大分県での焼酎集め&酒集め [旅]
秋の乗り放題パスを使える時季になりましたね。
先月に来やがった台風のせいで当初の計画どおりフル活用することができなくなってしまったのですが、それでも私の徘徊癖がおさまるわけではありませんので、計画を縮小して出かけてまいりました。
☆★2017/10/7(土)☆★
まずは、東京駅から。
5:46発の東海道本線普通列車沼津行に乗車。
富士山は、帽子をかぶっていらっしゃいました。
沼津→静岡→浜松→豊橋→大垣→米原と乗りかえて、大阪駅に到着。
14:45から約3分遅れでの到着。
ここまでおよそ9時間の行程でした。
でもね、実際に到着してみると、9時間なんて本当にあっという間ですよ。
日々の賃労働で拘束されて魂を売っている間のほうがどれだけ長く感じることか。
それに青春18きっぷシーズンと異なって、静岡県内でも激しい混雑がなくて快適でした。
大阪駅からは、大阪環状線(大和路快速加茂行)に乗車。
ホームから通天閣を望める新今宮駅で、関西本線JR難波行に乗りかえ。
もはやいつ消えてもおかしくない103系でしたよ。
終点のJR難波駅にて下車。
駅近くにあるスーパーで、神戸酒心館さんの福寿純米酒をGET!
かつて一度いただいておりますが、ラベルが紙から直接印刷へと変わっておりましたので入手しました。
なんばOCATにあったやまやでは、鹿児島の芋焼酎2種を入手。
難波での酒集めはこのくらいにして、なんばウォークを通って近鉄日本橋駅方面へと歩いていきます。
いつもどおり、初かすみ酒房日本橋店に到着。
9月末にリニューアルオープンなさったばかりで、ピカピカでした。
座るとすぐに飲み物を聞かれるので、私は必ず“生小”と言うことに決めております。
またしても、写真を撮ることを忘れて口をつけてしまいました。
おでんをいただきつつ。
生小をさっさと空けて、初霞を燗酒でいただきます。
甘口の普通酒ですが、味わい深いのです。
これをいただくために、大阪へ立ち寄った際には必ずこのお店へ来ているわけですよ。
ただ、今回は酸味が少し強めに乗っているように感じました。
ししゃも(たぶん“カラフト-”のほう)。
おでんをお変わりして。
最後の一杯は、生酛のどぶを燗で。
辛口できりっとしたにごり酒です。
これもいつもよりちょっとだけ酸っぱいかな?
めざしと梅焼(箸でほぐしてしまいました)とをいただいて、お店を出たのでした。
このあと、難波の隣の桜川にある温泉に入って。
なんばOCATから、夜行バスSORIN号に乗ったとさ。
☆★2017/10/8(日)☆★
SORIN号は、宇佐法鏡寺バス停に到着。
7:12到着予定のはずでしたが、30分以上も早く着いていやがんの。
ここは大分県宇佐市。
言わずと知れた“いいちこ”のお膝元です。
大分県といえばいいちこや二階堂といった大分麦焼酎が有名ですが、その大分麦焼酎が造られるようになったのは今からおよそ40年ほど前の出来事で、それ以前は清酒が広く飲まれていたそうです。
清酒蔵も少なからず残っているようですので、大分へ行けば焼酎と清酒との一挙両得を狙えるのではないかと思い、こうしてやってきた次第でした。
駅館川にかかる細長い橋がありました。
渡る必要はなかったのですが、川の上から写真を撮ってみましたよ。
川の上に来ると、やはり川風がきもちいいですね。
道路脇の歩道部分を歩いていたら、私の目の前を素早く横切る物体が現れました。
アシタカグモかと思ったのですが、よく見たらカニでしたよ!
淡水で陸生のカニって存在するのですね。
宇佐での成果はこちら。
さつま白波は宇佐でわざわざ購入する必要はないかとも思いましたが、出会ってしまったので入手しました。
木挽は宮崎県の雲海酒造が造った芋焼酎。
なしか!(20度)、は、正真正銘の大分麦焼酎です。
西の関の上撰カップは、残念ながら糖添でした。
宮崎県都城市に蔵をおく都城酒造さんが造ったあなたにひとめぼれシリーズはこれまでに“こめ”をいただいておりますが、むぎといも(白麹・黒麹)の3種を見つけて入手しました。
西の星は、いいちこの蔵元さんが焼酎好適大麦“ニシノホシ”を用いて造った大分麦焼酎です。
八鹿(やつしか)は、なしか!の蔵元さんが造った清酒(生貯蔵酒)です。
いいちこパーソンを見つけました。
通常のいいちこパーソンは25度ですが、これは30度でした。
宇佐限定のものでしょうか?
