【お酒】2305.松の寿 MATSUCUP アルミ缶 [09.栃木県の酒]
製造者:株式会社松井酒造店
栃木県塩谷郡塩谷町船生3683
品目:日本酒
アルコール分:15度
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合:70%
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
こちら10年ぶりの松の寿。
かつて【お酒】187.松の寿 佳撰 マツカップをいただいております。
10年前はガラスのカップでしたけれど、10年の時を経て再開した松の寿はアルミ缶でした。
品質表示はこちら。
精米歩合が表示されておりますが、特定名称の表示はなし。
ということは、普通酒なのでしょう。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに着いている程度でした。
鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉;以下同じ)香りをかすかに、そしてアルコール香もかすかに感じます。
うまみは濃いめ。
酒臭さがどっしりで、熟成感をかすかに感じます。
米のうまみは前には出て来ないものの、厚みがあることがわかります。
苦みや雑味は、ゼロですね!
濃いのにキレはよく、スッと引きますよ。
酸味はややひかえめ。
すっぱさは鋭くもなく、弱め。
深みをほんの少し感じますが、うまみに隠れているみたい。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みははっきり!
後味ではなく、うまみと同時並列的に幅のある甘みを感じます。
でも決してべとついたりはしておりません。
濃醇ちょいスースッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。
うまみがしっかりしていて濃いめなのに、雑味が一切ないところがすごい。
甘みもはっきりしていましたが、けっしてべとついてはおりませんでした。
それでいてキレがとてもよく、ちょいスーも相俟って後味スッキリ。
うまいね!
言葉は失礼かもしれませんが、これは“田舎の酒”って感じがいたします。
畑で採れたてのトマトやキュウリをかじりながらだったり、きのこや根菜たっぷりの味噌汁の具だったりと、そんな素朴な味の食べ物とバッチリだと思いました。
それにしても、
10年前の評価とはぜんぜんちがうな。
10年経って、オイラも丸くなっちまったというか、覇気がなくなってしまったのだろうな。
そりゃだって、いろいろあったもんな。
【お酒】2216.四季桜 特別純米酒 LRTライトライン 缶 [09.栃木県の酒]
製造者:宇都宮酒造株式会社
栃木県宇都宮市柳田町248
日本酒
内容量:180ml
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:14度
(以上、ラベルより転記)
宇都宮酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】442.四季桜 特別本醸造 黄ぶな アロマぼとる 180ml
【お酒】445.四季桜 純米生貯蔵酒 300ml
【お酒】758.四季桜 特別本醸造 生の酒 冬のかおり 300ml
【お酒】1598.四季桜 特別本醸造 はつはな 300ml
【お酒】2135.四季桜 ARUSHIROI 純米吟醸 300ml
今日いただくこのアルミ缶カップは、2023年8月26日に開業した次世代型路面電車(LRT:ライト・レール・トランジット)“宇都宮芳賀ライトレール線”の記念アルミ缶でした。
下野新聞のWeb記事によれば、「LRT運営会社の宇都宮ライトレール(宇都宮市)の商品化許諾第1号商品となる。」んだってさ。
中身は、四季桜の特別純米酒だそうです。
特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。
鼻を近づけると、フルーティーな香りをかすかに感じます。
含むとそれが口の中でふんわりと広がって鼻へ抜けて行きます。
うまみはやや濃いめ。
というか、枯れた感じがありますよ。
でもその熟成感は角がなくて穏やかです。
それとともに、米のうまみも、厚みはそれほどでもないものの、しっかりと感じます。
渋みがあって、軽めではあるものの鋭さを感じます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じません。
スーをかすかに感じますが、ピリはなし。
甘みはちょいはっきりかな。
幅があることはわかるものの、前には出て来ないみたいです。
ちょい芳香のやや濃醇でちょい枯ちょい渋旨口のおいしいお酒でした。
香りがありましたがひかえめで、ちょうど良い感じでした。
それなのに、枯れた熟成感がありましたよ。
ちょい渋が引き締めておりましたが、前に出てこない甘みが和らげているように感じました。
うまいね。
ここで、残りを燗にしてみましたよ。
おお!
酒臭い(誉め言葉です、以下同じ)こと、酒臭いこと!
