青春18きっぷでの酒集め [旅]
青春18きっぷを使用して出かけてまいりました。
初日は嫌がらせのような雨のせいで散々でしたが、二日目以降は降ることもなく歩き回ることができましたよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ここ興津駅(静岡県静岡市清水区)で、熱海から乗ってきた東海道本線の列車を乗りかえます。
乗りかえたのは、島田行の普通列車。
興津-島田間の区間運転列車(両端で他の列車に接続しない運用)ですからね、そりゃ空いておりましたよ。
興津駅から9駅乗って、着いたのは藤枝駅(静岡県藤枝市)。
志太杜氏を生んだ志太平野に位置するここ藤枝の街で徘徊してやろうという算段です。
駅の近くにあった酒屋さんで、さっそくこれらをGET!
おいしい普通酒を見つけたい私といたしましては、志太泉の上撰普通酒(右)を見つけることができたのはうれしいところでした。
しばらく行くと、杉井酒造さんの蔵がありました。
今日はお休みでしたけれどね。
さきほど立ち寄った酒屋さんで聞いちゃったんだけれど、杉錦にはカップ酒はないんだってさ。
あたしゃここ藤枝に立ち寄った一番の目的はこの杉錦に出会うことだったんだけれど、ないんだったらしかたがないね。
その杉錦、300ml瓶はこのあとで立ち寄ったスーパーで何種類か見つけましたが、当方独自の基準(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”というもの)に合致しなかったことから、購入を断念いたしました。
しばらく歩いていると、いきなり空が暗くなってまいりました。
しかもぽつぽつと落ちてきやがる。
雨がだんだんとひどくなってきたことから、たまたま前を通りかかった丸亀製麺に入って、ちょっと早めの昼食といたしましたよ。
冷しとろろうどんと、なす天とをいただきます。
うどんを食べ終わっても、残念ながら雨はやみませんでした。
しかもどんどんひどくなってきやがんの!
そのせいで、こっちは服もかばんも、それに靴の中までもがびしょびしょ。
かと思うと、一時間くらいたってサッとやみやがるの。
こんなのさ、完全に嫌がらせだけが目的の雨だろ!
本当はここ藤枝から喜久酔の蔵のほうを通って六合駅まで歩いていく予定でしたが、この嫌がらせのせいで歩く気力が完全に失せてしまいました。
行程を半分も消化しないまま、藤枝駅へと戻ったのでした。
藤枝駅から乗った浜松行は、まさしく静岡地獄の状態でした。
それにしても、県都静岡と県内最大都市の浜松とを結ぶ列車がたった3両で、区間運転の島田行が6両だったりするのって、絶対におかしいだろ!
東海道本線を浜松、豊橋と乗り継いで、やってきたのは岐阜駅(岐阜県岐阜市)。
藤枝での残り時間を使い、勝手知ったる岐阜駅の周辺で徘徊してやろう思ってやってまりました。
でもさ、岐阜はなんとどしゃぶりだぜ!
しかも雷が落ちまくりでしたよ。
駅前に鎮座まします信長公もずぶぬれ。
これじゃ外へは一歩も出られやしない。
しかたがなく駅ビルに入っているスーパーを覗いてみたところ、なんと千代菊の上撰カップを見つけましたよ。
たしか前は“デカップ”でしたが、ラベルを変えたのかな。
こうもどこへ行っても雨ばかりだとね、もう飲まなきゃやっていられません罠。
(雨じゃなくても飲むくせに。)
それにしても、どうしてオイラが徘徊するときは、毎回毎回必ず雨が降りやがるのかね。
こうも連続して降られるとさ、本当にこれは嫌がらせだとしか思えないよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
尼崎駅です。
ここから、福知山線の快速篠山口行に乗車します。
東西線から来た列車のようで、4扉のロングシート車でした。
およそ一時間乗って、着いたのは終点の篠山口駅。
篠山口駅からは、神姫グリーンバスの篠山営業所行に3分乗りかえ。
20分ほど乗って、下立町バス停で下車。
すでにおわかりかと思いますが、やってきたのは丹波篠山(兵庫県篠山市)です。
こちらは篠山城跡。
丹波杜氏酒造記念館なんてのもありました。
灘の酒造りを支えた丹波杜氏のことがよくわかる場所でした。
篠山では、もうすぐ“デカンショ祭”が始まるんだってさ。
デカンショ像なんてのもありましたよ。
デカンショうどんってのもあるんだってさ。
ところで、“デカンショ”ってどういう意味なんでしょうね。
かつてある人が「デカルト/カント/ショーペンハウエルのことだ。」って言っていたけれど、本当かな?
