口側へ振れてはいるものの、けっして前には出て来ません。


やや濃醇でちょい重ちょいスー旨口のおいしいお酒でした。

米のうまみのみならず酒臭さもあって、飲み応えがありました。
甘みがたしかに存在するもののそれほど強くはなく、前には出て来ないせいかクドさなどは全く気にはなりませんでした。
重たい苦みがあって味を引き締めておりましたが、けっして嫌味には感じませんでした。
むしろにごり酒にしてはさっぱりしておりましたよ。

これはうまいね!
三増酒なのに、悔しいけれど、うまいと言わざるを得ません。
ワタクシといたしましては、酒臭さや苦みに重さがあった点が好みでした。

日ごろからアル添酒支持派を公言いたしておりますワタクシ。
それならば、アル添酒のみならず、たとえ三増酒であっても飲む前から「残念ながら」などと言わず、実際に飲んでみておいしいかどうかを自分の舌で確認すべきだと再認識させられました。
でもそのことは、実は10年前にすでにお酒に教えてもらってはいたんですけれどね。

【お酒】2269.國盛 純米吟醸 半田郷 酵母1801 アルミ缶 [23.愛知県の酒]

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製造者 中埜酒造株式会社
愛知県半田市東本町二丁目二四番地

品目 日本酒
純米吟醸酒
内容量180ml
アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 若水100%使用
精米歩合55%
(以上、缶の印刷事項より転記)




江戸時代後期、灘に次いで江戸への出荷量第二位を誇り、いわば灘の生一本とともにお酒の55年体制を築き上げた、尾張の中国酒
その中国酒の製造において、盛田家(小鈴谷村:現常滑市)とともに双璧をなしたのが、尾州半田の中野(中埜)家。

今日は、その中野(中埜)家の流れを汲むと思われる中埜酒造さんのお酒をいただきます。
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中埜酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】651.國盛 辛口 カップ
【お酒】688.國盛 上撰 御神酒 180ml
【お酒】884.國盛 大吟醸にごり酒 300ml
【お酒】1450.國盛 大吟醸 大名古屋 カップ
國盛 どぶろく 純米造り 微発泡 300ml

今日いただくのは、純米吟醸酒。
使用米が、“若水(わかみず)”なんだってさ。
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若水は、「五百万石の耐倒伏性が強化された品種」(※1)で、1983年に愛知県で育成された品種だそうです。
しかし若水は、「短強稈であるものの,いもち病に弱く,栽培は平坦部に限られており,中山間部向き奨励品種はない。」(※2)のだとか。
それ故に、愛知県では新たな品種の育成に乗り出したそうですよ。
その話は、またいつか。


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
純米吟醸ですし、それに冷やして飲めと書いてありましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はなし、含んでもわずかにフレッシュさを感じる程度。

うまみはやや濃いめ。
でも最初に苦みが来て、しかもやや強めで鋭い苦み。
米のうまみには厚みを感じます。
酒臭さはなく、熟成感もなし。
キレはまあまあ、苦みが残ります。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんどわからないくらい。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みははっきり。
幅をしっかりと感じます。


やや濃醇で苦甘口のお酒でした。

苦みがはっきりでした。
甘みもはっきりで、それが苦みを抑えようとしてはいたものの、抑えきれないようでした。
うまみは米のうまみそのもので、クセなく重さもかんじませんでした。

吟醸酒にしては、苦みが気になるところ。
まあでも、濃い味の食べ物だったら釣り合うみたい。
昨日の残りの奈良漬けと合わせましたが、いい感じでした。
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と、おもったら!
最後の一杯をいただいているときに、味に変化を感じました。

苦みが少し引いて、和らいでまいりました。
甘みも少し引き、うまみも少し淡めになったみたい。
一方で酸味が少し出てきて、かつセメダイン臭を感じるようになりましたよ!

