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【お酒】2219.櫻正宗 超特撰 純米吟醸 金稀 180ml [28.兵庫県の酒]

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製造者 櫻正宗株式会社
神戸市東灘区魚崎南町5丁目10番1号

清酒
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 60%
アルコール分 16度以上17度未満
使用米 吉川町産山田錦100%使用
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




寛永2年(1625年)創業。
天保11年(1840年)に4代目山邑太左衛門さんが“宮水”のすばらしさを発見し、
明治に入ってからはその蔵付酵母が「協会(きょうかい)酵母」の第1号として広く頒布されることになった、
灘魚崎郷の名家中の名家である山邑家こと“櫻正宗”。

そのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
【お酒】47.櫻正宗 上撰 お燗瓶
【お酒】65.櫻正宗 上撰 本醸造 クールチェリー 300ml
【お酒】70.71.櫻正宗 大吟醸カップ&特撰吟醸 飲み比べ
特撰吟醸の2回目はこちら。
【お酒】539.櫻正宗 特別純米酒 宮水の華 300ml【追記あり】
【お酒】911.ハローズセレクション 淡麗辛口 清酒カップ
【お酒】1884.櫻正宗 上撰 サクラカップ
【お酒】2036.櫻正宗 BONDS WELL WITH BEEF 180ml
【お酒】2091.櫻正宗 本醸造 クールチェリー 300ml
【お酒】2092.櫻正宗 花雫 あか 300ml
【お酒】2165.櫻正宗 本醸造 生貯蔵酒 300ml

今週は、
今年のお盆に櫻正宗さんの直営店“櫻宴”を訪問した際に入手した2本をいただこうという魂胆でございます。
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今日いただくのは、“金稀(きんまれ)”の小印を付されたお酒。
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櫻正宗さんの小印は、上撰(普通酒)はともかく、朱稀(しゅまれ:本醸造)、焼稀(やきまれ:純米酒)、そして金稀(吟醸クラス)と、独特なのでした。

今日いただくこの金稀は、“超特撰”の純米吟醸なんだってさ。
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精米歩合は60%と、吟醸酒を名乗るために満たすべき最低限ですが、
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兵庫県吉川(よかわ)町産の山田錦を100%使用しているんだってさ。
“特A地区産”の表示はございませんが、そこは名家たる櫻正宗さんですから、きっと村米制度の下でしっかり集めたものをお使いになっていらっしゃることでしょうよ。
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蔵元さんのWebsiteには、このお酒の説明として、
“金稀 純米吟醸”は、酒造りにもっとも適した原料米「山田錦」の中でもさらに特A地区・吉川町産のものを用い、」とありました。

それではいただきましょう。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香は、盃に鼻を近づけると、ごくかすかにフレッシュさを感じるのみ。
含んでもそれほど広がりませんでした。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみがしっかりで、厚みを少し感じます。
吟醸酒でありがちな苦みを少し感じます。
しかし、酒臭さや熟成感はなく、雑味も全く感じません。
純米ですがキレはよく、スッと引きました。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは、鋭さはわかるものの、かなり弱めです。
スーはなく、ピリはかすか。

甘みはひかえめ。
存在はわかるものの、かなり弱めです。


やや濃醇でちょい苦スッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。

米のうまみそのものを、雑味なくはっきりと感じることができました。
吟醸酒にありがちな苦みを少し感じましたが、それがキレのよさと辛口と相俟って、かなりキリッと引き締まった味になっておりました。
かなり洗練された味わいのお酒だと感じましたよ。

これはかなりうまいね!
さすが灘の名家たる櫻正宗さんが世に送り出した純米吟醸酒、恐れ入りました。
こういうお酒を全国のスーパーで気軽に買えるようになれば、清酒(いわゆる“日本酒”と呼ばれるお酒)は再び酒類消費量の筆頭として復権することができるんじゃないかな。
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あ~酒臭かった! 32

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