初詣は酒の神様へ2017 [旅]
2017年1月2日(月)
この日は、初詣に出かけました。
まずは、JR桜井線の桜井駅から、221系の奈良行普通電車に乗車。
1駅だけ乗って、着いたのは三輪駅。
三輪駅の背後には、三輪山が聳えております。
今日はこの三輪山を御神体とする神社へ参拝いたします。
まだ朝の9時前ですが、もう人がこんなに。
参道の脇に、“三諸杉(みむろすぎ)”を造る今西酒造さんのお店がありましたよ。
このお店で、三諸杉の普通酒一合瓶をGet!
今西酒造さんのお酒はかつて三諸杉のカップ酒をいただいておりますが、おそらくそれと同じ中身でしょう。
この一合瓶は、神社へのお供え用とのこと。
そのためか、これまたお供え用の卵とセットで販売されておりましたが、私はお供え目的ではなくて自分でいただくために購入したことから、卵は敬遠させていただきました。
ようやく鳥居の前までやってまいりました。
そういえば、この神社の名前すら、まだご紹介しておりませんでした。
ここは、大神神社(おおみわじんじゃ)です。
この大神神社について、手元にあった文献では、以下のように紹介されておりました。
「三輪山全体を神体とし、今も神殿を持たず、上古の信仰の形をそのまま伝える最古の神社。崇神朝以来隆昌となる。産業・医薬・酒造・厄除の神。」(※1)
「奈良盆地の南東に位置する三輪山をご神体として祀る大神神社は、最古の酒の神様として知られています。万葉時代以降“うまざけ”は三輪にかかる枕詞として和歌に用いられ、「みわ」は「みき」「ささ」とともに酒の古称として使われてきました。また新酒の誕生とともに造り酒屋の軒先に吊り下げられる「酒林(さかばやし)」(いわゆる杉玉のこと:ブログ筆者注記)は、今でもこの神社の杉の葉で編んだものが全国各地の酒蔵へと送られています。」(※2)
日本には有名な酒の神様が三つ(大神神社・松尾大社・梅宮大社)あるのですが、その中でもここ大神神社こそが最も古いのです。
上記の文献でも紹介されていたように、境内の案内図を見ると、拝殿はあるものの、その背後に本来あるべき本殿(神社で神霊を奉安する社殿。(※3))がないことがわかります。
森の中の参道を歩いて行きます。
拝殿の前に到達いたしました。
たしかに拝殿の背後まで、森が迫っておりますね。
お参りを済ませて境内を歩いていると、“なでうさぎ”なるものがありましたよ。
それでは、100円玉2枚をはたいて、運試しといきましょう!
♪チャラリー!
鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
仕方がない。
こうなりゃもう、飲むしかねぇや!
って少なっ!
神聖な御神酒を頂戴したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。
失意のうちに神社を後にして、三輪駅まで戻ってまいりました。
三輪駅前にあった土産物店にて、菩提酛(ぼだいもと)を使った三諸杉をGet!
菩提酛は奈良県にある正暦寺というお寺で古式に基づいて造られた酛(もと:酵母の培養液のこと)ですが、どうやらこれを正暦寺が県内各蔵元へ頒布しているようです。
その菩提酛を使用して造られたお酒を入手したことで、菩提酛に関する文献を集めてまとめる必要が出てまいりましたよ。
(楽しみが増えたじゃないか!)
三輪駅からは、桜井線奈良行の105系普通電車に乗車。
かつて東京で常磐緩行線から営団地下鉄千代田線へ乗り入れていた国鉄103系1000番台の生き残りですね。
終点奈良駅の一つ手前、京終(きょうばて)駅にて下車。
難読駅として有名ですね。
立派な木造駅舎でしたが、無人駅でした。
ここ京終駅から、次の目的地を目指して歩いて行きます。
途中、いい感じの神社を見つけましたよ。
どうやらここは“飛鳥神社”といって、平城京が開かれる前は今の明日香村にあったという、由緒正しき神社なのだとか。
天神さんも祀られておりましたが、それはきっと後世のことなのでしょう。
参拝を済ませてふと横を見ると、拝殿の脇におみくじマシーンが鎮座ましましていることに気づいちゃいました。
しかもお値段たったの10円という、お求め安いおみくじでした。
これは引いてみるしかありません罠。
そら出た!
