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9913.東京都の焼酎 ブログトップ

《焼酎》266.あおちゅう 杜氏広江末博 30度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 30度
(以上、ラベルより転記)




伊豆諸島最南端の有人島である青ヶ島、
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そこで造られている焼酎が、青酎(あおちゅう)。
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これまでに、以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml
《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml
《焼酎》254.麦焼酎 恋ヶ奥 30度 300ml
《焼酎》264.あおちゅう 杜氏広江順子 30度 300ml

今日いただくのは、
“杜氏広江末博”
青酎(あおちゅう)は、青ヶ島酒造に所属する杜氏がそれぞれ独自の製法で独立して製造していることから、杜氏の名前で分類するのだそうです。
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その杜氏広江末博ですが、文献では以下のように評されておりました。
青葉のような香りと酸味、苦みが強く、「あおちゅう」らしい飲み応えを存分に感じられる。(※1)

あたしゃこれまで青酎(あおちゅう)をいただいてきて思ったのは、“風味が洗練されていて飲みやすい。スッキリしている。”という感想でした。
しかし、文献の記載を見る限り、「苦みが強」いとあり、もしかしたら荒々しさを感じ取れるのでしょうか?


それではいただきましょう。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
あれ?、色が少し着いていることがおわかりいただけますでしょうか!
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盃にそそいだ瞬間、上立ち香がはっきりしていることがとてもよくわかります。
青草のような香りですよ!
含むとそれが口の中で爆発して、鼻へスッと抜けていきました。
この香りのせいか、爽やかな風味を感じます。

次に、甘みが攻めて来るみたいです。
けっこう厚みのある甘みです。

30度ですからね、やっぱりスース―のピリピリ!
苦みはありますが、この苦みは穀物のような香ばしさを伴っておりますね。
逆に、芋の風味は、華やかさも重さも全く感じませんね。


次は、水割りで試してみました。
これも色が着いていることがわかりました。
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若草のような香りが満載です。
苦みが前に出て来ますが、香ばしさも伴います。
香ばしさは、もしかしたら麹に由来するのかな?
酸味もありますね。強くはなく鋭くもないものの、水割りにすることでよくわかるようになりました。

それでいて爽やかで、かつスッキリしています。
甘みは引くみたいです。


最後は、ロックで試してみました。
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青草の香りとともに、接着剤のような香りを感じます。
口当たりはトロリとしています。
これも結構なスース―ピリピリで、かつ接着剤香があるのでキツめです。
ロックで出がちな苦みが出て、かつそれが香ばしさを伴う苦みと相俟ってけっこう鋭い。


青草のような香りに香ばしさをともない、かつ爽やかでスッキリしているおいしい芋焼酎でした。

香りがすごい!(中条きよしと付き合っていた頃の安西マリアくらい?
香ばしさ効いていて飲み応えバッチリ。
それでいて爽やかで、飲み口が軽い!

飲み方は、水割りが好みでした。
生だと甘みはよくわかるもののスース―ピリピリで、ロックだと接着剤のようなニオイが出てしまうので、水割りが最適かと思いました。


今までにいただいた青酎(あおちゅう)の中では、この“杜氏広江末博”こそが最も個性的で、一番おいしいと感じました。
この青草のような香りと香ばしさ、オイラの好みにバッチリ!

でも、芋焼酎らしい風味は全く感じませんでしたよ。
華やかな香りはないし、重さやクセもゼロでした。
逆に、これを飲んで芋焼酎だとわかる御仁は、いるのかな?

逆にな!(ごきブラの赤井英和より)





そのあおちゅう杜氏広江末博と合わせた今日のエサはこちら。


今日もやっぱり、にんじんを食べたかったので。
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にんじんときゅうりのサラダ。
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山椒を効かせるとおいしいね。
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肉を食べたかったので、
国産の豚肉。
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ピーマンとしめじとを合わせて。
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炒めました。
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これはまちがいない。
あおちゅうとバッチリでした。
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ごちそうさまでした。
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《焼酎》264.あおちゅう 杜氏広江順子 30度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 30度
(以上、ラベルより転記)




伊豆諸島最南端の有人島である、青ヶ島。
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そこで造られている焼酎が、青酎(あおちゅう)。
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青ヶ島酒造さんの青酎(あおちゅう)は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml
《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml
《焼酎》254.麦焼酎 恋ヶ奥 30度 300ml

今日いただくのは、
“杜氏広江順子”だってさ。
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箱には大きめのシールが貼られておりましたが、
瓶のほうの識別手段はフタに貼られたこれだけ!
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実際に杜氏として製造されているのは、広江清二さんとのこと。
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300mlの例と同じく、広江順子さんの造りを継承なさっているご親族の方なのかな?

品質表示はこちら。
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なお、この“あおちゅう 杜氏広江順子”も、“自然麹”を使用しつつ、“どんぶり仕込み”で仕込んでいるのだとか。

“あおちゅう 杜氏広江順子”について、青ヶ島酒造さんのWebsiteでは、毎年、古い酒に1年寝かせた新酒をブレンドしています。と紹介されておりました。
また文献には青葉のような香りと酸味ほどよくあるのが特徴。サッパリとした飲み口にを心ゆくまで楽しめる。(※1)と書かれておりましたよ。

果たしてそのとおりの風味なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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上立ち香はありますね。
アルコール香とともに、芋の華やかな香り、そしてたしかに若草のような青みのある香りも感じます。
でも、含むとスース―のピリピリで、香りが隠れてしまいます。

風味は、芋の風味が穏やかに効いています。
重さやクセ、焦げ臭さなどは一切なし。
甘みがあって、少しはっきりしています。


次に、スーピリを抑えるべく、水割り(濃いめ)で試してみました。
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やはりスーピリは幾分和らぎました。
そのせいか、芋の華やかな香り、そして若草のような青い香りが立つようになりました。
それに芋の風味もとてもよくわかります。
甘みも薄まることなく、効いておりますよ。


最後は、ロックでいただきました。
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上立ち香は、生よりもはっきりしているみたい。

