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39.高知県の酒 ブログトップ
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【お酒】2016.亀泉 180ml [39.高知県の酒]

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製造者 亀泉酒造株式会社
高知県土佐市出間2123-1

アルコール分:15%
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
内容量180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




今日は、高知県の“亀泉”なる普通酒をいただいてみたいと思います。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすかでした。
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うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみが広がらず、舌を突く感じです。
酒臭さなし、熟成感もなし、苦みや雑味もありません。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはわずかです。
かすかにスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みもひかえめです。
かなり弱めでしょう。


淡麗旨辛口のおいしいお酒でした。

米のうまみだけで勝負する辛口酒。
淡麗で雑味はなく、かなりキリッと引き締まっておりました。
それでも淡めなりに米のうまみが効いていて、飲み応えがありました。

高知県の普通酒って、こういう感じのお酒が多いですね。
代表的なところでは、土佐鶴や司牡丹もそうですし。
その淡麗旨辛口が、これまた魚と合うんですよね。


ということで、今日はさば缶。
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玉ねぎとピーマンとを使って、レモンベースのドレッシングを作って、
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さば缶にかけて、できあがり。
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合う!
淡麗辛口のお酒が、魚のうまみとの相性バッチリでしたよ。
それにさば缶には、やっぱりレモンが合うね。
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【お酒】2015.豊能梅 上撰 180ml [39.高知県の酒]

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高木酒造株式会社
高知県香南市赤岡町443
180ml
(瓶の印刷事項より転記)

原材料名:米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
(フタより転記)




高木酒造さんのお酒は、以下のものをいただいております。
2011.豊能梅 楽鴬(ラクオウ) 上撰 360ml

今日いただくこのお酒も上撰ですが、楽鴬(ラクオウ)の表示はありませんでした。
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まあでも、このお酒も普通酒ですから、きっと同じ中身なのでしょう。
そういう先入観を抱きつつ、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかでした。
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ああ、同じだ。
これは覚えのある味わいです。

うまみは淡めで、米のうまみが広がらずに乗っかってくる感じです。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
キレはよいですが、透明感はないですね。

酸味はひかえめ。
甘みもひかえめです。


やっぱり淡麗辛口のおいしいお酒でした。

クセがまったくないので、スイスイと行けてしまいますよ。
それでいて米のうまみを感じるので、物足りなさはありません。



たしか二合瓶をいただいた際には「魚に合う」と評したはず。
でも今日のワタクシは、冷奴でした。
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それに今日はどうしてもキムチ。
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辛みはそれほど気にはなりませんでした。
一方でキムチの酸味がお酒とよく合いましたよ!
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キムチ、お酒と合うねぇ。

【お酒】2011.豊能梅 楽鴬(ラクオウ) 上撰 360ml [39.高知県の酒]

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製造者 高木酒造株式会社
高知県香南市赤岡町443

原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
原料米は全て国産
アルコール分 15度
内容量 360ml




今日は、高木酒造さんの“豊能梅(とよのうめ)”をいただきます。

小印は、楽鴬(ラクオウ)かつ上撰なんだってさ。
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ところで、高木酒造さんが蔵を置く高知県香南市赤岡町では、
毎年春に“どろめ祭り”が開催されるのだそうです。

どろめ祭りは「毎年四月最終日曜日、赤岡町の海岸で催される祭りで、地曳網の実演やドロメ料理などの郷土料理による宴会、芸能大会が行われる。」(※1)お祭りで、「太平洋の澄み切った水平線と、吸い込まれるような青空のもと、遠くに手結てい岬の連峰を眺める波打ぎわの砂浜に、幕を張りめぐらして祭りの準備がすすめられる。」(※2)とあるとおり、風光明媚な海岸で開催される一大宴会なのだとか。

なお、“どろめ”とは「シラス(カタクチイワシの子)のこの地方の呼び名で、春先から十一月頃まで、波静かな日に多く獲れる。新鮮で、透明などろめに、酢とニンニクを混ぜたタレを付けて食べる味は天下一品だ。」(※2)とありました。

