【お酒】891.六歌仙 大吟醸 手間暇 180ml [06.山形県の酒]
製造元
株式会社六歌仙
山形県東根市温泉町三丁目17番7号
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
精米歩合 40%
※原料米は全て国産
アルコール分 16度
180m容量
(以上、ラベルより転記)
六歌仙さんのお酒は、かつて普通酒の六歌仙 辛口300ml瓶と、普通酒の田舎親父カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、精米歩合が40%のアル添大吟醸です。
アル添大吟醸ですから、きっと吟醸香が豊かなことでしょう。
(その理由については、かつてこちらで触れております。)
ところで、六歌仙さんは平成26年度全国新酒鑑評会の金賞受賞蔵なのだとか。
全国新酒鑑評会といえば、先日、独立行政法人酒類総合研究所から平成27年度の入賞蔵・金賞受賞蔵が発表されました。
それによれば、六歌仙さんは今回もまた金賞を受賞なさったみたいですね。
全国新酒鑑評会についていろいろと書くと、お酒について一家言をお持ちの諸兄からいろいろと突っ込まれそうですので、このくらいで止めておきましょう。
(普段は書きたい放題なのに、こういうときは大人しいんだな!)
披露できるネタが尽きたところで、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
開けたとたん、吟醸香がフヮ~ッと漂ってきましたよ。
お酒の色は、かすかに着いているみたいですが、よくわかりませんでした。
吟醸香がかなりはっきりしています。
空気と一緒にお酒を口に含み、お酒を飲み込んで鼻から空気だけを出すと、フルーティーな香りを思い切り感じることができます。
うまみは濃くはないですが、けっこうしっかりしています。
お米のうまみが際立っています。
ですが、大吟醸だけあって、苦みや雑味は全くありません。
酸味は、大吟醸にしてはややはっきりしています。
意外にも、すっぱさがやや鋭いみたいです。
でも、刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みをちょっとだけ感じます。
吟醸香が豊かでバランスのよい、旨やや辛口のおいしいお酒でした。
香りがかなりはっきりしていますが、不思議とそれほどしつこさを感じませんでした。
それに大吟醸にしては酸味がはっきりしていると思いました。
もしかしたら、この酸味が働いて、香りの感じ方を抑制してくれているのでしょうか?
酒くさコメント 0