鹿島線での酒集め [旅]
今週あたりから、本州では一気に梅雨入りしそうですね。
各地を自分の足で歩き回って酒集めをする私にとっては、服やかばんがぬれてしまう雨こそが一番の迷惑のタネなのですよ。
それ故、雨が降ることが確実な梅雨時ってのは、けっして出かけたくはないのです。
(オマエの場合は梅雨時じゃなくても確実に降るだろ。)
そこで梅雨入り前に一暴れしておこうと思い、2018/6/2(土)に茨城県の鹿島線沿線(鹿嶋市・潮来市)を日帰りで徘徊してまいりましたよ。
まずは千葉駅から。
ああそうだよ!
どうせオイラは千葉県民なんだよ!!
なんか文句あるか!!!
千葉駅からは、6:46発銚子行普通電車(成田線回り)427Mに乗車。
青春18きっぷのシーズンではないことから、クロスシートを簡単に占有することができました。
でもこのJR東日本で標準のクロスシートってカチカチで、長時間座っているとお尻が痛くなるんだよな。
千葉駅から成田線を1時間10分ほど乗って、佐原駅で鹿島線の8:10発鹿島神宮行普通電車527Mに乗り換え。
まーっすぐの高架橋を、65km/hくらいのそれほど速くはない速度で走って行きました。
鹿島線は、戦後の高度成長期に鹿島臨海工業地帯の開発の一環として建設された路線です。
そのせいか、路線のほとんどが高架で、踏切が一切ありません。
カーブも少ないようで、私が子どもの頃に読んだ本には「国鉄特急の最高速度を上げても、その効果を期待できる路線は湖西線と鹿島線だけだ。」という趣旨の記述があったことを今でも覚えておりますよ。
ですが軌道をよく見るとロングレールではなくて、定尺の40kgレール(?)をつなぎ合わせておりましたよ。
それに木製の枕木に、今となってはなつかしい犬釘でレールを固定している箇所が少なからずございました。
路盤は高規格でも、軌道は一般的なローカル線のそれと変わらないのね。
(延方駅にて)
その軌道を、EF64-1000が引いた貨物列車が轟音を立てて通過していったのでした。
(延方駅にて)
その鹿島線の高架から見る車窓の景色は、なかなかよいものでしたよ。
527Mは北浦を渡って、
佐原駅から4駅乗って、着いたのは終点である鹿島神宮駅(茨城県鹿嶋市)。
鹿島神宮駅から先は、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線が水戸までレールを繋いでおります。
(正確には、一つとなりの鹿島サッカースタジアム臨時駅までがJR東日本の鹿島線ですけれどね。)
鹿島神宮駅にはラッチが複数ありましたが、使われているのは窓口に面した一つだけでした。
昭和の頃には、総武快速線では鹿島神宮行の方向幕を掲げた113系快速や183系の特急あやめ号をよく見かけたものでした。
しかし、高速道路が開通してからは、鹿島線は高速バスに乗客を奪われてしまったようで、これらの快速や特急はみな廃止されてしまいました。
それ故、これらのラッチはどうやら無用となってしまったようですね。
きっと昭和の頃には、東京からの列車が到着するたびにこのラッチの全部に駅員さんが立って、いそがしく改札をこなしていたのでしょうね。
鹿島神宮駅の駅前には、塚原卜伝の生誕地がありましたよ。
生涯無敗の剣豪ですね。
“卜伝にぎわい広場”なんてのもありましたよ。
ぜんぜんにぎわってはおりませんでしたけれどね。
いやちがう!
心の目で見れば、きっとにぎわって見えるのかも。
鹿島神宮駅の近くには、鹿島神宮があるわけですよ。
それにしてもこのオッサン、おもいっきし門前に停めとるやんけ!
(オマエだってオッサンだろ!)
奥宮へ行くと時間がかかりそうですので、拝殿までとさせていただきましたよ。
楼門を抜けて、
ハイ、これが拝殿。
おみくじはセルフサービスでした。
ちゃんと大枚100円をはたいて引かせていただきましたよ。
なんかビミョー!
9時を回ってスーパーが開店し始める時刻となったことから、鹿島神宮を後にして酒集めを開始させていただきました。
まずは、神宮に併設されていたみやげ物店で、なぜか伊丹の白雪を見つけてGET!