そのどろめを肴に盛り上がるどろめ祭りのメインイベントに、「太平洋をバックに“おらんく(ふるさと)”の酒をイッキに飲みほす「大杯飲みほし大会」」(※3)があって、「朱色の杯に、男性一升(1・8リットル)、女性五合(0・9リットル)の酒がなみなみと注がれ、地引き網でとれたてのドロメ(マイワシ・ウルメの幼魚)を肴に、「さぁー、グーッとグーッと」の声で、男も女もグイグイと杯をあけます。「こぼさず、こぼさす。もう一息、グーッとグーッとがんばれ。」の名調子でさらに盛り上げ、満場の拍手歓声の中、最高の飲みっぷりを披露「時間、飲みっぷり、マナー」で男女別に審査をします。」(※3)とのこと。

そしてその善男善女たちに大杯で飲み干されるのが、この高木酒造さんの“豊能梅 楽鴬”なのだそうです。
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そんな豊能梅 楽鴬を、いただいてみたいと思います。
ワタクシは、一気に飲み干したりはいたしません。
普通酒ですが、高知県では土佐鶴でおなじみの二合瓶ですので、飲み方を変えて試してみたいと思います。
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まずはひや(常温)でいただきます。

お酒の色は、かすかでした。
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うまみは淡めです。
米のうまみが広がらず、舌の上を突いてくるみたいです。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
軽い苦みをかすかに感じます。
キレはよいですが、透明感はないですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはひかえめです。
これもほとんど感じません。


淡麗辛口のおいしいお酒でした。

淡めでしたが、それでも米のうまみをしっかりと感じました。
それにアル添酒にありがちな透明感やスカスカ感はありませんでした。

これはクセがないからスイスイと行けそうです。
特に魚の脂をサッと流してくれそうですよ。


次に、燗にしてみました。
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燗にしても、やっぱり淡めです。
でも、米のうまみに厚みが少しだけ出てきたかも。
酸味もちょっとだけ立つみたいです。
甘みはやっぱりひかえめです。


燗にすると、淡麗旨辛口のおいしいお酒でした。


ひや(常温)でも燗でものみやすく、スイスイと行けてしまいました。
これは大杯で飲み干すにはちょうどよいお酒だと思いましたよ。




その飲みやすい淡麗辛口のお酒にあわせた今日のエサはこちら。

どろめを用意したいところでしたが、それは無理というもの。
そこで、いつものさば缶にお出ましいただきました。
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さば缶は、水気を切って皿にほぐしておきました。
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さば缶に合わせたのは、長ねぎ。
いつもは玉ねぎを合わせるところですが、どろめの薬味にきっと長ねぎを刻んでつかうでしょうから、それをイメージしての使用でございました。
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長ねぎは、小口に切って水にさらしておきました。
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上記の文献には、どろめは“酢とニンニクを混ぜたタレを付けて食べる”とありました。
普段はレモンを使うところですが、今日は文献の記載に合わせてみようと思い、酢とにんにくとを使いました。
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酢とにんにくとを合わせて味見をしてみたところ、深みが足りないな。
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そこで、みりんを電子レンジで煮切って追加。
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マジックソルトも使いました。
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水気を切った長ねぎを和えて、
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冷蔵庫で10分ほどおいて味がなじんだら、ドレッシングの完成です。
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そのドレッシングをさば缶にかけて、できあがり。
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イマイチ!
酢はてろてろの生魚には合うでしょうけれど、さば缶には合わないな。
それににんにくが辛いこと辛いこと!
やっぱりさば缶には、レモンだな。
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今日はトマトも食べたかったので、
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冷蔵庫で冷やしたものを切って、こしょう・オリーブオイル・塩をかけていただきました。
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まずくはないんだけれどさ・・・、
奈半利の“喰いものや 合(あい)”さんでいただいたトマトと比べると、やっぱり味が薄いね。
あの日以来、あたしゃスーパーで売っているトマトを食べてもおいしいと思えなくなっちゃったかも。
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渋茶にて、ごちそうさまでした。
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暑かったせいか、車の下から出てきてくださらなかった黒猫のダンナ。
車の下は陽が当たっていないせいか、地面が外よりも冷たいのよね。
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それでもちょっとだけ出てきてちょっとだけ遊んでくださるのが、ダンナの懐の深さなのでした。
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(友情出演)


(※1)職業安定広報47巻12号(通号1267)p.12(雇用問題研究会 1996.5)
(※2)旅45巻1号(通号524)p.118(新潮社 1971.1)
(※3)建設月報53巻4号(通号610)p.80(建設広報協議会 2000.4)

【お酒】2010.玉川 純米酒 180ml [39.高知県の酒]