大吉だぜ!!
ざまあみろってんだバカヤロー!!!
神聖な御託宣を拝受したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。
でもさ、大吉なのに、下に書いてあるコメントがなんか大吉らしくないな。
大吉を引いていい気分になったところで、目的地へとさらに歩いてまいります。
途中、猫たちが、網戸ごしながらも近づいてきてくれました。
わかりづらいかもしれませんが、この2匹の背後でさらに3匹ほどがこっちを見ておりました。
たった網戸一枚で隔てられているだけなのに、警戒することなく寄ってきてくれましたよ。
なんだかんだで、猿沢池まで歩いてまいりました。
興福寺の五重塔が見えますね。
ならまちを少し散策しつつ、
目的としていたなら泉勇斎さんへ到着いたしました。
実は、いったん開店時刻をフライングしてしまい、しばらく散策したのちの再訪でした。
まずは、三諸杉の特別純米酒をいただきます。
大神神社に生息していたササユリの花から分離した“山乃かみ酵母”を使用したお酒なのだとか。
スッキリ淡麗でしたが、けっこうすっぱめですね。
フルーティーな香りも少しありました。
次は、都祁吐山町(つげはやまちょう)で金嶽を造る倉本酒造さんの純米酒“都祁氷室”。
これはさらに淡麗だわ。
しかも酸味が弱めで、スイスイといけてしまいます。
なら泉勇斎さんでは奈良酒を二種類いただきました。
いずれもおいしいお酒でしたが、私が求めていた深い味わいの奈良酒とはちょっとちがいました。
せっかく奈良酒の専門店に来たのですから、自分のカンで決めるのではなくて、お店の人に好みを話して選んでいただいたほうがよかったと反省しております。
(どうせカッコつけて通ぶったんだろ!)
12時に近くなって、腹が減ってまいりました。
(じゃさっきの酒は午前中から飲んでいやがったのかよ!)
看板に“雑煮”の文字を見つけて入ったお店では、振る舞い酒をいただきましたよ。
奈良市内で“升平(しょうへい)”を造る、八木酒造さんの上撰普通酒(糖類酸味料添加なし)でした。
これこれ!
私が求めていた奈良酒の味はこれですよ。
深い味わいが口の中にパッと広がって、しかもキレよくスッと引いていきやがる。
これをいただけただけでも、入った甲斐があったというものです。
そして、奈良のお雑煮をいただきます。
丸い焼餅が二個入った、白味噌仕立てで上品な味わいのおいしいお雑煮でした。
このお店、大当たりでした。
ですがね、不覚にも、店の名前を確認することを忘れてしまいましたよ。
しかも場所もうろ覚え。
また行きたいんだけれどな。
そして、奈良でのもう一つの目的地が、元興寺の正面で酒屋を営む小川又兵衛商店さん。
このお店では、かつて金嶽カップとヒノデムヒョウとを仕入れたことがありました。
ここで初見のカップ酒三種をGet!
左の信貴MYCUPは、さきほどいただいた振る舞い酒の升平と同じ八木酒造さんのお酒。
真ん中の大峰山は、昨夜すでにいただきました。
右の猩々(しょうじょう)上撰カップなんてね、この日の2日前、大晦日に蔵元さんを訪ねたのに出てこなかったレアもの(?)ですよ(出てきたカップ酒はおそらく佳撰クラスか?)。
小川又兵衛商店さんでは、おかみさんから奈良のお酒に関する情報をいくつか聞かせていただき、とても参考になりました。
これで奈良での行事はすべておしまい。
もはや初詣のために来たことすら忘れてしまっておりますが、目的を果たしたところで精進落としへ繰り出しましょう!
(もうさんざん飲んだじゃないか!)
まずは、近鉄奈良駅から、難波行の特急に乗車。
この12200系新スナックカーなんて、もう40年以上も前から走り続けているんじゃないかな。
でも近鉄は、古い電車をきちんと手入れして走らせることに関しては阪急の次に上手なようで、外観も車内も古さを感じさせませんでしたよ。
鶴橋駅で特急から普通電車に乗り換えて、着いたのは近鉄日本橋駅。
大阪へ来たら決してはずせない、初かすみ酒房さんへ。
二日ぶりのご無沙汰でした(笑)。
まずは生小。
このお店では、座るとすぐに「お飲み物はどうされますか?」と聞かれるので、とりあえずいつも「生小!」って答えることにしております。
生小を早々に空けて、初かすみの普通酒を燗でいただきます。
この絵柄のついた瓶に当たると、なんとなく得した気分になるんですよ。
(どうせ当たらなくたって、酔っぱらっていい気分になるんだろ!)