でも、ちょっと古かったかな。
その後1時間ちょっとかけてスーパーを5軒回ったのですが、成果は白雪の紙カップだけ。
このあとで立ち寄った場所でも白雪を見かけましたが、茨城県の鹿行地区ってのは、大手蔵は白雪が幅をきかせているのでしょうか?
鹿島には“神の池”という地酒があって、カップ酒もあるみたいなのですが、今回はそれには一切出会うことができませんでしたよ。
まあでも、まったくの手ぶらで帰されたのではなくて白雪2種を入手させていただいたことは鹿島神宮の神様のおかげであると感謝しつつ、鹿島の街を後にしたのでした。
鹿島神宮駅へと戻ってまいりました。
鹿島神宮駅からは、鹿島線の11:23発佐原行普通電車534Mに乗車。
当初の計画では次に立ち寄る場所で昼食をとる予定だったのですが、あまりにも腹が減ってシャリバテ気味になってしまいました。
そこで鹿島神宮駅の近くにあったコンビニでパンとおにぎりとを買って、発車前の車中でいただいたのでした。
鹿島神宮駅からは534Mに一駅だけ乗って、延方駅(茨城県潮来市)で下車。
延方駅は、階段を下りると改札なしでそのまま出口の無人駅でした。
延方駅からはスーパー1軒に立ち寄りつつ(成果はゼロでした)、30分ほどかけて歩いて、“道の駅いたこ”に到着いたしました。
道の駅いたこでの成果はこちら。
4つ見つけましたが、水戸の副将軍以外はすべて糖添三増酒という体たらくでしたよ!
これらのうち愛友(右から2個目)だけが潮来市の地酒カップ(ですが糖添三増酒)でした。
常陸太田市の松盛(左から2個目)はかつていただいておりましたが、どうやらラベルが直接印刷から紙へと変わったようでした。
それにあたしゃ糖添のにごり酒だけは買わない方針だったのですが、不覚にも今回それに気づかずに買ってしまいましたよ(左から1個目のやつ)。
失意のうちに延方駅まで戻って、延方駅からは鹿島線の13:28発佐原行普通電車536Mに乗車。
延方駅から一駅だけ乗って、潮来駅(茨城県潮来市)で下車。
潮来では、あやめ祭りが開催されておりましたよ。
優雅に船下りをしていらしゃること。
そういえばここは、水曜どうでしょうの“日本全国絵はがきの旅”で、絵葉書に写っていた橋が何橋目かを大泉さんたちが確認しに来ていた場所ですね。
潮来での成果はこちら。
愛友は、カップ酒は道の駅いたこで入手しましたが、純米酒(左)を見つけて入手いたしました。
東薫(右)は、潮来とは利根川を挟んで反対側の千葉県香取市佐原に蔵を置く東薫酒造さんのお酒です。
残念ながら、潮来駅の周辺では地酒カップに出会うことはかないませんでした。
潮来の街を1時間ちょっと徘徊したのち、潮来駅から鹿島線の15:09発佐原行普通電車538Mに乗車。
佐原駅での乗り換えの合間に、佐原の地酒である東薫のあやめカップをGET!
東薫あやめカップはかつていただいておりますが、なんと品質表示から糖類の文字が消えていたことから、大いに期待を込めて再度購入させていただいたわけでした。
佐原駅からは、臨時特急のあやめ祭り号新宿行に乗車。
特急に乗っちゃったからにはさ、そりゃプシューでしょ!
佐原駅からあやめ祭り号に1時間ほど乗って、千葉駅で下車。
千葉駅のエキナカにある酒店“いまでや”さん。
そのいまでやさんで、南部美人のお燗瓶を見つけてGET!
お店の人に「お燗瓶、めずらしいですね。」って声をかけて、知ってるつもりをさりげなくアピールしておきましたよ!
(あーいやらしい客だこと!)