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有限会社有光酒造場
高知県安芸市赤野甲38番地1

精米歩合60%
アルコール分15度
原料名 米(国産)米麹(国産米)
180ml詰
(以上、瓶の印刷事項とラベルとより転記)




銀座にある高知県のアンテナショップ“まるごと高知”にて入手したお酒です。

純米酒なんだってさ。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみが淡めながらにじんわりと効いています。
酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかに感じます。
熟成感はないですね。
苦みや雑味も感じません。
純米ですが、キレはよいみたいです。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
かなり弱めです。


やや淡麗でちょいすっぱちょいスー旨辛口のおいしいお酒でした。
高知の辛口酒らしい、米のうまみはっきりのお酒でした。
それでも酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をかすかに感じ、またちょいすっぱだったところは、アル添酒とのちがいでしょうか。

【お酒】2001.南 吟醸 300ml [39.高知県の酒]

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製造者 有限会社南酒造場
高知県安芸郡安田町安田1875

内容量 300ml
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 15度
要冷蔵
(以上、ラベルより転記)




およそ6年と9カ月ぶりの“南”。
かつて349.350.南 特別純米カップ&純米吟醸カップ 飲み比べなることをしておりました。

今日いただくこのお酒は、アル添吟醸酒でした。
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ラベルには“要冷蔵”の文字が。
生酒なの?
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一方で、購入時に受け取ったレシートには、“生貯”と書かれておりましたよ。
生貯蔵酒なのね。
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それではいただきます。
吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフルーティー。
含んでも同じです。
フレッシュな風味が少しありますね。
それに接着剤香をちょっと感じます。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみに厚みをしっかりと感じます。
苦みが少しあって、鋭くはないもののざらつきのように感じます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりかな。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みは、迷いましたがひかえめでしょう。
存在はわかりますが、前には出てこないみたいです。


ちょい爽快でやや濃醇のちょい苦ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。

香りがひかえめで、フレッシュな風味も穏やかでしつこさがありませんでした。
米のうまみが満載で、米で造られていることが実感できました。
ちょい苦ちょいすっぱは突出することなくお酒の味を引き締めておりました。
甘みはひかえめながらに効いていることはわかりました。

うまいね!
これきっと、かつおのたたきとの相性がバッチリでしょうよ!




その南と合わせた今日のエサはこちら。



あーあ、
かわいそうな貧困独身中年男性のskekhtehuacsoさん。
今日はお米やら洗剤やらトイレットペーパーやらリステリンやらを買ってお金を使ったので、もやししか買えなかったんだってさ。
だったらビールを買うのを止めればいいじゃん。
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もやしは流水でしっかり洗ったほうがおいしいよね。
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またしても、油揚げの賞味期限を迎えてしまった貧困独身中年男性。
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冷蔵庫の残り物野菜を引っ張り出して、すべて刻みました。
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調味料はこちら。
にんにく。
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みりんと酒とを等量で混ぜたもの。
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しょうゆ。
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しょうゆは高知県の甘口(九州のものほど甘くはない)を使いました。
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そして、かつおぶし。
この量を、2回に分けて使用します。
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フライパンにごま油をひいて、
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火は中火。
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もやし以外の具材とにんにくとを炒めて、
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油がなじんだら、もやしと調味料を投入。
ただし、かつおぶしは半分だけ入れました。
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さっと炒めたら皿に盛り、かつおぶしの残り半分をかけて出来上がり。
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かつおぶしの風味豊かにいただけました。
ただ、もやしには甘みがないので、みりんを多めにしたほうがよかったかも。
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ごちそうさまでした。
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30℃超えの気温にいささかバテ気味の黒猫のダンナ。
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それでも遊んでくださるところが、ダンナの懐の深さなのでした。
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(友情出演)

【お酒】1999.美丈夫 純米大吟醸 300ml [39.高知県の酒]

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製造者 有限会社濵川酒造
高知県安芸郡田野町2150

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 50%
アルコール分 15度
要冷蔵
内容量300ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




明治37年、回船問屋の二代目濵川金太郎が酒造業を始める。濵川尚明社長のもと、「濵乃錦」から吟醸酒の「美丈夫」へシフト。」(※1)という濵川酒造さん。
ちなみに“美丈夫”は、「美貌の若者。立派な男」(※3)って意味なんだってさ。

