【お酒】1153.真野鶴の鬼ころし 手造り超辛口 300ml [15.新潟県の酒]
尾畑酒造株式会社
新潟県佐渡市真野新町449
原材料/米・米こうじ・醸造アルコール
(新潟県産米100%使用)
精米歩合/60%
アルコール分/15.0度以上16.0度未満
NET 300ml詰
(以上、ラベルより転記)
尾畑酒造さんのお酒は、かつて真野鶴の辛口本醸造カップと、佐渡 千年の杉 純米吟醸200mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、御徒町にある吉池の酒コーナーでみつけた、“鬼ころし”と銘打たれた普通酒です。
その鬼ころしの意味については、かつてこちらでまとめておりますので、適宜ご参照下さい。
精米歩合は60%でしたが、ラベルには特定名称の表示はありませんでした。
ということは普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。
(蔵元さんのWebsiteでは本醸造とされておりましたが、特定名称を名乗るためにはその旨を表示しなければなりません。)
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
米のうまみがしっかりしていて、徐々に酒臭さ(←ほめ言葉です)も出てきました。
軽い苦みが少しはっきりしているようです。
酸味ははっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、けっこう鋭いみたいです。
それにちょいピリです。
でも、酸味自体に深みを感じます。
甘みはひかえめです。
かなり弱めです。
鋭いものの深みのある酸味に、淡めながらもしっかりしたうまみを感じる、やや淡麗で旨辛口のおいしいお酒でした。
ちょいピリで甘みが少ないことから、かなりキリッと引き締まった味わいでした。
でも、うまみや酸味の深みのおかげで、物足りなさは感じませんでした。
私はきゅうりの酢の物と合わせましたが、このお酒は野菜よりも、むしろ魚と合わせるべきだったと思います。
キリッとした味わいが、魚の臭みをサッと流してくれそうです。
佐渡のお酒ですから、さもありなんといったところでしょう。
心の鬼、病魔、
いろんな鬼の退散を祈願しつつ
今夜も一献!
by hanamura (2017-04-16 02:35)
hanamuraさん、酒は百薬の長のみならず、憂いの玉箒ですからね。
というか、私の場合はアル中かもしれませんが。
by skekhtehuacso (2017-04-16 20:29)