【お酒】1409.太平櫻 本醸造 カップ [07.福島県の酒]
太平桜酒造合資会社
福島県いわき市常磐下湯長谷町町下92
原材料 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 65%
アルコール分 15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
太平桜酒造さんのお酒は、かつて絆 純米酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、本醸造のカップ酒でした。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し茶色がかっておりましたが、透き通っておりました。
こういう色のお酒って・・・、
ああ、やっぱり。
うまみはやや濃いめですよ。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)をちょっと感じますが、それよりも熟成感がはっきりしています。
それに、苦みがややはっきりしていて、鋭さを感じます。
しかしそれらをキレのよさがサッと流してくれて、透明感すら感じます。
酸味は、あたたかいうちは感じなかったものの、冷めるにつれてだんだんはっきりとしてくるようです。
まるですっぱさが少しずつ出てくるみたいです。
アルコール由来と思われるさわやかさも少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりかな。
べとついた感じは少しあるかも。
でも、クドさはないみたいです。
濃いめだがキレのよい、やや濃醇でだんだんすっぱやや甘口のお酒でした。
熟成感や苦み、徐々に出てくる酸味の鋭さ、それに甘みなどを、キレのよさや透明感がサッと流してくれているようでした。
逆にこのキレのよさがないと、飲みにくかったかも。
これはあくまでも私の推測ですが、このようなキレのよさや透明感は、もしかしたら(特定名称酒である以上添加量に制限があるものの)多めのアル添と多めの加水とによって薄まっていることからもたらされるのでしょうか?
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