なんでも「生産量500石ほどの酒蔵だが、目の届く範囲でていねいに仕込み、醸す酒の9割が吟醸酒だ。仕込みに使う水は、日本三大美林の一つ、魚梁瀬杉が自生する一帯にある、奈半利川の伏流水。これが超軟水であり、「美丈夫」のたおやかな風味を生み出すのに欠かせないのだ。」(※2)とか。
ちなみに、“たおやか(嫋やか)”は「しなやかなさま。/あらあらしくないさま。しとやか。」(※3)なんだってさ。

そしてそのお酒の味については、以下の記述を見つけましたよ。
蔵元の濱川尚明さんがめざすのは「キレのよい、飲んで美味しい酒。気がついたら一升飲んでしまっていた、というのが理想」。」(※4)
 香りの良さ、雑味のないクリアな飲み口。酒がお客さんのところに届いたときに最高の状態であるためには、そこまでの過程を逆算した徹底的な管理が求められる。美丈夫では全銘柄の膨大な数の酒を瓶貯蔵する。搾りたてをすぐに詰めるのは、できるだけ空気に触れる回数を減らし、酒を若く保ちつつ出荷するためだ。そうして酒店へ卸す間にも熟成は進んでいく。」(※5)

これらのことを勘案すると、この“美丈夫”は、ものすごく飲みやすくてスイスイと行けてしまいそうですね。

なお、“搾りたてをすぐに詰めるのは、できるだけ空気に触れる回数を減らし、酒を若く保ちつつ出荷するためだ。そうして酒店へ卸す間にも熟成は進んでいく。”
とありました。
このように、販売後における瓶内での熟成をも考慮しているが故に、
“要冷蔵”なのでしょうか?
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果たして飲みやすいお酒なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はごくかすか
鼻を近づけるとフルーティーな香りをごくかすかに感じます。
含むとそれがほんのりやね。
フレッシュな風味はないですね。

うまみは濃くはない、否、やや淡めです。
米のうまみは厚みはないものの、舌の上にフワッと乗っかって来ます。
苦みがあって、強くはないものの、ちょっと重いね。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
キレはよいと思います。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが少し強めで、鋭いね。
スースー感はないものの、ちょいピリです。

甘みはひかえめ!
幅のある甘みの存在はわかるものの、かなり弱めです。


やや淡麗でちょい重ちょいすっぱちょいピリ辛口のお酒でした。

ちょい重やちょいピリで、飲みにくさを少し感じました。
これはスイスイとは行けないな。
こういう風味を活かすならば、どっしりとした酒臭い味わいのほうが合うと思いますよ。
それとも、冷蔵庫でしばらく寝かせてもっと熟成させたほうがよかったのかな?





その美丈夫と合わせた今日のエサはこちら。


ちくわとねぎ、キュウリ。
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中華風の和え物(こしょう多め)にいたしました。
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こしょう多めがいい感じでした。
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じゃこ天は、昨日の残り。
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今日はわさびしょうゆでいただきました。
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しょうゆは高知県の甘口。
でも、九州のしょうゆほど甘くはありません。
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わさび、合うね!
しょうがもいいけど、わさびもね。
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ごちそうさまでした。
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雨はイヤだね。
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(友情出演)

(※1)『吉田類の土佐酒note』p.14(2012.3 高知新聞総合印刷)
(※2)pen 2013年12月1日号(No.349) p.59(CCCメディアハウス)
(※3)広辞苑 第五版 電子辞書
(※4)山同敦子『愛と情熱の日本酒―魂をゆさぶる造り酒屋たち』p.301(2011.3 ちくま文庫)
(※5)『吉田類の土佐酒more』p.34(2013.10 高知新聞総合印刷)

【お酒】1998.桂月 相川譽 山廃純米酒 58 300ml [39.高知県の酒]

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◎製造者 土佐酒造株式会社
高知県土佐郡土佐町田井418

◎アルコール分:15%
◎原材料名:米(日本産)、米麹(日本産米)
◎精米歩合:58%
◎内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)




土佐酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300ml
1994.桂月 銀盃 カップ
1995.桂月 銀杯(銀盃?) 300ml 
1996.桂月 金杯 300ml

今日いただくこのお酒は、山廃造りの純米酒なんだってさ。
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飲み方は、
冷やしてもひや(常温)でも燗でも勝手にしろ!
だってさ。
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それでは、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、わずかに茶色がかっておりました。
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上立ち香はないですね。
含むとフレッシュな風味を少し感じます。

