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【お酒】378.七福神 粋然 カップ [03.岩手県の酒]

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菊の司酒造株式会社
岩手県盛岡市紺屋町4-20

原材料名 米・米麹・醸造アルコール
米・米麹は国産米使用
精米歩合70%
アルコール分15度以上16度未満
(以上、ラベルより転記)


菊の司酒造さんのお酒は、かつて普通酒の菊の司 粋然をいただいております。
今日いただくこのお酒は菊の司とは銘柄こそちがいますが、このお酒にも同じ“粋然”という名称が付けられています。

この点について、参考になる記述が文献にありました。
菊の司酒造の創業は、(中略)安永年間。
その後、昭和(中略)五十年に箱庄酒造店(七福神)と合併している。」(※1)

要するに、もともとの独自のブランドは菊の司だけれども、合併時に引き継いだ七福神のブランドも残しているとということでしょうか。


このお酒の品質表示を菊の司のそれと比較してみると、まったく同じ内容になっています。
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これって、もしかして、ちがうブランドであっても中に詰められているお酒は同じものなのでしょうか?


中身が同じなのかちがうのか、それを私の舌で感じ取ることができればよいのですけれどね。
菊の司をいただいたのはかなり前のことですので、その味を忘れてしまいました。
たとえ直前だったとしても、どうせわかんねえくせに!
書き残した記述を頼りに、飲み比べてみたいと思います。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。


うまみはやや濃いめですが、けっこうスッキリした感じがします。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみです。
雑味はそれほど感じません。

酸味はやや強めです。
すっぱさをかなりはっきりと感じます。
ほんのわずかにピリっと感じますが、気にはなりません。

甘みはほとんど感じません。
そのせいか、ややドライに感じます。


うまみはやや濃いめなのに、口当たりはドライな感じの、辛口のお酒でした。
酸味がはっきりしているので、油っぽい食べ物や、濃い味のものに合うと思います。
菊の司とのちがいは…。
ドライな感じだというのは共通していると思うのですが、うーん、難しい。
飲み比べてみればよかったかもしれません。


(※1)岩渕公二『岩手の酒蔵』p.54(1998.10 岩手日報社出版部)
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