そして最後は、いいちこの蔵元さんが造ったわかぼたんの純米酒を入手。
宇佐の街を4時間ほどかけてうろついたのち、次の目的地へと向かいます。
“テキサス”って何だろ?
勝野洋のファンなのかな。
法鏡寺バス停へと戻って来ました。
(正確には、今朝降りたバス停とは別の、一本南側の道上にありました。)
バス停の正面にあったお宅はとても立派でした。
屋根にはしゃちほこが乗っかってんの。
法鏡寺バス停からは、大交北部バスの柳ケ浦駅経由豊後高田行に乗車。
15分ほど乗って、長洲中学校前バス停で下車。
この近くにあったスーパーを狙ってみたのですが、成果は皆無(宇佐とほぼ同じ)でした。
失意のうち、豊前長洲駅まで歩いてまいりました。
ギャラリーのある無人駅というだけあって、駅舎内には絵がたくさん飾ってありました。
これは若い頃の宮沢りえでしょうか?
これはワッキー+たこ八郎かな?
もっとたくさん撮ろうかと思ったのですが、駅舎内で愛を育んでいた中学生(たぶん)たちに配慮して、この程度で自粛しました。
豊前長洲駅からは、日豊本線の普通電車中津行に乗車。
一駅だけ乗って、柳ケ浦駅で下車。
駅前にあったスーパーを攻めてみたのですが、これまた目立った成果はなし。
くやしいので、買わなくてもいい甲乙混和焼酎なんかを入手してしまいました。
でもこれで、甲乙混和問題に関する調査を開始できるという楽しみができたわけですよ。
駅へ戻って、スーパーで買った鶏めしのおにぎりをいただいて、
柳ケ浦駅からは、日豊本線の普通電車大分行に乗車。
田んぼの景色をながめつつ、
アメリカ合衆国を通過して、
別府湾が見えてきたところで、
別府駅に到着しましたよ。
別府の街中には、公衆浴場が少なからずありましたよ。
高等温泉だってさ。
なにが高等なのかな?
その高等温泉の店先には、手湯なるものがありました。
別府へ来た証拠として、別府タワーを撮影しておきました。
別府での成果はこちら。
これは八鹿のアル添吟醸酒。
おそらくみやげもの向けの商品でしょう。
これは両方とも宮崎の芋焼酎でした。
先ほど芋の甲乙混和を入手したので、それとの比較をなすべく、麦の甲乙混和も買ってみました。
これは正真正銘の大分麦焼酎。
日田全麹(左1つ目)は、いいちこの蔵元さんが造った、麦麹100%で仕込まれた大分麦焼酎です。
なしか!は、ここでは25度のものを見つけて入手しました。
いいともは宮崎の麦焼酎、それ以外はみな鹿児島の芋焼酎でした。
別府の街を2時間ほど徘徊したのちに、別府駅へ戻ってまいりました。
それにしても、別府まで来て温泉に入ることなく帰る奴ってのは、きっと私くらいでしょう。
別府駅からは、大分行の普通電車に乗車。
着いたのは、大分駅。
駅の下にあったco-opで、一の井手の上撰カップを入手。
今日の酒集めはこれでおしまい。
大分の名店“こつこつ庵”さんへとうかがいますよ!
この日は暑かったので、まずはビール。
またお通し(左)とともに、かんぱちのりゅうきゅう(右)を頼みました。
りゅうきゅうは、お刺身をゴマを効かせた醬油ダレに漬け込んだ大分の郷土料理です。
ゴマの風味が効いていましたよ。
刺身自体もプリプリでおいしゅうございました。
ビールをさっさと空けて、大分麦焼酎へと移行します。
まずは、なしか!の25度をロックで。
さっぱりしていて、軽い苦味が最後にちょっとだけ来るようでした。
(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)
焼しいたけもまいうー!
