【お酒】984.トップ水雷 ちょっこし いま飲み カップ [31.鳥取県の酒]
株式会社稲田本店
鳥取県米子市夜見町325-16
アルコール分 14.0度以上15.0度未満
原材料 米・米こうじ・醸造アルコール
180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)
(米の産地表示なし)
このお酒ですが、“トップ水雷”という酒銘なのだとか。
その由来について、文献には以下のような記述がありました。
「トップ水雷は明治四十五年、皇太子(大正天皇)が米子の地に行幸された折に随行された東郷元帥が稲田家から酒の薦樽を贈られ、その返礼に日露戦争で活躍した新兵器「水雷」の名を命名したもので、現在の酒瓶にも東郷元帥直筆のラベルが貼られている。」(※1)
鮎正宗や李白もそうだと思いますが(李白のほうはあくまでも推測ですが)、たとえ有名人といえども、何の準備もなくいきなり酒銘をつけなければならない羽目になった場合には、きっとそのときにちょうど関心があったことにひっかけて命名せざるを得ないのでしょう。
じゃ、“トップ”のほうはどういう由来なのでしょうね。
コロムビア・トップみたいなものでしょうか?
(おまえたまたま思いついたから書いただけだろ!)
ということで、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかについていることがわかる程度でした。
うまみは淡めです。
やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。
苦みや雑味はまったくありません。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは軽めで強くはないですが、軽いなりに鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりしています。
決してべとつかない、さらっとした甘みです。
淡麗ちょいすっぱやや甘口のおいしいお酒でした。
淡くてクセのない口当たりではあるものの、軽めの酸味がおだやかに効いていて、物足りなさはないですね。
甘みもクドくなくて、コクをちょっと添える程度でした。
(※1)米子今井書店企画出版室企画編集『とっとり酒蔵散歩』p.123(1998.7 米子今井書店)
2016-09-19 20:32
あ~酒臭かった!(39)
酒くさコメント(4)
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玉乃光、八重洲地下街のお店です。
今日は前を通ったけど、お店には入らずです(^_^;)
by green_blue_sky (2016-09-19 21:15)
green_blue_skyさん、やはりそうでしたか。
私は玉乃光ではなく、醉心のほうにときどき立ち寄ります。
by skekhtehuacso (2016-09-19 22:29)
ラベルが面白いですね。
さっぱりした酒なら飲みやすそうです。
by toshi (2016-09-20 05:00)
toshiさん、飲みやすいですが物足りなさのない、おいしいお酒でした。
by skekhtehuacso (2016-09-20 21:46)