【お酒】1184.喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300ml [40.福岡県の酒]
株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 15度以上16度未満
300ml
(以上、ラベルより転記)
八女の喜多屋さんのお酒は、かつて寒山水 純米吟醸 55%磨き カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、四段仕込の普通酒です。
四段仕込が甘口のお酒を造るための技法であることは、かつてこちらで紹介しております。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
うまみは淡めです。
やわらかうまみをほんのりと感じる程度です。
また、吟醸酒のような苦みを少し感じます。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
それに、ちょっとピリッと感じます。
甘みはややはっきりしています。
けっしてべとつかない、かなりさらっとした甘みを少し感じます。
淡麗ちょい苦ちょいピリやや甘口のおいしいお酒でした。
甘みはたしかにありましたが、べとついた感じがまったくなく、それにかなり穏やかでした。
苦みやピリピリ感が少しありましたが、甘みがそれらを和らげて、かつ淡めな味わいにコクを添えているようでした。
むしろ、苦みやピリピリ感があることで、肉の脂分をサッと流してくれました。
なお、この記事を書きながら、残っていたお酒を冷や(常温)でいただいてみました。
冷やのほうが、燗よりも甘みが後退してすっきりしており、その一方ですっぱさが前に出てくるようでした。
私としては、このお酒は燗のほうがコクがあっておいしいのではないかと感じた次第でした。
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