そのデカンショ、じゃなくて篠山の街中にあるのが、鳳鳴酒造さん。
直売所で、カップ酒とお燗瓶とをGET!
カップ酒もデカンショでした。
さらに街中にあったスーパーでは、鳳鳴の本醸造からくち(左)も見つけました。
白鶴の上撰カップ(右)は灘酒ですが、篠山市と同じ兵庫県のお酒ですし、新鮮だったので入手してしまいました。
これは食料品店で入手。
純米の生原酒でした。
篠山の街中を一時間ほど徘徊したのち、ここを離れて篠山口駅の方面へ歩いて戻ることにいたしました。
畑の中の道を歩いて行きます。
どうやら大豆のようですが、もしかしてこれが丹波の黒豆でしょうか?
あー耳がいたい耳がいたい!
当方、完全に狂っておりますもので。
篠山川に架かる渡瀬橋より。
川の上ってのは、本当に涼しいね。
しかも流れがきれいで景色がよいから、気持ちいいですよ。
歩きながらスーパー2件と農協の直売所とを覗いてみたのですが、琴線に触れるようなものに出会うことはかないませんでした。
そうしているうちに“まいどおおきに食堂”を見つけたことから、昼食といたしましたよ。
撮影を忘れてご飯を一口だけ食べてしまいました。
お腹がいっぱいになったら、なんだか歩くのがめんどうになってしまいました。
ちょうどそのときに近くにあったバス停(宇土観音)にバスが来たことから、乗ってしまいましたよ。
篠山口駅へと戻ってまいりました。
ここからは、大阪行の丹波路快速に乗って今朝来た道を引き返します。
今度は3扉の転換クロスシート車でした。
転換クロスシートですからね、気兼ねなくプシューといたしますよ。
丹波路快速を終点の大阪駅まで乗って、大阪環状線の外回りに乗りかえ。
大阪環状線の鶴橋駅で、近鉄電車に乗りかえ。
鶴橋駅から近鉄電車に2駅だけ乗って、着いたのは近鉄日本橋駅。
もちろん、立ち寄るのは初かすみ酒房さんですよ。
久保本家酒造(奈良県宇陀市)の直営店です。
まずは、生小とおでん。
生小は、いつも撮影を忘れて飲んでしまいます。
生小をさっさと空けて、初かすみの普通酒を冷や(常温)でいただきます。
これはまろやかな熟成感が乗っていて、しかも前回訪問したときよりも甘くなっているんじゃないの?
初かすみに合わせたのは、ししゃも(おそらく“カラフト-”のほう)。
そして次は、生酛のどぶをぬるめの燗でいただきます。
これ、すごいぞ!
熟成感がはっきりしていて、米のうまみよりも前に出てきておりますよ。
それににごり酒だというのに甘みが皆無で、かなりの辛口に仕上がっておりますね。
先ほどの普通酒もそうでしたが、もしかしたら夏の時期ってのは去年から年明けにかけて造ったお酒の味に深みが出てくるのでしょうか?