うまみはやや濃いめです。
酒臭さ(ほめ言葉です:以下同じ)がどっしりとしております。
米のうまみは広がらず、舌の上を鋭く突く感じです。
苦みがあって、強くはないものの鋭いですね。
キレはまあまあかな。

酸味ははっきりです。
すっぱさが少し強めで、鋭いですね。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめでしょう。
存在はわかるものの、弱めです。


ちょい爽快でやや濃醇のちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。

フレッシュな風味があるものの、うまみはむしろどっしりとしていて重厚感がありました。
ちょい苦ちょいすっぱでしたが、重厚なうまみと釣り合っているようでした。
甘みはわかるものの、前にはでてこないみたいでした。


次に、燗にしてみましたよ。
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燗をつけると、酒臭い香りがふわりと漂ってまいりました。

苦みが立ちますね。
強めでけっこうな鋭さです。
酒臭さも前に出てきて、かなりどっしりとしてまいりました。

酸味は引くようです。
甘みは少し出てくるみたいです。


燗にすると、やや濃醇で苦旨口のお酒になりました。

燗にすると、苦みが目立ってまいりました。
これは酒だけを飲んでいると少ししんどいね。
でも魚と合わせると、脂をさっと流してくれるようでした。






その山廃純米酒と合わせた今日のエサはこちら。

またしても、油揚げの賞味期限がやってきてしまいました。
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冷蔵庫の残り物野菜を刻んで、
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淡口しょうゆで味をつけただし汁で煮て、
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卵でとじて、
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できあがり。
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もう一品。
じゃこ天。
賞味期限があさってまでのものを安く入手しました。
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フライパンで焦げ目をつけて、
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しょうが醤油でいただきました。
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骨のごりごり感が弱いね。
じゃこ天はむしろ骨がジャリジャリするくらいがちょうどよいのに、いささか拍子抜けでした。
でも、お酒には合いましたよ。
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ごちそうさまでした。












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午後になって雨がやんだので、黒猫のダンナに遊んでいただけました。
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なかよくしてくれてありがとうね。
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(友情出演)

【お酒】1997.日乃出桃太郎 カップ [39.高知県の酒]

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製造者 文本酒造株式会社
高知県高岡郡四万十町本町四番二三号

アルコール分 16度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




日乃出桃太郎というカップ酒。
糖類添加の三増酒でした。
ただし、酸味料の表示はありませんでした。
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情報をまったく持ち合わせておりませんので、さっそくいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、透き通ってはいるものの、きれいな金色でした。
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燗をつけると、枯れた香りをかすかに感じます。

うまみはやや濃いめでしょう。
最初に熟成感が来て、枯れているものの角や粗さは感じません。
でも、酒臭さ(ほめ言葉です)ややわらかいうまみを、弱めながらにも感じます。
渋みはかすかです。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロでしょう。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
前には出てくるものの、べとついた感じはありません。


やや濃醇で枯ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
枯れ具合バッチリですが角や粗さがなく、またけっしてスカスカではありませんでした。
甘みはよくわかりましたが、しつこさがありませんでした。
しかもキレがよく、後味はスッキリしておりました。

いけるんじゃないの!
いい感じの熟成酒でしたよ。
アル添酒らしいキレのよさや軽さはあったものの、三増酒らしい薄さや甘みのクドさとは無縁でした。

【お酒】1996.桂月 金杯 300ml [39.高知県の酒]

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製造者 土佐酒造株式会社
高知県土佐郡土佐町田井418

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール/糖類
アルコール分:15度
内容量:300mL
(以上、ラベルより転記)




土佐酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300ml
1994.桂月 銀盃 カップ
1995.桂月 銀杯(銀盃?) 300ml 

今日いただくこのお酒は、“金杯”。
昨日の銀杯に対して今日は金杯の小印ですから、かつての級別制度下における一級酒相当のお酒でしょうか?
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キャップには、小印の記載はありませんでした。
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銀杯と同じく、金杯も糖類添加の三増酒
酸味料の表示はありませんでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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燗をつけると、甘い香りがちょっとだけ立つみたいです。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみをふんわりと感じる程度です。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
渋みがほんの少しだけあるみたいです。
キレはよく、後味スッキリで透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはごくわずか。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
幅はすこしだけ。
かなりさらりとしております。


