《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml [9913.東京都の焼酎]
製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地
本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 20度
(以上、ラベルより転記)
青ヶ島酒造さんの青酎(あおちゅう)は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml
今日いただくのは、“青酎GREEN”だってさ。
青酎で20度はめずらしい。
飲みやすくするためなのかな?
そう言えば、20度は密造酒を追放するために設定された度数でしたね。
杜氏は、《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300mlと同じ御仁。
ということは、製法も同じ(自然麹/どんぶり仕込)なのかな?
それに“2021”とあるということは、少なくとも1年は熟成させているのかな?
わからないことだらけですが、蔵元さんのWebsiteにも、そして手元にある文献(島へ 4月号(通巻110号) 2020.3 海風舎)にも、この青酎GREENに関する情報が掲載されておりますせんので、予想するしかないのです。
もしかしたら、新商品なのでしょうか?(これも予想)
そんな素性のわからぬこの青酎GREEN。
いただいてみましょう。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
盃に注ぐと、若草のような青い香りがふわりと立ちました。
含むとそれが広がって、鼻へ抜けて行きましたよ。
芋の風味はかなり穏やか。華やかさを少し感じる程度で、重さやクセはまったくなし。
それに麦麹に由来すると思われる香ばしさも少し感じます。
甘みも強くはないものの、少し感じます。
スーは少し、ピリはちょっとだけです。
次に、ロックで試してみました。
ロックで出がちな苦みを少し感じます。
それとともに甘みが引いて、キリッとした口当たりになりました。
風味はむしろ、香ばしさ(麦麹由来?)が芋の風味を凌駕するようになりましたよ。
香りは一旦引いたものの、氷が溶けるにつれて徐々に復活してくるみたいでした。
最後は、濃いめの水割りで。
苦みが和らぎました。
スーやピリも消え、かなり飲みやすくなりました。
芋の風味は穏やかで、香ばしさも穏やかに効いております。
甘みは引きました。
生で香り高く、ロックで香ばしい風味を、そして水割りで穏やかな飲み口をそれぞれ楽しめる、おいしい青酎でした。
20度だからでしょうか、アルコールの刺激はひかえめでした。
でも決して薄くはなく、風味豊かでおいしく感じました。
この“青酎GREEN”こそ、青酎の入門には最適ではないでしょうか。
その青酎GREENと合わせた今日のエサはこちら。
冷蔵庫の残り物の人参とピーマンとを、
電子レンジにかけて、ごま酢和え。
色見は悪いものの、味はおいしゅうございました。
どうしてもトマトを食べたかったので、一個だけ買ってまいりました。
たいして大きくもなく、色つやもそれほどよくはないトマトですが・・・、
お値段は、なんと248円(税別)!
世も末だ!
イオンさんには、地域の食生活を支えているという矜持はないのでしょうか。
卵炒めにして、ありがたくいただきました。
ごちそうさまでした。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ひなたぼっこをしていらっしゃった黒猫のダンナ。
つい先日までは、日差しを避けて車の下で寝ていたのに。
舐めて毛づくろいをしている箇所を掻いて差し上げると、代わりにその私の手を舐めてくださったのでした。
(友情出演)
酒くさコメント 0