あまりのすごさに、生酛のどぶをおかわりしてしまいましたよ。
そして最後は、甘い梅焼おでんで〆ましたとさ。
初かすみ酒房さん、今回もまた堪能させていただきましたよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
桑名駅(三重県桑名市)は、絶賛工事中でした。
その桑名駅からは、養老鉄道(かつての近鉄養老線)の大垣行に乗車。
桑名駅から30分ほど乗って、駒野駅(岐阜県海津市)にて下車。
目的地へと向けて歩いて行きます。
しかし思いのほか道が細くて、いささか心細くなっちゃったりなんかしちゃったりして。
30分ほどかけて歩いて、着いたのは“道の駅月見の里南濃”。
その道の駅月見の里南濃ですが、カップ酒の取り揃えが10種類ほどありましたよ。
ですがそのほとんどが飛騨の酒でした。
一方、三重県のカップ酒は多度の“上げ馬”がありましたが、当方独自の基準(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”というもの)に合致しなかったことから、購入を断念いたしました。
美濃の、それも三重県に程近い南濃地方にある道の駅で飛騨の酒を片っ端から入手してもしかたがありませんので、当月製造分であったこの3つだけを入手しましたよ。
それにとり尽さなければ、またここへやって来る楽しみが残るわけですからね。
その道の駅月見の里南濃で、“橘天そば”なる冷たい天ぷらそばをいただきましたよ。
この山菜の天ぷらがまいう~!
しいたけも肉厚でした。
成果もそこそこでお腹も満たされたことから、気をよくして駒野駅まで戻ってまいりました。
その駒野駅で列車を待つ間に、近くにあった酒屋さんで入手した麦サイダー(揮発性成分含有)をいただきますよ。
その酒屋さんでは、美濃菊の一合瓶をGET!
養老の滝でおなじみの、岐阜県養老町のお酒でした。
駒野駅からは養老鉄道の桑名行に乗って、今朝来た道を引き返します。
播磨駅にて下車。
終点である桑名駅の一つ手前です。
ここ播磨駅で降りたのは、この近くにスーパーというか雑貨店が一件あることを知ったからでした。
しかしまことに残念ながら、この日はお休みでした。
でも来てみなければわからないことですから、しかたがありませんね。
それにこんなくだらない趣味のために事前に電話で確認してお店の業務を妨害するなんてばかばかしいことは、あたしゃ絶対にしたくはありませんからね。
失意のうちに、桑名の市街地へと歩いてやってまいりました。
商店街の脇を流れる小川では、涼しさをもらいましたよ。
しかも魚も泳ぐほどのきれいな小川でした。
こういうきれいな川が流れる街ってのは、歩いていても気持ちがいいですね。
桑名での成果はこちら。
三重のカップ酒には出会いませんでしたが、沢の鶴の純米カップなるもの(右)を見つけましたよ!
キンミヤ焼酎でおなじみの宮崎本店さん(三重県四日市市)の宮の雪(左)は、生酒を入手しました。
これは伊丹の白雪。
こんなのがあるんですね。
桑名の街を2時間半かけて徘徊したのち、桑名駅へと戻ってまいりました。
駅前にあったビルのトイレで着替えたのち、一杯やりたいなと思っていたところ、トイレと同じフロアにオサレなカフェ(Nanairo Coffeeさん)を発見!
お店の方に確認したところ、なんと飲めるっておっしゃるじゃあ~りませんか!
ピクルスを注文。
しっかり漬かっているのに、つんとこなくてまろやかでしたよ。
ビールを空けたのち、店員さんにメニューを見せてもらおうとしたところ、どうやらこのお店では“ジン推し”のようでした。
そこで頼んだのが、タンカレーのジントニック。
ジンは10種類くらいあったのですが、あたしゃ知っているのがタンカレーしかなかったもので。
というか、パラダイス山元と東京ラテンムードデラックスの“洋酒天国”に「♪恋のタンカレー、切ったのさ~♪」という歌詞があったことをとっさに思い出したものでね。
へー!
