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【お酒】2282.六歌仙 辛口 300ml [06.山形県の酒]

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製造者 株式会社 六歌仙
山形県東根市温泉町三丁目十七番七号

名称 日本酒
アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




六歌仙さんのお酒は、かつて協業組合だったときまでに、以下の物をいただいております。
【お酒】226.六歌仙 辛口 300ml
【お酒】248.六歌仙 田舎親父カップ
【お酒】891.六歌仙 大吟醸 手間暇 180ml
【お酒】1506.六歌仙 五段仕込 超旨口 純米にごり酒 300ml

およそ10年ぶりにいただく六歌仙辛口300m。
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既出ですが、かつての醸造元であった六歌仙酒造協業組合は、2020(令和2)年に組合を構成していた会社が経営統合し、一つの株式会社になったみたいでした。
それ故に、別カウントとさせていただきました。
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品質表示はこちら。
いわゆる普通酒ですね。
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花酵母を使っているのかな?
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蔵元さんのWebsiteでは、この商品で使用されている酵母については特に触れられていませんでした。
一方で酒造りのコンセプトとして「使用酵母は、協会7号系、協会9号系、そして山形酵母を主に使ってます。」という記述がございました。
この“山形酵母”なる山形県産の酵母が、もしかしたら花酵母なのでしょうか?

どうやら“山形酵母”という言葉は、山形県で開発された酵母の総称であって、山形KA、YK-2911、YK-0107などの種類が存在するようですね。
しかしそれらはきょうかい酵母を元株として開発されたものだそうで、花から採取したという記述に出会うことはかないませんでした。

すみません、今回は深くは調査しておりませんでした。



それではいただきましょう。
普通酒ですが、まずはひや(常温)で試してみます。

お酒の色は、無色透明でした。
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鼻を近づけると、かすかにフレッシュさあるかな?
含んでも然り。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみに淡めながらも厚みを感じます。
苦みがあって、強くはないものの、少し鋭くて少し重さがありますね。
酒臭さはなく、熟成感もなし。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは少しわかる程度で、鋭さはなく深みもなし。
スーはなく、ピリもなし。

甘みはややひかえめ。
存在はわかり幅も感じるものの、前には出て来ません。


ひや(常温)だと、やや淡麗でちょい苦ちょい重スッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。

サラリとしてはいるものの、米のうまみを淡めながらもしっかりと感じることができて、飲み応えがありました。
苦みとその重さとが味を引き締めており、かつ甘みをかすかに感じたことで和らぎました。
キレはよく、スッキリとしておりました。

これはうまいね。


次に、燗にしてみました。
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ちょいスーが出て、かつキレが一層よくなりました。

甘みは引いて、辛口になりました。
それにうまみも少し後退して淡麗になりましたが、同時に酒臭さをかすかに感じるようになりました。

苦みは残ったものの、重さは消えました。


燗にすると、淡麗ちょい苦スッキリ旨辛口のおいしいお酒になりました。

燗のほうがキレがよく、かつ重さが消えてスッキリしているので、飲みやすく感じました。
それでも米のうまみに淡めながらも厚みを感じ、かつ酒臭さをかすかに感じることができたが故に、飲み応えはありました。


これは燗のほうがいいね。

スイスイと行けてしまい、あっちゅう間でございましたとさ。
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その六歌仙辛口と合わせた今日のエサはこちら。


今日はどうしても冷奴を食べたかったので、
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みょうが、きゅうり、ねぎ、
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ザーサイも使ってみて、
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味付けのメインは、味マルジュウ。
山形県民の皆さんが愛して止まないだししょうゆ。
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これらを使って、“山形のだし”を作って、
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豆腐にかけていただきました。
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んめ!
山形の酒に合うのは、やっぱり山形の食べ物だなや!
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油揚げ。
本日を以て、賞味期限をお迎えになられたのでした。
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これにはねぎ。
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味噌だれで炒めて、卵でとじたもの。
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これもおいしい。
というか、予想通り。
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昨日の残りの奈良漬。
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これも合う!
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あー、おいしかった!
ごちそうさまでした。
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