トロリとした口当たり。
ロックで出がちな苦みは強くはないものの、けっこう鋭いですよ。

酸味が出るみたいで、強くもなく鋭くもないものの、少し感じます。
風味はアルコール香に負けています。


爽やかな香りに風味が穏やかな、おいしい芋焼酎でした。

香りがとても爽やか。
風味が穏やかで、芋臭さや重さはゼロ。
かなり洗練されているように感じました。

中でも水割りがおいしくて、スーピリが引いて香りや風味が前に出てまいりましたよ。

というか、自然麹にどんぶり仕込みと言った、旧来の手法で製造しているにもかかわらず、その香りと風味とはとても洗練されているように感じました。
面白いね。






その“あおちゅう 杜氏広江順子”と合わせた今日のエサはこちら。

にんじんときゅうりとで、いつものサラダを作ろうとしているわけですけれど、
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今日は山椒を使ってみようと思いついたのでした。
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にんじんときゅうりのサラダ山椒風味。
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これはおいしい!
山椒の風味が効いていて、かつ酢とみりんとを煮切って使ったので、まろやかでした。
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今日もまた、にら玉を食べるぞ!
なんか文句あるか?
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ですが今日は、“メシ通”で紹介されていたこちらの作り方を参考にしつつ、
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あんかけにら玉(しめじ入り)にしてみました。
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おいしい!
自分といたしましては、水200mlの代わりに、“水+酒+みりんで200ml”としたことで、うまみに幅が出たと思っております。
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ごちそうさまでした。
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(※1)島へ 4月号(通巻110号)p.16(2020.3 海風舎)

《焼酎》259.八重椿 25度 180ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 八丈島酒造合名会社
東京都八丈島八丈町大賀郷1576

本格焼酎
原材料名 麦(国産)芋(国産)麦麹(国産米)
アルコール分 25%
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




八丈島酒造さんの焼酎は、かつて以下の物をいただいております。
《焼酎》247.一本釣り 25度 300ml 
《焼酎》255.一本釣り 25度 180ml

今日いただくこの“八重椿”は、麦と芋とを原料とした焼酎なんだってさ。
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さつま芋の絵が描かれておりますが、
使用している原材料は、麦のほうが多いみたい。
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この八重椿について、文献には以下の記述がありました。
 創業は昭和二(一九三七)年。蔵元の奥山清満さんが杜氏を兼ね、いも焼酎と麦焼酎を造る。代表銘柄の「島流し」は、いも焼酎七〇%に麦焼酎をブレンドしたいも焼酎。「八重椿」はいも焼酎を約三〇%使用した麦焼酎である。」(※1)

麦と芋との双方を主原料として一度に仕込むのではなく、
麦焼酎と芋焼酎とを各別に製造し、出来た製品をブレンドしているのですね。
その焼酎は「蒸留後、約二年間、甕で貯蔵してから出荷する」(※1)とのことでした。

なお、気になる蒸留方法ですが、蔵元さんのWebsiteでは、「減圧・常圧蒸留ブレンド」と紹介されておりましたよ。
一方で八丈島酒造さんの麦焼酎「一本釣り」は減圧蒸留と紹介されておりました。
ということは、麦焼酎は減圧蒸留で、芋焼酎は常圧蒸留なのでしょう。

最後に一点だけ。
PETのカップで180mlってのは、珍しいのではないでしょうか。
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しかしお値段は、観光地ならではの強気の設定?
それとも、それだけ手間がかかっているのかな?
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それではいただきましょう。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはなし。
スース―のピリピリ!

麦の香ばしい風味をふんわりと感じ、それに芋のはなやかな風味が続きます。
重さやクセ、焦げ臭はゼロ。
甘みはややはっきりでしょう。


これは割ったほうがよいと思う。
ということで、次は水割りでいただきました。
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スーとピリとは引くものの、ロックで出るような苦みを少し感じるようになっちゃった。
でもそれは、氷が溶けて薄まるにつれて消えていきました。

スーピリがとれたことで、麦の香ばしい風味と芋の華やかな風味とは生のときよりもわかりやすいようです。
甘みは少し引くみたいです。
依然として、重さやクセ、焦げ臭はなし。


最後は、ロックでいただきました。
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スース―ピリピリ&苦み強め!
風味も甘みも、スーピリ&苦みとアルコール香とに覆われてわかりにくい!
けっこうきついね。


八重椿は、スースーピリピリと苦みとが強めの麦芋焼酎でした。

水割り一択でしょうね。






そんな八重椿と合わせた今日のエサはこちら。


安売りのキャベツ。
昨日の売れ残りでしょう。
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浅漬け。
きゅうりと塩昆布とを使いました。
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塩昆布の塩気とうまみとがいい感じに効いてくれました。
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炒め物。
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これはいつもの味。
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ごちそうさまでした。
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(※1)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.13』p.39(2004.5 星雲社)

《焼酎》255.一本釣り 25度 180ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 八丈島酒造株式会社
東京都八丈島八丈町大賀郷1576

本格焼酎
原材料名:麦(国産) 麦麹(国産)
アルコール分25%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




八丈島酒造さんの焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》247.一本釣り 25度 300ml

今日いただくのも、一本釣り(麦焼酎)。
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品質表示は、内容量を除いてもちろん同一。
それにしても、この手の容器(PETカップ?)で180mlってのは初めてかも。
これまでに出会ったもののほとんどは200mlのはずでした。
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それにお値段は・・・。
観光地故か?、強気の価格でした。
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今日はロックであおりたい気分なので、
ロックでいただきました。
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トロリとした口当たりに、アルコール香。
ロックで出がちな苦みは少しだけ。
麦の風味が穏やかに効いていて、重さやクセなく、雑味も感じません。


麦の風味ふんわりで雑味なく上品な、おいしい麦焼酎でした。








☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



お読みいただいている皆様におかれましては、
昨日の記事に対してあたたかいコメントを頂戴いたしましたこと、
厚く御礼申し上げます。
<(_ _)>
昨日・今日ほど、SSブログを利用していてよかったと思った日はございません。


今回は、自分の配慮の無さが原因で、お世話をしてくださっている方に迷惑をかけてしまったことを、心の底から悔やんでおります。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

一方で、あたしゃ別れというものは、何度も何度もくりかえし経験しておりまして、
今回の別れも、
ああ、やっぱりいつもどおりか・・・・。
くらいにしか考えておりません。




Alone Again,

Naturally....