最初に苦みが舌の上に来て、それがレモンの風味と甘みとでやわらいでいくみたい。
しかもさわやかですね。
あたしゃジンは普段はまったく飲まないので、これはおいしくて面白い体験でした。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後は、やっぱり静岡駅。
いったん地下へ降りて、
地上へ出たのちに、蕎麦屋さん(鐘庵)へと入るべくまたもぐります。
まずはビール。
そして蕎麦屋さんでそばを食べずに、静岡おでんをいただきますよ。
大根ってさ、いったいどれだけ煮込むとこんなにやわらかくなるのかな?
静岡おでんといえば、黒はんぺん。
青魚の風味がありますね。
でもあたしゃ、やっぱりこの白焼が一番好きだな。
鱈のすり身を焼き固めてあるもので、ほろっとした食感がたまりません。
これを食べるために静岡駅で降りていると言っても過言ではないくらいですわ。
その静岡では、松坂屋の地下で白隠正宗(沼津市)の純米酒をGET!
他にも面白そうなものがいくつかありましたが、とり尽さずに残しておきました。
静岡とは、長い付き合いになりそうですからね。
今回の旅はこれでおしまい。
静岡から熱海行の普通列車に乗り、熱海駅からは普通列車のグリーン席に座って帰ったとさ。
まだ二回分あるぜ。
今度は東北だな。
(どうせまた雨だろ。)
初日は嫌がらせのような雨のせいで散々でしたが、二日目以降は降ることもなく歩き回ることができましたよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ここ興津駅(静岡県静岡市清水区)で、熱海から乗ってきた東海道本線の列車を乗りかえます。
乗りかえたのは、島田行の普通列車。
興津-島田間の区間運転列車(両端で他の列車に接続しない運用)ですからね、そりゃ空いておりましたよ。
興津駅から9駅乗って、着いたのは藤枝駅(静岡県藤枝市)。
志太杜氏を生んだ志太平野に位置するここ藤枝の街で徘徊してやろうという算段です。
駅の近くにあった酒屋さんで、さっそくこれらをGET!
おいしい普通酒を見つけたい私といたしましては、志太泉の上撰普通酒(右)を見つけることができたのはうれしいところでした。
しばらく行くと、杉井酒造さんの蔵がありました。
今日はお休みでしたけれどね。
さきほど立ち寄った酒屋さんで聞いちゃったんだけれど、杉錦にはカップ酒はないんだってさ。
あたしゃここ藤枝に立ち寄った一番の目的はこの杉錦に出会うことだったんだけれど、ないんだったらしかたがないね。
その杉錦、300ml瓶はこのあとで立ち寄ったスーパーで何種類か見つけましたが、当方独自の基準(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”というもの)に合致しなかったことから、購入を断念いたしました。
しばらく歩いていると、いきなり空が暗くなってまいりました。
しかもぽつぽつと落ちてきやがる。
雨がだんだんとひどくなってきたことから、たまたま前を通りかかった丸亀製麺に入って、ちょっと早めの昼食といたしましたよ。
冷しとろろうどんと、なす天とをいただきます。
うどんを食べ終わっても、残念ながら雨はやみませんでした。
しかもどんどんひどくなってきやがんの!
そのせいで、こっちは服もかばんも、それに靴の中までもがびしょびしょ。
かと思うと、一時間くらいたってサッとやみやがるの。
こんなのさ、完全に嫌がらせだけが目的の雨だろ!
本当はここ藤枝から喜久酔の蔵のほうを通って六合駅まで歩いていく予定でしたが、この嫌がらせのせいで歩く気力が完全に失せてしまいました。
行程を半分も消化しないまま、藤枝駅へと戻ったのでした。
藤枝駅から乗った浜松行は、まさしく静岡地獄の状態でした。
それにしても、県都静岡と県内最大都市の浜松とを結ぶ列車がたった3両で、区間運転の島田行が6両だったりするのって、絶対におかしいだろ!
東海道本線を浜松、豊橋と乗り継いで、やってきたのは岐阜駅(岐阜県岐阜市)。
藤枝での残り時間を使い、勝手知ったる岐阜駅の周辺で徘徊してやろう思ってやってまりました。
でもさ、岐阜はなんとどしゃぶりだぜ!