丸天おでんにししゃも(たぶんカラフトのほう)、それに枝豆なんかも頼んじゃいました。
普通酒が空いたので、次は普段注文しないものを頼んでみました。
選んだのは、“生酛のどぶ”なるにごり酒。
これね、米の粒々がかすかに残っていましたよ。
それなのに、けっこうさらっとしておりました。
甘いのかと思っていたのですが、甘さはひかえめで、むしろ辛口でした。
これうまいね!
次から頼むかも。
最後に、大阪ならではの梅焼おでんをいただいて、〆といたしました。
軽めの伊達巻のような甘さと口当たりとが、辛口の生酛のどぶに合いましたよ。
もうこれで大満足です。
大阪難波駅からアーバンライナーnextに乗って帰ったとさ。
(ってどこへ帰るんだよ!)
(※1)坂口謹一郎監修・加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』p.102(1977.8 研成社)
(※2)松崎晴雄『日本酒のテキスト 2 産地の特徴と造り手たち』p.99(2003.11 同友館)
(※3)広辞苑 第五版
この日は、初詣に出かけました。
まずは、JR桜井線の桜井駅から、221系の奈良行普通電車に乗車。
1駅だけ乗って、着いたのは三輪駅。
三輪駅の背後には、三輪山が聳えております。
今日はこの三輪山を御神体とする神社へ参拝いたします。
まだ朝の9時前ですが、もう人がこんなに。
参道の脇に、“三諸杉(みむろすぎ)”を造る今西酒造さんのお店がありましたよ。
このお店で、三諸杉の普通酒一合瓶をGet!
今西酒造さんのお酒はかつて三諸杉のカップ酒をいただいておりますが、おそらくそれと同じ中身でしょう。
この一合瓶は、神社へのお供え用とのこと。
そのためか、これまたお供え用の卵とセットで販売されておりましたが、私はお供え目的ではなくて自分でいただくために購入したことから、卵は敬遠させていただきました。
ようやく鳥居の前までやってまいりました。
そういえば、この神社の名前すら、まだご紹介しておりませんでした。
ここは、大神神社(おおみわじんじゃ)です。
この大神神社について、手元にあった文献では、以下のように紹介されておりました。
「三輪山全体を神体とし、今も神殿を持たず、上古の信仰の形をそのまま伝える最古の神社。崇神朝以来隆昌となる。産業・医薬・酒造・厄除の神。」(※1)
「奈良盆地の南東に位置する三輪山をご神体として祀る大神神社は、最古の酒の神様として知られています。万葉時代以降“うまざけ”は三輪にかかる枕詞として和歌に用いられ、「みわ」は「みき」「ささ」とともに酒の古称として使われてきました。また新酒の誕生とともに造り酒屋の軒先に吊り下げられる「酒林(さかばやし)」(いわゆる杉玉のこと:ブログ筆者注記)は、今でもこの神社の杉の葉で編んだものが全国各地の酒蔵へと送られています。」(※2)
日本には有名な酒の神様が三つ(大神神社・松尾大社・梅宮大社)あるのですが、その中でもここ大神神社こそが最も古いのです。
上記の文献でも紹介されていたように、境内の案内図を見ると、拝殿はあるものの、その背後に本来あるべき本殿(神社で神霊を奉安する社殿。(※3))がないことがわかります。
森の中の参道を歩いて行きます。
拝殿の前に到達いたしました。
たしかに拝殿の背後まで、森が迫っておりますね。
お参りを済ませて境内を歩いていると、“なでうさぎ”なるものがありましたよ。
それでは、100円玉2枚をはたいて、運試しといきましょう!
♪チャラリー!
鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
仕方がない。
こうなりゃもう、飲むしかねぇや!
って少なっ!