千葉駅からは、バスに乗って中心街を目指します。
一区間だけ乗って、千葉銀行中央支店バス停(100円区間)で下車。
お目当てにしていた、阿づ満庵本店さんへ伺います。
あたしゃこのお店に伺うのは千葉パルコがまだ営業していた頃以来ですから、けっこうな久しぶりですわ。
阿づ満庵本店さんは、千葉の中心地に店を構える老舗のそば屋さんです。
まずはお通しの枝豆と、それに注文したおしんことで、生小をいただきます。
隣の人が冷奴をおいしそうに食べていたことから、私も注文しちゃいました。
ビールを早々に空けて、木戸泉の本醸造を燗でいただきますよ!
久々にこれをいただきたかったがために、この阿づ満庵本店さんへとうかがったわけなのです。
高温山廃酛で造られる木戸泉って、純米だと味わいに重さがありますよね。
でもアル添のおかげか、本醸造だとその重さがいくぶん緩和されて飲みやすくなっているのです。
あたしゃこの木戸泉の本醸造こそが、アル添が飲みやすさを作出するための技法として成功しているよい例だと、勝手にそう思っておりますよ。
〆に注文したのは、箱そば。
ご覧いただいてわかるように、阿づ満庵本店さんで出されるそばは、茶そばなのです。
箱そばのそば猪口には、うずらの卵が割ってあります。
阿づ満庵本店さんで箱そばを注文すると、なぜかいつも天かすがサービスで供されます。
ちょっとだけいただきますよ。
うずらの卵のコクと天かすの風味とが加わったそばつゆが、茶そばとよく合うこと!
それにそばをすすった後で鼻から空気を抜くと、お茶のかおりがフワッと漂ってくるのでした。
このそばの味が、木戸泉に合わないはずがない!
そして最後はそば湯をいただきます。
なぜか不思議なことに、そばつゆにそば湯を注ぐと、天かすからごま油の風味がフワッと立ってくるのでした。
阿づ満庵本店さん、2,480円で堪能させていただきました。
千葉パルコが閉店してからは、千葉の中心街では訪れる人の数が少なくなりつつあるみたいですね。
でもその跡地に新しい施設が開業する2020年以降は、きっと戻ってくることでしょう。
どうかそれまで、阿づ満庵本店さんにはこの味を伝え続けていただきたく、よろしくお願い申し上げます(最敬礼)。
お腹も心も満たされたところで、再びバスに乗って帰ったとさ。
以上、カップ酒7個、一合瓶1個、300ml瓶2本の旅でした。
鹿島や潮来で地酒カップに出会うことができなかったのは残念でした。
それでも、私にしてはめずらしく雨が降ることなく徘徊できたことから、十分に楽しめましたよ
各地を自分の足で歩き回って酒集めをする私にとっては、服やかばんがぬれてしまう雨こそが一番の迷惑のタネなのですよ。
それ故、雨が降ることが確実な梅雨時ってのは、けっして出かけたくはないのです。
(オマエの場合は梅雨時じゃなくても確実に降るだろ。)
そこで梅雨入り前に一暴れしておこうと思い、2018/6/2(土)に茨城県の鹿島線沿線(鹿嶋市・潮来市)を日帰りで徘徊してまいりましたよ。
まずは千葉駅から。
ああそうだよ!
どうせオイラは千葉県民なんだよ!!
なんか文句あるか!!!
