【お酒】544.浅草 三社権現社 御神酒 300ml [41.佐賀県の酒]
販売者 酒の大枡
東京都台東区浅草4-22-9
製造者 天吹酒造合資会社
佐賀県三養基郡みやき町大字東尾2894
アルコール分15度
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
三社権現社は、浅草神社の別名です。
この由来については、このお酒の箱に詳しく記載されていました。
浅草神社は、浅草寺の本堂の東隣にあります。
浅草寺の本堂の大きさに比べると、浅草神社の拝殿はいささか小さめに見えます。
境内では、三社祭で使用するお神輿が展示されていましたよ。
ところでこのお酒ですが、なんと佐賀県の天吹酒造(あまぶきしゅぞう)さんが造っているのだとか。
天吹酒造さんのお酒は、かつて天吹の超辛口特別純米酒と、古代米で仕込んだ吟乃紅衣とをいただいております。
いずれも花酵母を使用した、香り高いお酒でした。
なぜ、この東京にある浅草神社のお神酒を、佐賀県の蔵元さんが造っているのでしょうか?
その経緯を調べてみると、面白いかもしれませんね。
(だったら調べておけよ!)
今日いただくこのお酒のラベルには、花酵母を使用した旨の表示はありません。
精米歩合を表示していないので普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。
このお酒ですが、色はわずかについている程度でした。
一口含むと、華やかな香りが豊かであることがわかります。
吟醸香のような香りです。
もしかして、この香りは花酵母に由来するものでしょうか?
うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
酒臭さや熟成感はなくて、むしろやわらかいうまみです。
ほんのわずかに苦みを伴うようです。
酸味は少し感じる程度です。
すっぱさをわずかに感じる程度です。
甘みはひかえめです。
ほんのわずかにわかるくらいです。
華やかな香りに、柔らかいうまみがしっかりした、やや濃醇で辛口のおいしいお酒でした。
それに、わずかな酸味がすがすがしさを添えているようです。
二週間後の三社祭では、このお酒が祭りの盛り上がりに一役買うことでしょうな。
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