神聖な御神酒を頂戴したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。
失意のうちに神社を後にして、三輪駅まで戻ってまいりました。
三輪駅前にあった土産物店にて、菩提酛(ぼだいもと)を使った三諸杉をGet!
菩提酛は奈良県にある正暦寺というお寺で古式に基づいて造られた酛(もと:酵母の培養液のこと)ですが、どうやらこれを正暦寺が県内各蔵元へ頒布しているようです。
その菩提酛を使用して造られたお酒を入手したことで、菩提酛に関する文献を集めてまとめる必要が出てまいりましたよ。
(楽しみが増えたじゃないか!)
三輪駅からは、桜井線奈良行の105系普通電車に乗車。
かつて東京で常磐緩行線から営団地下鉄千代田線へ乗り入れていた国鉄103系1000番台の生き残りですね。
終点奈良駅の一つ手前、京終(きょうばて)駅にて下車。
難読駅として有名ですね。
立派な木造駅舎でしたが、無人駅でした。
ここ京終駅から、次の目的地を目指して歩いて行きます。
途中、いい感じの神社を見つけましたよ。
どうやらここは“飛鳥神社”といって、平城京が開かれる前は今の明日香村にあったという、由緒正しき神社なのだとか。
天神さんも祀られておりましたが、それはきっと後世のことなのでしょう。
参拝を済ませてふと横を見ると、拝殿の脇におみくじマシーンが鎮座ましましていることに気づいちゃいました。
しかもお値段たったの10円という、お求め安いおみくじでした。
これは引いてみるしかありません罠。
そら出た!
大吉だぜ!!
ざまあみろってんだバカヤロー!!!
神聖な御託宣を拝受したにもかかわらず不謹慎な発言をいたしましたことをお詫びいたします。
でもさ、大吉なのに、下に書いてあるコメントがなんか大吉らしくないな。
大吉を引いていい気分になったところで、目的地へとさらに歩いてまいります。
途中、猫たちが、網戸ごしながらも近づいてきてくれました。
わかりづらいかもしれませんが、この2匹の背後でさらに3匹ほどがこっちを見ておりました。
たった網戸一枚で隔てられているだけなのに、警戒することなく寄ってきてくれましたよ。
なんだかんだで、猿沢池まで歩いてまいりました。
興福寺の五重塔が見えますね。
ならまちを少し散策しつつ、
目的としていたなら泉勇斎さんへ到着いたしました。
実は、いったん開店時刻をフライングしてしまい、しばらく散策したのちの再訪でした。
まずは、三諸杉の特別純米酒をいただきます。
大神神社に生息していたササユリの花から分離した“山乃かみ酵母”を使用したお酒なのだとか。
スッキリ淡麗でしたが、けっこうすっぱめですね。
フルーティーな香りも少しありました。
次は、都祁吐山町(つげはやまちょう)で金嶽を造る倉本酒造さんの純米酒“都祁氷室”。
これはさらに淡麗だわ。
しかも酸味が弱めで、スイスイといけてしまいます。
なら泉勇斎さんでは奈良酒を二種類いただきました。
いずれもおいしいお酒でしたが、私が求めていた深い味わいの奈良酒とはちょっとちがいました。
せっかく奈良酒の専門店に来たのですから、自分のカンで決めるのではなくて、お店の人に好みを話して選んでいただいたほうがよかったと反省しております。
(どうせカッコつけて通ぶったんだろ!)
12時に近くなって、腹が減ってまいりました。
(じゃさっきの酒は午前中から飲んでいやがったのかよ!)
看板に“雑煮”の文字を見つけて入ったお店では、振る舞い酒をいただきましたよ。
奈良市内で“升平(しょうへい)”を造る、八木酒造さんの上撰普通酒(糖類酸味料添加なし)でした。
これこれ!
私が求めていた奈良酒の味はこれですよ。
深い味わいが口の中にパッと広がって、しかもキレよくスッと引いていきやがる。
これをいただけただけでも、入った甲斐があったというものです。
そして、奈良のお雑煮をいただきます。
丸い焼餅が二個入った、白味噌仕立てで上品な味わいのおいしいお雑煮でした。
このお店、大当たりでした。
ですがね、不覚にも、店の名前を確認することを忘れてしまいましたよ。
しかも場所もうろ覚え。
また行きたいんだけれどな。
そして、奈良でのもう一つの目的地が、元興寺の正面で酒屋を営む小川又兵衛商店さん。
このお店では、かつて金嶽カップとヒノデムヒョウとを仕入れたことがありました。
ここで初見のカップ酒三種をGet!
