SSブログ

【お酒】2274.忠正(ちゅうまさ) 本醸造 カップ [22.静岡県の酒]

49587.JPG
製造者 株式会社駿河酒造場
静岡市駿河区西脇25-1

品目 清酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 65%
アルコール分15度以上16度未満
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




2015年2月24日以来の“忠正(チュウマサ)”カップ。
【お酒】483.忠正(ちゅうまさ) 本醸造 カップ
49588.JPG

前回とはラベルのデザインが変わっていたので、当方が独自に定めたルールに基づいて別カウントとさせていただきます。

ですが、品質表示は前回と同じでした。
49589.JPG


話のネタがないことから、さっそくいただきましょう。
本醸造ですから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いておりました。
49590.JPG


燗を付けると、酒臭い(ほめ言葉、以下同じ)香りがふわりと漂ってまいりました。
含むとそれとともにアルコール香もはっきりしております。

うまみはやや淡めでしょう。
酒臭さがほんのりと効いていて、熟成感もちょっと感じます。
米のうまみは弱めで、パッと散る感じがいたします。
苦みがあって、軽めではあるものの鋭さを少し感じます。
キレはとてもよく、透明感も少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんどなし。
ちょいスーですけれど、ピリはなし。

甘みは・・・・、難しいところですが・・・・、ややひかえめ!
弱めではあるものの、その存在はわかります。


やや淡麗でちょい枯ちょい苦ちょいスーすっきり旨やや辛口の、とてもおいしいお酒でした。

米のうまみは弱いものの、酒臭さが程よく効いており、それにちょい枯の熟成感が続くので、けっしてペラペラではありませんでした。
ちょいスーでアルコール香もありましたが、それらがいい感じに軽快さとキレのよさとを出してくれているようでした。
酒臭さと熟成感と苦みとのバランスが絶妙で、かつアル添の働きが絶佳としか申せません!

うまいね!
アル添酒支持者(オイラ以外にいるのかな?)にはたまらん味わいでしょう。
っていうか、こういう味わいのお酒、ひさびさでうれしいわ!
しかもこれは海の酒、刺身に合わせたらきっと最高でしょうね。