淡麗ちょいスースッキリやや甘口のお酒でした。

銀杯よりも淡め。
渋みが穏やかで、キレよくスッキリとしておりました。
甘みもひかえめでした。

銀杯をさらに上品にしたような味わいでした。
でもね、なんか面白くないね。
あたしゃ銀杯のほうが好みでした。






その金杯に合わせた今日のエサはこちら。

豆腐を食べたかったので、
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冷奴でいただきました。
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油揚げの賞味期限が今日までだったので、
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ピーマンとしいたけとともに、
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淡口しょうゆで煮物にしてみましたよ。
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ピーマンは、火を通すととろけて甘くなりますよね。
それが油揚げのうまみと相俟っておいしゅうございました。
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ごちそうさまでした。
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天気予報は外れましたが、そのおかげでいっぱい遊んでいただけました。
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でも遊んでいたら、また寝ちゃったのよね。
よく寝るお年頃になっちゃったみたい。
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(友情出演)

【お酒】1995.桂月 銀杯(銀盃?) 300ml [39.高知県の酒]

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製造者 土佐酒造株式会社
高知県土佐郡土佐町田井418

300mL詰
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール/糖類
アルコール分:15度
(以上、ラベルより転記)




土佐酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300ml
1994.桂月 銀盃 カップ

昨日いただいたのは“銀盃”でしたが、
今日のは、“銀杯”???
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でもキャップには、“銀盃”と書かれておりましたよ。
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品質表示も、銀盃カップと同じで糖類添加の三増酒酸味料の表示は無し)でした。
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“銀盃”と“銀杯”とは、はたして同じお酒なのでしょうか?
それとも似て非なるものでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。

普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、アレレ???
無色透明でしたよ。
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燗をつけると、お酒の甘い香りが少し立ちました。

アレレ???
うまみはやや淡めですよ。
やわらかいうまみそのもので、熟成感も酒臭さも感じません。
軽い渋みが少しあるみたいです。
キレはよいですが、透明感はありません。

アレレ???
酸味はややひかえめです。
すっぱさはかなり弱めですが、効いていることはわかります。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

アレレ???
甘みはややはっきりでしょう。
幅を感じるものの、さらりとしていてべとつきません。


“銀杯”は、やや淡麗でちょい渋旨やや甘口のおいしいお酒でした。
やわらかいうまみそのもので、ちょい渋が引き締めて、甘みが味わいを和らげているようでした。

アレレ???
銀盃カップとは、ぜんぜんちがう味わいでしたよ!
こっちの“銀杯”のほうが、洗練されていて飲みやすいぜよ!

顧みるに、高知駅の近くにあったのごはんや鉄丸さんでいただいた桂月銀盃の味は、こっちのほうでした。
だったら、銀盃カップの中身って、いったい・・・・。





その“銀杯”に合わせた今日のエサはこちら。


トマトケチャップの残りが少なくなってしまいました。
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新しいものを買ってきたのですが、
(あたしゃケチャップはハインツが好きなのですが、近所にあるスーパーじゃ売っていないのよね)
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となると、
古いものを使い切りたくなっちゃったりなんかしちゃったりして。
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買ってきたのは、豚ロース肉。
今日はケチって、安いアメリカ産を入手いたしました。
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アメリカ産の豚ロース肉は、コショウを振って小麦粉をまぶしておきました。
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アメリカ産豚ロース肉に合わせた野菜は、玉ねぎとしめじ。
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調味料はケチャップのほかに、コショウ、しょうゆ、にんにく(国産)。
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なお、しょうゆは高知県の甘口(と言っても南九州の物ほど甘くはない)を使いました。
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フライパンを中火で加熱して。
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油を引いて、アメリカ産豚ロース肉と野菜、にんにく(国産)を炒めました。
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火が通ったら、手前に寄せて、
空いたスペースで、トマトケチャップとしょうゆを煮詰めました。
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煮詰まったら、からめて完成です。
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こんなん出ましたけど。
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味付けは予想通りのおいしさでしたが・・・・、
アメリカ産豚ロース肉がカッチカチのパッサパサ!
やっぱり肉は、牛も豚も国産に限るね。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただきました。
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天気予報をお伝えいたします。
明日の千葉県は、雨でしょう。
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(友情出演)
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