【お酒】430.若盛 精撰赤ラベルカップ [09.栃木県の酒]
西堀酒造株式会社
栃木県小山市粟宮1452番地
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
アルコール分15度以上16度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
西堀酒造さんのお酒は、かつて門外不出の特別純米カップと、黒・門外不出の純米吟醸カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は普通酒です。
このお酒ですが、色はとてもおいしそうなんですよね。
しかし、残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
どうやら糖類は添加していても、酸味料は使用していないみたいですね。
いままでの経験からすると、こういうお酒は味が淡くてさっぱりしていたように思います。
果たしてこのお酒はどうでしょうか。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
ありゃ。
予想に反して、うまみはやや濃いめですね。
しかし、とてもキレがよくて、後味はさっぱりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみが口の中に広がった後で、スーッと引いていきます。
それに、苦みや雑味はありません。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少しあって、さわやかです。
それととにも、ちょっとピリッと感じます。
甘みは意外にもひかえめです。
ほんの少し感じるくらいです。
やや濃い目だがキレがよくてさっぱりしたうまみと、さわやかな酸味との、やや辛口のおいしいお酒でした。
糖添なのにそれほど甘くはないのは、残存糖類が少ないからでしょう。
ということは、もしかして糖類の添加量を必要最小限に抑えているのでしょうか。
あるいは、アルコール発酵を十分に進めた結果なのでしょうか。
それに、酸味料を添加していないからか、味にクドさを感じません。
さっぱりしていてややコクには欠けるものの、糖添でこの味の濃さだったら十分でしょう。
あくまでも糖添酒の中だけの話しではありますが、今までにいただいた糖添酒の中では一、二を争うくらいおいしいと思います。
(同じくおいしい糖添酒だった羽前桜川とは、味の傾向がちょっとちがいますが。)
また来たぁ栃木のお酒!今年も蔵祭に行きました。
背中に「門外不出」のTシャツ着て行きました。
日本酒の糖類には、醸造用糖類と、甘味料としての糖類と、原材料から出る糖類とがあるのですがぁ・・・。私の身体検査結果は、糖で引っ掛かることが無いので、糖類をあまり気にしないで、飲んでいます。
by hanamura (2014-12-27 06:58)
日本酒、好きですが糖分が気になるので、家には置いてません
外では昨日も、吉乃川を熱燗でいただきました(^_^)v
by tarou (2014-12-27 09:36)
hanamuraさん、西堀酒造さんのお酒はあともう一つ残っています。
明日それをいただいて、今年を締めようと思います。
私が糖添を気にするのは、糖添酒とそうでない酒とを自分の舌で確実に区別できるようになりたいからです。
かつて、大阪の蔵元が吟醸酒に糖添酒を混ぜていたことが発覚しました。
そのときの社長の言い訳が「わからないと思った」だったのです。
この蔵元の酒は今後絶対に口にしないつもりですが、ズルをしても消費者にはわからないなんて思われているのは癪に障ります。
by skekhtehuacso (2014-12-27 21:24)
tarouさん、私も糖質は気にしていますが、炭水化物の摂取量をなるべく減らすことで、お酒の糖質については気にしないことにしています。
私にとっては、あくまでも酒が優先です。
by skekhtehuacso (2014-12-27 21:27)