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《焼酎》254.麦焼酎 恋ヶ奥 30度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造元 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
原材料 麦・麦麹
300ml詰
30度
(以上、ラベルと箱とから転記)




青ヶ島酒造さんの青酎(あおちゅう)は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml
《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml

今日いただくのは、
青酎(あおちゅう)の名が付されていない、
“恋ヶ奥こいがおく
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恋ヶ奥というのは、青ヶ島の池之沢の南側にある、水源(大橋水源)を伴う森林地帯なのだとか。
なんでも、水を汲みに来た男女がついつい発展したりなんかしちゃったりしたんだってさ。

この図は右が北ですから、恋ヶ奥は左側のあたりでしょうか?
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ところで、
今までいただいた青酎(あおちゅう)は芋焼酎(主原料がさつまいも/麹は麦麹)でしたが、
この恋ヶ奥は、麦焼酎(主原料が麦)なのでした。
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仕込み方法は、自然麹とどんぶり仕込み。
これは《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300mlと同じですね。
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自然麹を造る際には、このオオタニワタリの葉を用いるんでしたね。
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しかもこの恋ヶ奥、酵母も自然酵母(蔵付酵母)を使用しているんだってさ。
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度数がどこにも書いてない・・・。
と思ったら、箱の底に貼ってあったシールに“麦30度”とありました。
ギリギリセーフ?
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それではいただきましょう。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはかすかなアルコール香のみ。
含んでも同じ。

麦の風味が穏やかに効いています。
重さやクセ、焦げ臭などとは無縁です。
ちょいスー、ちょいピリですが、30度にしては弱いほうだと思います。
甘みも弱めながらにほんのりと感じます。
それらがパッと広がってスッと引きますね。


次に、ロックで試しました。
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トロリとした口当たりに、苦みが出て結構鋭い!
それにスース―とピリとが生よりも目立つね。
それ故か、キリッと引き締まった感じがいたします

でも、香りが出て、華やかさを少し感じます。
また生よりも甘みをはっきりと感じることができましたが、この甘みは氷が溶けるにつれて薄まるみたいでした。


最後はちょい水足しの水割りで試しました。
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スーが来るものの、ピリは消えておりました。
苦みも引いて、華やかさも消え、甘みは薄まりました。

それ故か、麦の風味だけを、弱めながらも直に感じることができましたよ。
かなり軽くなって、しかもスッキリしておりました。


恋ヶ奥は、生で麦の風味と甘みとを、ロックで華やかな香りとともに引き締まった風味を、そして水割りで軽さの中に麦の風味を直に感じることができる、おいしい麦焼酎でした。

いずれの飲み方でも、それぞれ個性があっておいしくいただけました。
これ、かなりうまいというか、面白いですね。






その恋ヶ奥と合わせた今日のエサはこちら。


地元産のさやいんげんがおいしそうだったので、
ややお高めでしたが、買ってしまいました。
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今日ほど、28cmのフライパンを買っておいてよかったと思った日はございません。
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胡麻和えにいたしました。
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1分30秒茹でましたが、シャキシャキ!
それに豆の味が濃く、かつ青みも残っていて、ものすごくおいしいわ!
近所にあるスーパーの野菜はまずいものばかりと思っておりましたが、これは別格でした。
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さば缶。
これも高級なやつを買いました。
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玉ねぎとピーマンとを使って、ドレッシングを作るのですが、
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大事なのは、レモン!
さば缶にはまちがいなくレモンが合うのです。
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レモン汁、オリーブオイル、こしょう、塩、砂糖を使って、
ドレッシングのベースを作り、
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刻んだのち水にさらした玉ねぎとピーマンとを、ドレッシングのベースと合わせ、
冷蔵庫で15分ほど寝かしたものがこちら。
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皿にさば缶の中身を広げて、
猫のエサみたい。
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ドレッシングをかけたものがこちら。
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まちがいない!
さば缶には、レモンがバッチリ!
それにピーマンがいい感じに青みを添えてくれました。
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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眠かったのに遊んでくれてありがとうね。
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(友情出演)

《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 20度
(以上、ラベルより転記)




青ヶ島酒造さんの青酎(あおちゅう)は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml

今日いただくのは、“青酎GREEN”だってさ。
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青酎で20度はめずらしい。
飲みやすくするためなのかな?
そう言えば、20度は密造酒を追放するために設定された度数でしたね。
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杜氏は、《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300mlと同じ御仁。
ということは、製法も同じ(自然麹/どんぶり仕込)なのかな?
それに“2021”とあるということは、少なくとも1年は熟成させているのかな?
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わからないことだらけですが、蔵元さんのWebsiteにも、そして手元にある文献(島へ 4月号(通巻110号) 2020.3 海風舎)にも、この青酎GREENに関する情報が掲載されておりますせんので、予想するしかないのです。
もしかしたら、新商品なのでしょうか?(これも予想)


そんな素性のわからぬこの青酎GREEN。
いただいてみましょう。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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盃に注ぐと、若草のような青い香りがふわりと立ちました。
含むとそれが広がって、鼻へ抜けて行きましたよ。

芋の風味はかなり穏やか。華やかさを少し感じる程度で、重さやクセはまったくなし。
それに麦麹に由来すると思われる香ばしさも少し感じます。
甘みも強くはないものの、少し感じます。
スーは少し、ピリはちょっとだけです。


次に、ロックで試してみました。
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ロックで出がちな苦みを少し感じます。
それとともに甘みが引いて、キリッとした口当たりになりました。

風味はむしろ、香ばしさ(麦麹由来?)が芋の風味を凌駕するようになりましたよ。
香りは一旦引いたものの、氷が溶けるにつれて徐々に復活してくるみたいでした。


最後は、濃いめの水割りで。
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苦みが和らぎました。
スーやピリも消え、かなり飲みやすくなりました。

芋の風味は穏やかで、香ばしさも穏やかに効いております。
甘みは引きました。


生で香り高く、ロックで香ばしい風味を、そして水割りで穏やかな飲み口をそれぞれ楽しめる、おいしい青酎でした。

20度だからでしょうか、アルコールの刺激はひかえめでした。
でも決して薄くはなく、風味豊かでおいしく感じました。
この“青酎GREEN”こそ、青酎の入門には最適ではないでしょうか。







