【お酒】1979.大吟醸 蔵(くら) 300ml [07.福島県の酒]
製造者 有限会社峰の雪酒造場
福島県喜多方市桜ガ丘一丁目17番地
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合50%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
「廃業した大和錦酒造場(喜多方市)の第2工場として酒造りが始まった。1942(昭和17)年に分家する形で創業、市内で最も新しい蔵元となった。社名の「峰の雪」は、飯豊山の残雪をイメージした俳句「四方の花 慶雲燗たり 峰の雪」に由来する。」(※1)という峰の雪酒造場さん。
有名な銘柄はやっぱり、“大和屋善内”でしょう。
蔵元さんのWebsiteによれば、「峰の雪酒造本家より代々受け継ぐ銘酒」なのだとか。
一方で今日いただくこのお酒は、“蔵(くら)”。
精米歩合50%のアル添大吟醸でした。
大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
上立ち香はないですね。
含むとフルーティーさはないものの、フレッシュな風味を少し、それに接着剤香をかすかに感じます。
うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみは広がらないものの、舌の上を突いてくるようです。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
軽い苦みをかすかに感じます。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりかな。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さをはっきりと感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめとしておきましょう。
存在はよくわかりますし、幅も感じます。
でも、前には出てこないみたいです。
ちょい爽快のやや淡麗でちょいすっぱちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュさが程よく、しつこさがないですね。
やや淡めながらも、米のうまみがしっかりしておりました。
酸味やかすかな苦みが引き締めて、前に出てこない甘みがコクを添えておりました。
ちょいスーでキレがよいのは、やっぱりアル添の効果でしょうか?
うまいね!
さすが“大吟醸”、すなわち「吟味して製造した清酒で、」かつ「固有の香味及び色沢が特に良好なもの」(※2)だね。
香りがないので、食事との相性もバッチリでした。
そのおいしい大吟醸に合わせた粗末なエサはこちら。
スーパーで肉の安売りを見つけました。
そぎ切りにして塩コショウを振り、小麦粉をまぶしておきました。
合わせた野菜は、玉ねぎとしいたけ。
くし形に切っておきました。
たれは、愛知県の赤味噌に、
しょうゆ、
しょうがは細かい賽の目切りにし、
にんにくはすりおろしました。
みりん、酒、砂糖、水とともにそれらを混ぜ合わせて、たれを準備いたしました。
それぞれの分量はテキトーです(味見をしながら決めました)。
フライパンに油を引いて、
火は中火。
肉を焼いて、
半分くらい火が通ったら裏返し、野菜を投入。
肉に火が通ったら、たれを投入。
煮詰まったら完成です。
“豚ロース肉のにんにくしょうが味噌だれ焼”の完成です。
予想通りのおいしさでした。
味噌がいい感じに深みを出してくれておりましたよ。
ご飯を用意して、
On the Rice!
そのご飯が麦飯なのは、どうかご愛嬌。
貧乏人は、麦を喰え!
ですからね。
ごちそうさまでした。
(※1)福島民友新聞社編『ふくしま美酒探訪』p.81(2017.8 福島民友新聞社)
(※2)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1および2(2)
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
でも爪がすごい!
外で生きて行くための武器だね。
(友情出演)
こんにちは。
「豚ロース肉のにんにくしょうが味噌だれ焼」調理法もシンプルで美味しそうです。キャベツの量が多少、少ない印象です!?(=^・ェ・^=)
PS.黒猫のダンナ「良い関係が出来る」と撮影も難しくなさそうです。それにしても、黒猫のダンナは良いキャラしていますね。
by Boss365 (2021-05-30 21:54)
愛酒報國のおちょこはお披露目が初めてでしょうか?
いつもながら美味しそうな料理ですね~。
by 川鮎くん (2021-05-30 21:56)
喜多方の峰の雪酒造場を訪問時、休日だったのか?中に入れませんでした。
来月、福島へ行くのでお酒だけでも吞んでみたいと思っています。宿に置いてあると良いけれど。
豚肉の生姜焼きにもニンニク!良いですね‼!
by hana2021 (2021-05-31 09:40)
閉店でなくて開店すぐにスーパーに行くと、昨日の売れ残りが半額だったりするので、昼から、すき焼き(風)を食べて、晩に、残り汁にジャガイモを投入したら普通に肉じゃがでした。でも肉はもう無い。
by hanamura (2021-05-31 11:41)
On the Riceは罪ですねー!上手い物はOn the Riceに限ります。
黒猫のダンナはすっかり気を許してお腹丸出しですね(^^)
by kou (2021-05-31 17:29)
Boss365さん、キャベツはね、実は肉の下に隠れているのでした。
あたしゃ千切りキャベツだけでご飯を食べられるほど好きなので、キャベツはいつも大盛りです。
黒猫のダンナ、これでいてけっこうな臆病猫でして、知らない人が近づくとすぐに車の下に隠れてしまうのです。
よくもまあ、私には慣れてくれたものですわ。
by skekhtehuacso (2021-05-31 21:06)
川鮎くん様、今は無き小山酒造さん(東京都北区)でいただいた“愛酒報國”の盃は、はじめてではありませんがめったに使いません。
だって、もはや家宝ですもので。
by skekhtehuacso (2021-05-31 21:08)
hana2021さん、このお酒は、会津若松駅のすぐ南隣にあるスーパー“PIVOT”で入手しました。
私もまた会津へいきたいなぁ。
by skekhtehuacso (2021-05-31 21:10)
hanamuraさん、私はすき焼きは肉よりも肉の味を吸ったねぎが好きです。
だから肉がなくなってもおいしいと思いますよ。
でも昼からすき焼き(風)って、贅沢ですね。
もちろん、すき焼きだけじゃ、すまないです罠。
by skekhtehuacso (2021-05-31 21:13)
kouさん、今回はOn the Riceにすることを前提として調味料を合わせました。
しょうゆだけではなくて、味噌を入れたことで、味に深みが出ておいしゅうございました。
黒猫のダンナは、私はエサをいっさいあげないのに、よくもまあここまで慣れてくれました。
でも最初は私の顔を見るだけで逃げていたのですよ。
そこから2年かけて、やっと触らせてくれるようになったのでした。
by skekhtehuacso (2021-05-31 21:16)
黒旦那(=^・^=)との関係...本物だね(^_-)-☆
by ロコときどきキナコ (2021-06-03 21:10)
ロコときどきキナコさん、でも今日は、車の下に隠れていて出てきてくれませんでした。
臆病な性格で、怖いことが少しでもあるといつもこうなのです。
by skekhtehuacso (2021-06-03 21:21)