左の信貴MYCUPは、さきほどいただいた振る舞い酒の升平と同じ八木酒造さんのお酒。
真ん中の大峰山は、昨夜すでにいただきました。
右の猩々(しょうじょう)上撰カップなんてね、この日の2日前、大晦日に蔵元さんを訪ねたのに出てこなかったレアもの(?)ですよ(出てきたカップ酒はおそらく佳撰クラスか?)。
小川又兵衛商店さんでは、おかみさんから奈良のお酒に関する情報をいくつか聞かせていただき、とても参考になりました。
これで奈良での行事はすべておしまい。
もはや初詣のために来たことすら忘れてしまっておりますが、目的を果たしたところで精進落としへ繰り出しましょう!
(もうさんざん飲んだじゃないか!)
まずは、近鉄奈良駅から、難波行の特急に乗車。
この12200系新スナックカーなんて、もう40年以上も前から走り続けているんじゃないかな。
でも近鉄は、古い電車をきちんと手入れして走らせることに関しては阪急の次に上手なようで、外観も車内も古さを感じさせませんでしたよ。
鶴橋駅で特急から普通電車に乗り換えて、着いたのは近鉄日本橋駅。
大阪へ来たら決してはずせない、初かすみ酒房さんへ。
二日ぶりのご無沙汰でした(笑)。
まずは生小。
このお店では、座るとすぐに「お飲み物はどうされますか?」と聞かれるので、とりあえずいつも「生小!」って答えることにしております。
生小を早々に空けて、初かすみの普通酒を燗でいただきます。
この絵柄のついた瓶に当たると、なんとなく得した気分になるんですよ。
(どうせ当たらなくたって、酔っぱらっていい気分になるんだろ!)
丸天おでんにししゃも(たぶんカラフトのほう)、それに枝豆なんかも頼んじゃいました。
普通酒が空いたので、次は普段注文しないものを頼んでみました。
選んだのは、“生酛のどぶ”なるにごり酒。
これね、米の粒々がかすかに残っていましたよ。
それなのに、けっこうさらっとしておりました。
甘いのかと思っていたのですが、甘さはひかえめで、むしろ辛口でした。
これうまいね!
次から頼むかも。
最後に、大阪ならではの梅焼おでんをいただいて、〆といたしました。
軽めの伊達巻のような甘さと口当たりとが、辛口の生酛のどぶに合いましたよ。
もうこれで大満足です。
大阪難波駅からアーバンライナーnextに乗って帰ったとさ。
(ってどこへ帰るんだよ!)
(※1)坂口謹一郎監修・加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』p.102(1977.8 研成社)
(※2)松崎晴雄『日本酒のテキスト 2 産地の特徴と造り手たち』p.99(2003.11 同友館)
(※3)広辞苑 第五版
三諸杉と卵のお供えは酒場放浪記の奈良編で類さんがしてましたね。
凶を引き当てたとは中々無いと思います。
そう言えば、おみくじ何て何年も引いてないな…。
by エクスプロイダー (2017-01-07 21:13)
新年、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
今年も釣り、サッカー、グルメといろいろな情報をカキコしますので、宜しくお願いします。
新年早々、凶とは、、
でも、書いてある内容は、悪くないので大丈夫かと。
京終と書いて、きょうばてって読むんですね、、
by 海のアングラーしんちゃん (2017-01-07 23:22)
新年早々、レアものを引き当てましたね~
すぐにリベンジできたようですが・・・(^_^;)
by やなぼー (2017-01-08 05:20)
大神神社は、1度行きたいと思っています。
美味しそうな酒をいろいろ飲まれていますね。
by toshi (2017-01-08 06:22)
おはようございます。
初かすみ酒房は日本橋にもあるんですね。
そうそう、帰りは名古屋から新幹線^^;?
by タンタン (2017-01-08 06:37)
今回は見知っている景色の写真が多かったです。
どうやら収穫の多い旅でなによりでした。
今年も楽しいお酒ライフを。
by あおき (2017-01-08 09:27)
奈良のお酒もいろいろと飲んでみたいと思っています。
生酛のどぶはときどき飲んでます。(*^o^*)
by koboo (2017-01-08 09:30)
「生酛のどぶ」は飲んだ事があります。
見た目と違って辛口の燗で美味しいお酒ですね。
by ときどき (2017-01-08 11:45)
大神神社は絶対行きたいところです!!