おねえさんに「常圧蒸留の麦焼酎はどれですか?」と聞いてみたところ、3種類を紹介してくれました。
まずは、泰明をお湯割りで。
常圧蒸留らしい香ばしさがしっかりしておりました。
(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)
次に、常蔵。
香ばしさは泰明よりも穏やかですが、味わいに深みがありました。
これうまいね!
(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)
最後は、喜納屋(きのや)。
これは苦味がしっかりしていて、かなりきりっと引き締まっておりますね。
(一見客たる私が・・・・、)
(もうエエわ!)
これらの焼酎を飲みながら、かますのから揚げをいただきました。
二本でたった350円なんて、信じられませんわ。
しかもからっと揚がっていて、頭も骨も全部おいしくいただけましたよ。
こつこつ庵さん、堪能させていただきました。
☆★2017/10/9(月祝)☆★
当初の予定では、この日は秋の乗り放題パスを使って大分から佐伯(さいき)へと向かって、ぶんご太郎などを狙うはずでした。
しかし、9月に来た台風のせいで土砂崩れが発生し、日豊本線の臼杵-佐伯間が不通となってしまったのです。
不通区間には代行バスが設定されているのですが、速度が遅いことから、それを利用していると酒集めのための時間を十分に確保することができません。
そこで佐伯行きの計画を断念し、大分駅と隣駅との周辺を攻めてみることにいたしました。
まずは、大分駅から日豊本線の普通電車臼杵行に乗車。
一駅だけ乗って、牧駅で下車。
牧駅の隣には、大分電車区がありましたよ。
JR四国から身売りされてきたキハ185系が休んでおりました。
途中、豊肥本線の踏切を渡ったり、
歯科医院の門前に置かれていたD60の動輪を眺めてみたりしつつ、
大分の地酒カップ2種をGET!
八鹿(左)と亀の井(右)。
亀の井は、残念ながら糖添でした。
もし計画どおり佐伯へ行っていたら、このカップ酒2種には出会うことができなかったかもしれません。
ここまでに宮崎の焼酎をいくつか入手してきましたが、最終日になってようやくそば焼酎雲海と出会うことができました。
牧駅周辺を2時間かけて徘徊したのち、電車で大分駅へと戻りました。
大分駅の構内では、蒸気機関車が走っておりましたよ。
このあと、大分駅の南側を攻めてみたのでしたが、成果は皆無でした。
最後に立ち寄ったスーパーで、九州の甘いしょうゆを入手。
九州へ来たら、必ず買って帰ろうと固く心に決めておりました。
これで酒集めはおしまい。
エキナカの豊後酒場さんで、“一人打ちあげ”へと突入です。
まずは、麦ハイ。
さっぱりした麦焼酎の風味が、炭酸とよく合うこと!
まぐろのりゅうきゅうは小鉢でしたが、たったの100円!
たまご焼きには、マヨネーズをつけて食べるんだってさ。
そして、アジのにぎり!
これね、ものすごくまいうー!!
ぜんぜん臭くなくて、プリプリー!!!
ここで麦ハイをおかわりしちゃいました。
(またしても撮る前に一口飲んじゃいました。)
そしてそして、大分名物とり天。
にんにくが効いておりました。
最後にアジフライをいただいて、大分での楽しいひとときは終わりを告げたのでした。
っていうか、こんだけ飲み食いしたのに2,000円しないなんてどんだけー!