しかも雷が落ちまくりでしたよ。
駅前に鎮座まします信長公もずぶぬれ。
これじゃ外へは一歩も出られやしない。
しかたがなく駅ビルに入っているスーパーを覗いてみたところ、なんと千代菊の上撰カップを見つけましたよ。
たしか前は“デカップ”でしたが、ラベルを変えたのかな。
こうもどこへ行っても雨ばかりだとね、もう飲まなきゃやっていられません罠。
(雨じゃなくても飲むくせに。)
それにしても、どうしてオイラが徘徊するときは、毎回毎回必ず雨が降りやがるのかね。
こうも連続して降られるとさ、本当にこれは嫌がらせだとしか思えないよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
尼崎駅です。
ここから、福知山線の快速篠山口行に乗車します。
東西線から来た列車のようで、4扉のロングシート車でした。
およそ一時間乗って、着いたのは終点の篠山口駅。
篠山口駅からは、神姫グリーンバスの篠山営業所行に3分乗りかえ。
20分ほど乗って、下立町バス停で下車。
すでにおわかりかと思いますが、やってきたのは丹波篠山(兵庫県篠山市)です。
こちらは篠山城跡。
丹波杜氏酒造記念館なんてのもありました。
灘の酒造りを支えた丹波杜氏のことがよくわかる場所でした。
篠山では、もうすぐ“デカンショ祭”が始まるんだってさ。
デカンショ像なんてのもありましたよ。
デカンショうどんってのもあるんだってさ。
ところで、“デカンショ”ってどういう意味なんでしょうね。
かつてある人が「デカルト/カント/ショーペンハウエルのことだ。」って言っていたけれど、本当かな?
そのデカンショ、じゃなくて篠山の街中にあるのが、鳳鳴酒造さん。
直売所で、カップ酒とお燗瓶とをGET!
カップ酒もデカンショでした。
さらに街中にあったスーパーでは、鳳鳴の本醸造からくち(左)も見つけました。
白鶴の上撰カップ(右)は灘酒ですが、篠山市と同じ兵庫県のお酒ですし、新鮮だったので入手してしまいました。
これは食料品店で入手。
純米の生原酒でした。
篠山の街中を一時間ほど徘徊したのち、ここを離れて篠山口駅の方面へ歩いて戻ることにいたしました。
畑の中の道を歩いて行きます。
どうやら大豆のようですが、もしかしてこれが丹波の黒豆でしょうか?
あー耳がいたい耳がいたい!
当方、完全に狂っておりますもので。
篠山川に架かる渡瀬橋より。
川の上ってのは、本当に涼しいね。
しかも流れがきれいで景色がよいから、気持ちいいですよ。
歩きながらスーパー2件と農協の直売所とを覗いてみたのですが、琴線に触れるようなものに出会うことはかないませんでした。
そうしているうちに“まいどおおきに食堂”を見つけたことから、昼食といたしましたよ。
撮影を忘れてご飯を一口だけ食べてしまいました。
お腹がいっぱいになったら、なんだか歩くのがめんどうになってしまいました。
ちょうどそのときに近くにあったバス停(宇土観音)にバスが来たことから、乗ってしまいましたよ。
篠山口駅へと戻ってまいりました。
ここからは、大阪行の丹波路快速に乗って今朝来た道を引き返します。
今度は3扉の転換クロスシート車でした。
転換クロスシートですからね、気兼ねなくプシューといたしますよ。
丹波路快速を終点の大阪駅まで乗って、大阪環状線の外回りに乗りかえ。
大阪環状線の鶴橋駅で、近鉄電車に乗りかえ。
鶴橋駅から近鉄電車に2駅だけ乗って、着いたのは近鉄日本橋駅。
もちろん、立ち寄るのは初かすみ酒房さんですよ。
久保本家酒造(奈良県宇陀市)の直営店です。
まずは、生小とおでん。
生小は、いつも撮影を忘れて飲んでしまいます。
生小をさっさと空けて、初かすみの普通酒を冷や(常温)でいただきます。
これはまろやかな熟成感が乗っていて、しかも前回訪問したときよりも甘くなっているんじゃないの?