千葉駅からは、6:46発銚子行普通電車(成田線回り)427Mに乗車。
青春18きっぷのシーズンではないことから、クロスシートを簡単に占有することができました。
でもこのJR東日本で標準のクロスシートってカチカチで、長時間座っているとお尻が痛くなるんだよな。
千葉駅から成田線を1時間10分ほど乗って、佐原駅で鹿島線の8:10発鹿島神宮行普通電車527Mに乗り換え。
まーっすぐの高架橋を、65km/hくらいのそれほど速くはない速度で走って行きました。
鹿島線は、戦後の高度成長期に鹿島臨海工業地帯の開発の一環として建設された路線です。
そのせいか、路線のほとんどが高架で、踏切が一切ありません。
カーブも少ないようで、私が子どもの頃に読んだ本には「国鉄特急の最高速度を上げても、その効果を期待できる路線は湖西線と鹿島線だけだ。」という趣旨の記述があったことを今でも覚えておりますよ。
ですが軌道をよく見るとロングレールではなくて、定尺の40kgレール(?)をつなぎ合わせておりましたよ。
それに木製の枕木に、今となってはなつかしい犬釘でレールを固定している箇所が少なからずございました。
路盤は高規格でも、軌道は一般的なローカル線のそれと変わらないのね。
(延方駅にて)
その軌道を、EF64-1000が引いた貨物列車が轟音を立てて通過していったのでした。
(延方駅にて)
その鹿島線の高架から見る車窓の景色は、なかなかよいものでしたよ。
527Mは北浦を渡って、
佐原駅から4駅乗って、着いたのは終点である鹿島神宮駅(茨城県鹿嶋市)。
鹿島神宮駅から先は、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線が水戸までレールを繋いでおります。
(正確には、一つとなりの鹿島サッカースタジアム臨時駅までがJR東日本の鹿島線ですけれどね。)
鹿島神宮駅にはラッチが複数ありましたが、使われているのは窓口に面した一つだけでした。
昭和の頃には、総武快速線では鹿島神宮行の方向幕を掲げた113系快速や183系の特急あやめ号をよく見かけたものでした。
しかし、高速道路が開通してからは、鹿島線は高速バスに乗客を奪われてしまったようで、これらの快速や特急はみな廃止されてしまいました。
それ故、これらのラッチはどうやら無用となってしまったようですね。
きっと昭和の頃には、東京からの列車が到着するたびにこのラッチの全部に駅員さんが立って、いそがしく改札をこなしていたのでしょうね。
鹿島神宮駅の駅前には、塚原卜伝の生誕地がありましたよ。
生涯無敗の剣豪ですね。
“卜伝にぎわい広場”なんてのもありましたよ。
ぜんぜんにぎわってはおりませんでしたけれどね。
いやちがう!
心の目で見れば、きっとにぎわって見えるのかも。
鹿島神宮駅の近くには、鹿島神宮があるわけですよ。
それにしてもこのオッサン、おもいっきし門前に停めとるやんけ!
(オマエだってオッサンだろ!)
奥宮へ行くと時間がかかりそうですので、拝殿までとさせていただきましたよ。
楼門を抜けて、
ハイ、これが拝殿。
おみくじはセルフサービスでした。
ちゃんと大枚100円をはたいて引かせていただきましたよ。
なんかビミョー!
9時を回ってスーパーが開店し始める時刻となったことから、鹿島神宮を後にして酒集めを開始させていただきました。
まずは、神宮に併設されていたみやげ物店で、なぜか伊丹の白雪を見つけてGET!
でも、ちょっと古かったかな。
その後1時間ちょっとかけてスーパーを5軒回ったのですが、成果は白雪の紙カップだけ。
このあとで立ち寄った場所でも白雪を見かけましたが、茨城県の鹿行地区ってのは、大手蔵は白雪が幅をきかせているのでしょうか?
鹿島には“神の池”という地酒があって、カップ酒もあるみたいなのですが、今回はそれには一切出会うことができませんでしたよ。
まあでも、まったくの手ぶらで帰されたのではなくて白雪2種を入手させていただいたことは鹿島神宮の神様のおかげであると感謝しつつ、鹿島の街を後にしたのでした。
鹿島神宮駅へと戻ってまいりました。
鹿島神宮駅からは、鹿島線の11:23発佐原行普通電車534Mに乗車。
当初の計画では次に立ち寄る場所で昼食をとる予定だったのですが、あまりにも腹が減ってシャリバテ気味になってしまいました。
