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【お酒】631.本醸造 からくち 浦霞 300ml [04.宮城県の酒]

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株式会社佐浦
宮城県塩釜市本町2番19号

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合65%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




浦霞は酒屋さんで頻繁に見かけるくらい珍しくはなかったので、これまで特にいただこうとは思っていませんでした。
でも、話のネタにはなるのではないかと思い、今回初めてこのお酒を入手してみました。


浦霞を造っている佐浦さんについて、文献では以下のように紹介していました。
株式会社佐浦は、江戸時代中期の享保九年(一七二四年)に宮城県塩竈市で創業した酒造メーカー。藩政期より鹽竈神社の御神酒酒屋としての地位を持ち、明治以降も三陸沿岸地方へ販路を拡大するなど発展を続けてきた。
もともとは「八雲」「富正宗」「宮城一」の三銘柄を並酒、上級酒、特級酒として使用していたが、大正年間に行われた東北大演習の際に、当時摂政宮であった昭和天皇に酒を献上する栄誉を賜り、それを機に「浦霞」を超特級酒の銘柄として追加。戦時下の級別制度開始より銘柄を「浦霞」に統一し、現在に至っている。」(※1)

今ではかなり手広くやっていらっしゃるようですが、なかなか古い蔵元さんだったのですね。


ということで、わたしにとっては初めての浦霞をいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
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うまみはやや淡めです。
酒臭さはなくて、やわらかいうまみを感じます。
苦みや雑味はないみたいです。

酸味はちょっとだけはっきりしているみたいです。
すっぱさを少し感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。

辛口と銘打たれただけあって、甘みはひかえめです。


やわらかいうまみをおだやかに感じる、やや淡麗で辛口のお酒でした。
甘みが少ないので、ややドライな感じでしょうか。
酸味もおだやかで、雑味もないので、きれいな味わいに仕上がっていると思います。
食事とあわせやすく、しかもスイスイと行けてしまいます。

ですが、私としては、もうちょっと飲みごたえがほしいかな・・・。


(※1)『四季彩 東北の造り酒屋 浦霞』p.13(りびる 2巻1号(通号5) 2009.3 建設新聞社)
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あ~酒臭かった! 60

酒くさコメント 4

美美

昔は珍しかったんですが
今では何処のスーパーでも手に入りますからね。
それにもっとインパクトのあるお酒も手に入りますし^^;
宮城出身の主人もがっかりしています。
by 美美 (2015-08-03 19:26) 

skekhtehuacso

美美さん、コメントありがとうございます。
おいしいお酒が普及することはうれしいのですが、なんとなくありがたみがなくなってしまうような気もしますね。
by skekhtehuacso (2015-08-03 23:03) 

viviane

母の実家が塩釜で、佐浦さんとはお付き合いが有るのですが~いらっしゃいませんか?佐浦酒造^^
以前も私のblogで記事アップしましたが、数種の浦霞を利き酒出来ます
ホント、微妙に違った良い味ですが~私はやっぱり「禅」が好きです
今の代の方の営業力、凄いんですよ~

by viviane (2015-08-05 07:47) 

skekhtehuacso

vivianeさん、コメントありがとうございます。
佐浦さんの過去記事、拝読させていただきました。
重厚な蔵は、震災にも耐えたのですね。
おもしろそうなので、いつか行ってみたいと思います。
その前に、私は浦霞をいただいたのは今回が初めてでしたので、もっといろいろと試してみたいと思います。
by skekhtehuacso (2015-08-05 22:00) 

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