最後に改札内の売店でとどめのわかぼたんを入手して、
大分駅からは、白いソニックに乗って、
(ここから先は特急に乗るので、秋の乗り放題パスは使えません。)
別府湾よ。
佐伯まで線路が回復したら、必ずやまた来るからな。
そして、小倉駅でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
以上、カップ酒5個、一合瓶清酒1本、300ml瓶清酒3本、カップ焼酎20個、225ml瓶焼酎1本、300ml瓶焼酎1本の旅でした。
久しぶりにかばんの重さが腰にズシリと来た、とても充実した旅でした。
でも欲を言えば、宮崎や鹿児島の焼酎よりも、大分の麦焼酎をもっともっと集めたかったところでした。
それに、やはり大分よりももっと南の臼杵や佐伯、それにさらに南の宮崎や鹿児島へも、いつかきっと行ってみようと固く心に決めましたとさ。
先月に来やがった台風のせいで当初の計画どおりフル活用することができなくなってしまったのですが、それでも私の徘徊癖がおさまるわけではありませんので、計画を縮小して出かけてまいりました。
☆★2017/10/7(土)☆★
まずは、東京駅から。
5:46発の東海道本線普通列車沼津行に乗車。
富士山は、帽子をかぶっていらっしゃいました。
沼津→静岡→浜松→豊橋→大垣→米原と乗りかえて、大阪駅に到着。
14:45から約3分遅れでの到着。
ここまでおよそ9時間の行程でした。
でもね、実際に到着してみると、9時間なんて本当にあっという間ですよ。
日々の賃労働で拘束されて魂を売っている間のほうがどれだけ長く感じることか。
それに青春18きっぷシーズンと異なって、静岡県内でも激しい混雑がなくて快適でした。
大阪駅からは、大阪環状線(大和路快速加茂行)に乗車。
ホームから通天閣を望める新今宮駅で、関西本線JR難波行に乗りかえ。
もはやいつ消えてもおかしくない103系でしたよ。
終点のJR難波駅にて下車。
駅近くにあるスーパーで、神戸酒心館さんの福寿純米酒をGET!
かつて一度いただいておりますが、ラベルが紙から直接印刷へと変わっておりましたので入手しました。
なんばOCATにあったやまやでは、鹿児島の芋焼酎2種を入手。
難波での酒集めはこのくらいにして、なんばウォークを通って近鉄日本橋駅方面へと歩いていきます。
いつもどおり、初かすみ酒房日本橋店に到着。
9月末にリニューアルオープンなさったばかりで、ピカピカでした。
座るとすぐに飲み物を聞かれるので、私は必ず“生小”と言うことに決めております。
またしても、写真を撮ることを忘れて口をつけてしまいました。
おでんをいただきつつ。
生小をさっさと空けて、初霞を燗酒でいただきます。
甘口の普通酒ですが、味わい深いのです。
これをいただくために、大阪へ立ち寄った際には必ずこのお店へ来ているわけですよ。
ただ、今回は酸味が少し強めに乗っているように感じました。
ししゃも(たぶん“カラフト-”のほう)。
おでんをお変わりして。
最後の一杯は、生酛のどぶを燗で。
辛口できりっとしたにごり酒です。
これもいつもよりちょっとだけ酸っぱいかな?
めざしと梅焼(箸でほぐしてしまいました)とをいただいて、お店を出たのでした。
このあと、難波の隣の桜川にある温泉に入って。
なんばOCATから、夜行バスSORIN号に乗ったとさ。
☆★2017/10/8(日)☆★
SORIN号は、宇佐法鏡寺バス停に到着。
7:12到着予定のはずでしたが、30分以上も早く着いていやがんの。
ここは大分県宇佐市。
言わずと知れた“いいちこ”のお膝元です。
大分県といえばいいちこや二階堂といった大分麦焼酎が有名ですが、その大分麦焼酎が造られるようになったのは今からおよそ40年ほど前の出来事で、それ以前は清酒が広く飲まれていたそうです。
清酒蔵も少なからず残っているようですので、大分へ行けば焼酎と清酒との一挙両得を狙えるのではないかと思い、こうしてやってきた次第でした。
駅館川にかかる細長い橋がありました。
渡る必要はなかったのですが、川の上から写真を撮ってみましたよ。
川の上に来ると、やはり川風がきもちいいですね。
道路脇の歩道部分を歩いていたら、私の目の前を素早く横切る物体が現れました。
アシタカグモかと思ったのですが、よく見たらカニでしたよ!
淡水で陸生のカニって存在するのですね。
宇佐での成果はこちら。
さつま白波は宇佐でわざわざ購入する必要はないかとも思いましたが、出会ってしまったので入手しました。
木挽は宮崎県の雲海酒造が造った芋焼酎。
なしか!(20度)、は、正真正銘の大分麦焼酎です。
西の関の上撰カップは、残念ながら糖添でした。
宮崎県都城市に蔵をおく都城酒造さんが造ったあなたにひとめぼれシリーズはこれまでに“こめ”をいただいておりますが、むぎといも(白麹・黒麹)の3種を見つけて入手しました。
西の星は、いいちこの蔵元さんが焼酎好適大麦“ニシノホシ”を用いて造った大分麦焼酎です。
八鹿(やつしか)は、なしか!の蔵元さんが造った清酒(生貯蔵酒)です。
いいちこパーソンを見つけました。
通常のいいちこパーソンは25度ですが、これは30度でした。
宇佐限定のものでしょうか?
