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【お酒】1980.池雲 ワンカップまいづる [26.京都府の酒]

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製造者 池田酒造株式会社
京都府舞鶴市字中山32

内容量 180ml
アルコール分:15度
精米歩合:70%
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
(以上、裏に貼られたラベルより転記)




舞鶴市唯一の酒蔵。」(※1)という、池田酒造さん
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池雲(いけくも)という手印。
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品質表示に醸造アルコールの文字はありませんでしたが、純米酒とは表示されておりませんでした。
(いくら純米造りでも、純米酒である旨を表示しなければそれは純米酒ではありませんからね。)
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裏のラベルには、精米歩合も表示されておりました。
それにしても、思いっきり“ワンカップ”だってさ。
(ワンカップは大関さんの登録商標です。)
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アル添のない普通酒と解釈し、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
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うまみはやや濃いめです。
最初に熟成感が来て、枯れているものの角や粗さはないですね。
米のうまみもじんわりと感じます。
酒臭さはかすかです。
渋みをかすかに感じます。
キレはよく、スッキリしています。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
ただちょいスーです。
ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょう。
弱めですが、幅があってその存在はよくわかります。


やや濃醇で枯れちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
枯れ具合が穏やかで、角や粗さを感じませんでした。
一方で米のうまみもじんわりと感じたことから、けっしてスカスカではありませんでした。
それでいてキレがよく、スッキリしておりました。
やや辛口でしたが、甘みも弱めながらにうまく働いてコクを添えているようでした。

これ、うまいね!
このスッキリ感は、あたかもアル添酒のそれに似ておりましたよ。
ただ、冷めるにつれて渋みが目立ってきたことから、熱いうちにいただいたほうがよいのではないかと思いました。

(※1)らくたび文庫No.046『京都の地酒蔵』p.87(2011.11 株式会社コトコト)
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