これは面白い!
ここまで変化するものかと思うほどでした。
むしろこっちのほうが苦みが引いて飲みやすいみたいです。
このお酒は、開栓してからしばらく放置したほうが、飲みやすくなるのかな?

そんな不思議な経験でございましたとさ。



(※1)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.89(2017.7 文一総合出版)
(※2)前重道雅・小林信也編著『最新 日本の酒米と酒造り』p.102(2000.3 養賢堂)

【お酒】2052.きくいし 本醸造 生貯蔵酒 300ml [23.愛知県の酒]

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製造者 浦野合資会社
愛知県豊田市四郷町下古屋四八

原材料名:米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール分:14度以上15度未満
精米歩合70%
内容量 300ml
要冷蔵
(以上、ラベルより転記)




浦野さんの蔵は、愛知環状鉄道四郷(しごう)駅の近くにあるみたいですね。

今日いただくこのお酒は、本醸造生貯蔵酒だってさ。
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度数は14度台。
軽さを出すためかな?
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それではいただきます。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はないですね。
含んでも、フレッシュな風味はかなり弱めです。

うまみは淡め!
米のうまみが広がらず、ほんのりと感じる程度です。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
苦みや雑味もゼロです。
キレッキレ!スッと引いて行きますよ。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、ちょっとだけ鋭さがあるかな。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきり。
かなりさらりとしておりますが、幅を少しだけ感じます。


淡麗やや甘水口のお酒でした。

かなり淡めでさっぱりしておりました。
それにキレがとてもよく、口の中に入れたとたんパッと消えて行きました。
しかも雑味がゼロで、まるで水のようにスイスイと行けてしまいました。

これはお酒の味そのものを味わうというよりも、料理と合わせるためのお酒でしょう。
これほどスイスイと行けてしまうのですから、濃い味の料理と合うと思いますよ。

あまりにもスイスイといけてしまって、あっちゅう間でございました。
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ということで、水口の料理と合わせた今日のエサはこちら。

もやし。
ああそうだよ!
給料日前で金がないんだよ!
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もやしナムル、のようなもの。
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予想通りのおいしさでした。
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今日もまた、さば缶。
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愛知県の赤味噌を使って。
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さば缶の味噌煮(赤味噌仕立て)。
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これいける!
赤味噌の深い味が、水口のお酒にバッチリでした。
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ごちそうさまでした。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


今日も午前中は草の上でまるまっていらっしゃった黒猫のダンナでしたが、
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午後になって暖かくなったら、いっぱい遊んでいただけました。
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仲良くしてくれてありがとう。
信用してくれてありがとう。
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(友情出演)

【お酒】2051.賜冠 上撰 300ml [23.愛知県の酒]

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中垣酒造株式会社
愛知県豊田市有間町下平10番地

原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール・糖類
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




豊田市に蔵を置く中垣酒造さんのお酒。
と言っても街中ではなくて岐阜県に近いほうで、平成の合併前は旭町だったみたい。

上撰の小印が付されておりましたが、
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残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
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それではいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。
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あれ?

うまみは、ちょい濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)もちょっと感じます。
枯れた感じも少しありますが、角や粗さはまったくありません。
苦みや雑味もないねぇ。
キレはよく、スッと引きますよ。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきり、いや、ややひかえめでしょう。
存在はわかるものの、かなりさらりとしていてて、厚みを感じません。


ちょい濃醇でちょい枯ちょいすっぱちょいスースッキリ旨口のおいしいお酒でした。

三増酒なのに、米のうまみや酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)があって飲み応えを感じました。
熟成感もありましたが、角や粗さはまったく感じませんでした。
雑味なく、酸味がいい感じに引き締めておりました
しかもちょいスーでキレがよく、後味スッキリ。