その青酎GREENと合わせた今日のエサはこちら。

冷蔵庫の残り物の人参とピーマンとを、
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電子レンジにかけて、ごま酢和え。
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色見は悪いものの、味はおいしゅうございました。
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どうしてもトマトを食べたかったので、一個だけ買ってまいりました。
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たいして大きくもなく、色つやもそれほどよくはないトマトですが・・・、
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お値段は、なんと248円(税別)!
世も末だ!
イオンさんには、地域の食生活を支えているという矜持はないのでしょうか。
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卵炒めにして、ありがたくいただきました。
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ごちそうさまでした。
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ひなたぼっこをしていらっしゃった黒猫のダンナ。
つい先日までは、日差しを避けて車の下で寝ていたのに。
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舐めて毛づくろいをしている箇所を掻いて差し上げると、代わりにその私の手を舐めてくださったのでした。
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(友情出演)

《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者:青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 30度
(以上、ラベルより転記)




今日は、
青酎(あおちゅう)をいただきます。
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青ヶ島酒造さんの青酎は、《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300mlをいただいております。
青酎って、ない?(←名古屋弁で)とお思いの御仁は、上記青酎池の沢へのリンク先記事をお読みいただきたく存じ奉ります。


杜氏奥山直子”と表示されておりますが、
実際に造っていらっしゃるのは、息子さんである奥山晃さん
なんでも、お母様の造りを受け継いでいらっしゃるのだとか。
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その“ 杜氏奥山直子”のあおちゅうですが、文献には以下のような記述がありました。
「【アルコール度数】30度
 【原材料】サツマイモ、麦麹
 【麹菌】自然麹
 【製法】どんぶり仕込み」(※1)

まずは自然麹から、
自然麹については、青ヶ島独特の製麹法があるのだとか。
なんでも「奥山晃さんの場合は「自作した棚に1段ずつオオタニワタリをかぶせた麦を入れ、3日間ほど寝かせる。その間は温度が高くなりすぎないように温度や湿度を管理するようにしている」という。」(※2)

オオタニワタリというのは、伊豆諸島に自生している大型のシダ植物です。
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これを用いて、麹造りをしているのだとか。
酵母を植物から採取するならばともかく、麹の育成にも植物を利用するってのは初耳でした。

そして次は、どんぶり仕込み
これについては、まずは以下の記述をご参照下さい。

●どんぶり仕込み 麴、蒸原料(蒸米・蒸カンショなど)、水をかめや桶に投入し、一度で仕込みを終える仕込法をいう。大正元年までの本土の焼酎の醪はすべてこの方法で仕込まれた。たとえば球磨焼酎は麴と煮米を、薩摩のイモ焼酎は麴と蒸カンショと水とともにかめに混合して仕込み、これを発酵させた。大正二年鹿児島県ではまず麴と水とで酒母をつくり、これに蒸米と水を加えて醪をつくる二次仕込法が開発され、球磨焼酎でも大正八年に二次仕込法が採用され始め、現在では沖縄県の泡盛だけ麴と水のどんぶり仕み(一次仕込み)が残っている。

この記述からわかることは、
現代では焼酎の製法では二次仕込法が一般的であって、どんぶり仕み(一次仕込み法)は古い製法である”
ということです。

現代における焼酎の製造では、アルコール発酵の過程(糖をアルコールに分解する過程)で酵母が働いていることがわかっていることから、その酵母の働きを促進するために、
初回の仕込みではとだけを仕込んで酵母を増殖させ、
その酵母の増殖が進んだところへ主原料(芋・大麦・米など)を投入し、糖化とアルコール発酵とを同時に促進させる
という、二次仕込みが一般的です。
これにより、「大量の酵母で糖分を一気にアルコールに変えて安全性(腐造の防止:ブログ筆者追記)を高めた」(※4)わけでした。

しかし昔はそもそも酵母の存在自体が明確にはなっておらず、あらかじめ酵母を増殖させるという発想自体がなかったのではないでしょうか。
自家用のものではなおさらでしょう。
むしろ各家庭では、仕込み自体は一回で済ませ、その後の管理をうまくいった方法で実施することを代々継承なさっていたことでしょう。
具体的には、すべての原料を一度に投入したのち、経験上知りえた最適な温度で管理したり、適度に撹拌したりして発酵を待ったのでしょう。

清酒の場合は酵母を増殖させてから仕込む“生酛造り”が江戸時代から行われており、さらに酒母の発想は菩提酛や天野酒の例までさかのぼることができます。
しかしこれらも酵母の存在を知って開発されたものではなく、大量かつ継続的にお酒を製造する過程で得られた経験則に因る技法でしょう。
酵母の基礎的研究が若い微生物学者矢部規矩治博士、沢村真博士らの手で進められていたが、特に矢部博士の「日本酒母」(Saccharomyces Yabe 今日の清酒酵母)の発見は、日本人として初めての輝かしい業績であった。
(矢部規矩治「清酒酵母の由来について」・東化・一七・二九(一八九六)/同「日本酒母(Sacch. Sake)の本源」東農学報・三・二二一(一八九七))」(※5)
とあるとおり、酵母の存在が認識されたのは明治29-30年ごろなわけですから。

なお、泡盛の場合は、使用する米のすべてを米麹にしてから仕込むという方法が採られているので、糖化が一気に進んで酵母が育ちやすい環境を即座に作り出すことができることから、そもそも二次仕込みにする必要がないわけです。

青ヶ島における青酎の製造の始まりは商業目的ではなく、各家庭での自家用焼酎製造に由来することから、その際に用いられていたどんぶり仕込みを、製造主体が会社組織化された現在でも継承なさっているのでしょう。
これは、青酎(あおちゅう)の製造方法が、青ヶ島酒造に所属する夫々の杜氏に任されていて均一化されていないが故の結果であると思います。
(均一化されていないことについては、詳しくは青酎池の沢の記事まで)



お待たせいたしました。
いや、お待たせしすぎたかもしれません。

それではいただいてみましょう。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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盃に注ぐと、植物の青みのような爽やかな香りがふわりと漂っております。
華やかさも伴っているようですが、前には出てきません。
でも含むと、爽やかさと華やかさとが口の中でパッと広がります。

30度だけあって、スースーのピリピリ!
でも風味はかなり穏やかです。
重さやクセはゼロでした。


次に、水割りで。
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上立ち香は消えましたが、含むと爽やかで華やかな香りをしっかりと感じます。
スーは少し残るものの、ピリは引きました。
そのせいか、芋の風味をふんわりと感じるようになりましたよ。
重さやクセはやっぱりゼロ。
甘みも引いてキリッと引き締まりました。
軽いね。


