【お酒】1253.太平山 本醸造 にごり酒 300ml [05.秋田県の酒]
小玉醸造株式会社
秋田県潟上市飯田川飯塚字飯塚34-1
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合/65%
アルコール分/14度
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
昭和の頃に生酛の簡略方法である“秋田流生酛仕込”を開発した小玉醸造さんのお酒は、かつて太平山の本醸造ユアカップと、太平山の生酛純米300ml、そして太平山のロングカップ(普通酒)といただいております。
(秋田流生酛仕込については、かつてこちらでまとめております。)
今日いただくこのお酒は、本醸造のにごり酒です。
にごり酒ですが、滓の量はわずかでした。
うすにごりといったところでしょうか。
にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、やはり少しにごっている程度でした。
見た目では、とろっとした感じはないみたいでしたよ。
一口含んでみても、とろみや滓のざらつきはほとんど感じませんでした。
というか、フレッシュな風味がちょっとあるみたいでした。
ですが、やはり米のうまみがしっかりしています。
また、軽い苦みがちょっとだけあるみたいです。
それでも後味はさっぱりして、キレもよいですね。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは弱めですが、ちょっと鋭いようです。
さわやかさもありますね。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめです。
さらっとした甘みをかすかに感じる程度です。
米のうまみが豊かではあるものの、さっぱりしていてさわやかな、爽快旨やや辛口のおいしいお酒でした。
にごり酒ですが甘くはなく、やや辛口なのがうれしいかぎりです。
さっぱりしていてクセがなく、しかもさわやかなので、スイスイといけてしまいます。
軽い苦みがちょっとだけありますが、それもまた味をうまく引き締めています。
これはもう、あっちゅう間やね。
気がついたらなくなっていましたよ。
見るからにさわやかで、うまそうな酒ですね。秋田流きもと仕込の記事も読ませていただきましたが戦時統合する前には、とんでもない数の蔵元が会ったのですね!いまの数十倍以上。
by やまびこ3 (2017-08-19 21:19)
やまびこ3さん、このお酒はさわやかで口当りがよく、スイスイといけてしまう危険なお酒でした。
戦時統合ってのは強引なものだったのでしょうけれど、当時はお酒と言えば日本酒で、ビールやウィスキーなんてものは今ほど普及していなかったでしょうから、それを造る蔵元さんの数も今とは比べ物にならないほど多かったのでしょうね。
by skekhtehuacso (2017-08-20 20:32)
太平山ににごり酒が、出てるとは知りませんでした。
太平山で思い出すのが山手線神田駅南口に有った「太平山 蔵」と言う居酒屋ですね。
土、日限定でコスプレ居酒屋に成るんですよね。コスプレした女性店員が
働いてて、昔東京へ行った時に行った事が有ります。
by エクスプロイダー (2017-08-20 21:06)
エクスプロイダーさん、私もこのお酒に出会ってはじめて知りました。
コスプレの件は私の守備範囲ではないので、コメントし難いことをご容赦いただきたく存じ奉ります。
by skekhtehuacso (2017-08-21 22:44)