【お酒】440.宮の雪 本醸造 極上 270ml [24.三重県の酒]
株式会社宮﨑本店
三重県四日市市楠町南五味塚972
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 麹米60%・掛米65%
アルコール分 15度以上16度未満
270ml詰
(以上、ラベルより転記)
キンミヤ焼酎でおなじみの宮﨑本店さんのお酒は、かつて普通酒の宮の雪 特選マイペットカップをいただいております。
今日いただくこのお酒は本醸造です。
それにしても、普通酒に“特選”、そして本醸造に“極上”なんて立派な名前をつけたら、吟醸酒に付ける名前がなくなってしまうのではないかと思うのは、私だけでしょうか?
(まちがいなくオマエだけだよ!)
このお酒ですが、容量が270mlとのこと。
一合瓶(180ml)や3デシ瓶(300ml)のお酒はよく見ますが、270ml瓶に出会ったのははじめてでした。
しかし、よく考えたら、270mlって一合半ですね。
切りがよいのはたしかですが、既製の3デシ瓶を使わずにあえて一合半の瓶を発注するのは、いささか費用がかさんでしまうのではないでしょうか。
そんなどうでもいいことばかりを考えていては、お酒の味がまずくなってしまいます。
この一合半瓶にはおいしいお酒が詰められていることを期待しつつ、本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
うまみは淡めです。
酒臭さはなくて、むしろやわらかいうまみです。
やや苦みが気になるところです。
酸味は強めです。
すっぱさはひかえめですが、けっこうピリッと感じます。
甘みはなかなかはっきりしています。
でも、クドくはなくて、さらっとした甘みです。
ピリッとした酸味と、苦みを伴ううまみとの、淡麗甘辛口のお酒でした。
苦みとピリとが気になるところですが、もしかしてこれが三重の海産物の味によく合うのかもしれません。
地酒はやはり、その土地の食べ物に合わせてこそ、その味が発揮されるのでしょう。
酒くさコメント 0