初かすみに合わせたのは、ししゃも(おそらく“カラフト-”のほう)。
そして次は、生酛のどぶをぬるめの燗でいただきます。
これ、すごいぞ!
熟成感がはっきりしていて、米のうまみよりも前に出てきておりますよ。
それににごり酒だというのに甘みが皆無で、かなりの辛口に仕上がっておりますね。
先ほどの普通酒もそうでしたが、もしかしたら夏の時期ってのは去年から年明けにかけて造ったお酒の味に深みが出てくるのでしょうか?
あまりのすごさに、生酛のどぶをおかわりしてしまいましたよ。
そして最後は、甘い梅焼おでんで〆ましたとさ。
初かすみ酒房さん、今回もまた堪能させていただきましたよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
桑名駅(三重県桑名市)は、絶賛工事中でした。
その桑名駅からは、養老鉄道(かつての近鉄養老線)の大垣行に乗車。
桑名駅から30分ほど乗って、駒野駅(岐阜県海津市)にて下車。
目的地へと向けて歩いて行きます。
しかし思いのほか道が細くて、いささか心細くなっちゃったりなんかしちゃったりして。
30分ほどかけて歩いて、着いたのは“道の駅月見の里南濃”。
その道の駅月見の里南濃ですが、カップ酒の取り揃えが10種類ほどありましたよ。
ですがそのほとんどが飛騨の酒でした。
一方、三重県のカップ酒は多度の“上げ馬”がありましたが、当方独自の基準(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”というもの)に合致しなかったことから、購入を断念いたしました。
美濃の、それも三重県に程近い南濃地方にある道の駅で飛騨の酒を片っ端から入手してもしかたがありませんので、当月製造分であったこの3つだけを入手しましたよ。
それにとり尽さなければ、またここへやって来る楽しみが残るわけですからね。
その道の駅月見の里南濃で、“橘天そば”なる冷たい天ぷらそばをいただきましたよ。
この山菜の天ぷらがまいう~!
しいたけも肉厚でした。
成果もそこそこでお腹も満たされたことから、気をよくして駒野駅まで戻ってまいりました。
その駒野駅で列車を待つ間に、近くにあった酒屋さんで入手した麦サイダー(揮発性成分含有)をいただきますよ。
その酒屋さんでは、美濃菊の一合瓶をGET!
養老の滝でおなじみの、岐阜県養老町のお酒でした。
駒野駅からは養老鉄道の桑名行に乗って、今朝来た道を引き返します。
播磨駅にて下車。
終点である桑名駅の一つ手前です。
ここ播磨駅で降りたのは、この近くにスーパーというか雑貨店が一件あることを知ったからでした。
しかしまことに残念ながら、この日はお休みでした。
でも来てみなければわからないことですから、しかたがありませんね。
それにこんなくだらない趣味のために事前に電話で確認してお店の業務を妨害するなんてばかばかしいことは、あたしゃ絶対にしたくはありませんからね。
失意のうちに、桑名の市街地へと歩いてやってまいりました。
商店街の脇を流れる小川では、涼しさをもらいましたよ。
しかも魚も泳ぐほどのきれいな小川でした。
こういうきれいな川が流れる街ってのは、歩いていても気持ちがいいですね。
桑名での成果はこちら。
三重のカップ酒には出会いませんでしたが、沢の鶴の純米カップなるもの(右)を見つけましたよ!
キンミヤ焼酎でおなじみの宮崎本店さん(三重県四日市市)の宮の雪(左)は、生酒を入手しました。
これは伊丹の白雪。
こんなのがあるんですね。
桑名の街を2時間半かけて徘徊したのち、桑名駅へと戻ってまいりました。
駅前にあったビルのトイレで着替えたのち、一杯やりたいなと思っていたところ、トイレと同じフロアにオサレなカフェ(Nanairo Coffeeさん)を発見!