そこで鹿島神宮駅の近くにあったコンビニでパンとおにぎりとを買って、発車前の車中でいただいたのでした。
鹿島神宮駅からは534Mに一駅だけ乗って、延方駅(茨城県潮来市)で下車。
延方駅は、階段を下りると改札なしでそのまま出口の無人駅でした。
延方駅からはスーパー1軒に立ち寄りつつ(成果はゼロでした)、30分ほどかけて歩いて、“道の駅いたこ”に到着いたしました。
道の駅いたこでの成果はこちら。
4つ見つけましたが、水戸の副将軍以外はすべて糖添三増酒
これらのうち愛友(右から2個目)だけが潮来市の地酒カップ(ですが糖添三増酒)でした。
常陸太田市の松盛(左から2個目)はかつていただいておりましたが、どうやらラベルが直接印刷から紙へと変わったようでした。
それにあたしゃ糖添のにごり酒だけは買わない方針だったのですが、不覚にも今回それに気づかずに買ってしまいましたよ(左から1個目のやつ)。
失意のうちに延方駅まで戻って、延方駅からは鹿島線の13:28発佐原行普通電車536Mに乗車。
延方駅から一駅だけ乗って、潮来駅(茨城県潮来市)で下車。
潮来では、あやめ祭りが開催されておりましたよ。
優雅に船下りをしていらしゃること。
そういえばここは、水曜どうでしょうの“日本全国絵はがきの旅”で、絵葉書に写っていた橋が何橋目かを大泉さんたちが確認しに来ていた場所ですね。
潮来での成果はこちら。
愛友は、カップ酒は道の駅いたこで入手しましたが、純米酒(左)を見つけて入手いたしました。
東薫(右)は、潮来とは利根川を挟んで反対側の千葉県香取市佐原に蔵を置く東薫酒造さんのお酒です。
残念ながら、潮来駅の周辺では地酒カップに出会うことはかないませんでした。
潮来の街を1時間ちょっと徘徊したのち、潮来駅から鹿島線の15:09発佐原行普通電車538Mに乗車。
佐原駅での乗り換えの合間に、佐原の地酒である東薫のあやめカップをGET!
東薫あやめカップはかつていただいておりますが、なんと品質表示から糖類の文字が消えていたことから、大いに期待を込めて再度購入させていただいたわけでした。
佐原駅からは、臨時特急のあやめ祭り号新宿行に乗車。
特急に乗っちゃったからにはさ、そりゃプシューでしょ!
佐原駅からあやめ祭り号に1時間ほど乗って、千葉駅で下車。
千葉駅のエキナカにある酒店“いまでや”さん。
そのいまでやさんで、南部美人のお燗瓶を見つけてGET!
お店の人に「お燗瓶、めずらしいですね。」って声をかけて、知ってるつもりをさりげなくアピールしておきましたよ!
(あーいやらしい客だこと!)
千葉駅からは、バスに乗って中心街を目指します。
一区間だけ乗って、千葉銀行中央支店バス停(100円区間)で下車。
お目当てにしていた、阿づ満庵本店さんへ伺います。
あたしゃこのお店に伺うのは千葉パルコがまだ営業していた頃以来ですから、けっこうな久しぶりですわ。
阿づ満庵本店さんは、千葉の中心地に店を構える老舗のそば屋さんです。
まずはお通しの枝豆と、それに注文したおしんことで、生小をいただきます。
隣の人が冷奴をおいしそうに食べていたことから、私も注文しちゃいました。
ビールを早々に空けて、木戸泉の本醸造を燗でいただきますよ!
久々にこれをいただきたかったがために、この阿づ満庵本店さんへとうかがったわけなのです。
高温山廃酛で造られる木戸泉って、純米だと味わいに重さがありますよね。
でもアル添のおかげか、本醸造だとその重さがいくぶん緩和されて飲みやすくなっているのです。
あたしゃこの木戸泉の本醸造こそが、アル添が飲みやすさを作出するための技法として成功しているよい例だと、勝手にそう思っておりますよ。
〆に注文したのは、箱そば。
ご覧いただいてわかるように、阿づ満庵本店さんで出されるそばは、茶そばなのです。
箱そばのそば猪口には、うずらの卵が割ってあります。
阿づ満庵本店さんで箱そばを注文すると、なぜかいつも天かすがサービスで供されます。
ちょっとだけいただきますよ。
うずらの卵のコクと天かすの風味とが加わったそばつゆが、茶そばとよく合うこと!
それにそばをすすった後で鼻から空気を抜くと、お茶のかおりがフワッと漂ってくるのでした。
このそばの味が、木戸泉に合わないはずがない!
