【お酒】510.511.福正宗 純米 ひゃくまんカップ 辛口&旨口 飲み比べ [17.石川県の酒]
株式会社福光屋
石川県金沢市石引二丁目8-3
福光屋さんのお酒は、これまでに加賀鳶の純米と純米吟醸、福正宗の純米黒ラベルカップ、加賀鳶の山廃純米超辛口、そして特別純米酒の黒帯悠々をいただいております。
今日は、北陸新幹線開業を記念して発売されている(と思われる)カップ酒を2種類飲み比べてみたいと思います。
このカップ酒のラベルには、なにやらダルマらしきデザインが施されています。
蔵元さんの通販サイトによれば、このダルマらしきものは、「石川県北陸新幹線開業PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」」というもので、「石川県の郷土玩具であり、縁起物の「加賀八幡起上り」をモチーフに、石川の多彩な文化をギュッと凝縮し、百万石の豪華絢爛さをイメージさせるデザインで、開業PR キャッチコピー「いしかわ百万石物語」を象徴するキャラクターとして作成されました。」とのこと。
しかしねぇ、これは私の感想ですが、このダルマの姿から北陸新幹線開業を連想することは、どう考えてもできないと思うんですわ。
地元の方々の想いが詰められていることはわかるのですが、新幹線開業PRのキャラにするならば、見ただけで新幹線を思い起こさせるようなキャラにしたほうがよかったのではないでしょうか。
いかんいかん。
他人の批判をしないのは、このブログのお約束でした。
新幹線開業を喜ぶ地元の方々の想いを受け止めて、これらのお酒をいただきたいと思います。
福正宗 純米 ひゃくまんカップ 辛口
原材料名/米・米麹
国産米100%使用
精米歩合/70%
アルコール分/14度
200ml詰
(以上、フタとラベルとより転記)
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
その前に、このお酒ですが、ほんの少し色が着いています。
うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみと、お米のやわらかいうまみとの双方を感じます。
それでいて、まろやかさも感じます。
ほんの少しだけですが、苦みもあるようです。
酸味はややはっきりしてます。
スーッとさわやかな酸味を少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
かなり抑えられているようです。
まろやかでしっかりしたうまみと、さわやかな酸味との、やや濃醇でやや辛口のおいしいお酒でした。
甘みはひかえめですが、うまみがしっかりしているせいか、ドライな感じはありません。
それに、酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)も感じるので、飲み応えもあります。
福正宗 純米 ひゃくまんカップ 旨口
原材料名/米・米麹
国産米100%使用
精米歩合/70%
アルコール分/14度
200ml詰
(以上、フタとラベルとより転記)
これも純米酒ですので、ぬる燗でいただきます。
“辛口”と同様に、このお酒にもほんの少し色が着いています。
“旨口”を名乗るだけあってか、うまみはこっちのほうが濃いと思います。
酒臭さはひかえめで、お米のやわらかいうまみがしっかりしています。
酸味はひかえめですが、少し感じます。
こちらはすっぱさがメインの酸味です。
それに、この酸味には深みを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みは“辛口”よりははっきりしていますが、それでもひかえめです。
お米のうまみと酸味の深みとの味わうことができる、濃醇旨口のおいしいお酒でした。
この酸味の深みは、私の好きな味でした。
両方ともおいしいお酒でしたが、私としては、酸味に深みを感じる“旨口”のほうが好みでした。
初乗りのおみやげに、北陸新幹線ラベルのお酒をいただきました。
北陸は盛り上がっていますね。お酒たのしみです。
by hanamura (2015-03-29 09:49)
hanamuraさん、私も北陸新幹線開業記念カップを入手しました。
しかし、古いものからいただく方針ですので、ご紹介できるのはまだ先になりそうです。
by skekhtehuacso (2015-03-29 16:40)