お店の方に確認したところ、なんと飲めるっておっしゃるじゃあ~りませんか!
ピクルスを注文。
しっかり漬かっているのに、つんとこなくてまろやかでしたよ。
ビールを空けたのち、店員さんにメニューを見せてもらおうとしたところ、どうやらこのお店では“ジン推し”のようでした。
そこで頼んだのが、タンカレーのジントニック。
ジンは10種類くらいあったのですが、あたしゃ知っているのがタンカレーしかなかったもので。
というか、パラダイス山元と東京ラテンムードデラックスの“洋酒天国”に「♪恋のタンカレー、切ったのさ~♪」という歌詞があったことをとっさに思い出したものでね。
へー!
最初に苦みが舌の上に来て、それがレモンの風味と甘みとでやわらいでいくみたい。
しかもさわやかですね。
あたしゃジンは普段はまったく飲まないので、これはおいしくて面白い体験でした。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後は、やっぱり静岡駅。
いったん地下へ降りて、
地上へ出たのちに、蕎麦屋さん(鐘庵)へと入るべくまたもぐります。
まずはビール。
そして蕎麦屋さんでそばを食べずに、静岡おでんをいただきますよ。
大根ってさ、いったいどれだけ煮込むとこんなにやわらかくなるのかな?
静岡おでんといえば、黒はんぺん。
青魚の風味がありますね。
でもあたしゃ、やっぱりこの白焼が一番好きだな。
鱈のすり身を焼き固めてあるもので、ほろっとした食感がたまりません。
これを食べるために静岡駅で降りていると言っても過言ではないくらいですわ。
その静岡では、松坂屋の地下で白隠正宗(沼津市)の純米酒をGET!
他にも面白そうなものがいくつかありましたが、とり尽さずに残しておきました。
静岡とは、長い付き合いになりそうですからね。
今回の旅はこれでおしまい。
静岡から熱海行の普通列車に乗り、熱海駅からは普通列車のグリーン席に座って帰ったとさ。
まだ二回分あるぜ。
今度は東北だな。
(どうせまた雨だろ。)
酒集めの旅ですね!
僕なら空港で飲んだくれの旅になりそう(^^)
by ma2ma2 (2018-08-16 22:13)
僕も2回分残っています。
by johncomeback (2018-08-16 22:49)
酒集め、頑張ってるね〜♪
お酒と美味しいものも!最高やね。
おでんが美味しい季節になって欲しいよ〜〜〜!
by hatumi30331 (2018-08-16 23:20)
乗って、飲んで、食べて~♪
至福のお休みでしたねぇ。
途中の標語が笑えました(笑)
by よしころん (2018-08-17 07:45)
今回も移動距離がすごい。
青春18きっぷの醍醐味を存分に味わっておられて、いい旅ですね。
by あおき (2018-08-17 10:55)
今回も素敵な呑み鉄旅でしたね。岐阜にも美味しいお酒がたくさんありますね。
by newton (2018-08-17 16:41)
ma2ma2さん、できれば私も、いつかは空港のラウンジで飲んだくれてみたいところですよ。
by skekhtehuacso (2018-08-17 21:26)
johncomebackさん、どう活用するか、でしょうね。
by skekhtehuacso (2018-08-17 21:26)
hatumi30331さん、頑張っているというか、現実逃避というか・・・
静岡おでんは夏でもおいしいで。
by skekhtehuacso (2018-08-17 21:33)
よしころんさん、あの標語にはやられましたわ。
完全に私のことですから。
by skekhtehuacso (2018-08-17 21:35)
あおきさん、あたしゃ青春18きっぷの自由なところが大好きです。
遠くへ行くにはちょっときついところですが、この程度の移動距離であれば十分に活用できると思います。
by skekhtehuacso (2018-08-17 21:37)
newtonさん、私はまだ岐阜の酒については経験が少ないと思っております。
飛騨や東濃も攻めてみたいところです。
by skekhtehuacso (2018-08-17 21:39)
こんばんは!