そして最後はそば湯をいただきます。
なぜか不思議なことに、そばつゆにそば湯を注ぐと、天かすからごま油の風味がフワッと立ってくるのでした。
阿づ満庵本店さん、2,480円で堪能させていただきました。
千葉パルコが閉店してからは、千葉の中心街では訪れる人の数が少なくなりつつあるみたいですね。
でもその跡地に新しい施設が開業する2020年以降は、きっと戻ってくることでしょう。
どうかそれまで、阿づ満庵本店さんにはこの味を伝え続けていただきたく、よろしくお願い申し上げます(最敬礼)。
お腹も心も満たされたところで、再びバスに乗って帰ったとさ。
以上、カップ酒7個、一合瓶1個、300ml瓶2本の旅でした。
鹿島や潮来で地酒カップに出会うことができなかったのは残念でした。
それでも、私にしてはめずらしく雨が降ることなく徘徊できたことから、十分に楽しめましたよ
徘徊して来たのね。
お疲れさま。
梅雨入り前で良かったね。^^
綺麗な花や風景見て、美味しいモノを食べて飲んで〜
楽しめたようですね。^^
by hatumi30331 (2018-06-05 23:14)
あら~、千葉の方だったのですね^^;
いまごろすみません^^;
by よしころん (2018-06-06 08:48)
鹿島線はまだ乗ったことがありませんね。140円旅では乗れないのが残念です。千葉駅のIMADEYAでは飲まれなかったのですか?
by newton (2018-06-06 15:27)
とっても楽しく読ませていただきました^^
それにしても、糖類添加でないお酒って少ないんですね。私も裏のラベルを見ては「えー(-.-)」って酒瓶見るたびに思います。
カップ酒もなかなかないものですね。
いまでやさんでお買い物^^私は千葉駅のお店は一度のぞいただけですが、いまでやさんのお店にはよく行きます。
そして、阿づ満庵本店!!!
懐かしいーーーー。すごい懐かしいです。
何十年も前に通ってました。でもそのとき、木戸泉があるなんて知らなかった。ここ、ずっと頑張っていて欲しいお蕎麦屋さんですね。お蕎麦と木戸泉、美味しいだろうな☆
by ake_i (2018-06-06 16:09)
hatumi30331さん、私の徘徊癖は梅雨時でも発症しそうですので、梅雨の晴れ間を見計らってまた出かけるかもしれません。、
by skekhtehuacso (2018-06-06 21:22)
よしころんさん、どうせ千葉県民ですよ~だ!
浦辺粂子ですよ~だ!
by skekhtehuacso (2018-06-06 21:23)
newtonさん、鹿島線のような盲腸線ではムリですね。
大洗鹿島線も大回りのルールからははずれてしまいますし。
いまでやで飲まなかったのは、実は腹が減って死にそうだったからなのです。
阿づ満庵本店さんで茶そばを食べる!と一度決めてしまうと、もうそのことしか考えられないほど、あたしゃ脳みそが小さいのです。
by skekhtehuacso (2018-06-06 21:25)
ake_i さん、地域にもよりますね。
これまでの経験からして、とくに茨城県は糖類添加率が高いように思います。
よく行かれるいまでやは、もしかしたら仁戸名町の本店のほうでしょうか。
by skekhtehuacso (2018-06-06 21:27)
鹿島線の酒集め、お疲れさまでした。
鹿島神宮という大神宮があるので、
神事や祭事に振る舞う地酒があるのかと思ったのですが、
意外と収穫は少なめ?
佐原のあやめカップはぐらすにアヤメがデザインされた、
きれいなヤツですよね(^^)
千葉の街はかつての「センプラ」が懐かしいな・・・。
by あおたけ (2018-06-07 18:36)
鹿島神宮の大鳥居は震災で倒れ再建されたものですね。
潮来のあやめは少し早かったように感じます~!!
by 川鮎くん (2018-06-07 22:08)
あおたけさん、地酒である神の池を探しに出かけたのですが、カップ酒には出会うことがかなわず、300ml瓶の生貯には出会ったものの古かったことから入手を断念しました。
20世紀の頃は千葉の中心地にも大きな店がいくつかあったようですが、それらもみな消えてしまいましたね。
三越すらなくなってしまいましたから。
by skekhtehuacso (2018-06-08 21:22)
川鮎くん様、鳥居が崩壊している様子は地震発生当時にテレビのニュースで見ましたよ。
あやめはこれからでしょうけれど、私としては人が比較的少ないうちに行けて助かりました。
by skekhtehuacso (2018-06-08 21:24)