これ、かなりうまいぞ!
三増酒だと高を括っておりましたが、おいしいお酒でした。
こういうお酒に出会うことができるからこそ、この趣味は面白いんですよ。






そのおいしい三増酒に合わせた今日のエサはこちら。


なす。
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愛知県の赤味噌。
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焼かなすのみそ田楽。
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バッチリ!
愛知県のお酒には、愛知県の味噌が合うね。
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冷蔵庫の残り物。
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これも残り物のしょっつる。
最後の一回分(大さじ1杯ちょっと)が残っておりました。
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しょっつる焼うどん。
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やっぱりうんめぇな!
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ごちそうさまでした。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


午前中は草の中でまるまっていらしゃった黒猫のダンナも、
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午後になって暖かくなったら遊んでいただけました。
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(友情出演)

【お酒】2046.豊田正宗 上撰 300ml [23.愛知県の酒]

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製造者 豊田酒造株式会社
愛知県豊田市喜多町五丁目2の12

原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、豊田市の街中に蔵を置く豊田酒造さんの“豊田正宗(とよたまさむね)”をいただきます。

上撰の小印が付された普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。



燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りふんわりで、枯れた香りもかすかに漂いました。

うまみは淡め。
香りのとおり、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)ふんわりの、枯れた感じちょっと。
軽い渋みもあって、弱めではあるものの鋭いですね。
キレはよく、透明感というよりも水っぽさを感じました。

酸味はやっやはっきりかな。
すっぱさは弱めながらに鋭さを感じます。
スーかすかですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょう。
かなり弱めですが、わかります。


淡麗ちょい枯ちょい渋ちょいすっぱやや辛薄口のお酒でした。

酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)とともに熟成感を感じるものの、味わいに水っぽさがあって薄く感じました。
それ故か、ちょい渋が目立つようでした。

それでも食事とは合いました。
スイスイと行けてしまいましたよ。





その薄口のお酒と合わせた今日のエサ。

にら納豆。
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出汁巻き卵(ねぎ入り)。
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なるとの煮物。
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ごちそうさまでした。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


午前中は草の上で遊べたけれど。
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午後になったら、雨が降って来ちゃった。
雨はイヤだね。
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(友情出演)

【お酒】2012.長珍 特別純米酒 カップ [23.愛知県の酒]

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製造者 長珍酒造株式会社
愛知県津島市本町三丁目62番地

原料米 酒造好適米(国産)全量使用
精米歩合60%
原材料名 米・米麹
アルコール分 16度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




愛知県津島市にある、名鉄電車の津島駅。
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津島駅から西へは、津島神社への参道が続きます。
(2020年1月1日撮影)
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その参道の途中から南へ入ったところにあるのが、長珍酒造さんの蔵です。
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このとおり、あたしゃかつて津島の街を徘徊したことがありましたが、長珍の長の字にも出くわしませんでしたよ。
それが東京都中野区にある味ノマチダヤさんにて簡単に見つかっちゃうんだから、すごい時代になったものですわ。


今日いただくこのお酒は、特別純米酒なんだってさ。
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能書がありました。
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能書には燗でもいけるとありましたが、今日は冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
なにせ今日は、ものすごく蒸し暑かったものでね。

お酒の色はやや深い金色で、透き通ってはおりませんでした。
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上立ち香はないですね。
含んでも感じません。

うまみは、意外にもやや淡めです。
それでも米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
熟成感がかすかにあるみたいですが、かなり穏やかです。
苦みもかすかです。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはほとんど感じないくらいです。
でも、酸味由来と思われる深みを少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じません。


やや淡麗でちょい深旨辛口のおいしいお酒でした。

やや淡めではあったものの、米のうまみとちょい深、それにかすかな枯れ具合とで飲み応えを感じました。
それでいて、味の要素は突出することなく、角や粗さがなくて、しつこさもまったくありませんでした。
しかも辛口で、キリッと引き締まっておりました。

これはうまいね。
食事との相性がばっちりでしょうよ。
濃い味の食べ物と合わせても、さっぱりといただけるのではないでしょうか。

【お酒】1686.金銀花 上撰 菊紋 180ml [23.愛知県の酒]

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金銀花酒造株式会社
愛知県一宮市今伊勢町馬寄字山之小路19番地

アルコール分15度以上16度未満
原材料名/米、米こうじ、醸造アルコール
国産米100%
180ml
(以上、ラベルより転記)




金銀花酒造さんのお酒は、これまでに普通酒の金銀花 真清田 Gold CUP 上撰と、大吟醸 縁結び 180mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は上撰の小印が付された普通酒ですので、金銀花 真清田 Gold CUP 上撰と同じ中身ではないでしょうか?
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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ああ、この味わいにはたしかに覚えがありますよ!

