《焼酎》250.嶋自慢 25度 300ml [9913.東京都の焼酎]
株式会社宮原
東京都新島村本村1-1-5
本格焼酎
アルコール分 25%
原材料 麦・麦麹
300ml
(以上、ラベルより転記)
今日は、新島(伊豆諸島)で造られた焼酎“嶋自慢(しまじまん)”をいただきます。
麦麹使用の麦焼酎。
なんでも、「麦の香ばしい香りで、口あたりはやわらか。骨格はしっかりしている。全体的に甘みが強いが辛みもあり、全体のバランスはよい。」(※1)のだそうですよ。
ところで、
蔵元である宮原さんは、「伊豆諸島には珍しく、もともと清酒造りから出発した蔵」(※2)なのだそうです。
このことについて、文献には以下のような記述がありました。
「 新島で唯一の蔵である。前身の新島酒造は、大正一五(一九二六)年創業の清酒蔵だったそうだが、そのころのことはあまりよくわかっていない。清酒から焼酎に移行した時期も定かではない。確かなことは、先代が昭和五〇年代の半ばから麦焼酎の樽貯蔵を始めたということと、一〇年ほど前から樽貯蔵酒が島の人たちの愛飲酒になっているということだ。」(※3)
話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
香りはアルコール香のみ。
うわ!
けっこうなスースーピリピリだこと!
麦の風味は弱めで、かすかに感じる程度。
軽い香ばしさをちょっとだけ感じます。
甘みはかなり弱め。
酸味のようなものもちょっとだけ感じます。
これは割ったほうがよいな。
ということで、水割りにしてみました。
割ってもスーピリは残りました。
ロックみたいな苦みも少し出てまいりました。
麦の風味は薄まってしまってよくわかりませんでした。
甘みもうすまっちゃった。
酸味のようなものは残っておりました。
最後は、ロックで。
予想通り、スースーのピリピリ!
ロックで出がちな苦みしっかり。
甘みゼロ!
酸味も消えました。
でも、麦の風味は弱めながらも、ロックが一番よくわかる!
それに、華やかな香りをかすかに感じました。
かなり辛口でガツンと来る麦焼酎でした。
けっこうキリっと引き締まった辛口焼酎でしたよ。
それでもロックで麦の風味を弱めながらに感じることができました。
これはきっと、くさやのような味が濃くてくせのある料理と合うんじゃないかな?
一方で、オイラの今日のエサはこちら。
ネギ、きゅうり、ちくわ。
わさびドレッシング和え。
今日はチューブ入りのワサビを7cmほどしぼりだして使用しましたが、オリーブオイルと合わせたせいか辛みは飛んでおりました。
その分、わさびの爽やかさがしっかりで、おいしくいただけましよ。
キャベツとしめじ。
卵炒めにいたしました。
これはいつもどおり。
ごちそうさまでした。
(※1)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.13』p.10(2004.5 星雲社)
(※2)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.35』p.25(2010年11月 星雲社)
(※3)(※1)p.43
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
本当にありがとう。
あなたが仲良くしてくれるから、このつらい世の中でもオイラはかろうじて生きていけております。
(友情出演)
こんにちは。
「・・・かろうじて生きていけております。」感謝ですね。
それにしても黒猫のダンナ、良い仕事をしてます。
また、黒猫のダンナも同じ「心持ち」だと思います!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-10-09 09:28)
Boss365さん、友“人”がいないワタクシにとって、黒猫のダンナは唯一の友だちです。
最初は顔を見るだけで逃げていたのに、ここまで仲良くしてもらえるようになれたのは、ダンナの懐の深さだと思います。
ダンナの心の中はどうなのかわかりませんが、仲良くしていただけるだけで十分でございます。
by skekhtehuacso (2023-10-09 19:01)
伊豆の新島のお酒だからラベルに椿があしらわれて
いるのですね。やっぱり「その場所らしさ」って良いですね。
by あとりえSAKANA (2023-10-12 23:29)
あとりえSAKANAさん、伊豆諸島でも違いがあるようで、青ヶ島では椿の栽培はうまく行かなかったそうですよ。
by skekhtehuacso (2023-10-15 08:21)