拝見していてぷぷぷ✿と笑えました(*^^*)
嫌がらせに負けないで
「好き」を貫いてください
応援しております( `ー´)ノ
by ちゅんちゅんちゅん (2018-08-17 22:09)
最初雨はちょっと残念なことですが、
二日目から大丈夫だったようで、良い旅だなーーー!!!
良いカップを沢山仕入れましたね!
プレモル、ラガー、生小、スーパードラぁイ、ぎねす、エビスと暑い真下だったのですよね。ビールが美味しそうです☆
天ぷらの山菜、何だろう、しいたけもとっても美味しそうです。何より絶大な収穫は「どぶろく」ですか(=^・・^=)
私は桑名に出かけた際、台風がすごい勢いで追いかけてきて夕方名古屋からの新幹線は止まるって言われ、早めにシゴトあがって名古屋駅でとんかつ弁当買って自由席で食べようと思ったら、東京まで立ったまま帰ってきました。家で駅弁食べました(汗)
by ake_i (2018-08-17 22:42)
私が出掛けると、晴れますが・・・
(※単に、晴れてないと、出掛けないだけ)
ふと・・・
北では、台風の直撃、受けてました(爆)
それに比べれば・・・
って、台風だったら、出ないよね~(^_^;)
by やなぼー (2018-08-18 06:11)
初かすみ酒房さんには3度訪れましたが、いずれも満席で入れませんでした。もう少し早い時間じゃないとダメかな~?
by タンタン (2018-08-18 06:33)
ちゅんちゅんちゅんさん、こうも毎回毎回雨ばかりだと、何らかの人為的なものが働いているとしか思えなくなってくるのですわ。
でも、たとえ雨が降っても飲みたい欲求は消えませんけれどね。
by skekhtehuacso (2018-08-18 21:05)
ake_iさん、徘徊時に清酒を飲んでしまうと歩けなくなってしまうことから、必然的にビールを飲んでしまいます。
新幹線での立ったままってのはつらいね!
景色を眺めることはできないし、通行人が来たらどかなければいけないし。
こだまだったら座れたかもしれませんね。
by skekhtehuacso (2018-08-18 21:10)
やなぼーさん、当方は数か月前から計画しているのに、なぜかピンポイントでその日だけ降りやがるのですよ。
地元の人に聞くと「あー久しぶりの雨だね」なんておっしゃっちゃったりなんかしちゃったりして。
雨乞いに転職したほうがいいのかも。
by skekhtehuacso (2018-08-18 21:12)
タンタンさん、これまでに私が立ち寄った際にも満席のことが少なからずありましたよ。
でも、数分待つと誰がが必ずサッと席を立ってくれて、そこに入れるのです。
by skekhtehuacso (2018-08-18 21:14)
静岡、岐阜、兵庫、大阪、三重と巡られた酒集め旅、
おつかれさまでした(^^)
これだけ所々で雨に降られると、
実際の旅ではフラストレーションがたまると思いますが、
ブログの上ではもう鉄板ネタですね。。。(^^;)
養老鉄道は近鉄から切り捨てられた三セク路線ですが、
走っているマルーン色の電車は、
本家以上に近鉄っぽさを色濃く残していますね。
by あおたけ (2018-08-19 20:31)
あおたけさん、雨が降るたびに読者の方々の笑い声が聞こえてくるようで、気持ちよく徘徊したい私としては複雑な心境でございますよ。
養老鉄道は、経費節減の一色塗りがかえって近鉄らしいですね。
私が子供のころは、改軌前の名古屋線で走っていた転クロシートのつりかけ特急車が走っていて面白かったことを覚えております。
by skekhtehuacso (2018-08-19 22:25)