うまみはやや濃いめ。
米のうまみがじんわりと広がります。
それとともに熟成感もかすかにあって、穏やかです。
苦みや雑味はないものの、軽い渋みをかすかに感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めです。
スースー感が少しはっきりで、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
けっしてべとつかない、さらっとした甘みですが、厚みを感じます。


やや濃醇でちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
これは金銀花 真清田 Gold CUP 上撰と同じ中身でしょうよ。
ただね、こっちのほうがスースー感がすこしだけはっきりしているかな?
同じじゃないのかよ!

【お酒】1678.大吟醸 縁結び 180ml [23.愛知県の酒]

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金銀花酒造株式会社
愛知県一宮市今伊勢町馬寄字山之小路19番地

国産米100%
原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分/15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)
(精米歩合の表記なし)




愛知県は一宮市。
石刀神社の参道に蔵を構える金銀花酒造さん。
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これまでに、金銀花 真清田 Gold CUP 上撰をいただいております。

今日いただくこのお酒は、“縁結び”と銘打たれた大吟醸でした。
社長さんのお話では、イベント用に設えたお酒なんだってさ。
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大吟醸ですが、精米歩合の表示がございませんでした。
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冷やして飲めと書いてありましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香はごくかすかです。
一口含むと、フルーティーな風味をほんのりと感じる程度です。

うまみは、やや濃いめかな?
米のうまみが広がらず、鋭くかつどっしりと舌の上に乗っかってくる感じです。
吟醸酒らしい苦みも少しあって、弱めですが鋭さを感じます。
熟成感や雑味はありません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
しかもこの酸味は爽やかさも兼ね備えているみたいです。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりでしょうか。
かなりさらっとしておりますが、それでも厚みを感じます。


やや濃醇で爽快旨口のおいしいお酒でした。
濃厚というほどではないものの、米のうまみがしっかりしておりました。
酸味が爽やかで、これは生酒のフレッシュさとはちがうように感じました。
弱めの苦みもいい感じに味わいを引き締めているようでした。
また甘みも厚みを感じたのに、かなりさらっとしていてクドさやべとつきがまったくありませんでした。

これさ、どえりゃあことうみゃあもんでだちかんがや!
味のバランスがでらいいがね。
この味わいこそが大吟醸、すなわち「吟味して製造した清酒」(※1)であって「固有の香味及び色沢が特に良好なもの」(※2)であることの成果なのでしょうか。



今日はどうしてもコロッケ!
昼間から頭の中は、夕食でコロッケを食べることばかりでした。
(あたしゃ賃労働での被拘束中はいつも、酒と夕食と猫のことばかり考えているのです。)
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しかも今日はソースじゃなくて、どうしてもどうしてもトマトケチャップ!
たくさんかけていただいたのでした。
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(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1
(※2)(※1)2(2)

【お酒】1666.金銀花 真清田 Gold CUP 上撰 [23.愛知県の酒]

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金銀花酒造株式会社
愛知県一宮市今伊勢町馬寄19番地

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
国産米100%使用
NET 180ml
(以上、ラベルより転記)