最後はロックで試してみました。
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香りは華やかさが爽やかさを凌駕しているようでした。
トロリとした口当たりで、かつロックで出がちな苦みも感じました。
芋の風味は水割りほどはっきりとはしてないみたいです。
甘みはちょっとだけ感じました。


爽快な香りと引き締まった風味とを感じることができる、おいしい青酎でした。

かなり爽やかで辛口だったので、30度にもかかわらず軽さを感じました。
水割りで爽やかな香りを、そしてロックで華やかな香りを楽しめました。
それに芋焼酎なのに、重さやクセはゼロでしたよ。
ワタクシといたしましては、水割りの爽やかな風味が好みでした。





そのあおちゅう 杜氏奥山直子と合わせた今日のエサはこちら。

昨日の残りのちくわと、きゅうり。
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ごま酢和えにいたしました。
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まあ、無難なお味。
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スーパーで買って来たじゃこ天。
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フライパンを熱してから、じゃこ天に焦げ目をつけて、
ショウガじょうゆでいただきました。
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これはおいしい!
海の焼酎には、海のものですね。
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ごちそうさまでした。
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(※1)島へ 4月号(通巻110号)p.17(2020.3 海風舎)
(※2)(※1)p.12
(※3)菅間誠之助編著『焼酎の事典』p.173(菅間誠之助執筆部分 1985.9 三省堂)
(※4)鮫島吉廣『焼酎の履歴書』p.101(2020.6 イカロス出版)
(※5)坂口謹一郎監修・加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』p.262およびp.279(参考文献)(加藤百一執筆『日本の酒造りの歩み』p.41-315中 1977.8 研成社)












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今日は、昼間は黒猫のダンナに会えなかった。
きっとどこかのやさしい人のお家に入れてもらっていたのかも。

でも、ご飯の時間になったら、さっさと帰ってきたのでした。
ご飯だけは、おかあさんがくれるものしか食べないみたいです。
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(友情出演)

《焼酎》250.嶋自慢 25度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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株式会社宮原
東京都新島村本村1-1-5

本格焼酎
アルコール分 25%
原材料 麦・麦麹
300ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、新島(伊豆諸島)で造られた焼酎“嶋自慢(しまじまん)”をいただきます。
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麦麹使用の麦焼酎。
なんでも、「麦の香ばしい香りで、口あたりはやわらか。骨格はしっかりしている。全体的に甘みが強いが辛みもあり、全体のバランスはよい。」(※1)のだそうですよ。
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ところで、
蔵元である宮原さんは、「伊豆諸島には珍しく、もともと清酒造りから出発した蔵」(※2)なのだそうです。
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このことについて、文献には以下のような記述がありました。
 新島で唯一の蔵である。前身の新島酒造は、大正一五(一九二六)年創業の清酒蔵だったそうだが、そのころのことはあまりよくわかっていない。清酒から焼酎に移行した時期も定かではない。確かなことは、先代が昭和五〇年代の半ばから麦焼酎の樽貯蔵を始めたということと、一〇年ほど前から樽貯蔵酒が島の人たちの愛飲酒になっているということだ。」(※3)


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはアルコール香のみ。

うわ!
けっこうなスースーピリピリだこと!
麦の風味は弱めで、かすかに感じる程度。
軽い香ばしさをちょっとだけ感じます。
甘みはかなり弱め。
酸味のようなものもちょっとだけ感じます。


これは割ったほうがよいな。
ということで、水割りにしてみました。
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割ってもスーピリは残りました。
ロックみたいな苦みも少し出てまいりました。
麦の風味は薄まってしまってよくわかりませんでした。
甘みもうすまっちゃった。
酸味のようなものは残っておりました。


最後は、ロックで。
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予想通り、スースーのピリピリ!
ロックで出がちな苦みしっかり。
甘みゼロ!
酸味も消えました。

でも、麦の風味は弱めながらも、ロックが一番よくわかる!
それに、華やかな香りをかすかに感じました。


かなり辛口でガツンと来る麦焼酎でした。

けっこうキリっと引き締まった辛口焼酎でしたよ。
それでもロックで麦の風味を弱めながらに感じることができました。

これはきっと、くさやのような味が濃くてくせのある料理と合うんじゃないかな?





一方で、オイラの今日のエサはこちら。

ネギ、きゅうり、ちくわ。
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わさびドレッシング和え。
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今日はチューブ入りのワサビを7cmほどしぼりだして使用しましたが、オリーブオイルと合わせたせいか辛みは飛んでおりました。
その分、わさびの爽やかさがしっかりで、おいしくいただけましよ。
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キャベツとしめじ。
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卵炒めにいたしました。
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これはいつもどおり。
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ごちそうさまでした。
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(※1)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.13』p.10(2004.5 星雲社)
(※2)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.35』p.25(2010年11月 星雲社)
(※3)(※1)p.43













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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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本当にありがとう。
あなたが仲良くしてくれるから、このつらい世の中でもオイラはかろうじて生きていけております。
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(友情出演)

《焼酎》247.一本釣り 25度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 八丈島酒造株式会社
東京都八丈島八丈町大賀郷1576

本格焼酎
原材料名 麦(国産)麦麹(国産)
アルコール分25%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




今日いただくのは、“一本釣り”。
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八丈島酒造さんによって造られた麦焼酎です。
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八丈島で焼酎と言えば、かつては芋焼酎でした。
しかし最近では、麦焼酎の生産量が芋焼酎のそれを凌駕しているのだとか。
そのことは、かつて八丈島を徘徊した際の報告記事で紹介しておりますので、適宜ご参照くださいな。


話のネタが尽きたところで、いただきたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはない。
含むとスース―ですが、ピリはそれほどでもないみたい。
麦の風味が穏やかでふんわりと効いています。
甘みは少し感じる程度。
重さや焦げ臭、その他雑味はゼロです。


次に、ロックで試してみました。
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トロリとした口当たり。
ロックでありがちな苦みが少し出ました。
その他は、生と同じでしょう。


最後に、水割り(濃いめ)で試してみました。
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スーは少し引きました。
そのせいか、麦の風味が前に出て来たように思います。
甘みはちょっと薄まるかな。


アルコールの風味の中に麦の風味が穏やかに効いている、おいしい麦焼酎でした。

減圧蒸留だけあって、雑味ゼロできれいな中に、麦の風味ふんわりでした。
その風味はあたかも、大分麦焼酎のようだと思いましたよ。
かなり洗練されていて、八丈島の島酒だとは言われないとわからないほどでした。




