【お酒】344.栄光冨士 精撰カップ [06.山形県の酒]
冨士酒造株式会社
山形県鶴岡市大山三丁目32-48
アルコール度数 14度以上15度未満
原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
山形県の古くからの銘醸地である、鶴岡市大山地区にある蔵元さんのお酒です。
“精撰”という名前から判断するに、おそらく旧制度下における二級酒に相当するお酒だと思います。
このお酒のカップは、ガラスではなくてペットボトル(ペットカップ?)です。
このようなカップは、富翁の大吟醸カップでも使用されておりました。
いつもならば電子レンジでぬる燗にするところですが、このカップのまま電子レンジにかけるわけにはいかないと思います。
そこで、容器を移し替えた上で、今日もぬる燗でいただきます。
うまみは淡めですが、しっかりしていて、ピンと筋が通っているようです。
酒臭さはひかえめで、むしろやわらかいうまみです。
少し苦みを感じますが、ほかに雑味はありません。
酸味はやや強めで、はっきりしています。
少しすっぱさがあって、スーッとさわやかな酸味です。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめですが、ちゃんと存在しています。
これがお酒の味にコクを添えているようです。
淡めでやわらかいうまみに、さわやかな酸味がよく合っている、やや淡麗でやや辛口のおいしいお酒でした。
うまみの淡さを、酸味と苦みとが補っているように感じました。
これはきっと、ひや(常温)でも十分いけると思います。
あそうか!、だからペットカップなのかもしれません。
おそらく家庭での晩酌向けのお酒だと思いますが、この味ならば満足でしょう。
2014-09-29 22:03
あ~酒臭かった!(29)
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