愛知県は一宮市。
石刀神社の参道に蔵を構える金銀花(きんぎんか)酒造さん。
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ラベルを見ると、“金銀花”の酒銘と共に“真清田(マスミダ)”とありますね。
これはおそらく、尾張国一之宮である“真清田神社”に由来する銘ではないでしょうか。
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“Gold CUP”と大きく書かれたすき間に、何やら文字が。
“Gold SILVER & BLOSSOMS CUP”“金銀花カップ”なのね
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普通酒ですが、上撰の小印が付されておりました。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いている程度でしたが、きれいな金色でした。
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香りはないですね、、

うまみは、やや濃いめでしょう。
米のうまみがじんわり広がりますが、厚みも感じます。
熟成感もかすかにあるみたいですが、かなり穏やかです。
苦みや雑味はないものの、軽い渋みをごくわずかに感じます。
キレはよいものの、透明感はないみたいです。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めです。
スースー感は少しあるみたいですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
幅のある甘みを感じますが弱めで、クドさやべとついた感じはありません。


飲み応えがあるのにキレのよい、やや濃醇で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
一口目で米のうまみをじんわりと感じました。
甘みに幅がありましたが、クドさやべとつきがなく、ちょうどよい感じでした。
雑味はゼロで、軽い渋みや酸味は味をうまく引き締めているようでした。
ただこの渋みと酸味とは、燗が冷めるにつれて目立ってくるようでした。
それでいてキレがよく、後味はさっぱりしておりました。

これさ、かなりうまいんじゃないの!
“尾張国に金銀花あり”と、あたしゃ声高に叫びたいくらいですよ。
購入時に応対していただいた社長さんのお話では、国内での売れ行きはジリ貧で、むしろ中国のお金持ちに買ってもらっているとおっしゃっていましたが、日本国民、とくに愛知県民の皆さんはもっと金銀花に注目すべきなんじゃないかな。
おいしくて、食事との相性はバッチリで、しかも普通酒だからお手軽なお値段で入手できてしまう、素敵なお酒でございましたとさ。

【お酒】1658.神杉 純米 180ml [23.愛知県の酒]

“飲みたくなってシマッタの記”をいつもお読みいただいている皆様におかれましては、こんなくだらないブログをお読みになる暇がおありになることを、ルンペンプロレタリアートのワタクシといたしましては心の底からうらやましく存じ奉ります。

それはともかく、本日より、当ブログのURLが変更になっております。
これはワタクシが意地悪でわざと変えたわけではなく、so-netブログのSSブログへの移行に伴う強制的な変更によるものです。

おそらくいないとは思いますが、もし万一、当ブログをブラウザの“お気に入り”に登録している奇特な御仁がいらっしゃって、今後もこんなくだらないブログでも読み続けたいとお考えのようでしたら、登録されているURLの変更をお願いいたしたく存じ奉ります。

もっとも、現時点では旧URLにアクセスしても自動で転送されているみたいです。
しかしそれもso-netさんのなさることですから、いつまで継続されるかどうかはわかりませんのであしからず。






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神杉酒造株式会社
愛知県安城市明治本町20-5

原材料名:米、米こうじ
アルコール分:15度以上16度未満
180ml詰
(以上、瓶の印刷事項より転記)
(米の産地の表示なし/精米歩合の表示なし)




昨日いただいた神杉 上撰 お燗瓶に引き続き、今日も神杉酒造さんのお酒をいただきます。
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今日いただくこのお酒は、純米でした。
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純米ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがフワッと漂ってまいりました。

うまみはやや濃いめでしょうか。
酒臭さ(ほめ言葉です)と米のうまみとが同程度に広がります。
軽い苦みもちょっとあるみたいです。
純米ですがキレはよく、スッと引いていきますよ。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スースー感も少しはっきりしています。
ピリピリ感はありません。

甘みは、ややはっきりでしょうか。
べとつかないものの、幅を感じます。


やや濃醇でちょいスー旨口のおいしいお酒でした。
うまみがしっかりなのに、キレがよくて後味はスッキリしておりました。
まるてアル添酒みたいなキレのよさで、スースー感すら感じました。

私としては好みの味わいでしたが、こういう純米酒もあるのね。
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