そして最後は、いいちこの蔵元さんが造ったわかぼたんの純米酒を入手。
宇佐の街を4時間ほどかけてうろついたのち、次の目的地へと向かいます。
“テキサス”って何だろ?
勝野洋のファンなのかな。
法鏡寺バス停へと戻って来ました。
(正確には、今朝降りたバス停とは別の、一本南側の道上にありました。)
バス停の正面にあったお宅はとても立派でした。
屋根にはしゃちほこが乗っかってんの。
法鏡寺バス停からは、大交北部バスの柳ケ浦駅経由豊後高田行に乗車。
15分ほど乗って、長洲中学校前バス停で下車。
この近くにあったスーパーを狙ってみたのですが、成果は皆無(宇佐とほぼ同じ)でした。
失意のうち、豊前長洲駅まで歩いてまいりました。
ギャラリーのある無人駅というだけあって、駅舎内には絵がたくさん飾ってありました。
これは若い頃の宮沢りえでしょうか?
これはワッキー+たこ八郎かな?
もっとたくさん撮ろうかと思ったのですが、駅舎内で愛を育んでいた中学生(たぶん)たちに配慮して、この程度で自粛しました。
豊前長洲駅からは、日豊本線の普通電車中津行に乗車。
一駅だけ乗って、柳ケ浦駅で下車。
駅前にあったスーパーを攻めてみたのですが、これまた目立った成果はなし。
くやしいので、買わなくてもいい甲乙混和焼酎なんかを入手してしまいました。
でもこれで、甲乙混和問題に関する調査を開始できるという楽しみができたわけですよ。
駅へ戻って、スーパーで買った鶏めしのおにぎりをいただいて、
柳ケ浦駅からは、日豊本線の普通電車大分行に乗車。
田んぼの景色をながめつつ、
アメリカ合衆国を通過して、
別府湾が見えてきたところで、
別府駅に到着しましたよ。
別府の街中には、公衆浴場が少なからずありましたよ。
高等温泉だってさ。
なにが高等なのかな?
その高等温泉の店先には、手湯なるものがありました。
別府へ来た証拠として、別府タワーを撮影しておきました。
別府での成果はこちら。
これは八鹿のアル添吟醸酒。
おそらくみやげもの向けの商品でしょう。
これは両方とも宮崎の芋焼酎でした。
先ほど芋の甲乙混和を入手したので、それとの比較をなすべく、麦の甲乙混和も買ってみました。
これは正真正銘の大分麦焼酎。
日田全麹(左1つ目)は、いいちこの蔵元さんが造った、麦麹100%で仕込まれた大分麦焼酎です。
なしか!は、ここでは25度のものを見つけて入手しました。
いいともは宮崎の麦焼酎、それ以外はみな鹿児島の芋焼酎でした。
別府の街を2時間ほど徘徊したのちに、別府駅へ戻ってまいりました。
それにしても、別府まで来て温泉に入ることなく帰る奴ってのは、きっと私くらいでしょう。
別府駅からは、大分行の普通電車に乗車。
着いたのは、大分駅。
駅の下にあったco-opで、一の井手の上撰カップを入手。
今日の酒集めはこれでおしまい。
大分の名店“こつこつ庵”さんへとうかがいますよ!
この日は暑かったので、まずはビール。
またお通し(左)とともに、かんぱちのりゅうきゅう(右)を頼みました。
りゅうきゅうは、お刺身をゴマを効かせた醬油ダレに漬け込んだ大分の郷土料理です。
ゴマの風味が効いていましたよ。
刺身自体もプリプリでおいしゅうございました。
ビールをさっさと空けて、大分麦焼酎へと移行します。
まずは、なしか!の25度をロックで。
さっぱりしていて、軽い苦味が最後にちょっとだけ来るようでした。
(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)
焼しいたけもまいうー!