香りがフルーティーから酒臭さに変りました。
それに枯れた感じが引いて、酒臭さと米のうまみとでどっしり感が出てまいりました。
渋みも引きましたが、代わりにちょいスーが出てきましたよ。
そのちょいスーのせいか、キレがとてもよくなりました。
甘みは同じ。
燗にすると、やや濃醇でどっしりスッキリ旨口のとてもおいしいお酒になりました。
酒臭さ満載のうまみが舌の上にどっしりと乗っかったかと思うと、ちょいスーを感じるや否やスッと引いていきましたよ。
これは燗がかなりうまいね。
“四季桜 特別純米酒 LRTライトライン 缶”は、冷やしたものと燗とで異なった味わいを楽しめる、おいしくかつ面白いお酒でございましたとさ。
【お酒】2170.惣誉 純米吟醸 300ml [09.栃木県の酒]
製造者 惣誉酒造株式会社
栃木県芳賀郡市貝町上根539
アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 栃木県産五百万石100%使用
精米歩合55%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)
惣誉酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
322.惣誉 純米吟醸酒 アロマぼとる 180ml
423.惣誉 辛口特醸酒 300ml(2回目はこちら)
436.惣誉 スポーツカップ
今日いただくこのお酒は、
栃木県産の五百万石を100%使用した純米吟醸。
純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
上立ち香はないですね。
含むとフレッシュな風味を少し感じます。
それにアルコール香と接着剤香もありますね。
うまみはやや淡め。
米のうまみが広がらず厚みもないですが、舌を突いてくるみたいです。
熟成感はなく、酒臭さ(ほめ言葉です)はかすかに感じる程度。
軽い苦みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややひかえめ。
すっぱさはわかるものの、弱めです。
ただ、ちょいスーです。
ピリはないみたいです。
甘みはややはっきりかな。
前には出て来ないものの、じんわりと感じます。
ちょい爽快のやや淡麗でちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
米のうまみが鋭いのは、五百万石の特徴でしょうか?
ただ、ちょいスーで、かつアルコール香や接着剤香があるところが、飲みにくさになっているかな。
私としては、それを飲み応えと感じましたけれどね。
逆にな!(ごきブラの赤井英和より。)
逆に、
そのちょいスーでアルコール香/接着剤香あった惣誉と合わせた今日のエサはこちら。
どうしても豆腐を食べたかったので、
中華風の炒め煮にしてみました。
赤だし味噌をちょっとだけ入れたことで、味に深みが出ました。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
黒猫のダンナには、
今日もいっぱい遊んでいただけました。
耳つぶれとるやないか~い!
(友情出演)
【お酒】2169.霧降 純米大吟醸 無ろ過生原酒 300ml(2回目) [09.栃木県の酒]
製造者 株式会社せんきん
栃木県さくら市馬場106
原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)
精米歩合 山田錦50%
アルコール分 15度(原酒)
内容量 300ml
要冷蔵
(以上、ラベルより転記)
せんきんさんのお酒は、かなり前に以下のものをいただいております。
172.仙禽 霧降 吟醸生酒 300ml
1308.霧降 純米大吟醸 無ろ過生原酒 300ml
今日いただくこのお酒もかつていただいた1308.霧降 純米大吟醸 無ろ過生原酒 300mlと同じものでしょう。
「おいおい!」
「だったら、どうして別カウントにするんだよ?」
そうお思いになられてご立腹の方々も少なからずいらっしゃると思います。
(ほとんどいないと思うけれどな。)
当ブログのルールでは、「初回にいただいた際と品質表示の内容が同一である」場合には、別カウントとはせずに“また飲んでみました”のカテゴリーで紹介することにしております。
一方でこの霧降 純米大吟醸 無ろ過生原酒ですが、
品質表示に明確な変化がございました。
それがこれ。
“精米歩合”の項目に、“山田錦”の文字が加わっていたのでした。
それ故に、ルールどおり、別カウントとさせていただいた次第でございました。
(どうでもいいわ!)
