【お酒】1830.南部關(なんぶぜき) 特別純米酒 300ml [03.岩手県の酒]
合資会社川村酒造店
岩手県花巻市石鳥谷町好地12-132
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 60%
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
川村酒造店さんのお酒は、かつて662.酉与右衛門(よえもん) 純米酒をいただいております。
今日いただくこのお酒は、“南部關(南部関:なんぶせき)”という手印の特別純米酒でした。
特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。
上立ち香はないですね。
含んでもわかりません。
うまみはやや淡めです。
米のうまみは存在はわかるものの、厚みがなくて弱めです。
酒臭さもあるみたいですが、これも幅がありません。
苦みも弱めです。
キレはとてもよいですね。
酸味はややひかえめです。
すっぱさに鋭さがあることはわかりますが、かなり弱めです。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。
やや淡麗でちょい薄辛口のお酒でした。
うまみや酸味の存在はわかるものの、かなり弱めでした。
というか、味の要素はひととおり揃っているものの、全体的に薄い感じがしました。
ここで、燗にしてみましたよ。
酸味が出てきましたね。
すっぱさの鋭さだけではなくて、酸味自体の深みも少し感じますよ。
それに酒臭さ(ほめ言葉です)や米のうまみに幅を少し感じるようになりました。
熟成感も弱めながらにわかるようになって、角がなくて穏やかです。
甘みも弱めではあるもののわかります。
それでいて、キレのよさは維持されております。
燗にすると、ちょい深ちょいすっぱスッキリ旨やや辛口のおいしいお酒になりました。
燗のほうが、味の要素の一つひとつをはっきりととらえることができるみたいでした。
それ故に、濃くはないものの、冷やしたときのような薄さは感じませんでした。
しかもキレのよさはそのままで、後味はスッキリしておりました。
これはまちがいなく燗のほうがおいしいでしょうよ!
しかも冷めると薄さが出てきたので、熱いうちにいただくべきだと思いました。
燗だと食事と合う、おいしいお酒でした。
その燗がうまい南部關に合わせた今日のエサはこちら。
うざくならぬ、うなぎをさんま蒲焼缶で代用したさんまざく。
今日は蛇腹切りが些か雑でした。
週末恒例の、冷蔵庫の残り物の煮物。
そして、買ってきた成田山の奈良漬。
これはおいしかった!
ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
(友情出演)
あ~!
奈良漬大好きです(#^.^#)
by 美美 (2020-07-12 21:31)
美美さん、奈良漬は私も好きですが、どうも当たりはずれがはげしいようで。
でもこれは当たりでした。
by skekhtehuacso (2020-07-12 21:47)
うざく、初めて知りました
ウナギをさんま蒲焼缶で代用、考えましたね!
添えられているミョウガも、美味しそう。
by ファルコ84 (2020-07-12 22:44)
東北に来たからには日本酒も、と思っているのですが焼酎癖が抜けません。。。。。
by SpeedBird (2020-07-12 23:35)
ファルコ84さん、ほんとうはうなぎを食べたいところなのですが、うなぎはもはや貧乏人にとっては高嶺の花になってしまいましたとさ。
by skekhtehuacso (2020-07-13 21:15)
SpeedBirdさん、東北にはおいしいお酒がいっぱいありますが、九州の焼酎もおいしいよね~!
あーあ、また九州へ焼酎集めに行きたくなってしまいましたよ。
行っちゃうかも。
by skekhtehuacso (2020-07-13 21:17)