おねえさんに「常圧蒸留の麦焼酎はどれですか?」と聞いてみたところ、3種類を紹介してくれました。
まずは、泰明をお湯割りで。
常圧蒸留らしい香ばしさがしっかりしておりました。
(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)
次に、常蔵。
香ばしさは泰明よりも穏やかですが、味わいに深みがありました。
これうまいね!
(一見客たる私が忙しい店員さんに対して“おい、瓶を見せろ!”とは言えないことをお察し下さい。)
最後は、喜納屋(きのや)。
これは苦味がしっかりしていて、かなりきりっと引き締まっておりますね。
(一見客たる私が・・・・、)
(もうエエわ!)
これらの焼酎を飲みながら、かますのから揚げをいただきました。
二本でたった350円なんて、信じられませんわ。
しかもからっと揚がっていて、頭も骨も全部おいしくいただけましたよ。
こつこつ庵さん、堪能させていただきました。
☆★2017/10/9(月祝)☆★
当初の予定では、この日は秋の乗り放題パスを使って大分から佐伯(さいき)へと向かって、ぶんご太郎などを狙うはずでした。
しかし、9月に来た台風のせいで土砂崩れが発生し、日豊本線の臼杵-佐伯間が不通となってしまったのです。
不通区間には代行バスが設定されているのですが、速度が遅いことから、それを利用していると酒集めのための時間を十分に確保することができません。
そこで佐伯行きの計画を断念し、大分駅と隣駅との周辺を攻めてみることにいたしました。
まずは、大分駅から日豊本線の普通電車臼杵行に乗車。
一駅だけ乗って、牧駅で下車。
牧駅の隣には、大分電車区がありましたよ。
JR四国から身売りされてきたキハ185系が休んでおりました。
途中、豊肥本線の踏切を渡ったり、
歯科医院の門前に置かれていたD60の動輪を眺めてみたりしつつ、
大分の地酒カップ2種をGET!
八鹿(左)と亀の井(右)。
亀の井は、残念ながら糖添でした。
もし計画どおり佐伯へ行っていたら、このカップ酒2種には出会うことができなかったかもしれません。
ここまでに宮崎の焼酎をいくつか入手してきましたが、最終日になってようやくそば焼酎雲海と出会うことができました。
牧駅周辺を2時間かけて徘徊したのち、電車で大分駅へと戻りました。
大分駅の構内では、蒸気機関車が走っておりましたよ。
このあと、大分駅の南側を攻めてみたのでしたが、成果は皆無でした。
最後に立ち寄ったスーパーで、九州の甘いしょうゆを入手。
九州へ来たら、必ず買って帰ろうと固く心に決めておりました。
これで酒集めはおしまい。
エキナカの豊後酒場さんで、“一人打ちあげ”へと突入です。
まずは、麦ハイ。
さっぱりした麦焼酎の風味が、炭酸とよく合うこと!
まぐろのりゅうきゅうは小鉢でしたが、たったの100円!
たまご焼きには、マヨネーズをつけて食べるんだってさ。
そして、アジのにぎり!
これね、ものすごくまいうー!!
ぜんぜん臭くなくて、プリプリー!!!
ここで麦ハイをおかわりしちゃいました。
(またしても撮る前に一口飲んじゃいました。)
そしてそして、大分名物とり天。
にんにくが効いておりました。
最後にアジフライをいただいて、大分での楽しいひとときは終わりを告げたのでした。
っていうか、こんだけ飲み食いしたのに2,000円しないなんてどんだけー!
