【お酒】1994.桂月 銀盃 カップ [39.高知県の酒]
土佐酒造株式会社
高知県土佐郡土佐町田井418
180ml詰
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類
アルコール分15度
(以上、フタより転記)
土佐酒造さんのお酒は、かつて1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、“銀盃”の小印が付された普通酒でした。
糖類添加の三増酒。
でも酸味料の表示はありませんでした。
このカップ酒は、銀座にある高知県のアンテナショップ“まるごと高知”にて入手いたしました。
あたしゃ高知県では2度徘徊しておりますが、こんなカップ酒は影もかたちも見かけませんでしたよ。
1度目はこちら
2度目はこちら
それが東京のどまん中で入手できちゃうだなんて、恐ろしい世の中になったものですわ。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し着いていて、透き通っておりました。
燗をつけると、甘い香りがちょっとだけ立ちました。
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
熟成感が先に来て、枯れているものの角や粗さはありません。
その次に、やわらかいうまみが続きます。
軽い渋みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みははっきりです。
甘みに幅があって、ちょっとべとつくかな。
ちょい枯ちょい渋ちょいスー旨甘口のおいしいお酒でした。
枯れ具合が穏やかで、むしろやわらかいうまみがよくわかりました。
甘いですが、不思議としつこくはないですね。
ちょい渋でしたが、突出することなくいい感じに引き締めておりました。
キレがよく、ちょいスーで透明感がありましたが、これはアル添の効果でしょうか?
「淡麗辛口の土佐酒にあって比較的甘口。」(※1)とありましたが、たしかに甘口でした。
でもこれは、どんな家庭料理にも合いそうな味わいでしたよ。
普段の晩酌にちょうどよいのではないでしょうか。
(※1)『吉田類の土佐酒more』p.76(2013.10 高知新聞総合印刷)
暦十五夜の明くる朝、その月は欠けているのか。桂男
高知、桂浜の月でないと、意味不明になる?のでしょうか?
by hanamura (2021-06-26 06:25)
hanamuraさん、桂男は、あたしゃ麒麟がくるで初めて知りました。
by skekhtehuacso (2021-06-26 19:50)