《焼酎》223.あまみ六調 白ラベル 20度 100ml [9946.鹿児島県の焼酎]
●製造者 株式会社奄美大島開運酒造
鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924-2
●製造所 鹿児島県奄美市名瀬小浜町25-3
●品目 本格焼酎
奄美黒糖焼酎
●原材料名 黒糖(国内製造)、米こうじ(タイ産米)
●アルコール分 20度
●内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)
“あまみ飲みくらべ5”
なるセット商品からの最後の一本です。
奄美大島開運酒造さんの製品は、かつて以下のものをいただいております。
すっきりれんと たんかんフレーバー
《焼酎》162.れんと 16度 300ml
《焼酎》207.れんと 25度 180ml
《焼酎》212.れんと 16度 360ml
今日いただくこのあまみ六調ですが、私の手元にあった文献には「大島食糧酒造所●奄美大島」(※1)さんの製品として紹介されておりました。
ネットを検索してみたところ、どうやら2015年に事業を奄美大島開運酒造さんに譲渡なさったみたいですね。
その際に、銘柄も引き継がれたのでしょう。
それ故か、奄美大島開運酒造さんの本拠地(宇検村)ではなく、名瀬の街中にあるかつて大島食糧酒造所さんの蔵だった場所で製造しているみたいでした。
そんなあまみ六調ですが、20度だってさ。
25度や30度にしない理由は果たしていかに?
それではいただきます。
ちょい水足しの水割りで。
含むと、華やかな香りをちょっとだけ感じます。
黒糖の風味が最初に来ますが、穏やかで重さやクセはまったく感じません。
それに甘みもほんのりと効いています。
それでいてスッキリしていますね。
さっぱりして穏やかだけれども風味豊かな、おいしい黒糖焼酎でした。
風味がとても穏やかで重さやクセがなく、軽さすら感じます。
でも決して薄くは感じませんでした。
おいしいね。
この軽さを出すために、20度に設定しているのかな?
というか、これで常圧蒸留らしいのが驚きです。
やっぱり黒糖焼酎は、常圧蒸留でも重さやクセが出にくいのかな?
(※1)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.11』p.39(2003年11月 星雲社)
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