その一本釣りと合わせた今日のエサはこちら。

もやし。
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流水でしっかり洗ってから使いました。
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冷蔵庫から、残り物野菜たちをほじくり出して。
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安い豚ひき肉も使いました。
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調味料は、
にんにくのみじん切り(左)と、中華のだしとこしょうを混ぜたもの(右)、
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しょうゆとみりんを、大さじ1杯ずつ合わせたものに、
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愛知県の赤みそを使いました。
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そりゃ、オイスターソースやら豆板醤やら甜面醤やらを使えば味わい深くておいしく仕上がることでしょうけれど、そんなものを買ったところでどうせ冷蔵庫の肥やしになるだけですから。
普段から使っているもので、深みを出そうという魂胆だったのでした。
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まずは豚ひき肉とにんにくみじん切りとを、ごま油で炒めて、
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冷蔵庫の残り物野菜たちを投入し、
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もやしを入れて、
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味付けし、かつとろみをつけて、
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出来上がり。
もやし炒め。
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思惑通り、
赤味噌が深みを添えてくれておりました。
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ごちそうさまでした。
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近づく前から、
触れ!」のご命令を発していらっしゃった黒猫のダンナ。
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仰せの通りにさせていただきましたとさ。
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(友情出演)

《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島無番地

品目名 本格焼酎
原材料名 サツマ芋(国産)麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 35度
(以上、ラベルより転記)




今日は“青酎”をいただきます。
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え?
青酎って何だって?





“青酎”は、
青ヶ島で製造されている焼酎
です。

以上!






いやいやいや、
それじゃわからんわ!


では青酎のこと、そしてまずはその前提として青ヶ島のことについて、気が済むまで書いてやろうじゃあ~りませんか!


入手した順番に従えば、まず壱岐を徘徊して集めた壱岐焼酎の在庫を飲み尽くしてから八丈島の焼酎や青酎をいただくべきところ。
しかし、青酎に関する文献を読んでまとめてたり、島の絵を描いちゃったりしているうちに、とにかくはやく飲みたくなっちゃったのよね。
ま、そういうこともあります罠。







1.青ヶ島ってどこ?

青ヶ島は、八丈島のさらに南、東京都区部から358km南下した海上にある、伊豆諸島に属する島です。
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面積は5.96平方キロメートル(青ヶ島村websiteより)で、
千代田区(11.66平方キロメートル)の約半分。

青ヶ島では、その島一つを村域として、“東京都青ヶ島村”と称する地方公共団体を形成しています。
人口は、およそ160人前後。
青ヶ島村は人口が日本最少の自治体としても知られている。」(※1)のだそうです。

この青ヶ島、
様々な交通手段が発達した今日においても、上陸するのが結構難しいのだとか。

本土からの直行便は皆無。
一旦八丈島へ上陸し、八丈島で青ヶ島行の交通手段に乗り換えなければならないのです。

八丈島から青ヶ島へ向かう交通手段は、
フェリーヘリコプター
いずれも一日1往復(フェリーは週に2日ほど運休日あり)。
所要時間はご覧のとおり。
青ヶ島八丈島位置.jpg

この交通手段がけっこうな曲者。
青ヶ島は黒潮の流れや台風・低気圧の影響を受けやすく、「青ヶ島は年中天候が悪いため、船の着岸率は5割ほどヘリは9名乗りでほぼ現地民たちで満員」(※2)なのだとか。
またそのヘリコプターも、「ある程度の風雨は問題ないが、有視界飛行のため海霧が発生すると飛行不能となる。」(※3)のだそうですよ。

フェリーの着岸率5割って、半分は欠航しているわけですよ。
運休日(週に2日)が設定されていて5割を切るということは、平均すると週に2~3回しか着岸できていないということでしょう。
八丈島を無事出発しても、青ヶ島で着岸できずにそのまま引き返すこともあるのだとか。
この着岸率の低さは、気象条件のみならず、港の構造にも問題があるみたい。
青ヶ島の港(三宝港)には港を囲む防波堤がなく、埠頭(船が着く場所)は外海に直面しています。
それ故、埠頭への着岸は波の影響を受けやすく、困難を極める、と推察いたします。

2023年12月8日追記
防波堤がないのは、島から海底へは急斜面で一気に深くなっているので、防波堤を建設できないみたいです。

ヘリコプターは定員が9名と少ないので、発売開始後すぐに満席になってしまうそうです。
それでもキャンセル待ちに登録しておけば、なんとか乗れることも少なくはないみたいです。
「とりあえず席だけとっておこう。」という人が多いのかな?

このように、そう簡単には上陸できないことも、青ヶ島の魅力の一つなのかもしれません。







2.青酎って何?

先述のとおり、
“青酎”は、青ヶ島で製造されている焼酎です。

八丈島への焼酎製造技術の伝播については、その前提となるサツマイモの伝播と共に、先般、気が済むまで書かせていただきました。
八丈島へ焼酎製造技術が伝わった江戸時代末期には、青ヶ島は八丈島の属島扱いでした。
また、八丈島を経由せずに青ヶ島へ伝わったと記した文献に出会うことはかないませんでした。
これらのことから推察するに、青ヶ島における焼酎製造開始の時期は、八丈島のそれに続くものと思わます。

青ヶ島での焼酎製造は、近年に至るまで、「どうやら、半ば公認の密造酒らしい。取り締まらないのは、税務署員が渡りたがらないのだと、まことしやかに語られていた。」(※4)とのこと。
しかし「1984年青ヶ島酒造合資会社が設立され、自由気ままに青酎を作っていた人たちは、会社の杜氏(とうじ)という立場になり、密造酒ではなくなった。」(※5)のだとか。

青酎の特徴として挙げられるのが、複数存在する“青酎”ブランドの製品は、けっして均質化されていないこと。
8人の杜氏たちがそれぞれ異なるノウハウを駆使して、オリジナリティあふれる焼酎を生み出して」(※6)おり、「それから30年以上経たが、今も変わらぬ青酎の特徴は、個々の杜氏の味わいが煌めいていること。同じブランド名だから均質化しようなどという馬鹿なことは、誰も考えていない。」(※4)のだそうです。

