《焼酎》110.白露(しらつゆ) 180ml [9946.鹿児島県の焼酎]
白露酒造株式会社
鹿児島県指宿市山川大山987
本格焼酎
原材料名/さつまいも・米こうじ(白麹)
アルコール分/25度
内容量/180ml
(以上、ラベルより転記)
今日は、白露(しらつゆ)なる芋焼酎をいただきます。
ラベルには、白麹が使われている旨が表示されておりました。
文献には「山川産の上質な黄金千貫と、開聞山麓に湧出するミネラルバランスに優れた地下水を使用している。舌になじむマイルドな飲みごこち。」(※1)とありましたが、これ以上のネタを持ち合わせておりませんので、さっそくいただてみたいと思います。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
一口含むと、芋のふっくらした風味が口の中に広がりますよ。
それに甘みも豊かですね。
また、軽い香ばしさもかすかに感じます。
苦みは雑味はなく、しかも生なのにピリピリ感がまったくないですね。
次に、お湯割りで。
軽い苦みが少し目立ちます。
それに酸味が出て、少し鋭いようです。
ふっくら感と甘みとは残るものの、苦みと酸味とはそれらを覆い隠しているように感じます。
最後はロックにしようかとも思ったのですが、これまでにいただいた芋焼酎のロックでは苦みが出ることが少なからずございました。
そこで今日は、水割りにしてみましたよ。
軽い苦みと重さとがちょっとだけ出るみたいです。
でも、ふっくら感のほうが勝っておりますね。
それに甘みもしっかり残っておりますよ。
酸味は出ないみたいです。
芋のふっくらした風味と甘みとを楽しむことができる、おいしい芋焼酎でした。
ただ、お湯割りだと苦みと酸味とが出て味わいに角が出てしまうみたいでした。
私としては、生(き)がもっともおいしいのではないかと思いました。
チェイサーを用意してチビリチビリといただけば、ゆったりとしたひとときを過ごせるのではないでしょうか。
(※1)『鹿児島の焼酎』p.96(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
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