それではいただきます。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無濾過なのに無色透明でした。
上立ち香はないですね。
含むとフレッシュな風味をかすかに感じる程度です。
うまみは淡め。
米のうまみが淡めなりに効いております。
酒臭さはなく、熟成感もなし。
ですが苦みがあって、強くはないものの鋭いね。
キレはよいみたいです。
酸味はややはっきり。
すっぱさは少し強めで少し鋭いですね。
スースー感はないものの、ちょいピリです。
甘みはひかえめ。
ほとんど感じません。
淡麗ちょい苦ちょいすっぱちょいピリ旨辛口のお酒でした。
淡めなりにうまみしっかりでした。
でもちょい苦ちょいすっぱちょいピリが気になりました。
これらが原酒らしさなのかもしれませんが、淡めであるが故か、私歳いたしましてはそれらが気になるところでございました。
その霧降と合わせた今日のエサはこちら。
どうしてもにらを食べたかったので、
にら玉(もやし、しめじ、魚ソー入り)。
おいしい!
味を一発で決められるようにようやくなった酔っぱらいだったのでした。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
(友情出演)
【お酒】2168.大吟醸 門外不出 ダブル受賞酒 180ml [09.栃木県の酒]
製造者 西堀酒造株式会社
栃木県小山市粟宮1452
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合:40%
アルコール分:17度
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
西堀酒造さんのお酒は、一昨日までに以下のものをいただいております。
184.門外不出 特別純米 カップ
230.黒・門外不出 純米吟醸 カップ
430.若盛 精撰赤ラベルカップ
432.若盛 樽酒 限定品 300ml
472.473.若盛 純米吟醸 開運★おやまくま&吟醸 レディおやまくま 飲み比べ
1076.門外不出 六割みがき特別純米酒
2108.門外不出 純米吟醸 60 Craft 180ml
2148.門外不出 純米大吟醸 50 伝承明治蔵 180ml
2153.純米大吟醸 門外不出 夢ささら 180ml
2159.若盛 180ml
2167.純米大吟醸 門外不出 PREMIUM 50 180ml
今日いただくこのお酒は、“ダブル受賞酒”なる精米歩合40%のアル添大吟醸。
要するに、こういうことね。
大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほぼ無色透明。
上立ち香は、盃に鼻を近づけるとかすかにフルーティー。
含むとそれがふんわりと鼻へ抜けて行きます。
うまみはやや濃いめ。
こめのうまみに厚みを少し感じます。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
でもこのお酒、苦みがあって、強くはないものの鋭いですね。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきり。
といっても、すっぱさは弱めでそれほどでもない。
むしろ酸味自体に深みを少し感じます。
スーかすか、ただしちょいピリだね。
甘みはややひかえめ。
わかるものの、前には出て来ません。
ちょい芳香のやや濃醇でちょい苦ちょい深ちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
香りはひかえめでいい感じでした。
米のうまみとともに酸味の深みがあって、飲み応えバッチリ!
なのにキレはよく、後味スッキリ。
ただ、苦みとピリとがちょっと気になりました。
それでもダブル受賞できちゃうんだから、すごいよね。
【お酒】2167.純米大吟醸 門外不出 PREMIUM 50 180ml [09.栃木県の酒]
製造者 西堀酒造株式会社
栃木県小山市粟宮1452
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
アルコール分:16度
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
西堀酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
184.門外不出 特別純米 カップ
230.黒・門外不出 純米吟醸 カップ
430.若盛 精撰赤ラベルカップ
432.若盛 樽酒 限定品 300ml
472.473.若盛 純米吟醸 開運★おやまくま&吟醸 レディおやまくま 飲み比べ
1076.門外不出 六割みがき特別純米酒
2108.門外不出 純米吟醸 60 Craft 180ml
2148.門外不出 純米大吟醸 50 伝承明治蔵 180ml
2153.純米大吟醸 門外不出 夢ささら 180ml
2159.若盛 180ml
今日いただくこのお酒は、
“PREMIUM 50”と銘打たれた純米大吟醸。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
上立ち香はないですね。
含んでも吟香はなく、フレッシュな風味を少し感じる程度です。
うまみはやや淡め。
米のうまみはふわりと広がる感じで、舌に乗っかる感じはしませんでした。
酒臭さはなく、熟成感はかすか(劣化か?)、でも苦みや雑味はゼロでした。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめ。
存在はわかるものの、弱めです。
ちょい爽快のやや淡麗でちょいすっぱちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
やや淡めでも、それなりに米のうまみを感じることができました。
苦みや雑味がないところが、大吟醸たる所以でしょうか?