“均質化されていない”ということを具体的に紹介するのは、将来、様々な青酎をいただいたときのお楽しみとしておきましょう。

概略だけを紹介すると、
★使用する麹菌(白麹・黒麹・自然麹)
★製麹方法(自動式/伝統式)
★仕込の方法二次仕込/どんぶり仕込)
などにちがいがあるそうです。

今でこそ排水量500tクラスのフェリーやヘリコプターで到達可能な青ヶ島ですが、それらが整備されたのはどうやらさかのぼること30年前までの間のことのよう。
それ故、「隔絶された島なので、伝来当時の製法がそのまま昭和時代の後期まで受け継がれてきたようだ。」(※7)とのこと。
それ故、これは私の想像ですが、青酎の製品が“均質化されていない”ということは、近代的な製法をどこまで取り入れるか、あるいは代々継承してきた伝統的製法にどこまでこだわるか、という、杜氏の皆さんそれぞれの判断のちがいに起因する結果なのかもしれませんね。

また青酎は、「同じ人でも、作るたびに微妙に味が異なるのだという。人事を尽くして天命を待ち、青酎はできあがる。」(※8)とのこと。
でもこれは、手作りで造り続けている清酒蔵でも同じことが言えますよね。
なにせ酒造りや焼酎造りで扱う麹と酵母とは生き物ですから、たとえ毎年同じ環境下・条件下で育てても同一の活動をするとは限らず、その結果である製品の味には多少のちがいがあってむしろ普通だと思います。

ただし、伝統的な製法で造る青酎の場合は、造りの工程における加減や塩梅を杜氏さんの勘に頼るところが多いでしょうから、その結果として発酵の環境を毎回同一にすることがかなり難しいのではないかと推測いたします。
それ故に、もしかしたら年毎の味の変化を清酒よりもいっそうはっきりと感じることができるのかもしれませんね。







3.“池の沢”ってどういう意味?

この青酎には、“池の沢”という名称が付されております。
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池の沢(池之沢)は、
青ヶ島の外輪山と内輪山の間に展開するカルデラ(※9)です。
(カルデラ:火山の中心部または周辺にある円形の凹所)
これを理解するためには、前提として青ヶ島の地形を把握しなければなりません。

青ヶ島の地形については、以下の記述が参考になります。
青ヶ島は、島の半分以上が二重式のカルデラで形成されており、(中略)世界的にもまれな外輪山と内輪山のはっきりした複式火山で、最高点は、外輪山にある大凸部(オオトンブ)423mです。この大凸部や尾山展望公園に登れば、外輪山内輪山(丸山)を取り囲む雄大な姿を一望することができます。」(※10)

この記述を参考にしつつ、情報を追加した青ヶ島の図がこちら。
青ヶ島概略図.JPG

上記図の赤い部分、すなわち、
外輪山の火口であった部分が、
池之沢(池の沢)なのです。

外輪山とその火口である池之沢が形成された時期については、明確に記載した資料に出くわすことがかないませんでした。
しかし、青ヶ島の「地史は第4期の初頭、恐らくは更新世の中頃の活動により形成されたものと思われる。」(※11)という記述を根拠として、有史以前の噴火によって形成されたものと推察し得ると考えます。
一方で、内輪山(丸山)が形成されたのは、江戸時代のこと(後述)。

この池之沢、
内輪山(丸山)がなかった頃は、池(カルデラ湖)を伴う肥沃な耕地だったのだとか。
旧火口の盆地は当時から池之沢と呼ばれていた。中央に大小2つのかなり深い池があり、その周囲が島民の主たる農耕地であった。外輪山の上にある住まいから作場に降りて行くという生活で、島民の衣食には十分な肥沃な耕地だった。」(※12)のだとか。
“池之沢”の名は、かつて池が存在したことに由来するのでしょう。

しかし、
1780(安永9)年から1785(天明5)年にかけて生じた青ヶ島の噴火によって池の水が湯水や塩水になったのち、「池之沢地区にあったカルデラ湖は消失」(※13)てしまったのだそうです。
特に1785(天明5)年に生じた「天明の大噴火」による被害は甚大で、その際に形成されたのが内輪山(丸山)なのだとか。

さらに、この噴火から非難するために青ヶ島住民は(一部の住民を犠牲にしつつも)八丈島に避難したことから、青ヶ島はいったん無人島と化してしまったとのこと。
それでも当時の名主(村役人)であった佐々木次郎太夫が青ヶ島への“起こし返し(還住)”のために尽力したことによって、50年後の1835(天保6)年に、旧島民による青ヶ島への還住を果たしたのだそうです。

現在の池之沢には、池はありません。
池之沢どころか、そもそも青ヶ島には河川がなく、また生活用水として利用できるほどの水源となり得る湧水がないことから、島民の皆さんは雨水を大規模な貯留施設(向沢取水場)で溜めて生活用水を確保しているのだそうです。
(大橋水源という湧水はあるそうですが、生活用水とはされてはいないみたい。)
それでも池之沢では、「島をかたどるようにそびえたつ外輪山は屏風の役割もしていて、この島独特の強い風の日にも外輪山の中だけは穏やかな天候に恵まれていることが多く、こうした利点を活かしてフェニックスロベレニーなどの切葉をはじめとする農作物の栽培が積極的に行われて」(※10)いるのだとか。

その一方で、青ヶ島では、今でも火山活動が継続しており、丸山の西麓や,池の沢火口の西縁-北縁にかけては,現在も20-90℃の温度をもつ噴気・地熱活動が続いている.」(※14)とのこと。
地元の方々はこの“噴気(噴出する水蒸気)”のことを“ひんぎゃ”と呼んでいて、地熱釜を設置して調理ができるようになっていたり、天然のサウナを設けたり、あるいは製塩(ひんぎゃの塩)に利用したりしているそうです。
とはいえ、活動中の火山ですから、「青ヶ島は、将来、再び噴火の可能性もないわけではなく、聞くところによると噴火の兆候を確認するため地震計が設置され、東京都庁において継続的に監視されているようである。」(※15)のだそうです。







4.“青酎 池の沢”ってどんな青酎?

