《焼酎》243.猿川(サルコー) 25度 110ml [9942.長崎県の焼酎]
株式会社猿川伊豆酒造
製造場:長崎県壱岐市芦辺町深江本村触1402番地の1
本格焼酎
壱岐麦焼酎
アルコール分 25%
内容量 110ml詰
原材料 大麦2/3 米麹(国産米)1/3
(以上、ラベルより転記)
今日は、壱岐焼酎の“猿川”をいただきます。
“猿川”と書いて、“サルコー”なんだってさ。
なんでも、「代表銘柄の「猿川」は「さるこー」と読み、当蔵の酒造場内を横切る清流の名称でもある。明治三六年に創業した初代伊豆倉太郎が、世間でも評判が高いこの清流の名を、当蔵の焼酎の味にふさわしいとして酒銘とした。」(※1)のだとか。
この猿川伊豆酒造さん、「独自に改良を加えた「伊豆式蒸留機」を使い、」(※2)「常圧と減圧を併用できる」(※3)のだそうですよ。
その伊豆式蒸留機で蒸留されたと思われるこの猿川。
いただいてみようじゃありませんか!
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
上立ち香は、かすかに穀物の香りを感じます。
ちょいスーちょいピリの後に、麦の香ばしい風味をふんわりと感じます。
喉を通ったあとでは、米の風味もかすかにわかります。
甘みはしっかりしています。
重さや焦げ臭は感じません。
次に、残りをちょい水足しの水割り(=濃いめ)にしてみました。
スーとピリとは引きました。
麦の香ばしい風味がふんわり穏やかながらも前に出てきましたよ。
甘みがかなりはっきりしてまいりました。
米の風味は、やっぱり喉を通った後でわかります。
風味豊かなのに飲みやすい、おいしい麦焼酎でした。
減圧蒸留のようなクセのない風味でしたが、麦の風味がはっきりしておりました。
しかも甘みもハッキリで、そのせいか風味に厚みを感じました。
これはおいしいね。
味わい深い壱岐焼酎でした。
な~んて初めて飲んだみたいな書きぶりでしたが、
実はこの猿川、3年ほど前に島原へ行った際に、居酒屋“ほうじゅう”さんでいただいていたのでした。
おしまい。
(※1)山内賢明『壱岐焼酎 蔵元が語る麦焼酎文化私論』p.214(2007.11 長崎新聞新書020)
(※2)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.35』p.31(2010年11月 星雲社)
(※3)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.18』p.13(2005年8月 星雲社)
猿川で「サルコー」ですか、ラベルの華やかさでも目立っている壱岐焼酎。
焼酎は芋が好きだけど、麦も好き♪なんちゃって!
by hana2023 (2023-09-06 22:54)
hana2023さん、もしかしたら地元特有の呼び方なのかもしれませんね。
ラベルは鮮やか過ぎて、老眼の私には品質表示を読むのに一苦労でした。
芋焼酎も飲みたいなぁ。
また鹿児島県へ行こうかな?
by skekhtehuacso (2023-09-07 21:56)
銀色のニャン…箸置き?テーブルマスコット??
良い雰囲気です。ワインの傍ならもっと素敵かも??
by あとりえSAKANA (2023-09-13 00:05)
あとりえSAKANAさん、これは錫製の箸置きです。
合羽橋から浅草へかけて徘徊していた際、和小物の店を見つけて入ったところ、この子に出会ってひとめぼれしてしまい、連れて帰ってきてしまいました。
全部で5種類ありましたが、結構なお値段(1500円くらい?)だったので、やむなくこの座っている姿のものだけにいたしました。
by skekhtehuacso (2023-09-13 21:18)