ちょい爽快でスッキリしており、やや辛口で引き締まっておりました。
うまいね。
スイスイ行けてしまいました。
ただ、味に特徴はないみたいでしたけれど。
【お酒】2159.若盛 180ml [09.栃木県の酒]
製造者 西堀酒造株式会社
栃木県小山市栗宮1452
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
栃木県小山市に蔵を構える西堀酒造さん。
そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
184.門外不出 特別純米 カップ
230.黒・門外不出 純米吟醸 カップ
430.若盛 精撰赤ラベルカップ
432.若盛 樽酒 限定品 300ml
472.473.若盛 純米吟醸 開運★おやまくま&吟醸 レディおやまくま 飲み比べ
1076.門外不出 六割みがき特別純米酒
2108.門外不出 純米吟醸 60 Craft 180ml
2148.門外不出 純米大吟醸 50 伝承明治蔵 180ml
2153.純米大吟醸 門外不出 夢ささら 180ml
若盛の普通酒は、かつて430.若盛 精撰赤ラベルカップでいただいた際は、糖類添加の三増酒でした。
しかしこの若盛の品質表示には、糖類の文字はなし。
糖添による増醸を廃止なさったのかな?
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じます。
熟成感はないものの、枯れた感じがかすかにあるかな。
酒臭さは感じません。
軽い渋みをごくかすかに感じます。
キレはよいですね。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんどなし。
ちょいスーですが、ピリはありません。
甘みはちょいはっきりかな。
幅を少し感じるものの、前には出てこないですね。
やや濃醇でちょいスースッキリ旨口のおいしいお酒でした。
うまみは米のうまみそのもので、かなりはっきりしています。
甘みは前には出てこないものの、効いていることがわかります。
それでいてキレがよく、かつちょいスーで、後味はスッキリしています。
これはかなりうまいんじゃないの?
糖添廃止で進化なさっているように感じました。
【お酒】2153.純米大吟醸 門外不出 夢ささら 180ml [09.栃木県の酒]
製造者 西堀酒造株式会社
栃木県小山市粟宮1452
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
アルコール分:16度
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
西堀酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
184.門外不出 特別純米 カップ
230.黒・門外不出 純米吟醸 カップ
430.若盛 精撰赤ラベルカップ
432.若盛 樽酒 限定品 300ml
472.473.若盛 純米吟醸 開運★おやまくま&吟醸 レディおやまくま 飲み比べ
1076.門外不出 六割みがき特別純米酒
2108.門外不出 純米吟醸 60 Craft 180ml
2148.門外不出 純米大吟醸 50 伝承明治蔵 180ml
今日いただくこのお酒は、
“夢ささら”なる栃木県で育成されたお米を使った精米歩合50%の純米大吟醸。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすか。
上立ち香は、盃に鼻を近づけるとフレッシュな風味をかすかに感じる程度。
含むとそれが口の中でふんわりと広がります。
接着剤香もごくかすかにあるかな。
うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみには厚みはないものの、舌の上に広がるように乗っかります。
吟醸酒にありがちな苦みをちょっとだけ感じます。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきり。
すっぱさは弱いものの、鋭さが少しだけあるみたいです。
酸味自体に深みを少し感じます。
ちょいスーで、かすかにピリかな。
甘みはややひかえめ。
かなり弱めですが、存在は一応わかります。
ちょい爽快のやや淡麗でちょい深ちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
香りは爽やかさが弱めで、プンプンしていないところが好みでした。
やや淡めながらも、米のうまみしっかりで、かつ酸味に深みを少し感じて、飲み応えがありました。
それでいてキレがよく、ちょいスーも相俟ってスッキリしておりました。
うまいね。
クセがなくて軽いけれど、淡めなりに飲み応えのあるおいしいお酒でした。
【お酒】2148.門外不出 純米大吟醸 50 伝承明治蔵 180ml [09.栃木県の酒]
製造者 西堀酒造株式会社
栃木県小山市粟宮1452
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
アルコール分:16度
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)
おかしいなぁ。
梅雨入りしたのによぉ、雨がぜんぜん降らんがね。
それどころか、毎日毎日暑いし、
シャワーの温度を37度にしても冷たないし。
と思ったらよぉ、今日、
関東地方、もう梅雨明けしとったがや!