“青酎 池の沢”は、文献では以下のように紹介されておりました。
もっとも生産量が多い青ヶ島酒造の代表銘柄。香ばしく、4年熟成させたまろやかな風味で、ビギナーにも飲みやすいと人気。」(※16)

この池の沢は、使用している麹は焼酎製造で用いられている麹としては一般的な白麹で、最新の製麹機を使用し、かつ二次仕込みで仕込んだ青酎なのだとか。

ということは、
巷で販売されている焼酎の製法と同一の方法を用いて作られた青酎
ということですね。

品質表示はご覧のとおり。
八丈島の芋焼酎と同じく、麦麹を用いておりますね。
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35度って、けっこうきついかも。
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でもね、青ヶ島へ行くと、
島外不出の60度原酒(初垂れ(ハナタレ))を飲むことができるんだってさ。
その話は、またいつか。




それではいただきましょう。

おっと、その前に、
この青酎を、どうやっていただくのか?
お湯割り?、水割り?、ロック?、それともストレート(生(き))?。

青酎の飲み方について記されている文献には、出会うことがかないませんでした。
しかし、青ヶ島のお隣で、かつて青ヶ島がその属島として扱われていた八丈島での焼酎の飲み方について、以下の記述を見つけました。
八丈焼酎は薩摩芋から造る本格しょうちゅうで,と全く同じ訳である。ところで、九州ではよく焼酎をカンをして飲む風習があるけれど.八丈島ではカンをすることは絶対にしないといってもよく,梅割りなどということもしないで,大体はストレートで飲んでいる。たまにはビールなどで割ることはある。」(※17)

カン”というのは要するにお湯割り(前割りの燗を含む)ということでしょう。
ビールで割るのはともかく、大体はストレートってのはすごいですね。
まあでも、ロックか水割りにするのは、「カン”をしない≒温めない」という趣旨に適合することでしょう。

八丈島での焼酎の飲み方を紹介しているこの文章に従って、“青酎 池の沢”を“カン”にすることなく試してみたいと思います。






おまっとさんでした!(キンキンより)。
今度こそ、いただいてみましょう。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはアルコール香とともに、芋の香りをふんわりと。

含むと、アルコールのスース―とピリピリとがガツンと来るね!
これはすごいわ!
今までで一番のスース―ピリピリだがや!

芋の風味はかなり穏やか。重さやクセ、焦げ臭はまったくない。
麦の風味もふんわり程度。

甘みはない、いや、スース―ピリピリに負けていてわからない。

それでいて苦みや雑味はゼロ。
透明感すら感じます。


このガツンと来るスーピリに対抗するには、割るべきでしょう。
ということで、水割りで試してみました。
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割ることで、スース―ピリピリが和らいで角が取れました。
むしろスーが爽やかに感じるほど。

すると不思議なことに、麦由来と思われる香ばしさをものすごくはっきりと感じるようになりました。
それはあたかも、干し草の香りの如く感じましたよ。
含むとそれが口の中でふわりと広がって、鼻へと抜けていきました。

一方で芋の風味はかなり穏やかで、重さやクセがまったくない。

甘みはやっぱり弱めながらも、スーピリが和らいだせいか少しわかるようになりましたよ。


最後は、ロックで試してみました。
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スース―ピリピリはやっぱり強め。
でも、トロリとした口当たりと共に、酸味のような風味を少し感じました。

麦の風味は弱め、芋の風味も然り。
しかし甘みはロックが一番よくわかる!


青酎池の沢は、アルコールのスース―ピリピリがガツンと来る、ドライな芋焼酎でした。

35度もあるせいか、アルコールの香りや刺激がかなり強めでした。
これをお湯割りにすると、アルコールの香りばかりが際立ってむせてしまうのではないでしょうか?

一方で風味は、私は当初、芋のクセや重さが満載かと予想しておりましたが、その予想に反してかなり軽めでした。
それでも水割りにすることで麦の風味を感じることができ、ロックで甘みをほんのりと感じることができました。

まちがいなく、これは海の焼酎ですね!
刺身や煮魚などと合わせてこそ、その良さがわかるように思います。
それにしても、35度もあったせいか、回るのがはやいことはやいこと!




青酎の量産型とも言うべき池の沢。
近代的な製造方法を取り入れている池の沢がこういう風味ならば、伝統的な製法を残しているものは、いったいどんな風味なのでしょうか?
それを考えると、夜も眠れなくなりそうです。
そうなる前に、青ヶ島へ行って試してみたいところ。

でも青ヶ島へは、そう簡単には行けそうにありません。

ということで、八丈島にある酒店さんへ通販で注文し、
“あおちゅう”をこれだけ揃えてしまいました。
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いただくのが楽しみでなりません罠!






その青酎池の沢と合わせた今日のエサはこちら。

スーパーでこのゴーヤを見つけてひとめぼれ。
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ゴーヤチャンプルーにいたしました。
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ゴーヤが大当たり。
青みが程よくておいしいわ。
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ごちそうさまでした。
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(※1)斎藤潤『文化 島旅のススメ 第2回 青ヶ島』p.52(月刊保団連 1271号 p.52-55 2018.6 全国保険医団体連合会)
(※2)野村哲也『地球を歩く~知られざる絶景を求めて~第32回 東京の秘境・青ヶ島』p.53(道 212号 p.52-55 2022.春 どう出版)
(※3)三浦誠哉『絶海の孤島「青ヶ島」を訪ねて』p.111(わたし達の防衛講座:日本は安全か 2010年号 p.110-114 東京郷友連盟)
(※4)(※1)p.53
(※5)(※1)p,55
(※6)島へ 4月号(通巻110号)p.12(2020.3 海風舎)
(※7)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.35』p.27(2010.11 星雲社)
(※8)斎藤潤『ニッポン島遺産』p.174-175(2016.8 実業之日本社)
(※9)鈴木正行『伊豆諸島 青ヶ島の村落構造と社会組織 -島の生活・文化の変容を視点として-』p.11(1998.11 学文社)
(※10)青ヶ島村『ここは東京都青ヶ島村無番地』p.20(とうきょう自治のかけはし 33号 p.20-23 特別区長会, 東京都市長会, 東京都町村会)
(※11)(※9)p.13
(※12) 小山茂『天明の別れと青ヶ島のモーゼ』p.29(島しょ医療研究会誌 第4巻第1号 p.28-35 2012 都立広尾病院島しょ医療研究会)
(※13)(※6)p.7
(※14)高田亮『青ケ島火山』p.179(火山 34巻2号 1989.07 日本火山学会)
(※15)(※3)p.113
(※16)(※6)p.16
(※17)小宮山善之助『焼酎風土記--八丈島』p.240-241(日本醸造協会雑誌71巻4号 p.238-241 1976.04 日本醸造協会)











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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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(友情出演)
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