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時間と魂との切り売り [雑感]

私にとって仕事とは
“時間と魂との切り売り”
以外の何物でもない。

やりがいとか達成感とか、自分にとって有益と思われる印象・感情を抱いたことは一度もない。
ただただ金を得るために、誰にも迷惑をかけずに生きていくために、本当はやりたくもないことをしかたがなくやっているに過ぎない。
だから毎日毎日、出勤するのが辛くてたまらない。

かつては会社で働いていたこともあった。
でも、意に反することをやらされたり、たくさんの人と関わることがつらくて、辞めてしまった。
要するに、コミュ障とか、アスペとかいうやつの類だろう。
自分独りで一旗揚げようとフルスイングしたこともあったけれど結局空振りに終わり、それどころかそのせいで人生を棒に振ってしまったこともあった。

今ではもう、人生の何もかもを諦めている。
「自分一人生きていけさえすれば、それでいい」
と自分に言い聞かせて、とある個人事業主の下で雑用係をして命を繋いている負け組です。





今日は朝から仕事で出かけていた私、

雇い主からLINEが入った。

「帰りに収入印紙を買ってきてくれ」

だから、私は帰りに郵便局へ立ち寄って、収入印紙を買って帰った。





事務所に戻って、机の上を見ると、一通のメモが置いてあった。

そこには、

「定額小為替補充」

と書いて、金が添えられていた。






おわかりだろうか?

すでに郵便局へ立ち寄った私は、再度郵便局へ行かなければならなくなったのだ。

そもそも、収入印紙を買えとの指示のLINEで定額小為替補充についても触れていれば、この“二度手間”は回避できたのに。

私が抗議をしても、適当に受け流すだけ。
謝罪も改善もまったくなし。
前回抗議した際には、「謝ればいいのかよ!」「こっちが満足するほど働いていないくせに。」と開き直りやがった。
アンタがそれを言ったら、パワハラだよ。
っていうか、図体はムダにデカいくせに、中身は意地っ張りのガキのままだわ。
どうりで昼間っから菓子をむさぼり喰っているわけだわ。





こういうこと、決して今回が初めてではない。
むしろ日常茶飯事なのだ。

要するに、雇い主は、
「金を払っているんだから、なにをやらせてもいい。」
と、あたかも私を奴隷家来のごとく思っているのだ。
私が“仕事”という名の時間と魂との切り売りをしないと生きていけないことをいいことに。
どうせ仕事を辞める勇気すら持っていないことを知っているから。






憲法13条には
「すべて国民は、個人として尊重される。」
と書いてある。

大嘘だ!
私の職場のどこに、個人として尊重されている状況があろうか?
金さえ払えば自分の意のままに動かせるという奴隷的拘束関係・封建的従属関係しかないじゃないか!

これが家庭を持った人の親たる大人のすることか!
自分がしていることになんの負い目も感じることなく何度も繰り返すなんて、最低な奴だ!。
恥を知れ!








あーあ、

これだから、人とはいっさい関わり合いをもちたくないんだよ、あたしゃ。

この世の中で負け組が生きていくためには屈辱的なことでも甘受しなければいけないことを、つくづく思い知らされた今日一日であった。

あ~酒臭かった!(33) 
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