お酒をゲットしたから、次は大吉だったのかしら^^
by リュカ (2017-01-08 11:52)
私も以前、浅草寺で「凶」をひきました。
今年は「大吉」でしたよ!(自慢)
by hanamura (2017-01-08 11:56)
明けましておめでとうございます。お酒集めの旅、楽しみにしています。今年もよろしくお願い致します。
by newton (2017-01-08 21:14)
エクスプロイダーさん、酒場放浪記では、三諸杉の店で入手した酒と卵とをお供えしていましたね。
ゆで卵だったら食べてしまえばよいのですが、どうやら生卵らしいと、なら泉勇斎さんで教えてもらいました。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:12)
海のアングラーしんちゃんさん、大神神社で引いた凶くじと、飛鳥神社で引いた大吉くじとで、コメントにそれほど差がなかったのですよ。
京終駅の名は、どうやらそういう地名に由来するようでした。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:15)
やなぼーさん、この日ほど、わが国で信教の自由が保障されていることをありがたいと思った日はありませんでした。
だって、どっちを信じるかっていわれたらね。そりゃ。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:19)
toshiさんほど冒険なさる御方であれば、大神神社への参拝のみならず、その御神体である三輪山への参拝登山もなさってみてはいかがでしょうか。
大神神社へ申し出れば、できるらしいですよ。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:21)
タンタンさん、たしかなんなんタウンと、阪急梅田駅の下にもありますね。
でも、あたしゃこの近鉄日本橋駅上のお店の雰囲気が好きです。
この後の行程は、
う~ん、どうでしょう。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:25)
あおきさん、初詣に出かけたはずなのに、後半は酒集めやら飲んだくれてやらでめちゃくちゃになってしまいました。
奈良のお酒にはまだ入手していないものも少なからずありますので、今後もいろいろと探してみようと思います。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:27)
kobooさん、ちょっとちょっと!
いいお酒飲んどりゃーすなぁ!!
初かすみ酒房さんへは何度か来とるけどよ、生酛のどぶを飲んだのは初めてでしたわ。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:32)
そうなんですよ川崎さん、じゃなくてときどきさん。
甘口かと思っていたのですが、意外にも辛口でしたよ。
私は冷たいのをいただきましたが、燗でもおいしいのですか?
今度行った際には、必ずや試してみますとも!
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:34)
リュカさん、参拝のみならず、三輪山への参拝登山のオプションもあるみたいですので、ぜひお試しください。
私のような酔っぱらいには登山は無理ですので、ブログでのご報告を楽しみにお待ちしております。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:37)
hanamuraさん、浅草寺のおみくじって、どうやら凶が出やすいみたいですね。
わたしもかつて引いたことがあります。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:39)
newtonさんのようにおいしそうなお酒やお料理を紹介することは私にはできそうもありませんが、どうか記事を読んでクスリと鼻で笑っていただければ幸甚です。
by skekhtehuacso (2017-01-08 22:42)
凶をひいてもお神酒で厄払いできたのでしょうかねぇ
リベンジは大吉で一安心ですね^^
by さる1号 (2017-01-09 00:50)
さる1号さん、御神酒は奈良酒ではなくて日本盛でしたが、それでも効果があったのかもしれませんね。
by skekhtehuacso (2017-01-09 21:17)
「生酛のどぶ」は燗でも美味しいですよ。
この蔵の蔵人が「生酛のどぶ」を一升瓶ごと
燗して飲むという新聞記事を読んだこともあるので、
たぶん、私だけの好みではないと思います。
ぜひ、お試しください。
by ときどき (2017-01-10 13:11)
ときどきさん、次は3月に大阪へ立ち寄る予定ですので、その際には必ず生酛のどぶを燗でいただいてみたいと思います。
初かすみ酒房さんであれば、頼めばきっと燗にしてくれるはずです。
by skekhtehuacso (2017-01-10 22:00)