【お酒】985.上撰わかさ ニューカップ [18.福井県の酒]
株式会社わかさ富士
福井県小浜市木崎13-7
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
このお酒のカップは、かつていただいた岩手県の廣喜と同じものですね。
おそらく、酒屋向けの既製品なのでしょう。
“上撰わかさ”というお酒については、手元の文献で以下のように紹介されておりました。
「「若狭」と「若さ」をかけたその名の通り、若い活力を感じさせるやや辛口の酒。さまざまな料理にあう飲みやすさで、地元の支持を一身に受けている。」(※1)
はたしてそのとおりの味わいなのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに茶色がかっていることがわかる程度でした。
おお!
うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
こちら久々の~!(←パンチDEデートより)、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをしっかりと感じます。
それでいて苦みや雑味は一切感じません。
キレもよいですね。
酸味はややはっきりしています。
軽めではあるものの、すっぱさに鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめです。
かなりさらっとした甘みを、かすかに感じる程度です。
しっかりしているもののキレがよく、酸味が効いている、やや濃醇でやや辛口のおいしいお酒でした。
キレがよく、雑味やら熟成感やらがなくて、しかも酸味がすがすがしく感じました。
この味わいは、たしかに若い活力を感じさせてくれるかもしれません。
初老の私でも、おいしくいただくことができました。
(※1)北陸の酒蔵編集委員会編『北陸の酒蔵 銘醸50選』p.327(1996.7 能登印刷出版部)
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