最後に改札内の売店でとどめのわかぼたんを入手して、
大分駅からは、白いソニックに乗って、
(ここから先は特急に乗るので、秋の乗り放題パスは使えません。)
別府湾よ。
佐伯まで線路が回復したら、必ずやまた来るからな。
そして、小倉駅でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
以上、カップ酒5個、一合瓶清酒1本、300ml瓶清酒3本、カップ焼酎20個、225ml瓶焼酎1本、300ml瓶焼酎1本の旅でした。
久しぶりにかばんの重さが腰にズシリと来た、とても充実した旅でした。
でも欲を言えば、宮崎や鹿児島の焼酎よりも、大分の麦焼酎をもっともっと集めたかったところでした。
それに、やはり大分よりももっと南の臼杵や佐伯、それにさらに南の宮崎や鹿児島へも、いつかきっと行ってみようと固く心に決めましたとさ。
大分まで「鉄道の日パス」とはびっくりしましたが、夜行バスと組み合わせるとはさすがです。それにしても、九州はつまみが安い。いいですねえ。
台風の影響はまだ残っているのですね。「ななつぼし」も鹿児島単純往復になっているようです。
by やまびこ3 (2017-10-10 22:27)
やまびこ3様、こつこつ庵さんも豊後酒場さんも、堪能させていただきましたよ。
台風の影響について被災直後にJR九州に問い合わせてみたところ、一ヵ月では到底回復し得ない程度だとのことでしたので、かなりひどいのではないでしょうか。
大分は、日豊本線のみならず豊肥本線や久大本線も天災でやられていて、4線のうち3線が塞がっているという大変な目に遭っているようでした。
by skekhtehuacso (2017-10-10 23:17)
あ!大阪も通過した!(笑)
大分まで!?
凄い!!
さて、どんなお土産が・・・・
帰ってからの楽しみですね。^^
by hatumi30331 (2017-10-10 23:44)
お疲れさまでした、というより、お楽しみさまでした、でしょうか(笑)。
ところで、既出かもしれませんが、大量のお酒はどうやって持ち運んでいるのですか? リュックがラクそうですが、ゴツゴツしそうな気も…。
by yoshida (2017-10-11 00:44)
さすが九州というべきか・・・!?
私の行った蝦夷地では、こうはいきませんね~
隣の酒蔵まで、何百キロ!?
さらに移動手段は!?(爆)
新得で、蕎麦焼酎はいただきましたf^_^;)
by やなぼー (2017-10-11 06:57)
お帰りなさい〜( ^ω^ )
by ニッキー (2017-10-11 07:26)
お土産の総重量が気になる~(笑)
by よしころん (2017-10-11 09:20)
あの「いいちこ」がヒントだったのですね。
宇佐市は宇佐をローマ字表記で「USA」だからアメリカっぽくしようか何かと聞いたような。しかし、テキサスを勝野洋さんと連想するとは年齢が解りますな。
by エクスプロイダー (2017-10-11 21:24)
おおっ、「こつこつ庵」
いい店ですよね。
一度、行ったことがありますよ。
by 八犬伝 (2017-10-11 21:30)
hatumi30331さん、私の旅は、帰ってきてからがさらに楽しみなのです。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:43)
yoshidaさん、NEW ERAのキャリアパックという、背に当たる部分が比較的厚手のリュックを使用しております。
ですがこのリュック、Tシャツの背中に当たる部分に毛玉ができてしまうという難点があります。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:45)
そうなんですよやなぼーさん。
北海道は蔵元が点在しすぎていて、私のように徒歩で攻める輩には効率よく攻略することがいささか難しいのです。
それ故、今日までまだ足を踏み入れておりません。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:47)
ニッキーさん、恥ずかしながら帰ってまいりました(横井庄一さんより)。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:48)
よしころんさん、一升瓶3本くらいでしょうか?
でもね、重ければ重いほど、帰ってきてからの楽しみが大きいのです。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:49)
エクスプロイダーさん、それ以外にヒントはないでしょうよ!
年齢のことは、ご想像にお任せいたします。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:50)
八犬伝さん、行かれておりましたか!
いい雰囲気のなかで焼酎とお料理とを堪能させていただきましたよ。
by skekhtehuacso (2017-10-11 21:52)
大分の酒集め旅記、
ゆっくりと拝見させていただきました。
金箱に入ったオシャレな「iichiko USA」、
いいちこの米国バージョンのようなシャレが利いていて、
いいですね~(^^)
九州内のキオスクやスーパーで買える吉野の鶏めし、
コレ、ウマいんですよね!
by あおたけ (2017-10-15 18:29)
あおたけ様、こんな酒臭い記事を丁寧にお読みいただきましてすみません。
吉野の鶏めしってのは、有名だったのですね。
あたしゃスーパーで偶然に見つけて買ってみたのですが、味がしっかりしていて美味しくいただくことができましたよ。
いいちこパーソンUSAは30度で300mlですから、うかつに手を出すと痛い目に遭いそうですので、心していただこうとおもいます。
by skekhtehuacso (2017-10-15 20:59)