どえりゃあこと早ゃあもんでだちかんがや。
(まちがいなく刺されるわ。)
ということで、梅雨明け一発目は、冷酒を選びました。
選んだのは、西堀酒造さんの門外不出。
西堀酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
184.門外不出 特別純米 カップ
230.黒・門外不出 純米吟醸 カップ
430.若盛 精撰赤ラベルカップ
432.若盛 樽酒 限定品 300ml
472.473.若盛 純米吟醸 開運★おやまくま&吟醸 レディおやまくま 飲み比べ
1076.門外不出 六割みがき特別純米酒
2108.門外不出 純米吟醸 60 Craft 180ml
今日いただくのは、純米大吟醸。
それも明治伝承蔵で手造り仕込みなんだってさ。
精米歩合は50%。
品質表示は純米大吟醸としてはいたって普通。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに黄色でした。
上立ち香はないですね。
含むと、フレッシュな風味をふんわりと感じます。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを感じますよ。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
吟醸酒らしい苦みをちょっとだけ感じます。
キレはよいですね。
酸味はややはっきり。
すっぱさは鋭くはないものの、酸味自体に深みを少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
あまみはややはっきり。
かなりさらりとしてはいるものの、幅を感じます。
ちょい爽快のやや濃醇でちょい深旨やや甘口のおいしいお酒でした。
爽やかさがさりげなくていい感じでした。
米のうまみしっかりで、かつ酸味に深みを感じたことから、飲み応えバッチリ!
でも雑味なく、かつキレがよくて後味はスッキリ!
甘みも程よい感じでした。
うまいね!
こういう香りではなくて味で勝負する純米大吟醸、大好きです。
【お酒】2135.四季桜 ARUSHIROI 純米吟醸 300ml [09.栃木県の酒]
製造者 宇都宮酒造株式会社
栃木県宇都宮市柳田町248番地
アルコール分 17度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 大田原monofarm五百万石(100%)
酵母901
精米歩合 55%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
宇都宮酒造さんのお酒、
“四季桜(しきさくら)”
これまでに、以下のものをいただいております。
442.四季桜 特別本醸造 黄ぶな アロマぼとる 180ml
445.四季桜 純米生貯蔵酒 300ml
758.四季桜 特別本醸造 生の酒 冬のかおり 300ml
1598.四季桜 特別本醸造 はつはな 300ml
今日いただくこのお酒は、
“ARUSHIROI”なる純米吟醸。
なんでもこのお酒、
お米の生産者、ラベルのデザイナー、そしてお酒の造り手の全てが女性なんだってさ。
しかも酒銘は下鴨神社(京都)に由来するのだとか。
詰められているのは、17度のお酒。
純米ですから、原酒でしょうね。
飲み方はいろいろ。
燗でもいけるみたいですね。
それではいただきます。
純米吟醸ですので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすか。
上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフレッシュ。
含むとそれとともに、花っぽい香りをごくかすかに感じます。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみふわりと広がり、うまみ自体に透明感があります。
吟醸酒らしい苦みがややはっきり。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはまあまあかな。
酸味ははっきり。
すっぱさが少し強めで、かつ深みを伴います。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきり。
かなりさらりとしているものの、幅を少し感じます。
ちょい爽快のやや濃醇でちょい苦すっぱちょい深旨やや甘口のおさけでした。
酸味が際立っていますね。鋭くはないものの深みを伴うこの酸味は、乳酸由来かな。
さわやかでキレイな味わいを、酸味とちょい苦とが引き締めているようでした。
ただキレイすぎて、飲み応えはないみたいでした。
ここで、燗にしてみましたよ。
やっぱり!
酸味に鋭さが出たわ。
けっこうすっぱいけれど、深みも増したみたい。
苦みは引いて、ちょいスーになったかな。
燗だと、ちょい爽快のやや濃醇ですっぱ深旨やや甘口のおいしいお酒になりました。
これは燗がいいね。
燗のほうが酸味が立って、飲み応えが出てまいりましたよ。
吟醸酒と思って冷やして飲むよりも、純米酒だと思って燗で飲んだほうが食事と合うね。
その燗がおいしいARUSHIROIと合わせた今日のエサはこちら。
昨日は魚だったので、
今日は肉(豚ばら肉)。
野菜と合わせて、
肉野菜炒め。
予想通りのおいしさでした。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今日は早朝から夕方までずっとお眠むだった黒猫のダンナでしたが、
それでも遊んでくださるのが、ダンナの懐の深さなのでした。
(友情出演)